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干場弓子の社長ブログ

2010年3月10日 (水)

実感! つながる力 『ワンランク上の問題解決の技術』と「ビジネスパーソンの英単語帳」の場合●干場

「超訳ニーチェの言葉」につづき、1年半前に出した『ワンランク上の問題解決の技術<実践編>視点を変える「ファンクショナル・アプローチ」のすすめ(←なんだ、この変に長いタイトルは!? サンヤツ新聞広告では苦労したぞ、田中が。本書は、私がつけたわけではない!!)が売れている!

_ 事の発端は、「情熱大陸」!
先週の日曜日、著者の横田尚哉さんが登場。のっけから、本を紹介。
そして、1兆円の予算の公共事業を2000億円コストカットする改善士、横田尚哉さん!というわけ。

あらかじめ、応援団がツイッターで、情熱大陸のハッシュタグ #jounetsu に集合(という言い方をしていいのか?)していたのだけれど、これが番組が進むにつれて、どんどんどんどん熱くなり、終わったあとはもっと熱くなり……。

そりゃそうです。30億円かかるとされた『危険な山間部の道路」の工事も、「そもそも「なんのため」、『誰のため』』という視点から、『ファンクショナル(機能)」をロジックツリーに分析して、解決策を探る「ファンクショナル・アプローチ」で、見事ゴールの20億円の方法を見いだす!!

いやあ、穏やかな横田さんの内側からにじみ出る炎のような熱情が、画面からも伝わってきました。

なので、熱くなるのも当然とばかりにツイッターは、終わったあとも、というか、終わったあとの方が、どんどんどん盛り上がり、よし、本を読みたい、本はどこだ!?ということになったのでしょう。
番組終了23時30分の1時間半後の夜中の1時過ぎには、アマゾン1位!!

Photo_6 なにしろ、1年半前の本でして、また、その頃はやっていた軽いビジネス書と比べると骨のある本(もちろん、弊社のこと、読みやすいですけれど)だということもあり、千単位万単位の順位だったのが、急浮上の1位!
そのまま、約2日間以上、すぐに在庫切れになってしまったにもかかわらず、1位をキープしていたのでした!! 

でも、それだけではない、というか、ツイッターの本領発揮(というか、取次を通さないで直接書店さんと取引している弊社の本領発揮かも!)はこれから。

ツイッターの常連さんである、某大手書店カリスマ仕入れの某氏と同じく某大型書店のカリスマ書店員、そして、中国地方の業界の重鎮的書店グループの方からも、私の所に、ツイッターで注文。
『100冊、とりあえず」とか「150冊本部に』とか

でも、夜中の2時頃ですよ!! ほかの営業スタッフは、ツイッターからは消え、私は(在庫大丈夫だろうか?と内心)オロオロしつつもありがたく受注。
公開受注となりました。

でも、それは正解で、翌日のオフィスは電話が鳴りっぱなし。数千の在庫はあっという間になくなり、急遽かけた増刷分(週末には店頭に)8000も、月火の二日のご注文で切れることになり、またまた、追って増刷をかけることになったのでした。

(増刷出来、入荷をお待ちいただいている読者の皆様、書店様、申し訳ございません。宜しくお願いいたします)

その間、ツイッターでは、あの店にはあったとか、なかったとか、こちらにはまだありますよ、とか、情報が行き交って、まだ、その余波が続いているくらい。

ちなみに、リアル書店でも一気に売れ出し、昨日の全紀伊國屋さんのPOSデータでは、ビジネス部門で実質2位!(1位は、もちろん、『超訳 ニーチェの言葉』。実質と言ったのは例によって、著者買いの大川隆法とどなたかの新刊計4アイテムが混じっているので)

『情熱大陸』をきっかけにブレイクする方はいらっしゃいますが、弊社に関係する方としては、はじめてのことで(それまでの3名の方は、直接本もあまり紹介されなかったり、されてもちらりとだったりして、さほど影響なし)、本当に感謝。

視聴率は、通常5%のところ、7.6%と非常に高かった模様なので、やっぱり、横田さんご自身の仕事、テーマ、番組そのものの出来が、出色だったのでしょうね!
どなたかが、ツイッターの影響は何%ぐらいだとひょうかしていますか?という質問をツイッター上でなさってきましたが、正直、こればかりはわかりません。

でも、読者、視聴者、著者=出演者、書店員、編集、営業とみながつながり、トルネード式に話題が話題を呼び、感想を述べ合い、著者を応援し合い、本を買いたいという気持ち、どこで売っているという情報交換など、秒単位でひろがり、かつ、その様子が可視化されるというのは、やはり、ツイッターの醍醐味ですね!

(今書いていて思ったのは、ツイッターは、たとえ会社員であっても、個人としても、その仕事を自立的に自発的に行っている人のものですね。いちいち上司に許可を得てとか、上司の命令で動く、あるいは、言われなきゃ動かない、みたいな人では、なかなか「つながれない」だろうな。個人力が問われるというか)

*****

Photo_2 さて、ツイッターの醍醐味と言えば、先日の私田中のエントリーにもあるように、先週末の『ディスカヴァーブッククラブ発足記念 読者の集い』も、ツイッターの『つながる力』を実感しまくったわけですが、ほかにも、先週は、こんなことが!

これまた都市部を中心に売れている「カリスマ同時通訳が教えるビジネスパーソンの英単語帳」の『事件』です!

こちらのことの発端は、私のタイムラインに現れた読者の方同士のつぶやき。
夜の9時過ぎのことです。

ログをとっていないので、雰囲気を再現しますと、

『ビジネスパーソンの英単語帳」っていいみたい」
「それ、私も上司に勧められて、昼休みに、新橋、霞ヶ関あたりのお店探したけどない。」

それを見た私、ちょうどツイッターを始めたばかりの営業スタッフ @chiharuhare に、どこかにないの?と尋ねると、早速調べて、
『浜松町の談にあります』とツイート。

ちょっと待って。浜松町って、霞ヶ関の人が昼休みに行くには遠くない?
案の定、「経産省の中の本屋さんに聞いてみます」というツイートがあったので、経産省にお勤めの人と判明。

えっ? 経産省の中の店ってどこだっけ?

と騒いでいると、@Yamamoccha が検索。三省堂さん外商部扱い。いまのところ、口座はあるけど、取引なし。

ふーむ。

そこに、営業リーダースズキ帰社。さっそく翌朝、三省堂さんに交渉することに。
その旨、経産省にお勤めの読者の方に向けて、ツイッターでお知らせして、その日は解散。

ところが、帰宅してまたまたツイッターを見ると、それらの一連のツイート(つぶやき)に、「あっ、これ、うちのことだ!」というつぶやき。

えっ? どなた? 三省堂のお方? とプロフィールを見ると、どこかで聞いた名前。あっ! そうだ! 5年前の縦割りの高校の同窓会で偶然会って名刺交換した後輩だ!

「よろしく!」と返答すると、夜中になって、「外商のだれそれに、連絡しておきます」というダイレクトメッセージ(ツイッター上のメールのようなもの)。

で、翌朝、10時半に出社すると、すでに、営業リーダーと外商の方と商談が終わっていて、経産省だけでなく、それまでお取引のなかったすべての官公庁の三省堂さんに、いくつかの本をいれていただけることに!

読者の方のつぶやきから夜中を挟んで、わずか十数時間の出来事でした。

それらの結果をまたまたつぶやいていると、著者の関谷さんもツイッターに登場。
かくして、読者と出版社と書店と著者が見事につながり、リアルに、本が、読者の方のご希望にそう場所に置かれることになりました。

Photo_3 Photo_4 Photo_5 さらに、後日談を言えば、その後、その高校の後輩と『飲みましょうか』ということになり、スズキリーダーと、かれがおつれになった三省堂さんの若き幹部の方と4人で、ベルギービールのお店と、業界人なら誰でも知っている(? 私は知らなかったけど…)すずらん通りの『さぼうる」のコーヒーで、本と書店について、熱く語り合ったのでした!

****

それにしても、ツイッターをやらないで、ツイッターのことを「論評」している人は、あいかわらず、リアルのコミュニケーションのできないオタクな人たちのおしゃべりの場だと思っているみたいだけれど(もちろん、そういう使い方もできるし、そういう人たちもいるだろうけれど)、まったくわかっていない。

ツイッターは、まさに、リアルのコミュニケーション、仕事、行動を広げるツール。
人々をフラットにつなげるツール。

かつて、徒歩圏内というのに限定されていたコミュニケーション、情報、行動の領域、出会える人の幅が、列車や車によって、大きく広がり、つぎに、飛行機によって、国境を越えた。

(もちろん、船は昔からあったので、船に乗れる人、それも大きな船に乗れるは、ふつうの人より、広い世界に自分の身体を持って行くことができ、その分、優位に立てたんじゃないかと思う。バイキングにしろ大陸発見にしろ貿易商にしろ。)

次にインターネットが、その領域を広げるためのコストを限りなくフリーに近づけた。でも、その世界は、どうしてもバーチャに傾きがち。
その意味で、ツイッターは、インターネットが私たちにもたらした「世界」の拡張という機能を、『リアルな世界の拡張』の可能性にさらに拡張させるインフラだと、今は実感している次第。

Photo_7 (それだけじゃないんですけどね! それはまた、別の機会に!)

あっ、まだ、ツイッターご存じない方にとっては、なんのこっちゃ!?の記事かもしれませんね。ごめんなさい。でも、よろしかったら、これを機会に始めてみませんか? 

もちろん、こちら、「つながる力」をテキストに!

2010年3月 7日 (日)

そもそも何のための仕事なのか? 私たちのいちばんのエネルギーの源「第一回読者の集い」 ●干場

昨日は、「ディスカヴァー・ブッククラブ発足記念 第一回読者の集い」を開催させていただいた。まずは、盛況のうちに終わり、担当の社長室はほっと安堵。というより、終了後もその興奮冷めやらず、昨晩の帰宅は午前3時。

わたし自身も、定期的に読者のかたと、というより、読者の方同士が交流する場を持つこと(できれば毎日、カフェみたいに)は、ディスカヴァー創業当時からの理想だったので、感無量。

だったら、とっくにやれば良かったじゃないかと言われそうだが(実際、鹿田さんにしろ、美崎栄一郎さんにしろ、個人で精力的に開催している人は少なくないし……)、やっぱり、ツイッターというインフラの登場のおかげで、随分、始めるためのハードルが低くなった。

今回は、ツイッターでの募集にはじまり、開催中もその後24時間近く経っているいまでも、ハッシュタグ #0306d21 に、次々に報告や感想が。
さらには、そのまとめサイトも次々にツイート(こちらこちら)され( @benkyou_kai さま、ありがとうございました!)、「どうだったかな?」みたいなものを推しはかるまでもなく、速攻で反応が分かる。反響が分かる。実にエキサイティングな体験だった!!

まとめサイトをごらんいただくと、ブロガーとしてお招きした女子勉さん鹿田さんはもちろんのことだが、ひょんなことから、急きょ、読者代表としてご登場願った masa さん(このブログにも、ごく初期から、たびたびコメントくださっている。こちらでご紹介したように、すてきな手作りブックもお贈りくださったことが!)の味のある「私とディスカヴァーの本」のプレゼンも大ウケ!
(みなさま、ありがとうございました!)

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詳しいことは、明日、社長室からご報告させていただくと思うが、すでに、何人かの方がブログにアップしてくださっているので、ご覧いただきたい。

まず一番乗りは、こちら。久保清隆さん。前半に、ゲストのブロガーお二人からの学び。後半に、イベント全体の感想が。
こちらの方は川田浩志先生のファン!
こちらは、写真中心で臨場感たっぷりに!

臨場感といえば、ブンさんは、ドタキャンならぬ「ドタイク」の模様をアップ! 殆ど終了時のご到着ながら、「学び」があったみたいで、私も嬉し。

また、こちらのブログでは、ウェブでのブッククラブ会員入会申し込みはまだできない、とかかれているけれど、昨夜深夜までかかって、とりあえず、田中がアップ。
こちら「ディスカヴァー・ブッククラブのご案内」からどうぞ!

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travelbookcafeさんのブログの後半にも書かれているように、出版社は、その売上規模から言うと、一番の講談社でもわずか千数百億円。製造業でいったら、中小企業の部類で、弊社となると、まさに零細企業だが、その社会的影響力の大きさは、売上の何十倍もある。

さらにミクロに見れば、ある人にとって、1500円で買った本が、人生を大きく好転させるきっかけとなることも少なくない。

実際に、「ディスカヴァーのこの本を読んだことから、今の僕があります。今日はそのお礼が一言言いたくて、やってまいりました」と、おっしゃってくださった読者も少なからずいらっしゃり、本当に、この仕事をやっていてよかったと、胸が熱くなった。

『ニーチェの言葉』にリボンが一つ一つかけられているのをみて、本を大切にする営業の方の思いを推し量って、店頭で涙が出てきたという読者の方も! リボンをかけることを何年も前から行ってきた営業エースのカタヒラに紹介した。

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今回は、著者の方や書店員さん、某TV局でいらしてくださった方もあり、「読者+編集者+著者+ブロガー+営業員+書店員+発行人+マスコミ」と、本にかかわるみなが一堂に会し、フラットに同じ立場で直接話す場となったわけだが、営業スタッフが加わるのは、直取引をしているディスカヴァーならではだ。

アンケートでもツイッターでも、読者の方から、多くの感謝のお言葉、応援の言葉をいただいた。でも、いちばん、感謝しなければいけないのは、いうまでもなく、わたしたちのほうだ。

編集はもちろん、営業スタッフにとっても、実際に本を買って読んでくださっている読者のかたのひとことほど、エネルギーをくださるものはない。

実際、日々の仕事の中では、ともすれば、編集は著者と向き合い、営業は書店員さんと向き合ってしまう。
でも、本来、編集と著者は、肩を並べて、いっしょに読者の方をみる、あるいは、お互いの中とそして先にいる読者と向き合うものでなければならないし、営業と書店員さんと読者との関係も同様だ。

ところが、日々の仕事の中で、編集は著者とつき合うのに夢中、著者の方は「自分の」本を出すのに夢中、営業はゴールを達成するのに夢中、書店員は大量に納品される本を処理するのに夢中となってしまって、つい、一番肝心な「読者」のことを忘れてしまったりする。

つまり、そもそも自分が何のために、これをしているのかが見えなくなってしまう。で、しらずしらずのうちに、やる気が低下する。いつものやり方、決まり切ったやり方のなかに逃げ込んでしまう。本人にその気はないとしても、事実上、そうなってしまう。
本当にやる気が高まっているときは、仕事を「流して」ただただ「効率」だけを考えて行ったり、自分の自己顕示欲やプライドだけで行おうとはしないものだからだ。

弊社でも、編集営業問わず、みなのモティベーションが上がるのは、ボーナスが出るときではない。「わたしたちは、読者のための仕事をしている」ということを思い出し、『読者の方とのつながり』を実感するときだ。
ちょっとスランプのときは、「愛読者カードを読んでから、営業に出かける。それを読むのが一番のエネルギーとなるから」と言う営業スタッフも少なくない(いまは、ツイッターがその一部となっているスタッフもいる)。

**

最近、勤務医が身体的にも精神的にもハードな状況にあるという報道がよくなされるが、私の何人かの勤務医の知人もみな口を揃えて言うのは、「せめてひとこと患者さんから有り難うと心から言ってもらえれば、がんばれるのに」ということ。まあ、それは、医師や病院の側にもいろいろ問題があるんでしょう、といってしまえばおしまいだが、つまり、究極的には人は、自分が何のために仕事をしているのか? その『何』とつながっていたい。その『何』とは、実際には人であり、人々への貢献だと思う。何らかの形の社会的貢献だと思う。それが最大の報酬だと思う。だから、できれば、直接的な相手からの反応がほしい。

それは私たちにとっては、まさに、読者の方々だ。

ふだん、ちょっとたいへんだな、と思ったときも、この本の先にいる読者の方のことを思うと、「がんばるか!」と思う。それが全てのスタッフの一番のエネルギーの源だ。

そういう意味では、私は恵まれていることに、立場上、こうしたブログやツイッター、あるいは、著者イベントの席などで、読者の方々が直接話しかけてくださることが多いが、多くの編集スタッフとほとんどの営業スタッフにとっては、そういう機会は多くはない。
その意味でも、今回の読者イベントは、ほんとうに貴重な機会だった。

ひょっとしたら、なかには内心、(せっかくの土曜日の夜なのに、面倒だな)と思ったスタッフもいたかもしれない。でも、終わった後、本当に良かった、嬉しかったと感じていたのは、その顔を見ればわかる。

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というわけで、参加してくださったみなさま本当にありがとうございました。
そして、いつもご愛読くださっているみなさま、本当にありがとうございます。

ブッククラブ、これから本格的スタートということで、まだまだ不備なところもあると思いますが、みなさまのフィードバックは即座に反映しつつ、行って参りますので、宜しくお願いいたします。

ブッククラブのご案内、ならびに、3月4月の予定はこちらを。

また、ブッククラブのツイッターアカウントも作りましたので、フォローを!(ツイッターはじめていらっしゃらない方は、これを機会にどうぞ) → @d21bookclub

PS さっそく、tiara さんがコメントを。ブログもアップしてくださっていますので、コメントのお名前の部分をクリックしてお読みください。ただし、同業者の方は、お読みになることを禁ず!?

2010年3月 2日 (火)

『ニーチェ』がモデルの素敵な写真が届きました! ●干場

Photo_4 「超訳ニーチェの言葉」、松田さんによる、そのスタイリッシュな装丁も人気の秘訣!ツイッターで、読者の @david_a26 さんが素敵な写真をとって、披露してくださったので、ここでもあらためてご紹介!

ほんと、写真に撮りたくなる本ですよね。
みなさまも、おとりになったら、ぜひ、お寄せください。 ご紹介します!

Photo_5 で、下の写真は、二子玉川駅構内のブックファーストの店頭のランキング棚!
総合3位に、ニーチェの言葉! 
注目すべきは、周りの多くが文庫か新書だってこと。
すごい、厚くて黒くて比較的高い本が、健闘している!

ハードカヴァー嫌いの弾さんは買ってくれないでしょうけれど……ね!

へえーー? 新書って、軽いといけなかったの? ●干場

Photo 中央公論社より、『新書大賞2010」をご献本いただいた。新書(弊社は、『携書」だが)を発行している版元として、投票に参加させていただいているからだ。
ひとり5冊、簡単なコメントと一緒に投票するのだけれど、わたしが投票したもので、20位以内に入っていたのは、佐々木俊尚さんの「2011年 新聞・テレビ消滅」だけだった。(ランキング外で、津田大介さんの「Twitter 社会論』を推しているのが出ていたけど)

大賞は、考えてみたら当然の「日本辺境論』。ガ・ガ・ガーーン、こんな話題書を読み忘れていた自分に気づく。恥ずかし。これからそっと読むので、忘れてください(なんて、書かなきゃいいわけだが)。

2位は、『差別と日本人』。例の(!?)香山リカさんの『しがみつかない生き方」は、6位だった(あっ、これも投票してたかも)。

くわしくは、こちらをごらんいただくとして、『新書大賞2010」の本では、さすが中央公論!というそうそうたる面々が、特別に、それぞれの『2009年度のイチオシ』を語る。各人、個性があって面白いが、興味深かったのは、某氏の
「新書というのは本来、時間をかけて作られた、長く読まれるほんだったはず」みたいな(自宅に置いてきてしまったので、ちょっと曖昧な表現ですみません)発言。最近は、お手軽な新書ばかりでゆゆしきことみたいなことを、おっしゃっているかたもいらしたな。

へえーー、そうだったのか! 新書って長くとっておくものだったの!? 
たしかに、新書は、戦前岩波書店が始めたものだし、その岩波新書の、アインシュタイン!の「物理学はいかに創られたか?」も遠山啓さんの「数学入門」も、その他諸々、何十年も前から、私の書棚にはあるし、そのいくつかは、息子の書棚に移動させた(もちろん、読むように勧めてのことだ。読んでいるかどうかは知らないが)。

でも、私がディスカヴァーでも新書をもちたい、と思ったきっかけは、そもそも『捨てる』を前提としたものだった(あっ、ごめんなさい、著者の方! 本エントリー最後までお読みくださいませ!)。

なぜならば、私自身が本を買うとき、何が障害となるかと言ったら、「収納場所』と『時間』だったので、その2つを解決すれば、もっと気軽に本との出会いが増やせるのではないかと思ったからだ。
「買ったら、捨てられなくなる。でも、書棚はいっぱい、やめとこうかな」と、「読み始めてつまらなかったら、時間を損しちゃうな。でも、通勤電車の中で読むには週刊誌よりはいいかな」というわけ。

本好きの常として(?)、洋服は捨てられても、本はなかなか捨てられない。本はただの紙ではなくて、そこに著者が乗り移っているように感じるからだろうか? かといって、ブックオフに売るのは嫌だ(ほんとうは、面倒なだけかも)。でも、文庫や新書だと、軽装なせいか、なぜか雑誌感覚で捨てられる(といっても、実際に捨てる本はきわめて限られるが)。
それと、電車の中で読むには、バッグの中に入らないといけない。

というわけで、新書サイズ。でも、『社会提案型の旬な内容を、携帯しやすいサイズで!』というわけだ。

新しい、ということは、時が経てば、新しくなくなる、ということだ。

時を経ても新しいことや、あるいは、あとで昔はこれが新しかったと、資料的な価値を持つこともあるだろうが、その多くは、一定の時を過ぎれば、使命を終える。
どういう使命かと言えば、書いてあることが、読者の血肉となり、実際の行動を変えることだ。物の見方を変えることだ。

21世紀は、知識から知恵の時代に、と、たしかドラッカーも言っていたと思うが、知識としてなら、長く保管して置いた方がいいかもしれないが(細かいことは読んでもすぐ忘れてしまうので)、読んだものが、自分の中でなんらかの結晶作用(古い言葉だ)を起こし、知恵に役だったのなら、その本は、立派に使命を終えたと言ってよいのではないか?

ともあれ、「新書大賞2010」のことに、話を戻すと、『新書とはかくあるべし」というのには、違和感を感じたとともに、あらためて、有限の時間の中で、読書というものに、自分を含めた私たちが何を求めているのかを、あらためて思い出したのだった。

そういう意味では、小飼弾さんのロングインタビューを掲載しているのは、おおー中央公論さんもバランスとってるじゃん、という印象を受けた。
弾さんは、絶対本捨てないですよね。だから、あくまでも収納スペース、不動産価値から、新書好きと仰っている。それと、速読のためにも、ふさわしいと。

以上の理由からの弾さんのハードカバー嫌いは有名で、写真では、文字どおり、『足蹴』にしているが、ほとんど、弾さんの意見に賛成のなか、この点だけは意見が違います。意見というか、好みというか。

古いと言われようがなんと言われようが、物体として、オブジェとして、あるいはアートとして、惹かれて買ってしまう本や雑誌もあるので。そういう本は、書棚に置いて、大切に保管している。中には読んでいない本もあるが、それでもいい。
ただ、それをさわるだけで、その本の世界に浸れるから。
本好きには、そう言う人多いと思うけれど、これは、ガンダム好き、鉄道好きとかよりも、さらにニッチな世界なのかもしれないな。

とまあ、そういうわけで、やっぱり美しいもの、ちょっとおしゃれなものの好きなわたしとしては、捨てられる本として位置づけたはずの『携書」も、結局、著者の思いを大切に読者にお届けしたくて、1冊ずつ装丁が異なり、さらには、原則、ミラーコートにグロス加工という、結構高級路線で、こちらのように、『捨てられない本」「書棚においても楽しい新書」となっているのであります。

(と、やれやれ、本エントリーも社長らしくまとめることができた!……かな??)

2010年2月28日 (日)

今なぜ「ニーチェの言葉」なの? ●干場

金曜日、谷口もご報告しているように、『超訳ニーチェの言葉』、おかげさまで話題です。

Photo写真は、アルファーブロガーの聖幸さんもブログ『俺と100冊の成功本』から勝手に拝借!(すみません!)
このシリーズの他の本(『バルタザール・グラシアンの賢人の知恵』『アランの幸福論』『菜根譚』と併せて、紹介してくださっているので、ぜひ、ごらんいただきたい。

(なーんて、聖幸さんのブログのアクセスは、こちらよりずーーーーと多いので、殆どの方が、すでにお読み、というか、そちらから、こちらをのぞきに入らしてくださっている方も多いのかもしれないけど……)

嬉しい限りです。

営業部からは、某書店様より、哲学書コーナーに置いてみたら、それまで1年間に1冊も動かなかったニーチェの本格哲学書(3000円くらいするらしい)が1週間に2冊も売れた!と喜んでいただけたとの声も。

いやーー、こちらも嬉しい限り。

それにしてもなぜ? なぜ、いまニーチェ?
 
なぜ、1700円のこの本が売れているの?

という疑問が、ツイッターにあったので、たしかになぜだろう? と思って、ツイッターで聞いてみると、多くのかたがリプライをくださいました。
その一部をご紹介すると……

自分は書店員ですが、「ニーチェ」という有名ながら一般にはほとんど読まれていない人物を取り上げたこと、それと装丁の力が大きいのではと考えています。

●ニーチェのブランドとディスカヴァーのファッション性がうまくマッチしたのでは。

*たしかに、装丁の力も大きいですね。これは、『賢人の知恵』以来の松田行正さん。松田さんは、ご自身のサイトによると「オブジェとしての本をつくる」。たしかに、本の、コンテンツ以外のオブジェとしての美しさに惹かれる人も少なくありません(私もそのひとりです)。そう考えると、紙の本と電子書籍は、実は別の商品として、それぞれに進化していく可能性があるように思えます。

知っているけれどよく知らないというマイナーメジャーだったこともあると思います。あと、本好きな書店員さんにニーチェは気になる存在だったのではないでしょうか。

*確かに、名前は知っているけれど、中身は殆ど読まれていない。それって大きい。マイナーメジャーか!

*それと、書店員さんの間にもファンが多い、これは営業スタッフも感じていることのよう。そう言うスタッフ自身もそうみたい。

●皆、身近な人に応援されてないんじゃないでしょうか?誰だって、後押しされたい瞬間ってありますよね。ニーチェ本を開いて目に飛び込んできた言葉に、鼓舞された感、ニーチェに同期したような感などを得た方が迷わずお買上げになってる印象を受けます。

● 説教は嫌だけれど、権威のある(と思われる)人に背中を押してほしい、ポジティブになりたい、という機運でしょうか。

● ニーチェは比較的読んでいますがw 彼の言葉というのは力強いのです。神のいない時代、世俗化した時代にどんな立ち位置がありうるかを、ときに逆説をつかいながら刻み込んだからかもしれません。

*つまり、中身がいい! 言葉がいい! ってことですね!

● あともしかして、電車の中でニーチェ読んでるサラリーマンかっこいいかもwどんな人なのかな?ってww日経新聞ばさばさやってる人より好感もてるような。ビジネス書のタイトルはあからさま過ぎてなんだか、ですので。女性より男性読者のほうが多そうですね。

*たしかに、かっこいいっていうの、ありますね。ただ、男女比で見ると、きれいに男女半々のようです。

● 「超訳」がありがたく現実の生活にも併せて考えることができます。これまでは古語にも近いことばでの訳が多く(私には)その日本語の読解にも苦慮しておりました。

● 読みやすくて、身になってる感覚があります。

*超訳がよかったみたいですね。

● ニーチェの箴言が実は難解ではなく、細かく砕いた生きることの意味を強烈に指し示すことに気付いたのだと思います。まずはニーチェの本を手に取るきっかけをつくったhosnibayさんに皆さん感謝していると思います。

*それをおっしゃるなら、まずは、そもそも企画発案してくださった編訳者の白取春彦さんに、感謝を!(もちろん、私も大感謝!)。

そして、ついでに、『頭がよくなる思考術』以来の白取さんの編集担当である藤田と、今回の編集実務担当である河野も、できればちょっとだけでも誉めてやってくださいませ……!

というわけで、まあ、売れれば後づけで、いろいろ考えられて、おそらく全てが正しいのでしょうが、それらの要素について、必ずしも再現性があるわけではないのが、出版の難しいところでもあり、面白くもあるところ。

ほかにも、「いま、なぜ、ニーチェなのか?」、あったら、お聞かせください!!

2010年2月27日 (土)

『王様のブランチ』で清水店長が『NASAより宇宙に近い町工場』を! アマゾン急上昇! ●干場

東京は江戸川区にある書店『読書のすすめ』の本のソムリエ、清水店長といえば、その本の目利き力と、本と読者の方への愛から、いまでは、フジテレビ系『エチカの鏡』TBS系『王様のブランチ』などでもすっかり有名。

弊社の本でも、これまで、すごーくいい本なのに、なぜかというか、すみません、営業力を誇るわが社を持ってしても、なかなか、仕掛けなど思うに任せず、ヒットとは言えない状態にあった本を、とりあげてきていただいた。
たとえば、『エチカの鏡』では、『I met a boy. 父の日にバンビ公園で』。
こちらで、どうぞ。スクロールすると、このページの一番最後に!)

Nasa そして、本日、『王様のブランチ』で、清水店長から、優香さんに勧めたのは、植松努さんの『NASAより宇宙に近い町工場〜僕らのロケットが飛んだ』。
こちらのブログでも、紹介されているが、そのおかげで、アマゾンの順位も急上昇。一時は、20位までいっただが、夜の10時現在も27位。

「NASA」とか『ロケット』という文字から、理工書のコーナーに自動的に置かれてしまったりしていることもあるようなのだけれど(ああ、そうなっちゃうのね、と反省。どういうタイトルにすればよかったのか……)、これはまさに、夢と希望を与えてくれる自己啓発の書だ。わたしも付箋貼りまくりだった。

というわけで、私からのご紹介は、こちらをどうぞ。

そうそう、清水店長は、喜多川泰さんの『君と会えたから』『手紙屋』なども推してくれている。みんな、若い人たちの背中を優しく押す本だもんな。

2010年2月17日 (水)

しいたけブラザーズをご存じですか?! ●干場

Photo_1しいたけブラザーズ」をご存じですか?
ごらんの通りのイケメン3兄弟が生産・販売を行う岐阜県の椎茸の会社
これからの農業を担う若い方たちの取り組みとして、注目され、すでに2005年ぐらいから、NHKをはじめ、さまざまなテレビ、雑誌で少しずつ取り上げられています。

Photo_2 そのしいたけブラザーズの取り組みと、しいたけのお料理の紹介など、ホームページにも掲載の内容を、本にしよう! ということで、帝国ホテルに招かれてのイベントの帰りに、社長の横田千洋さんがご来社!
185センチの長身!アパレル業界で営業をしたあと、2年間アメリカに農業留学。イケメンなだけでなく、熱くてさわやかなカリフォルニアの風が流れてくるような方でした!

椎茸好き(!)の我が家(おいしい椎茸は、へたな松茸よりずっとおいしい。せめて中国産の松茸ぐらいの価格にしてもいいと思います!!)に、見たこともないような立派な椎茸をお土産にいただきました。

右は、普通の椎茸。といっても、最近、スーパーで350円くらいで売っているふかふかの味のない椎茸とは違います(あれは、おがくずに肥料を混ぜた床に植え付けて即席に作るー菌床椎茸ーから、安いのだそう)。

昔ながPhotoらの、立派な椎茸。茎(といっていいのかわかりませんが)は、直径4センチくらい!
でも、それ以上に驚いたのが左側の、直径10センチはゆうにある、こっくりとした茶色の傘の椎茸! これは、路地づくり。つまり、温室ではなくて、外で作られた貴重品! 初めてです。

もちろん、どちらも、ナラやブナの原木に、菌を植え付け、1年半。無農薬で、毎日手をかけ愛をかけてつくる原木椎茸。(このあたり、興味のある方は、こちらを)

これはおいしいに違いありません。いまから、家に帰って、バター炒めでいただくのが楽しみ。それ以外にも、こちらのレシピで研究してみよう!!

Photo_3 3兄弟のおばあちゃまや奥様たちがつくる、添加物なし、全部手作りの加工品の一部もお土産にいただいて、その場にいた社員で、そのおいしさに大騒ぎしながら、いただきました。写真は、名物山アワビ。ねっ!? アワビみたいでしょ。

で、この企画立案者の編集部河野が打ち合わせを終えたときには、皆ぺろり。
わるい、河野、こちらで買ってくれ。
ということで、生椎茸も加工品もホームページからお取り寄せできます。成城石井などでも、扱っているそうです。

128 実は、この「しいたけブラザーズ」のことは、『「婚活」時代』128頁にも載っています。かれらの農場(?)では、イベントなども行い、東京などから若い女性も多く集まるそうなのです。「婚活時代」のとき、ホームページの画像の掲載許可をいただこうとめーるしましたが、お返事なく、まあ、いいかと文章のみに留めていたのですが、こんな形で、お目にかかり、そして、本にさせていただくとは!

ちなみに、「しいたけブラザーズ」は、家族のほかに、若い従業員も何人か雇う元気な会社ですが、普通に行っていると、生産者は時給70円になってしまうような地味で、厳しい状況とのこと。
もちろん、安い中国産に価格を合わせていかなければならないという状況もあります。
でも、無農薬で栄養価が高く、何より本当においしい、本物の味のものは、確実に、これから求められるし、それらを作る人たちへの敬意と感謝は、皆持っていると思います。
まあ、このあたり、本ができたら、じっくりお読みください!!
いつごろ、できるかは……河野次第です…!!

噂のiPhoneクッキー! お裾分けいただきました! ●干場

Iphone Iphen 噂の(?)iPhone クッキーを、社長室オータケがさる筋(!)からひとつ頂戴しましたので、ご紹介。すべて手作り。なんという芸コマ。
実物大です。
すべて手作りのため、裏表の2枚セットで、2700円。
一日に作れる数はかなり限られるため、現在注文殺到とのこと。
でも、とてももったいなくて食べられません。現在、社長室に鎮座。
噂では、食べちゃった方、いらっしゃるそうですが。

2010年2月15日 (月)

10万部突破!「超訳ニーチェの言葉」に続け! 高校生にも読ませたい正統派自己啓発書登場! ●干場

Photo おかげさまで、『超訳 ニーチェの言葉』、発売1カ月足らずで10万部突破!

(といっても、刷り部数で実売ではありませんが。
一般に、他社の宣伝でも、20万部突破とかいろいろ言っているのは、あくまでも刷り部数であって、実売ではありません。売れている最中は、書店の店頭にもたくさんあるので、その分も含まれる、ということです。ブームが収束に向かう頃、実売数が刷り部数に限りなく近づいていきます。

このあたり、読み違うと、在庫切れを起こして、機会損失を起こしたり(十年ぐらい前の『たまごっち』にそう言うことがありました。大量入荷後はブームが去り、大量在庫!?)、逆に刷りすぎると、あとで返品となります。
ーー以上、30秒間出版講座でした!)

土曜日の「王様のブランチ 出演」!と(六本木TSUTAYA 井上様、ありがとうございました!)と、昨日の日曜日の産経新聞登場(出版部長藤田がインタビューにお答えしております)で、ますます加速。

昨日の紀伊國屋さんの日次データ(5分ごとに、全国の紀伊國屋さんでの実売数がわかる)では、総合5位! 文教堂さんでは6位、ビジネス書ジャンルでは、ともに、実質1位(紀伊國屋さんではほとんどをまとめ買いのものが1冊あったので)となっている。ありがたや!

(その10万部もはや超えそうで、増刷分が届くのを、2,3日お待ちいただいている書店さまも、どんどん増えてきてしまっている状況で、もし、お近くの書店で品切れだったらごめんなさい。本日15日、18日と、次の増刷分が発送されます。ただし、書店さんの方で、追加注文くださっていないとなると、当方ではいかんともしがたいので、書店さんに店頭で注文なさってくださるか、オンライン書店でどうぞ……)。

Photo_14 というわけで、ニーチェ、絶好調、というか、これから! だというのに、どうしよう!? また、売れそうな本がすぐに出てしまう! と、嬉しい心配というか、捕らぬ狸というか、勝手に興奮しているその理由は、これ(タイトルは銀箔だ!)。

あなたの潜在能力を引き出す20の原則と54の名言

世界的ベストセラー『こころのチキンスープ』の著者による成功哲学のバイブル!
ちょっと怪しい(?)邦題になっているが、まさに、原題通り、成功のPRINCIPLE (原則)だ。
ザ・プリンシプルというタイトルにしたら?と編集担当のチバに言ったら、そんなに大げさなものではない、との答えだったが、読んでみれば、いや、そうしてもよかったと思われる自己啓発の王道の書だ!

しかもわかりやすい! 
さらにいえば、自己啓発の入門書だ。

これは、私の責任か、端から見たらかなり自信持っていいはずの状況なのに、謙虚を通り過ぎて自信喪失型の少年に育ってしまった息子にも読ませよう!と思ったら、それもそのはず、
原題は、『The Success Principles for teens 』。

うまくいっている人の考え方』(40万部)、『自分を磨く方法』(50万部)、『心の持ち方』(ええと、何万部だっけ? 20万部は軽く超えているが…)など、 弊社の翻訳自己啓発書のベストセラーの多くを持ち込んでくださっている弓場隆さんによる、ひさびさの正統派自己啓発書だ。

比喩のためのエピソードには『新自分を磨く方法』などにもある有名なものも含まれるが、自己啓発書ははじめてという方も、私のように、自社の本はもとより、本にならなかった多数の自己啓発書の原稿を読んでいる者にとっても、あらためてはっとする、やる気が出る、思わず引用したくなる言葉、文章がいっぱい。

「人生で欲しいものを手に入れるための第一歩は、欲しいものを決めることだ」

「人生の目的は目的のある人生を送ることだ」

(本文の中にある、自分自身のミッションステートメントをきめるくだりはとてもいい。私も会社のミッションステートメントは決めたのだから、そろそろ仕事を引退した後まで共通する自分自身の使命観を、そろそろミッションステートメントに、きちんと言語化せねば!)

「なりうる最高の自分になるために、世の中がこの経験をさせてくれていると自分に思い聞かす」
(私も、中学生ぐらいの時から、思わしくないことが起きたときは、いつもそう自分に言い聞かせてきた。だって、私がうまくいかないはずがない、世の中が私をうまくいくいかせないはずがない、とまったく根拠レスの自信を持っていたので…!)

ディズニーランドの構想を人々にばかにされながらとうとう実現し、開園式を待たずに亡くなったウォルトディズニー。開園式の日、記者から「ご主人がこれを見ずになくなられたのは残念ですね」と言われた夫人の答えがいい。「いいえ、主人は誰よりも早くこれを見ていました」。つまり、想像力がすべてだということ。

 
さすが、ベストセラー作家である! さすが、弓場さんである!

引用していくと、結局、全部を書かなくちゃいけなくなるので、興味を持たれた方は、本書をお読みいただきたい。『英国式節約術」が1000倍リターンなら、こちらは、ひょっとしたら、10万倍(1億5000万円)、100万倍リターン(15億円)リターンとなるかもしれない本。ささやかな1500円だ!!

ところで、本書内の、スティーブン・キングの言葉からは勝間さんを思い出した。

「いくら才能があってもどうしようもない。
「才能のある人」と「実際に成功する人」の違いは努力を積み重ねるかどうかだ」

これに私が自分自身への洞察から、シニカルな名言(?)を加えれば、
「人が努力をしない理由は、『努力すれば私だって実際に成功することができる』という幻想を持ち続けることができるからである」

あるいは、
「努力をしなければ、『実際に成功する人」となることはできないが、『才能のある人』である可能性を否定されることはない」

ーーううん、これだから、私は息子をモティベートできない!

ニーチェとはまた、違ったジャンルの本だとも言えますね。
というわけで、ニーチェと、併せて、どうぞ!

そういえば、ツイッターで、「ニーチェの言葉」を買ったら、高一の息子にとられてしまったのでもう1冊自分用に買った、という声をいただいた。

実は、このあなたの潜在能力を引き出す20の原則と54の名言』、息子に渡したら、例によって、見もしないで、書棚のさる場所(私が読めと強要して渡した本が集合しているコーナー)に格納仕様としていたので、今度は、「ニーチェの言葉」を渡してみようと思う(家に持ってきていた分は、お客さまに差し上げてしまったので)。

またまた「そういえば」、高校の時に、私も「ツァラトゥストラはかく語りき」を読んだ! 比較的薄いから。というか、「2001年宇宙の旅」を観たから。でも、読んだ、という記憶があるだけで、内容は全く覚えていません。そのとき、理解した、という記憶もありません。。。

2010年2月14日 (日)

100倍は当たり前、1000倍、1万倍以上のリターンを生む!? 英国ミリオンセラー作家の美しすぎる節約術の本! ●干場

明日15日月曜日発売開始の2月新刊のひとつは、元祖節約の国!英国から学ぶ「英国式節約術」
(ところで、イギリスって、元祖節約の国だったんですか?!←って、自分で言っておいてしらばくれる私)

Photo_11 27カ国24言語で、出版、累計135万部突破のベストセラー作家リチャード・テンプラーの最新シリーズ。
実際、ブックフェアで、ロンドンに行くたびに、リチャード・テンプラーのシリーズは、日本で言えば勝間さん並みに(?)、書店の店頭を飾っている。

弊社でも、実は、「人生のルール」(the RULES of Life )「グレイトな上司」(the RULES of Management)を出していて、そのイギリス人らしいちょっとシニカルで、知的なユーモアたっぷりで、それでいて、人間と社会に対する深い洞察に満ちた独特の語り口が、私は大好きなのだけれど、弊社の力不足か、本国イギリスのようには行かないようだ。

でも、こちらは、本国イギリス以上にいくのではないかと期待。

1 節約生活を始めるための基本ルール
2 買い物を楽しむための節約ルール
3 食事を楽しむための節約ルール
4 娯楽を楽しむための節約ルール
5 日常生活を楽しむための節約ルール(←2〜4は、日常生活ではないのか?)

の5章に88の知恵!(本当は100あったが、日本には合わない12個は割愛)

たとえば
011 額面の大きい紙幣を持ち歩く
(すると、使いにくくて、使わないから。小銭は、すぐ使ってしまう)

018 クーポンを使う自分を受け入れる
(特に男性は、クーポンを切り取って、お店に差し出すなんて、沽券に関わると思ってしまいますもんね。でも、私の知っている小金持ち男性たちは平気だ。ただ、そういう人はおしなべてケチで、人のお金でご飯を食べることが当たり前だと思っていたりするので、個人的にはおつきあいしたくない。なんて、全然、本書の宣伝のフォローになってないな……)

021 ウィンドウショッピングをしない
(見なけりゃ欲しくならないから)

027 買うのは二度目の買い物で
(私も、1週間考えてみるわ、と言って店を去った物の95%は買わないですむ)

059 肉類は高いのでベジタリアンになる 
(確かに、「貧乏入門」にもあるように、小池龍之介さんも食材に贅沢しているのに、ベジタリアンなので安上がりなことが判明)

062 遅い時間から飲む
(すると、2次会3次会とお店をはしごすることもなく、また量も飲めないから)

072 給湯器の温度を下げる
(今、これを書いているときに、息子がやって来て、「きゅうゆき」と読んだので、「おまえは麻生か」と叱った!)

くすっと笑いつつも、すぐに使える知恵ばかり。
テンプラー氏曰く、
「本気にならなければ、節約はできない。
 でも、本気で節約を楽しめば、人生も楽しくなる!」

「でも、本当に節約しようと思っている人は、この本もケチって買わないんじゃないの?」と、先ほどの息子の逆襲。

ふむ、確かに。美しすぎるこの本。白箔押し地模様、おわかりになります?

でも、1400円の投資が、100倍(14万円)はもちろん、1000倍(140万円)のリターン(つまり、節約)にはなるはず。人によっては、10年ぐらいで1万倍(1400万円)のリターンになるかも(そう思うと、本って、本当に安いですね!)!!

2010年2月13日 (土)

出版社中抜き論!?と印税90%論!? ●干場

AMAZON キンドルを筆頭に、いよいよアメリカで、電子書籍が拡がっていくなかで、わが国でも、最近、ネットなどでよく目にするのが「出版社中抜き論」だ。

出版社は不要? 

たしかに、理論的にはそういうことになる。
つまり、著者→出版社→取次→書店→読者、というフレームの中で、筆力も宣伝力も持っている著者なら、出版社を介さず、つまり、中抜きして、インターネット上の書店で自分で売り出せる。
これは、十年くらい前、スティーブン・キング氏がアメリカで、インターネット書店どころか、直接、ネットを通じて自作を販売した時から想定されたことだったが、一足早く同じことが起こった音楽業界の様子を見るにつけても、一昨年、アメリカでのキンドルの話を聞いたときから、その想定は、出版関係者にとっての現実的な不安になった、ともいえる。

今問われる出版社の本来の機能

ただ、筆力も宣伝力(つまり圧倒的知名度と人気)も持っている著者というのは、現実的には非常に少なく(日本では、村上春樹氏ぐらい?)、多くの著者、少なくとも一定以上売れている実績のある著者の方々は、執筆のサポートつまり編集と、プロモーションの必要と重要性を認めている(厳密に言えば、出版に関する共同責任者として、訴訟など何かあったときの防波堤的役割もあり、ジャンルによっては、これが結構大きかったりする)ように思う。
そうした出版社の本来の機能は変わらないと思う。

ただ、その在り方はやはり大きく変わっていくことだろう。

なにしろ、これまでは、自分の本を出したいという人にとっては、数百万円はとりあえずかかる印刷・書店流通が現実的な参入障壁となっていたわけで、当然、障壁の内側には、利益が貯まることになっていた(実際は、貯まるどころか、書店も取次も出版社も青息吐息だが)のが、その障壁がなくなるということだから。

佐々木俊尚氏による講演「電子書籍時代の編集者」

編集とプロモーションの機能は必要だ、しかし、その在り方は変わる。ではどのように? というわけで、タイムリーに開かれたのが、佐々木俊尚さんのダイヤモンド社で開かれた講演、「電子書籍時代の編集者」。
(土江編集長の粋な計らいで、他社の編集者にも公開されたのだが、佐々木俊尚さんの電子書籍の本は、実は、来月か再来月にも、弊社から出版されることになっているので……なんだか、申し訳なかったです。。)

佐々木さんのお話は、こちらの方が、それはていねいに、記録してくださっているので、こちらをご覧いただくとして、ここでとりあげるのは、最後の方で、お話しになった、電子書籍時代の編集者の2つの方向。すなわち、
①360度契約エージェント化 ②スモールビジネス集合体化
これまた、出版社の本来の機能を考えれば、好むと好まざるとに関わらず、理論的には当然帰結する結論で、同じように考えている人は少なくないと思う。

残る出版社と書店

ただ、理論的には、ということで、それが現実に、どのような方向に、どのくらいの速さで進むかは、まだまだ、みなわからない、というのが正直なところだろう。
ひとつだけ言えるのは、弊社のような直取引、少人数、書籍のみ、を行ってきている小出版社、ならびに、優秀な編集者、マーケッターにとっては、その機能に対する需要がある限り、チャンス到来、とする可能性が高まったということだ(あくまでも、「可能性」であって、それを生かせるか否かはこれからだが…)。

逆に、雑誌による広告収入に依存したモデルで巨大化(といっても、所詮は中小企業のレベルだが)した大手出版社と、編プロや外のライターさんに実務は任せ、コーディネイターと称して、手配師みたいになっているだけの編集者(実際にあったことがあるわけではないが、噂ではそうなる)と、会社のブランドと業界内のなれ合いに依存した古い営業をしているだけの営業マン(こちらも、そういう人に、実際会ったことはないので、あくまでも理屈として述べている)は、それこそ、「中抜き」の対象となってしまうだろう。

とくに、それらの人々の、生産性に見合わない高額な(と噂される)人件費(こちらも、弊社のような中小はそうじゃないので、実際は知らないが)をまかなうために、結果として業界あげての自転車操業状態に陥っているとしたら、それらがいずれ破綻するのは、電子出版が来ようと来まいと、広告収入が落ちようと落ちまいと、別の問題として、目に見えている。

しかし、これは、どこの業界でも同じだろう。
ただ、業界というか業種というか市場全体の縮小が、そうした人々や仕組みを支えきれなくなったということないじゃないかと思う。

では、書店さんは、どうなるのか? ということだが、先日も、SS社のK社長、HC社のG社長と、続けざまに、ランチをご一緒させていただいて、話題はやはり、電子書籍やネット時代の新しいコンテンツビジネスの話だったが、
ただ、だったら、すぐに紙の本はなくなってしまうのか、今後、永久になくなってしまうのか、書店さんはいらなくなってしまうのか、といったら、そんなことはないだろう(高校生の息子など、キンドルを見せても、本は紙がいいと言い張る。デジタルネイティブが大半を占めるのは、まだ、何年か先のこととなる、というのが大半の見方だ)。

ただ、書店さんの数が、現在の15000店のままとは思えない(弊社は、以前も書いたように、直取引に消極的な一部をのぞき、上位5000店さまとのお取引をしている)。

こちらも、出版社と同様、既存の仕組みの中で同じことを繰り返すのでなく、本来の機能から改革を重ねていくところが残るのだろう。というか、より積極的に、その存在価値を発揮していけるのではないか? 
まずは、その一覧性。そして、モノとしての五感に触れ、人に触れるリアルな空間としてのエンターテイメント性。わたしは、出版社そのものとくらべたらずっと勉強不足なので、このあたり、書店の方こそ、きっといろいろお考えだと思う。そして、読者の方にも、いろいろとご希望や提案があると思う。ぜひ、うかがいたいと思っている。

いずれにしろ、業界そのものの仕組み、形が変わっていくことになると思う。そのなかに、新しい可能性があるものと期待したい。かって、現在の出版流通の仕組みは、素晴らしく進んだものであったといわれたように、これからの時代に合ったものとして(このあたり、鈴木敏文さんの「商売の原点」の中にも)。

出版社は、中抜きビジネスか?

ところで、私は、出版社が中抜きされる、という意味で、「出版社中抜き論」についてここまで書いてきたが、今、一部で言われているのは、「「出版社が、中抜きして、著者が搾取されている」、だから、これからは、「出版社をわたしたちが中抜きして」しまいましょう」みたいな論調である。

それについては、上記の出版社の機能を理解していない(現実には、特にノンフィクションでは、はじめからひとりで、お金を払って読んでもらうに値する原稿を書ける著者は正直言って稀だし、書くだけでは本というパッケージにはならないし、なったところで、ご本人がよほど有名でない限り、刷れば書店に並ぶものではないし、並んだところで売れるものではない)わけで、「それはないんじゃないか」と言いたい一方で、でも、「そう言われてもしかたないな」というのの両面がある。上記に、中抜きされてもしかたない、と書いたような例だ。ひょっとしたら、そっちのほうが現実としては多いのかもしれない。

このあたり、「切り込み隊長」さんが、ブログで「出版社って「中抜き」ビジネスなの?」という記事で、客観的な立場から(?)お書きになっているようなので、こちらをお読みいただきたい。

それより、ここで、ちょっと触れておきたいのが、最近一部で聞かれる、印税90%論だ。

印税90%???

最初に、90%ってなんの90%?ってことだが、今の10%を90%に変える、といっているところを見ると、定価の90%ってことなんだろう。
おそらく、これを仰っている人は、ひとつの象徴というか、問題提起として、確信犯的に、ということだろう。

だって、そもそも出版社は、定価の60%〜75%(普通の老舗は69%なのに、71%のところもあれば85%のところまであるというのに、弊社のような新参者がもし取次さんを通したら67%マイナス部戻しという訳の分からないお金が5%で要するに62%。いまでは60%以下のところもあるという。しかもこの条件が、現在の売上などの実力ではなくて、老舗優遇の不透明不合理な決め方であることは、一昨年の公正取引委員会の公開議事録にも掲載されていることは、すでに何度も述べた)。。そもそも、印税90%は成り立たない。

●書籍のコスト構造は?

ついでに、ここで、書籍1冊のコスト構造をごくごくラフに見てみると、
上記より、取次+書店による流通費が35%、
次に、原価だが、こちらは、増刷と初版では異なるので、全体の半数以上を占める7000部程度の初版(つまり、過半数が増刷なし、ということ)についてみてみると、印刷代が20%前後。デザイナー、イラストレーター、校正者、場合によってはライターさんなどの外注費が10%前後。つまり、原価率30%となるのだが、これはあくまでも、作ったものが全部売れた場合で、実際には、現在初版は平均50%の返品率といわれている(一般には業界の返品率は41%ぐらいといわれているが、それは既刊も含めてのことなので)ので、実際に売れた分で割った原価率は、一気に倍の60%になってしまう。
すると、ここで、合計はや95%。刷り部数印税10%を加えると、105%で、広告宣伝費はもちろん、人件費、取材費、営業販促費、システム構築費など一般管理費もまったく出ない大赤字。

まあ、いまのは、かなりラフで、実際の1%2%がものすごくきいてくるし、最初に刷る数によってもかなり変わってくるけれど、ただ、書籍においては、増刷になってはじめて、トントン。つまり、一般管理費がでるかでないかの土俵に立てるのであって、新刊のうちの半数を占める初版のみの本は、外注費による原価のレベルですでに赤字、というのが一般的だ。

じゃあ、どうやって出版社は回っているのか、と言ったら、ま、タレント業界と同じというか、ヒット作に助けられている、ということになる。基本的に、印刷というのは、大量生産の仕組みだから、沢山同じものを刷ればするほど、単価は安くなる。装丁などの初版のみにかかる費用もいらないわけだし。

じゃあ、売れている著者の人が売れない著者の人を助けているのか、ということになりそうだが、ただ、いま、売れている著者の方も、かつては売れていない時代があったわけだし、出版社が常に新人発掘と育成(おこがましいですけれど)、販促をしているからこその今であって、と、それは、どこの世界でも同じかもしれない。でも、やっぱりそれも程度問題で、出版社が売れない本を大量に出し続けることは、売れている著者の方にとっても、いかん!

ま、それがどうしても嫌だ、という方が、自身で出版活動を行うことになる、という理屈を可能にしたのが、電子書籍、ということになるのかもしれない。ただ、この場合も、アマゾンであれ、アップルであれ、そこに通すのに30%なので、やっぱり印税90%は難しいみたいだけど……。

でも、きっと印税90%説を唱える方々の怒りの多くは、生産性や能力の割に高い編集者の給料に向けられているということなのだろうけれど、そのことについては、
まず第一に、どこの会社でも業種でも、たいてい、上位20%の人が全体の80%の売上をあげているものだから、どうしても人数の多い、上位じゃない80%の人が目立ってしまうのだろうということ、
ついで、すでに、本エントリーの最初の方に書いたとおりで、それはごく一部の大手の話であって、その他大多数の出版社というのは薄給で、いまは、能力給を採用する出版社も少しずつ増えてきているということ、
そして、私も、その会社だけがおかしくなるのは勝手だけれど、そういう状態を何とかできない会社が淘汰されずに、増加する一方の新刊点数と返品率といった業界全体の自転車操業状態に引きずり込むのだけは止めて欲しいと言いたい。

なにやら、弁解がましくなってきましたな(なんで、私が、他社中心の、業界の弁解しなくっちゃならんのだ! うちはうまくいっているというのに!!)。
ここまで、読むと、あらあら、出版社ってなんて儲からないんでしょう、とがっかりする出版業界志望者も多いかも。
でも、さっきあげたのは、どんぶりの数字で、文字どおりどんぶりでやっているところ(雑誌が中心で雑誌の広告収入で儲かってきたところに多い。まあ、広告単価と書籍では金銭感覚全然違うもんな)は、書籍部門は赤字らしいけれど、弊社のように、堅実にコスト管理厳しく、書籍だけでやっているところは、一般にうまくいっているところが多いみたいだ。

さらに、弊社の場合、取次を通していない、でも、その分、倉庫運送費がかかる、でも、返品率、そんなに悪くない、といった具合に、上記のコスト構造とはまた違ったものになっている。
同じように、上記の平均像とはまた違ったコスト構造のところも多いだろうし、それぞれの項目での数%の違いで、全体の収支は大きく動くのだから、あくまでも、大雑把な仕組みとして、ご理解いただきたい。

それと、論旨から大きく外れるけれど、いずれにしろ、お金のことだけ考えて、出版社に入りたいとか、出版をしたい、という人は、止めた方がいいというか、そもそも、今の時代に、いらっしゃらないと思う。それより、志だ。
1000円の本が、その人の生活、人生に、何万倍もの影響を与えることがある。
2兆円という市場規模ではとうてい計れない力を持っている。そのことを自覚して、志を持って、営むことだと思う。

●発行部数2000部のタウン情報誌に社員6名。年間600万円の広告主が頼りって??

というわけで、内定者のための、出版社の会計講座みたくなってしまったが、ここで思い出したのが、現在のNHK朝の連ドラ「ウェルかめ」の????な設定。

徳島のタウン誌。発行部数は2000だそうだ。ふうーむ。みたところ、ぺらぺらで、せいぜい500円。買い切りで自分で書店にくばっているとしても、卸価格よくて400円。まあ、定期購読あるとしても、郵送代とかかかるから、同じ価格で計算すると、えっ! 1カ月の売上80万円!(印刷代も出ない)年間1000万円弱!? いい歳の社員が6名もいるのに? スタジオもあるきれいなオフィスなのに?

じゃあ、きっと広告媒体として広告代でもっているんだろう、と思ったら、1カ月50万円年間600万円のところがメイン広告主で、そこが抜けるといよいよ経営の危機だとか。メインというからには、全体の30%ぐらい占めている?なんか、雰囲気では、半分以上占めてるみたいな感じだけど、まあ、いいでしょう、30%として、えっ!? 広告収入2000万円。

本体の売上と合わせて、3000万円!? これは、印刷代、デザイン代、版下データ作成代、送料、取材費等、考えると自分ひとりで自宅でやって、とんとん。

まあ、これにかぎらず、いままでの朝ドラも、
料理が自慢の老舗高級旅館なのに、ひと盆に、やすものの器に入った料理が数点という、1000円定食みたいな料理を出していたり、
ヒロインが妊娠して、つわりに苦しんでいるのはオーバーに描かれ、仕事を続ける上で最も大変な授乳期になると、子供に関するすべての苦労は終わって仕事に邁進していたりとか、
脚本も演出も、そういうこと、なーーんも考えない人々なんだなあ、と思いながら見ていたわけだし、
NHKにかぎらず、ドラマの状況設定は、いつもあまりに実態とかけ離れていて、それぞれの業界にいらっしゃる方は、それはそれとして、無視してごらんになっているのだろうが、

でも、今回は、一応零細出版社が舞台。それが、上記のようなありえない数字の出し方なのをみるにつけ、脚本も、演出も、そういうこと、全然考えないというか、無知というか、何なんだろう、

と改めて、思ってしまったのでありました。

10秒後、10カ月後、10年後、その選択であなたはどうなっていますか? ●干場

現在は本田直之さんらの編集で知られ、サンマーク在籍時は「ちいさなことでくよくよするな」の編集担当者として知られる、辣腕フリーエディターの青木由美子さんから、「干場さんを彷彿とさせるので」とあまりにもったいないというか、光栄というか、とんでもないというか、まるっきり器違いの大物著者による「10-10-10」をご献本いただいた。

101010 なんといったって、著者のスージー・ウェルチは、ハーバード大出である。なんてったって「ハーバード・ビジネス・レビュー」の編集者である。
そして、その苗字から分かるように、夫は、あのジャック・ウェルチ、なんてったって大金持ちである。そして、美人である。

ふう〜〜。なんだ、すべて、正反対ではないか!!! 

でもまあ、気を取り直して、ご紹介させていただきましょう。

というわけで、本書「10-10-10」。テン・テン・テンと読む。
サブタイトルに「人生に迷ったら3つのスパンで決めなさい」とあるように、これは、仕事、恋愛、友情、価値観と、わたしたちがさまざまな場面で必ず余儀なくされる「人生の決断」の画期的な方法を説いたものである。

本国アメリカでは、発売後まもなく、「ニューヨークタイムズ」などのベストセラーリストに載り、テレビで紹介されると、たちまち大反響。いまも公式ホームページに、感動と感謝の声が寄せられている、という。

では、その画期的な方法とは何かというと、それが、「10・10・10」。

その選択をしたら、

10分後にどうなるか、10カ月後にどうなるか、10年後にどうなるか

を考えて、決断する。

ただ、それだけだ。ただ、それだけなのに、それが、すごい。

だって、たしかに、わたしたちが決断するとき普通考えるのは、10分後と10年後、あるいはそのどちらかだけだ。
つまり、10年後のために今を我慢するか?
それとも、10年も先のことは考えずに、今やりたいこと(もしくは楽なこと)を選ぶか?

ようするに、アリかキリギリスか? だ。
(わたしもそうだ。で、わたしの場合は、キリギリス。常に、「今」を重視して選択してきた。その「今」の積み重ねで、今の「今」に至った)

著者のメソッドの新しいところは、この現在と遠い未来の間に、10カ月後という「近い将来」を入れたこと。そのことによって、「プロセス」という視点を、決断の要素に加えたことだ。
そのことの威力は実に大きいことが、項目ごとに多数収録されているケーススタディからわかる。

この三つの時間軸で考えていくことで、自分が本当に大切にしているもの、価値観が見えてくる。

というわけで、本書が、全米でベストセラーになっているのはよくわかる。

さらに、この邦訳では、小沢瑞穂さんという名翻訳家による非常に読みやすい訳文にプラスして、青木さんのプロデュースだろうか、強調部分がピンクの2色刷で、大事なところがすっと頭に入ってくる。

仕事上のトラブル、仕事と出産、転職、恋愛と結婚等々、選択に迷っている方はもちろん、70歳になったときも後悔しない決断が常にできるようにと望む、すべてのかたに、お勧めだ。

ただ、1点、アメリカのこうした本はすべてそうなのだが、ケースというか、エピソードが豊富すぎるように思う。メアリーがどうした、サラの場合は、と延々と続くのが、向こうの本の流儀らしい(おそらく、これでも結構削ったりしているのではないかと、勝手に推測しているが)。

本当に迷っている人にとっては、一つ一つを読む過程がまた、癒しであり励ましであって、それが求められるのかもしれない。

でも、わたしには、ちょっと長すぎると感じられた。

どうもこのあたり、過剰なほどプラスしていく欧米文化と、マイナスしそぎ落としていく日本文化の違いのように思う。と同時に、値下げされるのを前提に本の価格を数千円にするために、できるだけページ数をかせぐ、のが欧米の方法と邪推したりする。

***

さて、ここからは、余計なおしゃべりなので、お読みいただかなくてもいいのだけれど、著者は、ウェルチ氏の3番目の妻である。

2番目の妻との離婚の要因となった女性だと、あとから別の人に聞いた。
ああ、だから、2番目の妻との離婚に際し、慰謝料を何億ドルも要求されていたのね、と納得。

でも、そもそも2番目の奥さんというのは、成功と同時に、二十数年間連れ添った糟糠の妻と別れて結婚した17歳年下。おそらく、いわゆるトロフィーワイフというやつだったのだろう。
結婚期間も長くなかったのに、図々しい女性だなと思う一方で、ウェルチしに対しては、ま、自業自得でしょ、と、慰謝料の件を新聞で読みながら、思ってしまったことを思い出す。

だいたいが、ウェルチ氏の本、せっかく前半、その経営手腕に感心しながら読んでいたのに、おしまいの方で、男も成功すればWASPの連中よりももてるんだ、みたいなことを言っていて、新しい妻との結婚を得意そうに書いていたので、一気に興ざめしたものだった。なーんだ、要するに、ずっともてなかったのね、もてたかったのね、みたいな。ま、カワイイとも言えるのだろうけれど。ま、経営手腕に感心はしていたけれど、金融業に走るその経営方針は、私は好きになれなかったので、そのせいかもしれないけれど……。

ともあれ、結局、40過ぎの4人の子持ちの、でも、ハーバード大出の、本著者と再々婚したウェルチ氏は、ようやく正しい選択をしたようだ、多分。その選択には、10-10-10 メソッドを使ったのかな?

2010年2月12日 (金)

神永さんの「未来思考」(朝日新聞出版刊)を読みました ●干場

楽しみにしていた、ビジネス書大賞ブロガー賞受賞の「不透明な時代を見抜く「統計思考力」」の神永正博さんの朝日新聞出版からの新刊「未来思考」を読んだ。
期待を裏切らない良書!

Photo_15 論理は精緻だし、文章は正確かつ、神永さんの誠実な人柄が行間ににじみ出る親しみやすいものだし、全体のブックデザインも美しい。

そして、内容は、副題に、「10年先を読む「統計力」とあるように、

1 少子化と結婚 2 都市と高齢化 3 仕事と経済

の3つの観点から、あくまでも客観的データを元に、10年後の日本を読み解く。

決して楽観視できるものでないのは当然だが、一方、客観的な事実を冷静に見ると、不思議と、勇気と希望が出てくるから不思議だ。建設的な方向性を探したくなる。
これも、著者である神永さんを反映したものなのだろうが。

さて、パート1の「少子化と結婚」については、「婚活時代」や「猪口さん、なぜ少子化が問題なんですか?」の編集を通じて、たいていのデータは、目にしていた私だったが、典型的(!)理系、神永さんならではの、これでもか、これでもか、という事実からの検証は、さすが!

ひとつだけ仮説を立てて、それに合うデータだけをあげる、ということもない。というか、ふつうは省略する、その過程に至るまでの事実との検証作業そのものを見せてくれる。

たとえば、「子どもをほしがる人が減ったんじゃなくて、そもそも結婚したくても結婚できな人が増えている」というのは、直感的にわかったりするけれど、でも、それ以外に「こういう理由もあるんじゃないか」「これはどうだ?」みたいなことを、県ごとの婚姻率、失業率などの増減のデータなど駆使して、ひとつひとつ検証していくわけだ。

つまり、本書は、神永さんが、データを元に読み解く、10年先の日本の姿であると同時に、そのプロセスを読者と共有することで、その方法論、すなわち「統計思考力」を伝授する本でもある。

欲を言えば、より鮮明にそういう方向にしてもよかったのでは? というのが、編集者としての感想。

もちろん、いまのままでもそうしている読者も多いだろうが、より初心者の読者でも、著者の「未来思考」を共有し、観点を共有しながら、推理小説を読むように、より目的意識を明確にもって読むよううながされる、より実践的な側面を持つ方向というか。

ま、このような素晴らしい本を自分のところから出せなかった悔し紛れの弁、ですね!? 
というわけで、読者としては、大いに満足しました!

なお、神永さんは、大学からの派遣で、来月末からインドの大学に1年間赴任されるます。その前に、神永さんをゲストに迎えての「読書会」を企画しています。
「不透明な時代を見抜く統計思考力」か「未来思考」(他社本ながら!)をお読みになった方が集まって、自由に語る会。神永さんへの直接の質問、意見交換も!
近く、お申し込み方法を、お知らせしますので、お楽しみに!!

2010年2月11日 (木)

バレンタインデイに贈っていただきたい本 ●干場

社長室面々から、バレンタインデイに贈りたい本、干場のセレクトを、という「指令」(!)が本ブログを通じて下されていたことに、今気がついた。
バレンタインといえば、やっぱり、昔のCDサイズの本がオススメです。

まずは、これ。
Photo_6 「あなたからの贈りもの」
かなりの自信作。ただ、今出ているのは、新装版で、私としては本当は、オフホワイトの用紙にちいさく金だったか赤だったかの箔でタイトルが書かれただけの最初のカバーが好きだったな。
店頭で地味だし、今の若い読者に合わないということで、新装版になったけど…。
(←社長のくせに、こんなところで、自社に文句言ってて、どうする!!?)

でも、中身は変わらないので!
伊藤のコンセプトを元に、愛を込めて、書きました。

Photo_7 Photo_8 で、昔の版を、今度は、コンセプトはそのままに、イラストブックにしたのがこれ。
「あなたがわたしにくれてるもの」
フクイ・ユキさんのイラストのおかげで、結構売れたな!



同じく、「ひとりよりふたり」(絶版)をもとに、イラストブックにしたのが、こちら、「ふたりだからできること」。これは、ホワイトデーに、男性から女性にお返しに使う方が向いてるかも。

Photo_9 Photo_10 息子にあげるならこの「勇気をくれたこのひとこと」のどれか。どれでもいいか。カバーで選ぼう。私の息子には、9!




夫にあげるならこれだな。

「愛するための本」
なんてったって、「愛を取り戻すための30日間のレッスン」が副題だから。
これをよんで、ちゃんと、私の愛を取り戻しなさい!ってか……ww。

中学受験の季節を幸せに過ごすための画期的シリーズつくりました ●干場

ここ数年、この季節になると、胸がきゅっとなる。中学受験だ(そういえば、この不況の中、中学受験者だけは、過去最高。全国的に伸びているという)。

東京圏では、今週の土曜日あたりで、補欠とかも含めて、ほとんど決定するンじゃないかと思うが、私にとっても、息子が第一志望校に合格したときは、人生で2番目に嬉しいと感じた。

(ちなみに、1番目は息子が産まれたとき。プロポーズとか、就職の内定通知の電話とか、大学の合格通知の電報とか、いろいろ嬉しい瞬間は覚えているけれど、自分のことは、どこか、「当たり前だ」と思っている図々しい節があり、その結果、子供のことが一番嬉しい瞬間となっている。
 できれば、このまま時が止まって欲しい。今の様子では息子の大学受験については、人生で一番嬉しい瞬間が追補されるとはとうてい思えないし、いずれにしろ、もうそれは、私の問題ではなくて、息子の問題なので)

Photo というわけで、これ。弊社の学参(学習参考書のジャンル)に、新シリーズ登場!!
強育ドリルのお兄様お姉様ブランド!「最強ドリル」だ!!

その第一弾は、「数学に感動する頭をつくる」略称 数感頭)栗田哲也先生の「図形」

Photo_2 Photo_3 駿台の英才セミナーで、数学オリンピックに挑む生徒を指導している栗田先生の持論は、「図形は目で解く」。つまり、鉛筆を持たないで、目で解く
基礎から難関中学入試問題まで、自然に「目で解ける」解けるようになるよう、構成されている画期的なドリルだ。

鉛筆を使わないことを推奨しているわけなので、大人のあなたも、電車の中で立ったまま、解ける! というか、解く練習ができる!

そういえば、栗田先生とお目にかかったばかりの数年前、先生がおっしゃたことが印象的だ。曰く、
「数学が得意な人とふつうの人を見抜く方法」

「たとえば、ちょっと複雑な計算問題を耳で聞いたとき、ふつうの人は、さっと下を向き、紙と鉛筆を手に取る。これに対し、数学の得意な人は、顎を上に上げて、斜め上の遠くを見る目になる」

なるほど。と、社内で試してみたら、文系一家の我が編集部は、はなから計算をあきらめてしまった人を除いて、全員さっと下を向く。わが家に帰って、理系の夫に試したら、上を見た!! ただし、彼の場合、数学が得意といっても高校数学までで、さらに正確に言えば、計算が得意なだけかもしれないが……。

Photo_4 Photo_5 さてさて、「最強ドリル」のもうひとつは、「統計」
といっても、統計学ではなくて、統計を用いつつ、社会や国語の力を解く総合問題。公立中高一貫校の検定試験用だ(PISAの問題にも強くなりそう?)。

「消える学力 消えない学力「使える学力 使えない学力」の田中保成先生に、「使える学力 使えない学力」の中で触れられていた公立中高一貫校の、統計を使った問題の例題がとても興味深かったので、今回、その専用のドリルをつくっていただいた、というわけ。
なお、問題は、全国の公立中高一貫校の検定試験から採っている。

といっても、これ、大人用にも十分役立つ。さすがによく読めば誰でも(??)できるだろうが、ちょっと考えさせられるし、それをきちんと記述するとなると……

よし!

ブログ読んでらっしゃる方だけにお教えしちゃおう!!

春から始まる2011年新卒採用筆記試験はこれに決めた!!??

親子でやれば、親子のハイブローな!コミュニケーションにもいいかも。って、前も書いたっけな。

ともかく、小学校4年から。2冊ともオススメです。書店さんの理解が浅い、もしくは、弊社の営業が手薄とかで、お近くの書店さんにない場合は、オンラインショップからでも。子供に使わせるものはご覧になって確かめてみたいものと思いますが、一応中学受験勝ち組ママ(!?)の私が推薦いたしますので…!! 

2010年2月 3日 (水)

バンコクでもディスカヴァーフェア! ●干場

21_1_2 ディスカヴァー恒例の初秋の全点フェアができなかったので、という声にお応えして用意した、「ディスカヴァー全点フェアアゲイン いい本再発見 自分再発見」。
全国で、すこしずつ開催してくださっている書店さんが増えてきていますが、なんと、タイ、バンコクでも! 紀伊國屋バンコク店さんから写真を送っていただいたので、ご紹介! 来週からは、シンガポール店でも始まるとのこと!
このブログ、バンコクやシンガポール在住の方もご覧になってくださっているといいな。

出版談義?@浅草・鬼平 ●干場

昨日は、去年のブックフェアの際のブログでもご紹介した〈素晴らしい版元社長お二人〉(素晴らしいは、社長にかかる。もちろん、版元も修飾してるけど)と3人の念願のお食事!

今ちょうど、業界では、取次の日販さんの総量規制というのが話題になっている(弊社は直取引なので関係ないが)。総量規制というのは、新刊の配本数を一律50%カットということ(ただし、版元が別に注文をとるのは別。また、返品率の優良な2社は除くとのこと)。

たしかに、年間7万冊、毎日200冊の新刊発行というのは異常だ(それが、返品フリーの委託制度による自転車操業を許すシステムから来ているのは、いうまでもない)。書店さんも取次も、悲鳴を上げているのはわかる。
まあ、これまでも、何回かあったことだというけれど、いよいよ、制度疲労がぬぐえなくなってきている、あとはその改革をソフトランディングで行くか、ハードランディングで行くか、というところまで来ている感も。
いくら直取引といっても、そのこととは、弊社も無縁ではいられない。

おまけにここにきて、電子書籍の波である。某取次さんは、5年後には、雑誌書籍合わせて市場は1兆5000億円(もちろん電子書籍を除く)に縮小すると予想されているそうだが、はてさて…。

でも一方で、これらのことを全部建設的にとらえようという動きもある。電子書籍は、日本のコンテンツが海外にもっと打って出られるチャンスだし、電子書籍がもっと進化すれば、紙の書籍との違いも明らかになり、競合ではなく、違うものとして、共存していくだろう。書店さんの意義もまた、明確になるだろう。
ここではあまり書けないけれど、はっきりしているのは、何をしていても、読者目線で、自分たちの役割と機能の原点に戻って、頭と体と心を必死に使っていく人と、そういう人を有する組織には、明日があるし、明日を作るだろうということ。

そういう組織でありたいし、一人ひとりがそういう人(ま、早く言えば、昨日と同じ事を繰り返さない。昨日までのことを当たり前だと思わない。もっと早く言えば、目を覚まして、仕事しろ!!である)であってほしいと、弊社に関しては思っている。
そういう人と仕事がしたい(そういう人、いらしたら、ぜひ、弊社にどうぞ!! そうじゃない人は退場してください)。

すみません、いつも抽象的で。

Photo_2 Photo_3 さて、集まったのは、筑摩の菊池社長ごひいきの浅草・鬼平。女将さんがひとりで切り盛りしている小さなお店で、入り口は、小さな木の扉だけなので、ちょっと入りづらいかもしれませんが、入ってみれば、まったく気取らないあったかい雰囲気。
何より、お料理が旨い!! わたし、20年ぶりに牡蠣食べられました! 

いろいろなお店、行きましたが(ってそれほど行ってないか)、こんなににおいなく、でも、味はしっかりした牡蠣料理は初めて(内緒の秘訣があるそうです)。
癖がないのに、しっかりおいしい、というのは、メインの鴨鍋も同じく。これも、ミンチにする前の下ごしらえに秘訣があるそうな(写真はコースのすべてではない。お通しとか冷たい茶碗蒸しとかまだいろいろ)。

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というわけで、考えてみたら、食べ物屋さんの紹介って、これまでブログでしたことなかったのだけれど、たまにはしてみようかな(だったら、いつもお世話になっている「さくらさくら」さんとかも、ちゃんとご紹介しなくちゃいけないな。これはまたそのうち)。
おまかせで、1万円のコースのみだけれど、飲み物込み、飲み放題なので、昨日なんて、赤字だったと思う、たぶん。下中社長(女将とのツーショットのほう)のせいで……!?

デザイン立国ニッポンは不可能じゃないはずなのに!! ●干場

先日は、世界的デザイナー川崎和男先生と数時間にわたって、お話させていただいた。もちろん、本の相談である。といっても、それは30分ぐらいだけだった気もするけれど。

Photo Images 川崎先生と言えば、あり得ないほど美しい車椅子が近代美術館に所蔵されていることや、最近は、医学博士でもあることから人工心臓でも知られているが、一般に有名になったのは、例の共和党のペイリン副大統領候補のメガネ。気がついたら、パウエル元国務長官とかヨン様とか、いろんな人がしていた!

で、知る人ぞ知るなのが、その刺激的な発言。

現実に生きている証となるのは、
あやしいと考える
自分がいることだ。

デザイナー、モノのつくり手としては、

モノを使いこなすための責任を、
所有したい、使用したいという欲望のある
市民側にも持ってもらいたい。

「誰もが使える万能なモノ」
などあるわけがない。


「つくる」事に無関心な人間は、人間であるということの認識、あるいは自己確認ができていない人間、すなわち、「生きている感動に行き着くことができない』ということを無意識のままにしている、ということです。

デザインとは、橋の形状を考えることではなく、
向こう岸とこちらの岸をつなぐ方法を考えることである。

機能的なものが美しいのではない。
美しいものは機能的なのだ。

いまちょっと手元のメモを写しだけでもいろいろ。
それはいずれ、本にさせていただくので、お楽しみに、ということで、この日、川崎先生がずっと吠えていらしたのは、デザイン後進国ニッポンということ。

曰く、モーターショーにベンツやBMWがこなくなった(おとなりの上海のに行くので、日本はスルー)、サムスンは呼ばれても日本の企業にはお声がかからない世界的デザインコンペ等々、デザインに対する認識の低さから、いつのまにやら、アジアのデザインの中心は韓国(と彼らが勝手に名乗りを上げたとはいえ)になってしまいそうな状況だということ。

日本に最後に残る資源は、文化だけだと思っていたけれど、もし、そうだとしたら、それも、自分たち自信による過小評価、くだらない内輪もめ、あるいは、自己主張の欠如と施政者のデザイン感性の欠如から来るデザイン関連予算削減などから、このままではかなりヤバイ状況の模様。

ヤバイと言えば、ヤバイ経済学系の、去年だったか一昨年だったかに売れた行動経済学の翻訳本に、明らかに、ソニーを大衆商品、サムスンを高級ブランドとして位置づけたうえでの例題があって、「いまは、アメリカでは、サムスンの方がソニーより、値段が高くても売れる高級ブランドなのか?」と思って、NY在住の日本人に聞いたら、「液晶テレビだけだよ」と1年前は言っていたが、それ、かなり認識不足だった。 

巨大コングロマリットとなったサムソンは、今や液晶はおろか家電にもとどまらず、あらゆる方面で、日本勢を押しのけ、進出中とか。

どうした! がんばれ! 誇れ!(ソニーじゃなくて、日本全体へのエール)

というわけで、デザイン立国ニッポンのためにも!? 川崎先生の本を早くださなきゃ! と思うこの頃なのである。


2010年2月 2日 (火)

紙の本はどうなる?という空気とは無縁? 台北ブックフェア ●干場

Photo_7 各国の出版社が出展し、版権売買の行われるブックフェア、一番大きいのは、秋に行われるフランクフルト、2番目が春のロンドン、3番目がNYとLOSとCHICAGOで交代に行われるアメリカなのだけれど、台北でも先週末行われていました(といっても、台湾の場合は、台湾の出版社に向けて、各社が版権をいわば営業するための場ですが)。

その台北でのブックフェアの様子を、夫の台湾赴任で、弊社を退社し、いっしょに駐在しているハシヅメが、写真とともに送ってくれましたので、ご紹介します!
日本からは、トーハンさんの海外事業部が各社のものを集めて、いっしょに出展してくださるというので、弊社もお願いしましたが、おお、ご覧のように、いろいろある!
Photo Photo_2 Photo_3

Photo_4 さて、何が売れるのかな?

ところで、4月のロンドンブックフェアには、今年も行くつもり。
世界が混沌としてくる中で、ほんの方向性も混沌としているのは、日本だけでなく、英米も同じ。
さて、どんな兆しがあるのか? 
電子書籍に対する空気は?
というわけ。

なお、7月に行われる東京国際ブックフェア、昨年、久しぶりに出展して、好評だったので、今年も申し込みました。まだ、5か月近く先のことですが、また、近くなったらご案内しますので、ディスカヴァーのブースに遊びにいらしてくださいませね。

2010年1月31日 (日)

広瀬さんは天才だった……広瀬香美コンサート「香美別邸」に行ってきました ●干場

さて、木曜日に、勝間さんと広瀬さんと、濃いーーい数時間を過ごした余韻もさめやらぬ昨日30日土曜日、広瀬香美さんのピアノと歌だけのコンサート「香美別邸」にうかがってきました。

ほとんど、マイクなしでのアカペラから始まった瞬間から、感動。
うまい……。
以前もはじめて広瀬さんの歌を生で聴いたとき、うまい!とツイッターでつぶやいたら、「プロにうまいとは失礼な」みたいな反応がありましたが、いえいえ、プロだからうまいわけじゃない。うまさにもいろいろレベルがある。わたし、もちろん、詳しい訳じゃないけれど、でも、すごい……全身が楽器のようです。
ちょっとハスキーな膨らみのある低音から、バイオリンのような高音、レースのような裏声、そして、パンチの効いた中間部の声と、ほんとうに七色の声を自由自在に。

そして、時間が進むにつれて、どんどん声量が増していくようで、2時間殆ど続けざまに歌い終わった後、最後はまた、マイクなしのアカペラで、国際フォーラムの3階席まであるCホールいっぱいに、その美声を響き渡らせたのでした。

さらにさらに、おどろいたのはピアノ。弾き語り、なんてもんじゃない。ピアノを弾く指も腕もものすごく速く動かしつつ、その姿勢で、アップテンポの曲を歌いまくる。間奏部分では、踵や膝も使って、演奏しまくる。エルトンジョンも顔負けの(って、エルトンジョン見たことないけど)パフォーマンス。
これまた、ピアノもただもんじゃない、と感じました。

そして、言うまでもなく、すべての曲の作詞作曲を行っているのですから、まさに、音楽のために生まれてきた方だったんですね……天才だ! と思いました。冬の女王とかロマンスの女王とか言われているのだけじゃもったいないというか、とてもとてもそんな器に収まりきる人じゃなかったんだ……!

Photo_10 最新の曲「とろけるリズム」ほか、一番新しいこちらのベストアルバムにもある、プロミスやディア……私の青春の同時代の曲ではないのに(歌というのは、その曲が流行っていた頃の想い出がよ みがえって胸キュンになるものですが)、ウン十年前の十代の頃の自分の日々が思い出され、涙が出てきそうになるのでした。

公演の様子のビデオや残る大阪公演のお申し込み方法など、こちら、広瀬さんの公式サイト内の広瀬さんのブログに出ています! 大阪のチケット、まだお席あるようです。ぜひぜひ! お勧めです。

Photo_11 Photo_13 さて、会場は、ご存じツイッターつながりでの孫さん率いるソフトバンク社の協力もあってか、3Gの電波が強く入り、ツイッターOK、というか、是非つぶやいてくださいね、ということで、ツイッター仲間がおよばれしたのですが、感動のあまり、とてもとてもつぶやいてなんかいられない。
で、途中、少しつぶやきタイムというか、なんと写真撮影タイムがありました。曰く、広瀬さんもステージから、お客さんにiphoneのカメラを向けるし、その間、聴集も自由にとって良いです、と。
珍し! ご覧の通り、皆が競って、ケータイカメラを向けていました。

Photo_14 で、終わった後は、楽屋におじゃまして、ITジャーナリストでツイッターではホリエモンや勝間さんや広瀬さん、鳩山総理などに次ぐ20万人以上のフォロワー持つ林信行さん、勝間さんに勝るとも劣らぬITオタクの(?)人気漫画家、野間美由紀さん、そして弊社チバと一緒に、広瀬さんを囲んで、嬉しい1カット!

その後、同メンバーに小飼弾さんご夫妻を加えた8人で行ったビールバーでは、こちらに野間さんもブログでお書きのように、小飼さん、林信行さんを中心に、発表になったばかりのipadを中心に電子書籍談義。

それにしても、林さんのバッグからは、まるでドラえもんのポケットのように、次々と、iphone を楽しむさまざまな周辺グッズが出てくるのでありました…。

遅ればせながら、勝間さんとの名古屋行脚のご報告 ●干場

Photo_6 先の記事で、大竹よりご報告させていただいた、先週木曜日の、三省堂名古屋テルミナ店にて、盛況のうちに終わった、勝間さんと広瀬さんのトーク&サイン会(いやあ、楽しかった。私は司会というより、例によって、話に割り込んだり、かき回したりで!?)に先だって、勝間さんのご希望により、「つながる力」のプロモーションのため、名古屋の栄と名古屋駅周辺のいくつかのお店にご挨拶に回りました。

Photo Photo_2Photo_4 栄の旭屋ラシック店さんでは、全点フェアアゲインを開催してくださっていました!
ディスカヴァーのコーポレートカラーの柔らかい赤にゴールドのワンポイントの販促物は、営業ヨシイのお気に入り! 編集部サカイズミ熱作(こんな言葉あるかどうか知らんが)の「ディスカヴァー新聞」も映えていました! で、店長の代島さんと勝間さんのツーショットに私も割り込んでパチリ。

Photo_5 丸善栄店さんでは、大西店長らみなさんと勝間さん!(そこで、弊社の小宮さんの「時間力」「社長力」などの手前にサンマークさんからの新刊発見!! 編集は高橋さんか…。売れてますか?との私の問いに対する清宮チーフのお答えはナイショ)

Photo_7 続いて行った名古屋駅前のジュンク堂さんでも、みなさんで勝間さんを歓迎! 写真には写っていませんが、重元店長さんも。(なお、ここでは、小宮さん監修のPHPさんからのマンガによる「1秒間で財務諸表〜」の本を、同じく弊社の「時間力」「社長力」等の隣に発見!)

Photo_8 Photo_9 そして、駅ビルの上の高島屋の三省堂さんでは、ビジネス書担当渡邊さんが、さっそくツイッターのお話を! つぶやき仲間入りの模様。ビジネス書大賞フェアも行ってくださっていました。

で、いよいよ、サイン会の行われる三省堂名古屋テルミナ店さん。こちらの平井主任を初めとするみなさんとの写真は昨日の大竹のエントリーをご覧ください。

Nagoyanihonichihitsumabushi1 というわけで、1年ぶりの名古屋の半日。ほぼ終電で、おみやげにこちらのひつまぶし弁当を買って、帰りました(家でチンしてから添付の抹茶をお湯で溶き、お茶漬けにしたら、結構おいしかった! お勧め)。

で、このひつまぶしについて、ツイッターでつぶやいたら、結構反響あって盛り上がりました。鰻好き、多いんですね。
で、もとは熱田神宮近くの「蓬莱軒」からで、そこの登録商標だと初めて知りました。まあ、ウィキペディアで調べればいいんでしょうけど…。
名前の由来は、「おひつ」に入れ、刻んだ鰻を「まぶした」ものということで、「ひつまぶし」というのだと。(「へえ、そうなんだあ」とつぶやいたら、某著名評論家・比較文学者のO氏から、「なんだと思ったのですか?」とつっこまれてしまいましたが。)

まっ、ともあれ、以上の五店には、勝間さんの例の字の色紙があります。お近くのかた、ぜひ、お楽しみ(!?)くださいませ! そして、今回伺えなかった書店さま、申し訳ございません。勝間さんはともかく、私でしたら、いつでも伺いますので! もし何かありましたら、宜しくお願いいたします(というか、ご挨拶にうかがったとき、素っ気なくしないでください。これで結構、気が小さいので……!?)。

2010年1月28日 (木)

「親が変われば子どもが変わる!」江藤真規さんのセミナー大盛況! ●田中

Isbn9784887597778二人のお子様を東大に合格させた江藤真規さんをお迎えし、「勉強が好きな子に育つ 合格力コーチング」出版記念セミナーを開催しました。

2時間使って、家庭でできるコーチングアプローチをご紹介くださったのですが、これが濃い!!
「受験前の子どもには、とにかく安心感を与える」
「3分だけでいいから手を休めて子ども話を聞く」
「『どうやったらいいと思う?いつからはじめる?』というオープンクエスチョンで子どもの自立性と自発性を高める…」
など、
実体験に基づく江藤真規さんのお話には説得力があり、
会場からもためいきやうなづきが続出でした。


P1271001後半の質疑応答では、
「受験を目前に控えた子どもにしてあげられることは?」
「兄弟げんかが絶えないのだけれど…」
「話したくない、という子どもに対してどんなアプローチができる?」

など、様々な悩みに対して、江藤真規さんがお答えくださいました。
まだ子どもがいない私ですが、あまりに具体的ですぐ使えそうなアドバイスの数々を思わずメモ!!

江藤真規さんのお話を聞きながら、自分が子どもだったころを思い出しました。
母親に話を聞いてもらえたらそれだけですごく安心したこと。
「こんなに上手にできるんだ!」と言われたことで、その科目が大好きになったこと。
大人だって、自分の存在を認めてもらったり、共感してもらえたりしたら、
うれしくて、励みになるし、やる気がでますよね!

「いつも見ていて、応援してくれる人がいる」という安心感が自信につながって、
勉強やスポーツに一生懸命取り組める子どもが育つ…
その愛のある目線に、子育てコーチングの真髄を感じました!

*****
セミナーの様子は、後日DVDでお届けできる予定です。
このブログなどで制作状況などお知らせしますので、どうぞお楽しみに!

****
江藤真規さんの書籍
『勉強ができる子の育て方』
『勉強ができる子に育つ 合格力コーチング』

2010年1月24日 (日)

LIFE誌MICHAEL ハードカバー&高級紙仕様 限定愛蔵版 密かに出しました! ●干場

Photo_5 Photo_6 自慢の新刊のもうひとつはこれ。
なんだ、マイケル、去年のじゃん、と仰るなかれ。

愛蔵版です。アメリカのライフ誌版と同様、ハードカバーです。本文用紙も、高級にしてます。

いやあ、大判のハードカバーは、弊社でははじめて。いいですね。「モノ」としての存在感が違いますね(写真は、さきほど、自宅でiphoneで撮ったので、なんか余計なモノがうつり込んだりしてしまっておりますが、その厚さだけにご注目いただければと……)。

なにしろ、写真が貴重なショットなだけでなく、素晴らしいので、ファンならずとも、欲しくなる。前のものをお求めくださったかたも、また欲しくなる。
限定3000部です。

決定!今ビジネスマンが読むべき本! ビジネス書大賞Biz Tai 2010 の冊子、できました! ●干場 

ちょっと自慢の新刊(って、いつもみんな自慢なんだけど)2つ、本日から発売なので、お知らせさせてください。

Photo_2 まずは! こちらでも、ツイッターでも、ちょっとお騒がせしました、日本初のビジネス書アワード「ビジネス書大賞 BizTai 2010」の結果が、小冊子に!
表紙にあるコピーをそのまま引用すれば、

「70名の選考委員+500名以上の一般投票で選ばれた2009年(10月まで)のベストビジネス書発表!

名著の舞台裏が分かる著者・編集者の「受賞インタビュー」ほか、50位までの発表と全コメント(ツイッター投票の読者の方のコメントは全部はのせきれませんでしたが、でもだいぶん入っています!)と、選考委員が選んだ(つまり、ノミネートとなった)全250冊以上を紹介。

Photo_4

じゃあ、実際のところの売上順位はどうだったんだ、ということで、丸善、紀伊国屋、TSUTAYA、オリコン、アマゾンのビジネス書売上ランキングも巻末にご紹介!
それぞれの書店の担当者さんのコメントも掲載しています。
(オリコン(大手書店チェーンの数字をすべて集計)の10位に、小宮さんの「社長力養成講座」が入っていて、ほっ。)

選考委員70名のリストは載っていないようですが(って、他人事のようでゴメンナサイ。ま、読み進むうちに、あっ、こんな人も! あ、彼も!と、お楽しみが増えるということで……!?)、小飼さん、聖幸さん、山田真哉さんなどのアルファーブロガー、丸善さん、紀伊國屋さんはじめ大型書店さんの名物書店員さん、各出版社の社長、編集長さん、そして、日経ビジネスをはじめマスコミの編集長クラスの方々等々、これが大物揃い。

20_2 ふだんは聴けない、読めない、かれらのコメントを読むだけでも、貴重。そして、これが予想以上に面白い。
(各ジャンルの賞の小冊子は数あれど、選考してくださった委員、読者の方のコメントをここまで充実して掲載したものはなかったのでは?)

はっきり言って、これで800円は安い! というか、赤字です。
2ヶ月間、ハラとサカイズミは、この編集と事務局実務にかかりっきり。特に、ハラは、初めての雑誌仕様の編集業務(単行本より、1ページ当たりの文字量は多いし、確認相手・事項は多岐・多項にわたるし)で、一時期、被害者モードに入っていようでもありましたが、いやあ、できあがってみれば、それも吹き飛んで、充実感、というところではないでしょうか。

ご協力いただきました、選考委員のみなさま、一般投票してくださった読者の方々、そして、素晴らしい本を生み出してくださった著者の方々、各社編集者の方々、ほんとうにありがとうございました!

2010年1月14日 (木)

誰でも簡単にアイデア発想ができる『仕組み』が存在する!? ●干場

Photo 1月の新刊で、ニーチェの次に、私が読んだのはこれ。
「アイデアのつくりかたを仕組み化する」
まさに、タイトル通りの内容の翻訳書。
まさに、編集担当チバが帯に入れた「アイデア発想の暗黙知を初めて可視化した最強のビジネスマニュアル!」だ。

で、スクリプトを見て、私も期待した。おおーー! これで、誰でも、アイデア発想が簡単にできるようになる! それがすっごくかんたんに、さくさく読めるように書いてある。こりゃあ、画期的じゃないか!と。

しかし、である。正直に言おう。
世の中、そんなに甘くなかった。
さくさく速読しただけで、その瞬間から、これまで発想力に乏しかった人が突然、アイデアマンになるなんて、そんな方法があったら、とっくにみんなやってる!!

だいたい、それでは、ちょっと、ほんのちょっと発想力がふつうの人よりいいだけで、かろうじてアドバンテージとっている(とってないか)私みたいな人がいきなり失業しちゃうじゃないか!

で、そういう人、つまり、少しだけ発想力に自信がある人、あるいは、本気でそれを身につけたいと思っている人、もっとのばしたいと思っている人、なによりそういう仕事が好きな人にとっては、朗報である。

本書は、さくさくただ読んだだけでは、きかない。
だから、すぐにアドバンテージをとれなくなっちゃうことはない。
それどころか、そういう人こそ、本書はほんと、スゴイ味方!
これまで、無意識のうちに、あるいは、試行錯誤しつつランダムにやっていたことが、おおーー!とばかりに、『可視化」されている。手順化されている。

だから、どんどん差をつけられる!!

たとえば、ステップ2のアイデア構築のところで紹介されている手順は、
1 トンネル 2 ブリッジ 3 バイパス 4 新しい目的地を見つける
問題解決の際のラテラルシンキングの技法の仲間、と思っていただければ、なにが書いてあるかは想像できるのではないだろうか?

そして、それらを実際、鍛えるエクササイズも載っている。まじでやろうとすると、ちょっと面倒かもしれないエクササイズ。
だからいいのだ! どうせ、みんなやんないから。
でも、もし、やったら……!?

というわけで、結論。
本書は、ちゃんと読めば、そして、書いてあるとおりに、ちゃんと練習すれば、誰でも、アイデア発想ができるようになる。実行、行動に結びつく。
そういう意味では、本書は、ほんとうに役立つ!
裏側の帯に書いているコピーは、その意味で、奥が深い。すなわち、

No Implementation, No Creativity
実行なくして創造なし

 

ところで、本書の原題は、Imagination  Engineering
本文の中では、『創造エンジン』と訳しているが、Imagination だ。
やはり、想像は創造の母である。
と思ったところで、おっと、ずーーーーと前、干場式凡人のための創造力講座を少しずつ書いていく、と宣言して、9つの法則だけあげて、それっきりになっていた(それも10の法則と銘打ちながら、9個しかあげてなくて、後で考えるなんて、無責任なことを書いていたのが今わかった)ことを思い出してしまった。

ま、その後、早く読みたい、という声もなかったので、あまり期待されていない、ということで、まあ、いいか。

そうそう、本書には、いろんなコラムも豊富。その中の、創造力を妨げる8つのものをちょいとご紹介しておきましょう。なんか、これみると、半端な優等生ほど、結構障害多いような気がしますね。

①左脳 ②固定概念 ③すでにある経験や知識 ④学校 ⑤論理的であることにこだわること ⑥ルールを守ること ⑦真面目さ ⑧自分はクリエイティブじゃないと考えること

Photo_2 あっ、もうひとつ、そうそう!と言わなければいけないことがあった!

本書のエクササイズと併せて、というか、その前に、ぜひ、やっていただきたいのが、これ。

『創造力養成パズル』

ブレインパズルシリーズの第5弾だ。
コピーに、『ひらめき瞬発力は簡単に身につく!』とあるが、これはちょっと誇大広告じゃないか?って自社のこと、批判してどうする、だが、ビジネスアイデアの発想力がすぐ出てくることはないかもしれないけれど、『アイデアのつくりかたを仕組み化する』の中にでてくるエクササイズは、さくさくできるようになる確率はぐっと高まる。

まさに、頭の柔軟体操。

このシリーズの中で、私はいちばん好きかも(ただ、面倒な計算をしなくていいので、という私のものぐさによるものかもしれないが)。お子さんと一緒にも、電車の中でも楽しめますね!

(業務連絡:編集担当のサカイズミと、このシリーズ、いつも校閲(すべての問題の解き直し)をしてくれているシステム担当のコセキ(弊社唯一の理系)、おつかれさま!) 

2010年1月13日 (水)

次はニーチェだ!? 超訳でお届けする孤高の哲人の教え ●干場

Photo 早くも1月新刊ご紹介の頃となりましたが、なかでも営業部の間でいちばん期待が高まっているのが、これ、「超訳 ニーチェの言葉」

我が社の隠れたベストセラー「頭がよくなる思考術」「勉学術」の白取春彦氏企画編訳によるもので、「バルタザール・グラシアンの賢人の知恵」(20万部突破!)から始まって、「アランの幸福論」「菜根譚」 と続いた、ディスカヴァー古典シリーズ第四弾!

これまでと同様、厚い! 美しい! 奥深い!
そして、これまでの中で一番有名な著者じゃないでしょうか。

4 なんといっても、ソクラテス、プラトン、アリストテレスといったギリシャ哲学者を除けば、カント、ヘーゲル、サルトルと並んで、「有名」な哲学者。当然のことながら、弊社のスタッフも全員その名を知っています。

ところが!です。ニーチェと言えば、ルサンチマンで、ニヒリストで、超人、力への意志とか、発狂とか、全体に、デカダントなイメージ(それだけに、いつの世も、若者が憧れるー私もかつてそうだった)というのを持っていたのは、編集部では、私とフジタとハラだけ。つまり、40歳以上。なんと弊社の30代の東大文系出も知らなかった! で、その理由が、「だって、倫社とらなかったので」。

まあ、ニーチェが何かを知っているか知らないかなんて、過去の教養主義的教育以外の何者でもないわけで、どうでもいいじゃないかと言われればそれまでですが、それにしても、「室町時代? 日本史選択しなかったので」とか、ともかく、1980年代以降生まれの人たちに、昔ながらの教養の継承は行わないというのが、文科省の方針だとしたら、それは見事に達成されていると思います。カリキュラムを少なくて深く思考させ自由に発想させようとしているのだとしたら、その成果は……どうなんでしょうね。

おっと、そんな年寄りっぽい愚痴を書くのが目的ではありませんでした。
このニーチェの本の新しさは、それまでのニーチェに対するイメージを払拭する、ある意味、明るくポジティブな教えに満ちているということが言いたかった!
(ところが、編集会議で、40未満のスタッフは、そもそもイメージを何ら持っていないので、話が続かなくなってしまった、という次第。)

でも、ないならないで、かえっていいかも。いい言葉満載なので(白取さんのニーチェと読者の皆さんに対する愛のおかげの「超訳」です)。

たとえば、

「自分はたいしたことがない人間だなんて思ってはならない。それは、自分の行動や考え方をがんじがらめに縛ってしまうようなことだからだ。そうではなく、最初に自分を尊敬することから始めよう」

「一日の終わりに反省しない。…疲れたら、たっぷり眠れ」

「いつも機嫌よく生きていくコツは、人の助けになるか、誰かの役に立つことだ」

「もっと喜ぼう。ちょっといいことがあっただけでも、うんと喜ぼう」

「一緒にだまっていることは素敵だ。もっと素敵なのは、一緒に笑っていることだ。二人以上で、一緒にいて、同じ体験をし、ともに感動し、泣き笑いしながら同じ時間をともに生きていくのは、とても素晴らしいことだ」

処世訓みたいなのもあります。

「大きなものを贈ると、感謝されない。それを受け取った人は、やっかいなものをもらってしまったと思うからだ。贈り物は、心だといわれているが、ほどほどでなければ相手を困らせるだけなのだ」

「連絡もなしに人を待たせるのはよくない。マナーや約束の次元だけの問題ではない。待っている間にその人は、あれこれとよからぬ想像を巡らせ、心配し、次には不快になり、だんだんと憤慨してくるものだ。つまり、人を待たせるのは、何も使わずに、その人を人間的に悪くさせてしまう不道徳きわまりない方法なのだ」

シニカルなのも。

「最大のうぬぼれとは何か。愛されたいという欲求だ」

でもだいたいは、自己啓発度100%の言葉。

「天賦の才能がないといって悲観すべきではない。才能がないと思うのならば、それを習得すればいいのだ」

「すべて、初めは危険だ。しかし、とにかく始めなければ始まらない」

私の今日のお薦めは、

「ある事柄が不合理だからといって、その事柄を廃止してしまう第一の理由にはならない。不合理だからこそ、そのような事柄が必要とされている一条件となっている場合がかえってあるからだ」

全232項、とてもとてもご紹介しきれないので、ぜひ、お手元において、いつでも開いたページからお読みくださいませ!
女性の方には、ご自分用以外に、バレンタインの贈り物に、リボンをかけて、チョコと一緒に、インテリゲンチャな(!?)意中の方に贈る、というのもどうでしょうか?

それにしてもほんと、ニーチェが、こんなまっとうな、人生に肯定的なこと、たくさん書いているなんて、ちっとも知りませんでした。
これは、自社の本であろうとなかろうと、私の座右の書のひとつとしたいお気に入りの1冊となりそうです。

というわけで、「超訳 ニーチェの言葉」、アマゾンの書誌データ、なぜかまだ貧弱なので、こちら、弊社のショッピングカートでのご紹介をどうぞ。

最後に、まさに、「視点を変える 明日を変える DIS+COVER 」の弊社が目指す書籍を書いたとしか思えない言葉があったので、載せておきます。

「私たちが読むべき本とは、次のようなものだ。
読む前と読んだ後では世界が全く違ってみるような本。
私たちをこの世の彼方へと連れ去ってくれる本。
読んだことで、私たちの心が洗われたことに気づかせるような本。
新しい知恵と勇気を与えてくれる本。
愛や美について新しい認識、新しい眼を与えてくれる本」

かくありたいものです。



2010年1月12日 (火)

今の20歳にとっても、やっぱり自分の明日は明るい!? ●干場

Yahoo!ニュースといえば、成人式の昨日、1月9日時事通信からの、こんな記事に気がついた。

日本の未来について、新成人の8割が「暗い」とする一方、
自身の未来は6割が「明るい」と思っている


ことが9日、インターネット調査会社「マクロミル」(東京)の調べで分かった。同社は昨年も新成人への意識調査を行っているが、数字はほぼ同じだった。

 日本の未来が暗い理由としては「景気が悪くなる一方で、年金問題などの解決のめどが立たない」や「政権交代でも、特に大きな変化がない」。
 一方、自分の未来について楽観的な理由として挙げられたのは、「これから何でもでき、可能性がいっぱいある」「明確な目標がある」などだったとのこと。

 調査対象は数百人だし、インターネット調査だし、これをもって、日本の今の20歳を正確に表しているとは言えないだろうが、ちょっぴりほっとしたのは事実。
 これまで、無意識のうちに漠然と、「明日が今日よりよくなる」と思いこんでいる現在40歳以上の人たちと、「明日は今日より悪くなる」と思っている若い人たちとの違いを書いてきたが、なんだ、自分の明日については、結構明るい見通しなんじゃないか、ということが分かったから。

 考えてみたら、バブルへと向かう高度経済成長時代に青春時代を過ごした私の若い頃だって、だからといって、日本や世界の将来を明るいものとばかり思っていたわけではなかった。
 なにしろ、あの頃は冷戦状態だったし、核で世界が消滅するストーリーは溢れていたし、日本のよさが失われていくことを嘆く声は充満していたし、校内暴力はすごかったし、オイルショックはあったし、ジャパンバッシングもあった……。
 おそらく、アンケートで「日本の未来は明るいか?」と聞かれたら、当時の私だって、「明るい」とは答えなかっただろう。
 でも、自分自身の未来は、明るいと感じていた。
 いまの20歳と何ら変わらない。

 このアンケートのことをツイッターでつぶやいたら、何人かの方が、「根拠が知りたい」というコメントを返してくださったが、「根拠なしに、明るいと感じる」、それが若さというものだと思う。

 自分でも忘れてしまったが、20代の頃には、私にすらも、「野心」があった。いまでは、その野心の中身というか対象すらも忘れてしまったが、野心があったことは確かだ。
 なぜなら、10歳年上の先輩が、「30歳を超えると、その野心を自分でかき立てていかなければならなくなるのよ」という言葉に驚いたことだけ、よく憶えているから。
 当時の私は、その根拠のない自信とそこから勝手にわき上がる野心を抑えるのに大変だったのだろう。

 とはいえ、やっぱり、当時と比べて、状況は厳しい。なんだかんだといって、成長の余地のあった当時と今とでは異なる。それは事実だろう。
 それでも、根拠なく、自分の未来、可能性を信じている若い人たちに期待したいし、その可能性をつぶすようなことはしたくない、応援したいという思いを新にした成人式であったのでした(と、だらだら書いた文章をむりやりまとめてみたのであります)。 

中途採用募集ページ更新しました! Yahoo! ニュースにも載っちゃいました! ●干場

ながーく更新しないでいて、ごめんなさい。
どうも、以前だったら、ちょっと気づいたことを、ここに書くために、1000文字ぐらいの記事にまとめていたというか、拡散させていたのを、最近は、140字でツイッターでつぶやいて、あとでブログでもっと深めよう、と思っているうちに、自分が何に関心を持ったのであったのか、ネタを忘れてしまう、というアルツハイマー状態に陥ってしまっております。

まずは、わすれないうちに、表題の通り、中途採用のページが少しだけ、新しくなっています。というのも、この半期で二桁採用!の本気度を示したくて。

というわけでも、今朝方(といってもう昨日の朝のことだが)、ツイッターでリンクを貼ってつぶやいたら、これがまた、思いの他の話題になって、ものすごい数のリプライをいただき、こちらの採用ページにも、数千のアクセスがすでにあった模様。
そして、夕方には、Yahoo! ニュースにも載っちゃいました

この厳しい時期、とくに出版業界にとっては厳しい時期に二桁採用予定というのと、ツイッターで求人!というのが、新しかったみたい。R社はどうでる? みたいな、リプライもあったし。
いえ、別に、そんな、ごく自然な流れだったと思うのですが。
それに、実際、どの程度の方が応募してくださるか、結果が出るのはこれからですし。
それに、ほら、ここでもこうして、告知しているわけですし。

というわけで、編集・営業・ウェブ&電子書籍担当 の経験者採用、本気です。できるだけ早く決めたいと思っています。
営業の場合は、未経験でも可。異業種歓迎。第二新卒も可。仕事がどんなに楽しいかは、本ブログをお読みいただいている方でしたら、おわかりですよね!!??

経験者は、これまで、エージェントさんや新聞などを用いて募集し続けて参りまして、それで少しずつの採用となっておりますが、実は、編集以外は、ディスカヴァーのことをよく知らない、どころか、本も実はあんまり読んでいない、という方が多く、そのほうがかえって違う視点が入っていいかな、などと思っておりましたが、やはり、結局、長く続くのは、ディスカヴァーのことを好きでいてくれていた人たちなのです。
出版社ならどこでもいいみたいな人は、やっぱり違っていたというか……。

というわけで、ツイッターをなさっていなくても、本ブログをお読みくださっている皆様で、是非にと思っていらっしゃる方がいらしたら、こっそりご応募くださいませ!

2010年1月 4日 (月)

希望と利他、そして、幸福について再び。「お金にものを言わせる生き方から、お金にものを言わせない生き方へ」●干場

今年の2日は、嫌がる息子をむりやり誘って、ウン十年ぶりに、書き初めをした。
書いた言葉は、もちろん(?)「希望」
息子には、小学生みたいだといわれた。たしかに、希望というのは、小学生のお習字で、書いたような気もする(習字の腕もそのときから進歩なし。当時もせいぜい三重丸程度。五重丸や花丸とはとんと無縁だった…)。

でも、以前も書いたように、私は、出版という仕事を通じて、何をしたいのかといったら、やっぱり「希望」を伝えたいと思っている。
本(フィクション、ノンフィクションを問わず、紙の本か電子化であるかを問わず)にはいろいろな目的、使命がある。たとえば、世の中の知られざる問題点を告発するものもある。それも大事だと思う。
でも、私は、究極的には希望を伝えるもの(ささやかな日常のちょっとした知恵から、世界の明日への展望まで)を読みたいと思うし、提供したいと思っている。

Photo で、今年最初にご紹介したいのが、昨年12月下旬発行の新刊でまだご紹介していなかったこれ、「貧乏入門 〜あるいは幸福になるお金の使い方」
これまで何度もご紹介してきた異色の若手僧侶・小池龍之介さんの新作だ。

「貧乏入門」という企画が宙に浮いているというお話を秋に小池さんにうかがって、それは素晴らしい!と、さっそく本にさせていただいたのだが、中には、新年早々、「貧乏入門とは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれない。
けれども、本書の真のメッセージは、その副題にもあるとおり、いわば仏道的観点から見た、極めて実践的な「幸福論」である。
目標は、お金があってもなくても、お金から自由に生きる在り方。
お金にものを言わせる生き方から、お金にものを言わせない生き方へのシフトだ。

小池さんは、本書の中で、「貧乏入門というのは、文字どおり、お金がない貧乏人になりましょうというのではなくて、欲望による消費を止め、必要に応じて良質のものを買い、その産業に投資するようなスタンスへと移行すること、そのことを通じて、欲望から自由になることだ」と説く。

欲望から自由になることというのは、仏道に入る者の大きな目標のひとつだと思うが、今の日本人は、それができる大きなチャンスを迎えていると、小池さんは言う。
201ページの終わりから202ページの最初の部分(わたしの好きな部分)から引用すると、

*****

 これは、歴史的に見ても希有なことです。
 中国をはじめ新興国の人々がまだ幻想に浸っているなかで、いちはやく幻想から脱出して、価値観を組み替えることのできる未曾有のチャンスに、わたしたち日本人はいるのです。
 すなわち、経済的に豊かになることのメリットは、「お金があってもどうやら幸せになれるわけではないらしい」という気づきを得るチャンスです。

(中略)

 ところが、日本が必ずしも豊かとは言えなくなってくるとともに、「不幸なのはお金がないせいで、回復すれば幸せになれるに違いない」という幻想が、日本を再び覆い始めているように思われます。
 この危機に脅えて、ケチケチと節約したくなったり、お金にしがみつくかたちで支配されたりしてしまいますと、再び、欲望の幻想のなかに舞い戻る羽目になり、せっかくのチャンスが台無しになってしまいます。

*****

では、どうすればよいのか?
本書の新しさは、欲望のメカニズム等についての説明はもちろんのこと、小池さん自身の衣食住にかける毎月の買い物の品目から金額まで、公開され(もちろん、独身男性でかつお坊さんなので、そのまま全部真似するわけにはいかないけれど、勘のいい読者なら、金額の大小ではなく、そのエッセンスを取り入れることは十分に可能だと思う)ていること、「欲望と必要のリストづくり」や「物の捨て方」が実践的に示されていること、

そして、幸福になるお金の使い方も、具体的に示されていることだ。詳しくは、本書をぜひ、お読みいただきたいのだが、ヒントを言えば、「他人のためにお金を使うこと」だ。

利己から利他へ。

考えてみたら、夏に出した、山田昌弘先生らによる「幸福の方程式」の結論も、これに近かった。人のために、時間を使う、力を使うことによる幸福の兆し。

利己から利他へ。

これが、21世紀の新しい幸福のキーワードであるのは、間違いないと思う。
なんて、思っていたら、あれあれ、去年の今日、1月4日も同じことを書いていたのに、今気づいた!!(進歩がないというなかれ。ぶれていない、ということで…!?)

「まだ、漠然としているが、今年は、この「希望」「利他」が根底に流れる本を出していきたいな、と思っている。みなさまとともに。お互いのために。」

ということは、去年は、そういう本がいくつかは出せたわけだ(この「貧乏入門」と「幸福の方程式」以外にも、「人を励ますのが苦手な人のための50の簡単な方法」もそうだった)。

「希望」を書き初めに書いたのも、必然だった!

というわけで、今年もひきつづき、「希望」と「利他」が根底に流れる本を出してまいります。
が、その前に! 「貧乏入門」、お読みいただければ幸いです!!(?)

目次は、折り畳んでおきます。

(ところで、全くの余談なのだけれど、「貧乏入門」のなかに、「お金の害毒のひとつとして、ケチる心をあげ、スーパーなどで本当はこちらの良質な野菜が買いたいのに、ついケチって中国産の安いのを買ってしまう、そのときの小さな敗北感がわたしたちを不幸にする(お金がないことその物ではなくて)というくだりがあって、私はいたく共感したのだけれど、編集部のハラ君は、「え、そういうとき、やったー!と成功感を得ます」と言うので、なるほど、ほんと、人はいろいろだなと、感心してしまったのでありました……さて、あなたは、本書をどうお読みになるでしょうか?)

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2010年1月 1日 (金)

あけましておめでとうございます! 今年ディスカヴァーは創業25周年を迎えます ●干場

あけましておめでとうございます。

今日、某神社でおみくじを引いたら、久しぶりに「大吉」でした。
(高校入試の年に、熱田神宮で新年早々「凶」をひいたけれど、高校も受かったし、とても楽しい青春のスタートだったので、以来、信じてはいないけれど、でもやっぱり、「大吉」が出ると嬉しいものですね!)

商売運は、「ひそかにすれば吉」と出ましたので、寅年にふさわしく、虎視眈々、密かに進めてガーンと一発かましたい(って、誰に? 何を?)と思います。ので、ご期待くださいませ!?

また、実は、今年は、ディスカヴァー創業25周年の年です。
書籍出版を本格的に始めてからは、ちょうど20年です。
創業20周年の時は、ディスカヴァー21だから、21周年になんかしようとかいいながら、結局、何もせずに終わりました。

今度は、「創業25周年記念 サイエンスシリーズ 創刊」以外にも(えっ!? サイエンスシリーズって、創業25周年記念の企画だったのか!??)、いろいろと、年間を通じて、お祭りしてまいりたいと思います。というか、今から、あわてて企画を考えたいと思いますので、よろしくお願いいたします(なにか、ご希望のアイデアなどございましたら、お寄せくださいませ!?)。

とまあ、それはともかく、代表の伊藤の「21世紀を開く会社を創ろう」というロマンに惹かれて、始めて25年。いったい、21世紀の何を開くというのか? ある意味、それを探し続けてきた四半世紀だったとも言えます。

「新しい時代の価値基準の選択肢を提案」していこうと思いました。
では、その価値基準とは?
思えば、わたしたちが「これが幸福である」という価値基準は、産業革命以来、日本で言えば、明治維新以来、変わっていない気がします。もっと限定的に考えても、第二次大戦以来。
その答えがみつからないままに、世界がリーマンショックというかたちで、ひとつの価値基準の行き着く先とその矛盾をつきつけられているのだと私には思えます。

大きな変化もその渦中にいるときには、案外、気がついていないもので、後世の人が後から振り返って、「あのときが、「潮の変わり目」(←この「潮の変わり目」というのは、ちょうど去年の今頃、このブログでもご紹介した「ウォール街の自爆」の神谷秀樹さんの表現です。彼の本も春には出せると思います)だったんだね、その渦潮の中にいた人たちは、どんなふうに思っていたんだろう」と、思うものなのでしょう。

世界も、日本の政治経済社会も、そして、出版書店業界も、いよいよ、今年は大きく変化することでしょう。せざるを得ないでしょう。そんな大きな時代の節目に、立ち会うことができるのは、「千載一遇」のチャンスであり、ディスカヴァー・トゥエンティワン創業の意義がいままさに問われる時がきたともいえます。

潮の目をかいくぐるのではなく、まさに、渦潮を起こすつもりで、この記念すべき創業25周年の年を始めたいと思います。
あらためて、みなさま、宜しくお願い申し上げます。
(そんなつもりはなかったのに、なんだか、分かったようで結局よく分からない新年の社長の挨拶みたいになっちゃった! ま、そうなのではあるが……) 

2009年12月31日 (木)

ずるい!? なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか? って思ったことないですか? ●干場

かつて、4つの関連会社対抗のソフトボール大会が行われたことがあった。
当然1社が優勝し、残り3つの会社は、敗戦の辞を述べるわけですが、その3社の辞がそれぞれの個性を反映したものになっていて、実に面白かった。

A社 「来年に向けて今から社員全員で、バッティングセンターに通います」
B社 「来年に向けて元甲子園球児を基準に、中途採用します」
C社 「来年に向けて弊社に有利なように大会のルールを変更します」

私の発言がどれだったかは、あとにして、A社というのが実に実に日本的。
ルールに従い、一生懸命努力する。そうやって、さまざまなハンディを負いつつも、見事世界制覇を成し遂げる。自動車然り、スキーのジャンプ然り、F1レース然り。

ところが!だ。日本が世界制覇した途端に、「欧米列強」がやってきて、ルールを変えてしまう! で、低迷が続く。
それでも、新しいルールでがんばって、またまた世界一になると、またまた「欧米列強」がやってきて、またまたルールを変える!

バブルの頃の自動車摩擦の頃から、背泳で鈴木大地が優勝した途端にバサロ泳法を制限したときから、もっと古く言えば、戦後給食にパンを導入して小麦を売りつけたときから、さらにいえば、江戸末期、日本にいわゆる「不平等条約」を押しつけたときから(!)、「欧米列強」に対して「ずるい」と感じていた。

まあ、それ以上に、江戸時代や終戦後ならともかく、たとえば日本の優れたOSトロンをただ日本国内で使おうとしただけなのに横やりを入れてきて、現在のウィンドウズのほぼ独占状態をつくった(だからいまでも私は、アンチウィンドウズだ。といっても愛用のMacもアメリカ性なんだけれど…)アメリカの言うことを、何でもヘイコラと聞いてしまった(?)日本政府のふがいなさのほうがあきれるとも言えるけれど。

Photo というわけで、自分たちで自分たちに有利なルールを作ってしまう「欧米列強」のやり方を「ずるい!」と思っている方は少なくないだろうし、私もそのひとりだったので、本書の企画を聞いたときは、それこそ拍手喝采。
で、できあがったのが、これ、

「ずるい!? なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか?」

著者は、ホンダ渉外担当として、国内外の自動車産業のルール作りに携わる青木高夫さん! 翻訳者としても知られ、弊社でも、「マニャーナの法則」「外資のオキテ」を自ら原書を発掘して、翻訳してくれた。

でも、ほんとうに「ずるい」のだろうか?

本書を読むと、ルールというものに対する基本的な考え方の違い、
日本が、ルールとプリンシプルを混同させているだけだったりすること、
ビジネスの契約と同様、言い出しっぺが自分に有利なルールを提案するのが当然で、それは当然反論が出てその後、歩み寄ることを前提にしたものであること、
一見特定の国を不利または有利にするように見えるルール変更も全体の成長を促すためのものであったりすること、
そうではなくて、ただ特定の国や業界団体を利するルールは結局、その国や業界の成長努力を損なわせ、いずれ没落をまねくだけのこと、

そして、そもそも、戦いはルール作りから始まっているのであって、「ずるい」などと、ルールを上から振ってくるモノととらえるのではなく、自分たちもルールを作る側に加わるよう戦略をもって行動していくことが必要だということがわかる。
その戦略と実行力というか、その重要性に対する認識が、日本人には欠けている、というわけだ。

本書については、小飼さんがさっそく、「来年始業式(おそらく仕事始めの日のこと)を迎える前に、必ず読んでおいて欲しいのが本書だ。来年、いや次の10年こそは「新たなルール」から逃れようのない(1|10)年になるのだから。」と、こちらで紹介してくれている。
たしかに、新たな価値観が求められる時代とはそういうことだ。

さて、冒頭のスポーツ大会の敗戦の辞。私が述べたのは、Cだった。
結構、優れた洞察力でしょ!と自慢したいところだが、いくらビジョンはよくても、実行力というか政治力というか戦術というか投資というか、そこらあたりの力に欠けたのは、鳩山首相の「25%ルール」に共通するところもあり、結局、ルールの変更はなく、翌年も敗退したのでありました……!!

カリスマコーチによる、ひと味違うリーダーシップの本 ●干場

いつにもましてあわただしかった今年の年末。
すっかり、12月後半新刊のご紹介が全部終わらないでいるうちに、けっこうどれもご好評いただいているようで、売れております。
ありがとうございます。

25 まず、出てすぐに、ビジネスブックマラソンの土井さんがとりあげてくださったこちら、「リーダーが身につけたい25のこと」

弊社の関連会社にして日本随一の企業向けコーチング専門会社であるコーチエイの取締役社長であり優れたエグゼクティヴコーチでもある鈴木義幸さんの、日経ビジネスオンラインの半年にわたる超人気連載(常に10万ほどのアクセスで、ランキング入りしていたとか)の書籍化です。
関連会社だから出したのだろうなどと思われるかもしれませんが、いえいえ、すでに10冊を超える著書のある鈴木さんのほんのうち、弊社から出すのは、これが3冊目。しかも、当該連載の1冊目は、うちではありません(代表の伊藤にしてもそうです)。

というわけで、身びいきなしの、というか、逆に厳しく評価しても、これはよい本です。そこに上げられているスキルそのものは、エグゼクティヴコーチングにおけるリーダーシップの基本であると同時に、私も含め、代表の伊藤から常に学んでいることもでもありますが、それを裏付ける鈴木さんの豊富な事例によってわかりやすく、そして、彼の熱く誠実な人柄がにじみ出る体験によって、親しみやすく、書かれていて、すーっと心に響き、自然に行動してみようかな、という気にさせられるのです。

25のこととは、たとえば……

1 リーダーはビジョンを描く
2 リーダーは決断する
3 リーダーはエネルギーが高い 
5 リーダーはスピード感が速い
6 リーダーは何かをやめることができる
7 リーダーは聞く
8 リーダーは人前でうまく話せる
9 リーダーは誘う
15 リーダーはリーダーを育てる
17 リーダーは楽観的である
21 リーダーはリーダーシップを学んでいる
23 リーダーは反応を自分で選択する
25 リーダーは情熱を自分で生み出す

リーダーシップは誰の中にもある。
自分自身のそれと、周りの人の中にあるそれを引き出していく人をリーダーと呼ぶ。

本書を読むとそのことがつたわってきます。

社長から入社3年目の若い方、そして、こちらのかたのように、インストラクターや自営業の方、サークルのリーダーなどなど、なんであれ、人はどのようなときに自ら情熱を持って動くのかを知りたい、知らなければならないと思っていらっしゃる方すべてにお勧めします。

2009年12月24日 (木)

interesting とか nice とかビジネスで使っていませんか? ここで、英語のテストです ●干場

中高生向けの学参のご紹介、早速ツイッターで多くの反応が! ああ、大学受験生を抱えた方、みな、悩み多しですね。まったくもって他人事じゃないんですが。

でも、ここで、ちょっと気を取り直し、自分の勉強を!という方に、続いてお勉強本を紹介しちゃいましょう。ただし、これは、ビジネスパーソン向け。それも、一歩人より先んじたいビジネスパーソンのための英語本!

で、ここで、問題です。
次の文章を英語に訳せ。

①この件について、私の意見を言います。

うふふ。「この件」って何だろうって、そんなところでつまづいません?
それは、issue。「について」の前置詞が問題かって? on  です。 
そんなことはどうでもよろし。

I  wii tell  you  my opinion on this issue .

こう思ったんじゃありません? ぶ、ぶーーー。
もちろん、間違いじゃないけど、一流ビジネスマンとは思ってもらえないかも。
じゃあ、一流ビジネスマンなら何と言うか?

I  will share  with  you  my opinion on this issue .

share ですよ、share. なんか、オバマっぽくないですか?
では次。

②明日わたしのアイデアをお見せします。

I  will  show  my  idea  tomorrow.

じゃないらしいのは、もうおわかりですね。そう、よくないです。正解は、

I  will  present  my  idea  tomorrow.

ほ、ほーー、コンサルっぽいですね。では次は?

③我々は、顧客に最善を尽くす。

最善を尽くす=do  my  best って、機械的に覚えていません? で、

We  do  our  best  to  customers.

もちろん、間違いじゃないけど、「がんばりまーーす」と言えばすむと思っている新入社員っぽい。一流ビジネスマンならこう言う!

We  are  commited  to  customers  satisfaction.

てなぐあいに、60個。理由や他の例文、それらの語句を使った著名人のスピーチや文章も載っています。もちろん、理由、解説も。

それと、使うと幼稚に聞こえて、ビジネスに不利な語句集も。
たとえば、introduce とか、interesting とか nice  とか……(がーん、フランクフルトとかロンドンのブックフェアで、私が使っている言葉だらけだ!!)。

なんか、心配になってきましたでしょう?
 
Photo_2 というわけで、おそくなりました、12月20日発売のこの本のご紹介です。

「カリスマ同時通訳者が教える ビジネスパーソンの英単語帳  〜たった60語でうまくいく」

著者の関谷英里子さんは、アル・ゴアやリチャード・ブランソン、ダライ・ラマ14世スティーブン・コヴィー(7つの習慣)ジム・ロジャース、トニー・ブザン、ゴールドラット(ザ・ゴール)などの同時通訳を務める、その世界では著名な通訳者。なだけに、一流の人たちが実際、どんな言葉を使っているのか、いないのか、その実体験から得た貴重なノウハウが、この小さな本に凝縮されています。
一流を目指す方もそうでない方も、社会人のための英語本は数あれど、買ってお得な一冊です。

2009年12月23日 (水)

高校生の冬休みに! ディスカヴァーの学参新刊! ●干場

先日もお知らせしたように、12月20日発売の本が実は、7冊もあります。年末年始に向けて、編集部がんばりました。
全部を今年中にご紹介できるのか、少々心配ですが……
明日は、学校の終業式でもあることだし、お勉強に関係するものから。

というわけで、中高生の親御さん並びに高校生の皆様(って、高校生がこのブログお読みとは思わないけど)に、お待ちかね!(って、あんまり待たれていないかもしれないけど)

Photo_6 Photo_7 春に出した知る人ぞ知る「親と子の大学受験情報講座 文系編」に、「理系編」が加わりました! 
親と子の大学受験情報講座 理系編
です。


そもそもは、自分と自分の息子のために企画したこの本、公私混同というか、趣味と実益というか、それなだけに、昔の受験事情を今の子供に当てはめて、勘違いなアドバイス、無責任な放任をしがちな親(つまり私のこと)が本当に知りたいことだけを、あえて口コミ風に記した、本音で役立つ本になっています。

だから、前の時も書きましたが、あんまり売れないほうがいい。
特に、今の高1,中3ぐらいの方は(つまり、うちの息子だけが知っていればいいわけで!?)
と思ったのですが、先日の保護者の昼食会で、クラスのお母様方に、親切に教えちゃった…!

前回同様、最近の受験事情から、難関高校の生徒には自然に身についているけれど地方の公立だと怪しいかもしれないできる子の「学習の作法」、教科別・目的別・最新参考書問題集(数学なら赤チャートとか、そういうの、古いんですよ!)、主要大学別試験の特徴と学習戦略、併願モデルなどなど、一部、文系と共通のところもありますが、実は、あんまり情報のない理系の受験情報、満載です。

冬休みに入る前に、本書をお求めのうえ、お勧めの参考書、問題集を買い、お勧めの学習方法で、勉強を始められることをお勧めします。

なんて、一番お勧めした我が息子はというと……
「文系編」のとき、「ぼくは理系だから」と無視した息子に、今度こそはと渡したのですが……はてさて…。
ただ、理 科の選択(物理化学生物地学の中から2つ)を相談されたときは、この本の原稿を見て、それぞれのメリットデメリットを教えてやりました!

Photo_5 次に、これ、「マインドマップ記憶術」、トニー・ブザン天才養成講座3部作がこれにて完結です。

おもえば、第一弾の「マインドマップ超入門」は、去年の今頃、出しました。お正月、名古屋を訪れて書店さんを回ると、どこにでも大きく展開してくださってあって、感激したものでしたが、さて、これはいかに?

実は、トニー・ブザンは、もともとは記憶術の人! 記憶力世界選手権の創設者だったって、ご存じでしたか? 
マインドマップも、その記憶術の中から生まれたのです。

なだけあって、記憶の基本から、さまざまな記憶テクニックまで、いつものカラフルで軽快な本の中に、エッセンスがびっしり。

わたしたちの脳の記憶容量は、それこそ無限大に近く、10秒ごとに1つの情報を一生インプットしてもまだ余るとか。
さらに、年を取っても記憶力は高まり続けるとか。その理由は本文に(私も記憶力はいいんです。ただ、「想起力」が衰えているだけで?!)。

Photo_2 Photo_4 さっそく、息子に渡しましたが……喜んで部屋に持ち帰ると思いきや、なぜ、私のデスクの上にまだあるの!? 
豚に真珠ってやつでしょうか?

これだけ役立つ記憶術の本があっても、みんなやるわけじゃないから、やっぱり差がつくんですね。


というわけで、差をつけたいお子さんからビジネスパーソンまで、鮮やかな美しいカバーなので、クリスマスプレゼントにも(3部作セットにするとキレイです)!!?

Photo_8 Photo_9 あっ、新刊じゃないですけれど、高校生向けの冬休み向けの教材として、こちらもどうぞ! 
つながる英文法」は中学英語の総ざらえ(英文法というレッドオーシャンな書店の棚でなぜか(!)よく売れ続けています)。
もっとつながる英文法」が高校英語です。
ただし、いずれも基礎なので、おとうさんおかあさんの復習向けかも!

Photo_11 それと、こちらも、中学受験の小学生向きだというのに、「親と子の最新大学受験情報講座」の著者の天流さん超おススメの(「学習の作法」ができていない人向け。もちろん基礎の基礎として)、「強育ドリル2 表で解く」もついでにあげておきましょう。

2009年12月22日 (火)

名古屋にお住まいの勝間ファン、広瀬ファンに、「つながる力」サイン会の緊急お知らせ! ●干場

勝間さんと広瀬さん共著の「つながる力〜ツイッターはつながりの何を変えるのか?」、東京でのトークショー&サイン会は、今週末26日と迫って参りましたが、来年1月28日には、名古屋でも!!
三省堂名古屋テルミナ店で19時より。
整理券は、本の購入の先着順ですが、電話予約もできるそうです。
詳しくはこちらを

さきほど、特設お知らせサイトをアップしたので、ツイッターでつぶやいたら、勝間さん、広瀬さんがそれに絡んでくださったので、あっというまにアクセスが!!
ご希望の方は、お早めにご予約なさることをお勧めします。

実は18日は、恒例のディスカヴァー・クリスマスパーティでした ●干場

田中がご報告しているように、実は実は、密かに準備していた電子書籍ダウンロードサイトが、ついにオープン! まずは、新作のベストセラーを中心に20点をアップしました。
(そのために、担当篠田と田中は、週末の弊社の大イベント(?)、クリスマスパーティ後も、会社に帰って、シコシコと…。)

というわけで、すっかりご報告が遅くなりましたが、18日金曜日は、お世話になっている書店さま、著者の皆様、マスコミ・ブロガーの方々をお招きしての、恒例のディスカヴァー・クリスマス・パーティでした。

実は、今回は、その開始前に、帝国ホテルの同じ会場で、第1回ビジネス書大賞 BizTai 2010 の授賞式ならびに記者発表会があったものですから、けっこう大わらわ。
私は、そこでのMCのほか、クリスマスパーティでの出し物の練習やら、衣裳の準備やら、美容院やらで、かなりしっちゃかめっちゃかな1日となりました。

(ちなみに、有志数人+お客さま1名との2次会は、午前3時までのカラオケとなり、その翌日の土曜日は、こちらはただの招待客としての参加とはいえ、お台場まで、日本タイトルだけ大賞のイベントに行ったこともあり、日曜日は、とうとうお昼からダウン状態で、月曜日はようやく会社に行って、元気を取り戻し……という状況につき、すっかりこのブログともツイッターとも一時的絶縁状態となっておりました。)

さて、クリスマスパーティは、紀伊國屋書店の高井社長、噂の大日本印刷森野常務、有隣堂松信社長と、錚々たる方々から、あついスピーチをいただいて始まりました。

さらに、昨年より始めたメインイベント、「干場弓子とザ・ベストセラーズ」。
昨年は、10万部以上の著作を持ち、かつ、ディスカヴァーでベストセラーをその年出した著者ということで、勝間さん、小宮さん、山田昌弘さん(「婚活時代」)、酒井穣さん(「課長の教科書」)と干場の五人で行いましたが、
今年は、小宮さんの強い辞意と、越前敏弥さん(「日本人なら必ず誤訳する英文」)の欠席のため、「干場弓子とザ・ビューティベストセラーズ」と名前を変えて、勝間さんと江藤真規さん(「勉強ができる子の育て方」)と私の3人で行うことに! 勝間さんのダンスが観られる貴重な機会とあって、始まる前からみなさん、わくわくドキドキ!?(それにしても、この名がアナウンスされた瞬間、会場から笑いが漏れたのはなぜだ!!??)。

Photo 演目は、パヒュームの「チョコレイト・ディスコ」
実は、これ、小幡績先生(「すべての経済はバブルに通じる」うちの本じゃないです)からうかがうまで聞いたこともなかったのですが、その後、深夜テレビで観て、ツイッターで「これ、有名なんですか?」とつぶやいたら、さんざんな非難を浴びまして(それで、知らない方がかなりおかしいということがわかった)、よし、今年のクリスマスは、これをやるぞ! と密かに心に決めていたのでした。

できは……? 振り付け指導の社長室タニグチの指導の甲斐あってというか、多くのかたが、パヒュームをみたことがなかったので、こんなものかと思ったというか、いえいえ、勝間さんと江藤さんが踊るというそれだけで、みなさん、大興奮というか(勝間さんは直前のねんざにもめげず、さらに超多忙の中、集中猛練習だったとか!)、とにかく、大盛り上がりでした。と、思います。たぶん。

それにしても、写真を見ると、私、オカマみたいでした。来年は、年相応のものでいこう(考えてみたら、去年は、マーマミーアのダンシングクイーンだったから、年に合っていた!?)。

3 そのあとは、新人女子のカワイイ踊り(AKIBAなんとかという、これまた全く知らなかったもの)と、トリは、弊社のかっこいいマイケル3人集! 中央は弊社運動神経ナンバーワンの営業イイダ、向かって右は元ドラマー、ムーンウォークのできる営業イトー、左は営業配属予定の内定者ハラ。
全員が営業で、編集がいないのは、いやあこうしたものはどうしても外見のかっこ良さが必要ですので………

この後、大好きな「WE  ARE  THE  WORLD」を流してもらって、最後に感謝のご挨拶をさせていただきました。でも、ほんとうに、感謝しなくてはいけない方々は、そこにはいらっしゃらなかったわけで……そう、読者の皆様です。

091218 昨年も書いたような気がしますが、来年こそは、読者の方にもご参加いただける大パーティを開きたいものです。来年は、考えてみたら、創立25周年! 出版をはじめて20周年! ちょっと考えてみますか(いやあ、やるのはよいのですが、どのくらいの皆様がいらしてくれるのか、心配で……)。

それにしても……いま、急に思い出しました。22年ぐらい前、はじめて3年目ぐらいから始めたディスカヴァー・クリスマス会(最初の1年は、1人しかいなかったのでなかったし、翌年も3人ぐらいだったので)。あれは、数人で、原宿の小さな穴蔵みたいなカラオケでやったっけな。スタッフの旦那さんも読んで、彼に「ああ、上野駅」とか歌わせたっけな。
と、妙に、感無量になるのであります……。

2009年12月21日 (月)

『ディスカヴァーデジタルブックストア』オープン! ●田中

091221_3 2009年12月21日、ディスカヴァーデジタルブックストアがオープンしました!

ディスカヴァーデジタルブックストアで買ったデジタルブックは、パソコンでもiPhoneでも読むことができます
いつでも、どこでも楽しめるのが魅力です。


ディスカヴァーデジタルブックでできるこんなこと

デジタルブックならではの便利な機能をご紹介します。

■もくじリンク
もくじをクリックすると、その章にジャンプします。
ページをめくる手間が省けます。

■URLリンク機能
本の中にはられたURLから、外部のサイトにも接続できます。
調べ物をしたいときやショッピングにも便利です。

■検索機能
画面上部にある検索ボックスにさがしたい単語を入力すれば、その単語がでてくるページをすばやく表示。ひとつひとつ単語を探す手間が省けます。(PC版のみ対応)

■文字サイズ変更
文字のサイズも自由に選択可能。小さい文字が読みにくいという悩みを解消します。

■画面サイズ変更
画面サイズも自由に調整できます。
大きい画面サイズに設定すれば、1ページに多くの文字量を表示できるので速読にも便利です。

■ふせん機能
気になる場所にはふせんを貼ることができます。あとからまとめて見直すときに役立ちます。(PC版のみ対応)

ディスカヴァー デジタルブックスを読むには

電子書籍の購入&読み方はとても簡単!

STEP1.    パソコンにビューワ(無償)をインストール

TOPページのリンクから、T-Timeビューア(電子書籍閲覧用)とT-Time Plug
(web立ち読み用)をダウンロードして、パソコンにインストールしてください

STEP2.    iPhone/iPod touchをお持ちの方は、D21 Book Viewer(無料アプリ)をiPhone/iPod touchにインストール
下記どちらの方法でもOKです
(ア)    「ディスカヴァー デジタルブックストア」のTOPページリンクからiTunesを立ち上げて、アプリをダウンロード。iPhone/iPod touchをパソコンに接続し、同期させることでインストールできます
(イ)    iPhone/iPod touchのホーム画面からApp Storeのアイコンをタップ。「検索」を選んでウインドウに「d21」と入力すると「D21 Book Viewer」が表示されるので、直接インストールしてください

STEP3.    会員登録する
iPhoneからでも登録できますが、パソコンからアクセスしたほうが簡単です。
「ディスカヴァー デジタルブックストア」の「会員登録」をクリックするか、作品のご購入手続きに進むと表示される「新規会員登録はこちら」ボタンをクリックしてください。
登録が完了してパスワードが発行されたら、会員メニューの「パスワード変更」で、おぼえやすい英数字に変更しておきましょう

STEP
4.    立ち読み&購入してみる
(ア)    気になる書籍の「詳細」ボタンをクリックしてください
(イ)    PCでは立ち読みができます。「立ち読み」ボタンをクリックすると3分以内で自由に閲覧が可能です。ただし3分を過ぎるか、一度立ち読みウインドウを閉じると、24時間は同じ書籍の立ち読みができなくなります
(ウ)    気に入ったら、「カートへ」ボタンをクリック。ご購入手続きへ進みます
(エ)    商品名・数量・金額を確認したら「ご購入手続きへ」ボタンをクリック
(オ)    ご注文の内容を確認して「注文を確定させる」ボタンをクリック
(カ)    「注文が確定しました」の画面が出たら「Zeusカード入力画面へ」ボタンをクリック
(キ)    クレジットカード情報を入力して「(送信する)Submit」ボタンをクリック
(ク)    最終確認画面が出ますので、「送信する」ボタンを一度だけクリック。10秒前後でページが更新されます
(ケ)    画面上の「戻る」ボタンをクリックして「ご注文内容」をご確認ください

STEP 5.    電子書籍を読む
(ア)    PCで読む場合は、「ダウンロード」ボタンをクリック。あとでダウンロードする場合は、会員メニューの「わたしの本棚」から行ってください
(イ)    iPhoneで読む場合
①    2.でインストールしたD21 Book Viewerをタップ
②    画面右上の「Discover Digital Books」ボタンをタップ
③    Safariが立ち上がりiPhone用「ディスカヴァー デジタルブックストア」のページが開きます
④    一番下の右から2番目、「購入本」アイコンをタップ
⑤    3.の会員登録で決めた「ログインID」と「パスワード」を入力
⑥    「わたしの本棚」が開くので「ダウンロード」ボタンをタップ
⑦    D21 Book Viewerが立ち上がり、作品がダウンロードされます

現在のラインナップは以下の通りです。
これからも続々とアイテムが増える予定です。どうぞお楽しみください!

Twitter小説集140字の物語
菜根譚
「婚活」時代
勝間和代のインディペンデントな生き方実践ガイド
ビジネスマンのための「解決力」養成講座
どんな時代もサバイバルする会社の「社長力」養成講座
アランの幸福論
ビジネスマンのための「発見力」養成講座
ビジネスマンのための「数字力」養成講座
ビジネスマンのための「読書力」養成講座
勉強ができる子の育て方
勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力
脳が良くなる耳勉強法
3分間コーチ
コーチング・マネジメント
越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文
職場の法律知識を学ぶ!
年収200万円からの貯金生活宣言
パーソナル・マーケティング
つながる力

ディスカヴァーデジタルブックスをどうぞお楽しみください…!

2009年12月19日 (土)

BizTai 2010 第一回ビジネス書大賞決定!! ●干場

昨日、12月18日は、ビジネス書大賞BizTai2010の、授賞式、ならびに、記者発表会が帝国ホテルにて、行われました!
多くの記者の方にお出でいただけたので、追って記事が出ると思いますが、いち早く、こちら、JCASTに掲載! 昨夜の段階で、アクセスランキング10位になっていたとのことです!
写真等は、まだ、わたしのところに届かないので、いずれ、ということで、気になる受賞作は? というと……

《大賞》《出版社賞》 *ダブル受賞です!!
『ブラック・スワン』 ナシーム・ニコラス・タレブ ダイヤモンド社

《書店賞》
『成功は一日で捨て去れ』 柳井正 新潮社

《読者賞》
『起きていることはすべて正しい』 勝間和代 ダイヤモンド社

ブロガー・マスコミ賞》
『不透明な時代を見抜く「統計思考力」』 神永 正博 ディスカヴァー

《新人賞》
『「20円」で世界をつなぐ仕事』 小暮真久 日本能率協会マネジメントセンター

各賞は、それぞれの選考委員のかたの得票順、同数の場合は実行委員の投票で。大賞決定は、全選考委員70名での順位と、読者投票での順位の順位平均を昇順に並べて決定しました。

ちなみに、ブロガー・マスコミ賞に弊社の本が含まれるのは、私が実行委員だし(おまけにこの本の編集担当だし!)、協賛出版社代表だし、なんか、これ、よくないんじゃないのか?と最終選考会では、わたしは、反対票を入れましたが、考えてみれば、そうすると、弊社から本を出す方は、このBizTaiをずっととれないことになってしまうわけで、それはそれで不公平だろうということで、みなさまの決定に従うことにしました。

なお、実行委員は次のとおり。

上田 渉(実行委員長・株式会社オトバンク代表取締役社長)

梅谷哲夫(マスコミ代表・日経BP社日経ビジネス編集長)
唐沢 暁久(出版社代表・講談社BIZ担当部長)
小飼弾 (ブロガー代表・αブロガー)
篠田 晃典 (書店代表・丸善丸の内本店和書グループ長)
干場弓子(協賛社代表・株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン取締役社長)

そのほか、詳しい経緯や50位くらいまでのランキング、ならびに、ノミネート作品に対して、選考委員ならびに読者の方から寄せられたコメント一覧、受賞者と編集担当の方の受賞の言葉などは、弊社から来年1月下旬に刊行する小冊子に、掲載します!

それにしても、大賞が翻訳物というのは、複雑な気持ちという発言が発表会でも一部ありましたが、日常から大きな社会の動きまで、新しい視点をもたらす、という新鮮かつ普遍的な、それでいて大衆的な大作が日本人の方の本の中には見あたらない、いや、ほんとうはあるのだろうけれど、それが、なかなか一定以上の刷り数で一般の目にはなかなか触れられないでいる現状は、出版社としても、あらためて大いに考えさせられたところです。
来年は、ぜひとも、そのような本を、というか、そのようなものをお書きになる著者の方をdiscoverしていきたいな、思ったのでありました!

2009年12月17日 (木)

お正月休みはこれを読もう! 12月新刊見本勢揃い! まずは、勝間さん広瀬さん情報から ●干場

12月新刊、後半の部、見本、出そろいました!

Photo

まず、今日は、勝間さんと広瀬さんの「つながる力」、これはもうすでにご案内しましたね!
そうそう、実は、先週末、プライベート・シークレット・コンサート@弾邸にておこなわれ、そこで、「つながる力」おふたりにお渡ししました!

Photo_2 このコンサートについては、こちら、聖幸さんのブログsmoothさんのブログに詳しいし、特に聖幸さんのブログには写真も豊富なので、そちらをご覧ください!

それにしても、広瀬さんの歌のうまさ、声量には圧倒されました! ツイッターでこのことをつぶやいたら、プロの歌手になんということを、みたいなリプライがどなたからかありましたが、でも、プロでも、生で、ろくな音響効果のないところでは、???な人って多いんです!!
やっぱり、プロのための歌唱の学校もひらいていらっしゃる広瀬さんは違います!

Photo_3 Photo_4 わたしも、聖幸さんとSmoothさんと同じ新曲のCDいただきました!
とろけるリズム」と「タイアップコレクション」(←すごい!広瀬さんて、冬の女王なだけでなく、CMの女王でもあったんですね!)

お二人の生のツーショットをみたい!という方は、まずは、東京は六本木、TSUTAYA ROPPONGI に12月26日、15時からどうぞ!
詳しくは、こちらの記事を!

2009年12月11日 (金)

勝間さんと広瀬さんの『つながる力』出版記念イベント第一弾予約スタート! ●干場

Photo 先日もお知らせした、勝間さんと広瀬香美さんの「つながる力」、こちら、勝間さんのブログにも載ってますね! 
この出版記念イベント第一弾が、12月26日、15時より、六本木のTSUTAYAさんのオープンスペースで行われます。

ツイッター上でかわされたおふたりの抱腹絶後(?)の対談トークがリアルで見られる! & お二人のサイン会! & ひょっとしたら、ヒウィッヒヒーのお歌も?(こちらは、まだわかりませんので、期待なさいませぬよう)

会場は、オープンスペースですので、どなたでもみられますが、前で見るには、やはりちょっと早めの方が…。
それと、サインは人数に限りがありますので、整理券が必要。
本日よりの予約受付で、すでにTSUTAYAさんには、電話が入っているとか!
ご希望の方、急がなくっちゃ!!
くわしくは、こちらをご覧ください!

いやあーー、どんなイベントになるのか、私も今からどきどき、楽しみです!

1月には、関西方面でのイベントも計画しておりますので、関西方面の方は、いましばらくおまちくださいませ。

PS こちらの勝間さんのブログを見たら、「やればできる」とおおーー!と驚きの新帯の『しがみつかない生き方」の写真、の横に、ちらりと見える本田直之さんの弊社の「パーソナル・マーケティング」! よしよし、と妙なところでほくそ笑んでいる私です……。

2009年12月 9日 (水)

やってもできないのか? やれるまで続けないからなのか? ●干場

勝間さんのダイヤからの新刊「やればできる」を読んだ。
帯の表面には、

「香山リカさんの『しがみつかない生き方』を読み、正直迷ってしまっているあなたに読んでほしい、という気持ちでこの本を書きました」

裏側の帯には、あとがきからの抜粋でーー

「わたしがなぜ、「やればできる」というタイトルの本を書こうかと思ったかというと、日本全体の景気が悪くなり、何となく、「努力しても無駄だから、緩やかに生きよう」というような風潮が日本全体を覆っていることを懸念したからです。
 すなわち、香山リカさんの『しがみつかない生き方』にある「〈勝間和代〉を目指さない」への反論書と言ってもいいかもしれません」

わっ、勝間さんとは喧嘩したくないものだ、と思わず、勝間さんに言ってしまったものだが、実際のところ、『世の中には、やってもできない人がいるものなんです、やりたくてもできない不運な状況にある人もいるものなんです』という意見があったのは、香山さんの本が出る前からよく耳にしていたし、実は、弊社から出ている、山本ケイイチさんの『人生を変えるフィットネス』も、丁寧に読んでいくと、勝間さんみたいになりたくて、頑張りすぎて、身も心も疲れてしまっている女性へのメッセージとして、『頑張る前に、心身の基盤を整えましょう』というのを、山本さんがどうしても伝えなければならないと思って書かれたものだ。

しかし! である。

ほんとうに、やってもできないのだろうか? 
ほんとうは、やっていないんじゃないだろうか? 
あるいは、そもそも、やることをまちがっていないのだろうか? 

『やればできる』は、最初、自分の強みをテストで見つけるところから始まる。最後の章の『とんがり力』がまさに『強み』だ。

勝間さんが、勉強法、あるいは、インディの時から言っているのは、決して、自転車に乗ること、英語を勉強すること、公認会計士になること、何千万円も稼げるようになることそのものではなくて、自分の得意なものを見つけて、そのために、『無理なくコツコツ少しずつ努力を続ける習慣を身につけよう』、そうしたい人には、いい方法をシェアしますよ、ということだ。

だから、もともと数字や算数の嫌いな人が、いまやっている仕事を辞めて、公認会計士を目指したりしたら、そりゃあ、『世の中には、やってもできない人もいる』ということになる(例えば私)が、そりゃ、あたりまえだ。

むしろ、勝間さんが言いたいのは、
「やらないうちから、あるいは、やると決めたことを途中でやめてしまって、あるいは、本気でやらないで、ただ、やってる気になれる程度にしかやっていないで、『どうせできない』なんて、いわないで」、つまり、「やってもできないのではなくて、やらないからできない」ということ。(その方が希望がもてるでしょ!?)

でも、やると決めるからには、成功の確率の高い、得意で好きなものをやろう。
人や社会のためになれるようなことをやろう。
ほかの誰かのようになるのではなくて、人からスゴイと言われるためではなくて、自分で自分を誇れるように。できることを一つ一つふやしていく、その過程を周りの人とともに喜べるようにーーというようなことだろう(違うかな?)。

そういえば、先日、NHKの「ほっとモーニング』で、勝間さんが、『できるようになるコツ』として、「できるようになるまでやめない」ことだと言っていたのが印象的だった。

たいていの人は、というか、私は、途中でやめてしまう。
そう思うと、勝間さんにあって、私をはじめとする多くの凡人に欠けている『才能』は、『続ける力』なのだろう。(でも、きっと、決めたからには続けないではいられない人の苦しみというのも、きっとあるんだと思うよ。)

そういえば、最初の頃、勝間さんのメールにはよく、『コツコツやっていきます」というフレーズが登場していたものだった。
出世作となった『年収10倍アップ勉強法』で、みな、『年収10倍アップ』ばかりに注目し、そこで紹介されていた勉強法や教材や考え方ばかりをまねようとして、やっぱりできない、となるが、重要なのは、サブタイトルとして付加されていた「無理なく続けられる」のほうだったのだ。

それでもまだ聞こえてきそうだ。「でも、世の中には、続けられない人もいるんです」。そう、そうなんだよなあ。
でも、まあ、いいじゃないの、それも。
少なくとも、私が続けられないのは、勝間さんのせいじゃない。
続けることに伴う困難と、それなりの努力で得られるそれなりの幸福とを天秤にかけて、いまの「まあ、やれる範囲でやれることをやる」を選んでいるのは、私だから。

「2人の有能な社員がいて、人員削減のためにどちらかを解雇せざるを得ない状況に追い込まれたら、その判断基準となる能力は何ですか?」●干場

8 12月上旬発売の本、まだあります!
勝ち抜く人の8つの習慣。原題は、

HOW TO BE THE PEASON SUCCESSFUL COMPANIES FIGHT TO KEEP

うまくいっている会社が手放すまいと必死になる人材になるには

とでもいうのでしょうか。
雇用が不安定な今のご時世でも、会社は、優秀な人は絶対手放したくない。

では、その「優秀」の意味は?

というわけで、アメリカのうまくいっている企業300者の経営陣にインタビューして、会社がぜったい手放したくない人材の条件を聞き、8つに分類したのが、この本。

「2人の有能な社員がいて、人員削減のためにどちらかを解雇せざるを得ない状況に追い込まれたら、その判断基準となる能力は何ですか?」

この質問を米国300社以上の油量企業の経営者、管理職、人事部長に質問し、得られた答えから導き出された8つのコンピタンシーです。

企画・翻訳は、弊社の翻訳自己啓発書の多くを持ち込んでくださっている弓場隆さんです!まず、第一に、アメリカでも、終身雇用に近いというか、会社へのロイヤリティが重視されている点、驚き。
だから、あげられている8つの条件、草間俊平さんの「東大で教えた就職学」などに書かれていることと変わらない。
仕事のできる人、というのは、日本もアメリカも、変わらないんだな、と実感しました。 

なので、この8つの習慣をぜひとも、我が社員全員にも身につけてもらいたい、とおもいましたが、あらあら! これって、ディスカヴァーのスタッフの特徴だったの!? って。

というわけで、実はこれ、組織人として働く人の基本が、豊富な実例とともに書かれている奥の深い、ほんとうにいい本です。

では、8つの習慣とは?

1 会社に利益をもたらす
2 会社・同僚・顧客にポジティブな影響を与える
3 変化を歓迎し、変化を起こす
4 より懸命に、より熱心に、より迅速に、よりよく働く
5 心を開いてコミュニケーションをとる
6 リーダーシップを発揮する
7 私生活をしっかりと管理する
8 学び続ける


たしかに、一つ一つは、社会人の成長目標とも、評価項目ともなりそうな項目。
詳しくは本書で!


2009年12月 8日 (火)

勝間さんと広瀬香美さんの「みんなで楽しくヒウィッヒヒー!」 一番楽しくってためになるツイッター本 「つながる力」アマゾン予約開始です! ●干場

Photo_2 10月半ば、こちらで、予告していた、勝間さんと広瀬香美さんのツイッター本、「つながる力 〜ツイッターはつながりの何を変えるのか?」

とうとう、アマゾン予約画面もできて、12月20日発売開始となりました!

ここのところ、弊社の本も含めて、ツイッター本沢山出ていますが、その多くに出ているのが、今年7月、勝間さんと広瀬さんのツイッターに対する大きな影響力。

確かに、おふたりの登場によって、一気に利用者が増えました。

その様子を目の当たりにしていた私、速攻で依頼して、ようやく本になったという次第。お二人の対談収録時には、司会者の分も忘れて、たのしくおしゃべりしちゃいました! それを黙々と本にした編集担当は、実は、ひそかに1年以上前から「つぶやいて」いたチバです!

で、気になる内容ですが、まずは、目次をご覧あれ。

1時間目

〈広瀬香美が教える!〉ツイッターを始めよう!

早わかり・ツイッター基本の見方(編集部・編)

 

2時間目

〈勝間和代が教える!〉

ツイッターは「つながり」の何を変えるのか?〜勝間和代のソーシャルコミュニケーション論

 1.ツイッターはソーシャル・メディアの最新形

 2.ツイッターは「共感メディア」

 3.ツイッターはコミュニケーションを可視化する

 4.ツイッターの持っている課題

 5.ツイッターは「つながり」の何を変えるか?

 

3時間目

〈勝間和代が教える!〉

ツイッター・使いこなしの10ステップ〈初級編〉

 

4時間目

〈勝間和代が教える!〉

ツイッター・使いこなしの10ステップ〈中級編〉

 

5時間目

〈対談:広瀬香美×勝間和代〉

ツイッター、いったいどこが面白いの!?

 

[コラム]人のぬくもりが、ツイッターの一番いいところ(広瀬香美)

 

6時間目

〈特別対談:ビズ・ストーン×勝間和代〉創業者にツイッターの展望をきく

〈勝間和代と広瀬香美がいく〉サンフランシスコ本社訪問レポート

 

付録1・ツイッターをもっと楽しむガジェットのご紹介

付録2・みんなで歌おう!ビバ☆ヒウィッヒヒー

付録3・人気ツイッターアカウント一覧

おふたりのこと、出版記念のイベントもいくつか計画しておりますが、それはまた、おいおいに、ということで、お楽しみに!

 

「モテ本案内51」さっそく書評・紹介記事リンク集&出版記念パーティご案内 ●干場

Photo 「恋愛格差サバイバル モテ本案内51」、さっそく、多くのブロガーの方がたやネットニュースで、書評や紹介をしてくださっています。
担当田中が忙しそうなので、私からご紹介させていただきます。

本の内容については、これはもう、やっぱりsmoothさんですかね。
いつにもます熱心さ! やはり、ご専門の1つだからでしょうか。
というわけで、マインドマップ的読書感想文
51冊のモテ本リスト付き!

もちろん、著者の水野俊哉さんご本人のブログも!
早速書店さんの店頭でぱちり。

実は、水野さんのブログに、書評リンク集あるのですが、大竹が社内向けにまとめてくれた情報から、あげておきましょう。

オトメスゴレン

livedoor

mixi

gree

モバゲータウン

読めるモ

アメーバニュース

神戸ウーマン

女子勉

ヒマリッチ社長 川島和正君 

勉強会へ行こう 嶋ひろゆき公式ブログ

13日(日)出版記念パーティという名の婚活大パーティ、まだ、お席に余裕あると思います、多分。まだお申し込みでない方は、どうぞ!
私も参ります。版元ですので。でも、あの、婚活のほうは、「保護者席」での「見学」のみ!?ですので、ご安心を…。

2009年12月 7日 (月)

年間ベストセラーランキング各種始まる! あなたのベスト本を投票する機会もまだまだ! ●干場

先日、お知らせした、ディスカヴァーと新刊jpのオトバンクとの共催による、わが国初「ビジネス書大賞BizTai 2010」、各社編集者、書店員、マスコミ・ブロガー、全70名の目利き審査員によるノミネート、ツイッターによる読者投票、そして、それらを集計しての最終審査も、無事、12月5日に終えました。
結果は……18日の表彰式と記者発表のお楽しみ、ということで…。

さて、売上だけでみるランキングなら、そろそろいろいろなところから出始めています。
まずは、多くの書店データを集合させて推定売上数を出す、オリコン
こちらのビジネス書ランキング
では、10位に、「社長力養成講座」入りました!

ちなみに、1位は、「脳にいいことだけやりなさい」、茂木健一郎さん訳の翻訳書。
2位は、本田直之さんの「めんどうぐさがりや〜」、3位は、勝間さんの「断る力」。
いやーー、茂木、本田、勝間のお三方ですか……。やっぱり!ですね。

そして、なんと、新書ランキングでも、15位に「社長力」
勝間さんの「断る力」もまた5位に。ミッシーではないジャンル分けなんですね。
ちなみに、香山リカさんの「しがみつかない生き方」は、2位でした(1位は、「悩む力」)。

さて、丸善さんもベスト本ランキング発表しています。
こちらも、ビジネス書部門の1位は、同じ。本田さんが3位で、2位は、中谷巌さんの例の「自壊」による「自戒」本です。
ちなみに、ディスカヴァーの本は、ビジネス書と新書の部門の30何番台とかにちらほらと。おっ! 学参にも! でも、ふーーむ、もっと上にいってほしかった…!

でも! 「丸善の100人が選んだ「私のベスト本」」に、山田昌弘先生+電通チームハピネスの「幸福の方程式」が! 名古屋栄店 林美保さま! ありがとうございます!!

そして、そして、「あなたのベスト本」というのも一般募集しています!
12月27日まで。ぜひ、こちらから、ご投票くださいませ!
で、できればそこで、ディスカヴァーの何か、おねがいしたいんですけれども……!?

こんなとき、どんなふうに声かけしたらいいの? という全国のご両親の声に応えて! ●干場

12月上旬新刊、次にご紹介するのは、「勉強ができる子の育て方」で華麗に!デビュー、いまや教育や受験、母親のためのコーチングなどの講演にひっぱりだことなった江藤真規さんの第2弾!

Photo 「勉強が好きな子に育つ 合格力コーチング」です。

前作を読んだ読者の方から、「子供が自分から、やる気を出せるようになる、実際の声かけは、どのようにしたらいいのか?」というような質問が相次ぎ、それに応えての企画となりましたが、
実は、江藤さんが、勝間さんのご紹介で、最初にいらしたときに、持ってこられた企画が、「母親のためのコーチング」でした。

でも、うかがってみると、お嬢さんがおふたりとも現役東大合格、しかも上のお嬢さんは理Ⅲだというじゃないですか。
そして、「わたしは教育ママでした。そのことを誇りにしています」とおっしゃるじゃないですか。

実は、ばりばりの教育ママのくせして、外側では「おほほ、うちはほったらかしてでして。勉強よりいい子に育つのがいちばんですわ」なんて、おっしゃる方がほとんどのなか、そのあまりの率直さと徹底ぶりに、驚愕し、まずは、そこを全面的に出した本を、ということでおねがいしたのが前作。

そして、いよいよ、江藤さんが一番出したかった、そして、コーチ21でコーチングをまなび、コーチの資格を取っている江藤さんのプロとしての本領発揮の本でもあります。

もちろん、実際に、中学受験、大学受験と、子供と一緒に受験に体当たりしてきた江藤さんの体験から導き出された知恵、ノウハウも、そこここに。
タイトルに偽りなしの文字通りの
「勉強が好きな子に育つ 合格力コーチング」
ビジネスやスポーツの世界で研究し実践され進化を重ねているコーチングのノウハウ。せっかく、そんなものが、この世の中にはあるのに、お母様(あるいはお父様)が学んで、教育にも活用しなくちゃ、ソンですよね!!??

中学受験をめざす小学生をお持ちの方を主な対象としていますが、それより小さなお子さんはもちろん、思春期のお子さんをお持ちの方にも、十分に役立つ、生きたコーチング・アプローチが学べます。

Photo_2 万一(!?)、前作「勉強ができる子の育て方」をまだお読みでない方は、これを機会に併せてどうぞ!

また、年が明けたら、平日のお昼になりますが、ディスカヴァーのセミナールームで、読者の方を対象にした江藤さんによるミニ講演も企画しています。
ご期待ください!

2009年12月 4日 (金)

12月新刊「モテ本案内51」の出版記念パーティは…… ●干場

Photo 12月初旬新刊のご紹介の第2弾は、わが社としては異色の(「合コン手帳」とか出したことあるから、そうでもないか)これ。

「恋愛格差社会サバイバル モテ本案内51」

著者は、「法則のトリセツ」「ビジネス書のトリセツ」などで知られる水野俊哉さん。そもそも、水野さんの「法則のトリセツ」の出版記念パーティにご招待いただき、そこで、某出版社の美人過ぎる編集者の方のご縁もあって、弊社から、この企画で水野さんの本をお出しすることに!


なにしろ、この企画のために、水野さんが新たにお読みになった本の数、数百。
かなりアマゾンさんに貢献しつつの企画となりましたが、モテ本といっても、そこはそれ、弊社から、というだけあって(?)、蝶々さんの小悪魔や、「世界一の美女になるダイエット」から、「話を聞かない男、地図が読めない女」、山田昌弘教授らによる弊社の「婚活時代」、東野圭吾さんの「秘密」まで(はあー、あれもモテ本かと、目から鱗?)、純粋なモテ本(っていったいどんなんだ?)とはひと味違う、弊社の読者層に合ったハイブローなものとなっています。のはずです。

もちろん、水野さんお得意のマトリックス、「モテ本マトリックス」も、ちゃんとあります!

(ちなみに、編集担当は、いまさらモテ本などにまったく縁のない私などではなく、編集部最年少、わが社の誇る肉食系美人編集者オーヤマなので、ご安心を!?)

といっても、このカバー、ピンクの部分は、蛍光ピンクのバーコ印刷(盛り上がっている)だし、ハイブローな男女がレジに持って行くのをためらわれたりしないものかと、少々心配…。

さて、水野さんは、いつも業界の方を中心に出版記念パーティを開かれるのですが、今回は、一般読者の方にも、その場を公開し、しかも、婚活パーティを兼ねたものにするというのです。

私のような無縁者たちは、それを指をくわえてみていてください、ということらしく……!?

婚活はもちろん、他版元も含めた編集者や著名ブロガー、ビジネス著者の方々も集まる貴重な機会です。
よろしければ、こちら、水野さんのブログから、お申し込みくださいませ!

2009年12月 2日 (水)

塗り絵より落書き! 私なら個人的に絶対贈ってもらいたい本というかノートというか ●干場

オフィスには、12月新刊第一弾がもう着いています。
今月は、初旬に4点と20日に6点の計10点!
で、まずは、初旬の4点が届いたわけです。

Doodle_5 で、まっさきにご紹介するのが、クリスマス特別企画第2弾。
ノートです!?
中を開くと、たしかに……
文字を書くところはあるけれど……。

「大人のための落書き帳」

そう、DOODLE(ドゥードゥル)とは、「落書き帳」のこと。

帯にあるように、長い会議、退屈な講義、終わらない電話の最中、これがあればごまかせる!! ノートとってるフリしながら、実は落書き!

もちろん、らくがきの合間に、空いてるスペースに、ノートもとれる!

だって、メモをとりながら、つい落書き、ってこと、ないですか?
わたしはいつも。特に、母の長い電話の間や、編集スタッフのまだるっこしい長い話を聞いてるとき!?

鉛筆で、いつも同じような変な女の子のイラスト、描いちゃう。
で、思うわけです。
あ、イラストレイターみたいに絵がうまかったらなって。

なので、この原書を今年の春のロンドンブックフェアで見つけたときは、即リクエストしちゃいました。

Doodle_2 これなら、絵に自信のない人も、すらすら描ける。上手に描ける。
なぜなら、ゼロから描くんじゃなくて、見本のように、絵のイントロ(?)が描いてあるので、それに自由につなげていけばいいわけ!!

楽しくないですか? 

Doodle_3 帯をとればごらんのとおり、ただのノートみたいで、ばれません(?)
色は、写真はちょっと変ですが、実際は、きれいなイエロー。

このDOODLE WHILE YOU WORK とあるように、いくつかのシリーズのひとつ。職場編ってやつです。そのくらい、イギリスで大流行!!

版元のお姉さんにも、ロンドンのブックフェアで会ったのですが、おしゃれでウィットがある本とスタッフ。
ひょっとして、わたしたち(の会社)、合うみたい!って、意気投合してのミーティングでした。

というわけで、「大人の塗り絵」もいいけれど、もっとクリエイティヴィティ発揮したい方のために! って、やっぱ日本人は塗り絵みたいに、決まったものがいいのかな、と思いつつも、清水の舞台から飛び降りる気分で(!?)、出すことに決めました。

プレゼントにもいいでしょ!? ぜひ、ぜひ、どうぞ。

あと、いい絵ができたら、スキャンして投稿していただけるような仕組みも、今考え中。賞品は出ませんが(いまのところ)、他の人の「アイデア」も見てみたいでしょ?! 乞うご期待!

2009年11月30日 (月)

イタリア文化会館のクリスマス準備 ●干場

弊社が入っている、イタリア文化会館の1階、2週間に一度ぐらいずつ、さまざまなイベントを行っています。いまは、ええーーと、なんとかという画家の絵画展。
いつでも行けるやと思いつつ、いつも一歩を踏み込まないうちに終わってしまう…。

Photo_4 Photo_5 さて、その1階、エントランスに、突如おじさんが、パステルで絵を描き出した!
というのを、先週金曜日お昼に見つけて、3時に行ったら、もうかなりできあがっていた! クリスマス用のキリスト誕生の絵ですね! 見本の絵を片手にさくさくと。

世の中には、いろんな才能の人がいるんだな、と感心しつつ。
クリスマスイブにはどんな趣向を凝らしてくれるのか、楽しみ!

おおーー! すみません! ブログ更新、こんなにしないでいた! ●干場

ブログ開設以来、5日ぶりの更新とは、ワースト記録かも。すみません。
忙しかったことに加えて、その残ったささやかな時間をつい、ツイッターに。
いかん、いかん、これからは、ブログ優先、ツイッターはその次で行きます!!

さて、ただいま、田中がご報告したように、土曜日は、こちらでも何度かご案内した、DIS+COVER サイエンス 出版発表を兼ねた、北澤宏一先生の講演会、おかげさまで盛況のうちに終わりました!

いくつか気づいたことがあるのですが、それはまた後ほど書くとして、本日は、たまってしまったいくつかのご報告をさせていただきますと……

Photo_2 まず、11月20日は、本田直之さん主催の著者会、最後の会に参加。本田さんの愉快なお仲間たちをご紹介いただきました。なんか妙にチバの顔ばかり大きく映っていますね。

続いて、26日には、ブックファースト新宿での本田さんの講演。こちらは、弊社とダイヤモンド社、サンマークさんら五社の協賛だったのですが、定員四〇〇名のところ、急遽五〇名増やしたという大盛況ぶり。

テーマも、ビジネス書を読んでもなぜ、身につかないのか? と、いかにもそそられるもの。

要は、基礎力ができていないからということで、次の2点が大事だと。

1)ライフスタイルクリエション
  プライベートとビジネス、トータルなエネルギーの配分を
2)パーソナル・インフラ
  ①思考の改善 ②自己改善 ③カラダ改善

なかでも、思考の改善のところで、出てきた改めるべき思考習慣3つに納得。
  ①外部要因思考 ②言い訳思考 ③思考低閾値

①と②は、同じじゃないかとも思いますが、まあ、そこは固いこと言わないとすると、まさに、アカウンタビリティ・マネジメントで言っていることと同じ。
この不況、うまくいかない理由はごまんとある。それをどれだけあげたところで、次には進めないわけですからね!

というわけで、名コピーライターぶりの本田さんの一見ゆるい、でも、よく考えると、実は厳しいお説教の名講演でありました。

Photo_3 その翌日、27日は、多くの出版社、一部の書店の社長さん、役員さんが集まる、朝日新聞社主催の出版懇親会。写真は、以前ツイッターでご紹介した(?)H社S社長、右は、書店MのO社長。お二方とも素敵ですね。

それにしても、感じたのは、いくつかの老舗の出版社の社長さんたちすらも、直取引にご関心を示されたことです。
5年前なら、社交辞令としても、そんなのなかった。
「あ、そう」ってなもんで、無視されるだけだった。
ようやく、みなさん、お尻に火がついてきたのでしょうか。

あと、5年後には、ほんとうに業界は大きく変わっているだろうと感じた2時間でした。

2009年11月25日 (水)

読者の方からのとっても嬉しいプレゼント! ●干場

Masap1010047 今週は、とても嬉しいことがありました。
本ブログにもよくコメントくださる masa さんから、素敵なプレゼントが届いたのです。
社長室ブログを手作りの素敵な本にしてくださったのです!

これ、つくるのに、いったいどれだけかかったのかな。
そう思うだけで、感謝感激です。

Masap1010049 Masap1010050 Masap1010053





あんまり嬉しいので、ご本人の許可を得て、ちょっとだけお見せすることにしました!

こういうお気持ちに支えられているんだな、と、あらためて背筋が伸びる思いでもあります。(あと、お馬鹿な書いてちゃ、いかんな!とか…!?)
わたしたちの一生の宝といたします。

masaさま、ありがとうございました。

2009年11月23日 (月)

ビジネス書大賞 BizTai 2010 投票始まる! どんな本がノミネートされている!? ●干場

ツイッターでは、すでにご紹介しておりますが、ビジネス書大賞「BizTai 2010」というのが創設されました! 

ジャンルごとの賞としては、宝島社が運営する「このミス」こと「このミステリーがすごい」大賞、文芸書では書店さんによる「本屋大賞」がよく知られていて、昨年は、中央公論社が「新書大賞」というのを始められました。
が、考えてみたら、ビジネス書にはそういうのがなかったのです。
あったらいいのに、じゃ、はじめちゃおうか、と思っていたところ、新刊jpの上田さんから話があり、いっしょに協賛させていただくことといたしました。

現在、200点以上がノミネートされていますが、選考には、書店員さん、出版社編集者、営業担当者、ブロガー、マスコミ(ビジネス雑誌等)から総勢72名が一人5冊ずつ。
詳しくは、こちらご覧ください!
現在、読者の方の投票をお願い中です。

ご覧になると、おわかりですが、投票はツイッターでのつぶやきとなります。
ツイッターをなさっている方なら、ツイッターにログインした状態で、こちらのサイトの投票頁を開き(10頁以上あります)、ただ、「ツイッターで投票」をクリックすれば、自動的に、つぶやかれますので、あとは、コメントを添えて、「投稿する」だけ!
という超簡単プログラム(実行委員の一人の小飼弾さんが手弁当で、ほんの2時間弱で、集計プログラムを併せてつくりました!)

ツイッターをまだ始めていらっしゃらない方は、この機会にどうぞ!
こちらの「いますぐ登録」をクリックします。
こちらのツイッター公式ナビゲーターをみながらどうぞ!
(私も最初は、これを見ながらやりました!)

ただ、アカウント名を決めて、パスワードを決めて、と、住所を書くわけでもなし、登録は、アマゾンの登録よりも簡単でしょ?! 
登録して自分のアカウントでログインしたら、すぐに、投票できます!

(投票後は、@hoshibay と @discover21 をフォローしてみてくださいませ!
それぞれ、twitter公認の有名人アカウントと、公認企業アカウントになっております)

また、webのツイッターの検索窓で、「BizTai2010」と検索すれば、他のみなさんの投票状況が見られます。

現在のようなビジネス書がうまれたのは、実は、2001年頃、神田昌典さんや本田健さんが登場された頃からじゃないかと思います。それまでは、堅く厚い経営書や経済書、もしくは、マニュアル的な実用書が主流でした。
特に、この3,4年、山田真哉さんや勝間和代さん、本田直之さんらの登場や外資系コンサルから独立した方々の本の人気に、アマゾンアフィリエイトと、書評ブロガーの活躍があいまって、アラサーからアラフォー世代に向けたわかりやすくて、モティベーションの上がるビジネス書が多数出版され、書店の店頭を賑わすようになりました。
いまでは、それが当たり前と思われるかもしれませんが、10年前には、考えられなかった状況だと思います。

リーマンショックの影響がじわじわと個人にも拡がっている今、昨年よりは、本を絞って買う方も増えてきている様子。そのこと自体は悪くないことだと思いますが、それが、ビジネス書によって自己研鑽に努めることを放棄することになっては、個人にとっても、社会にとっても、まずいです。
やはり、社会人の勉強は、仕事を通じての実践と、読書による洞察ならびに新情報の入手だと思います。

というわけで、始めた「ビジネス書大賞 BizTai」、ツイッター投票の難点は、ツイッター上で誘われたりして、ついつい投票が偏りがちな点。
多くの皆様の投票をお待ちしております。

2009年11月19日 (木)

幻のCDサイズブック3点、新装版にて限定復刊! ●干場

弊社が、『CDサイズ』と呼ばれるCDジャケットとほぼ同じ大きさの『言葉』の本からスタートしたのを、ご存じの方、どのくらいいらっしゃるでしょうか?

今月の新刊「ONE  LOVE 〜キミのとなり」も、そのサイズですが、最近は、余りだしていません。話すと長くなるのですが、要するに、ケータイ、ブログの流れの中で、その需要がかなり減ってきているというか。

Photo でも、十年ぐらい前までは、20代の女性を中心に、隠れた人気。全部で70点ぐらい出したと思いますが、併せて数百万部はいっていて、まねっこ本もかなり出ました。

その中の3点が、現在、全国1000店弱の書店さんで開催していただいているギフトブックフェアにあわせて、新装版となって、復活しています。
フェア担当の入社2年目の23歳ヤマグチらの発案で、新装版復刊が決まりました!

究極の質問100』は、例えばこんな質問。

45
もし、あなたが世界の支配者で、望むものは何でも手に入り、人はあなたの言うことを何でも聞くとしたら、まず最初に何をしますか? あなたは、結局、暴君となってしまいますか? それとも、正しく善き君主でいるでしょうか?

89
『人生は○○○○」、あなたならここに、どんな言葉を入れますか? 

 

ふうむ。考えさせられますね。答えはないし、それを人に言う必要もないので、できるだけ正直に考えると、自分の素顔が見えている。次に、自分の本当に欲しいものが見えてくる。というわけです。
でも、みんなの意見、聞いてみたいな。いまなら、ツイッターで聞いてみるかな?

100楽しく生きる100のヒント」は、伊藤守著!

026
欲しいものに向かって直線的に動いていくのは倫理的だ。

027
『何もなくていいわ』なんて言ってるやつほど、欲張りなの。

057
イルカで癒されるのに、人間じゃダメだっていうのは、問題だと思わない?

084
簡単に怒るのは、そうすることで自分の正しさを証明しようとしているから。

一見鋭すぎる言葉ですが、はっとさせられる厳しいお言葉のなかで、本当のすがすがしさを感じていけるのです。

100_2恋の法則100」は、その伊藤さんとわたくしめの共著(といっても、私はまあ、ライターみたいなものでして、コンセプトは、伊藤さん!)。 
厳しい『お言葉』もあれば、癒される言葉もあり、友だちはなかなか言ってくれない(?)本当の優しさがあります。

016
その恋がうまくいかなかったのは、トータルに見て、そのほうがよかったからです。無意識にあなたもそれを望んでいたからです。

049
顔? 顔はすごく大事だけど、最終的には、ほとんどどうでもいいものになるのが、恋。

084
特別な愛は、映画と小説の中にあります。
うんと特別な愛は、あなたの人生の中にあります。

もっと見たいのに、最寄りの書店さんにない? 好評でしたら、電子書籍にするか、あるいは、増刷して正式復刊いたします……。

2009年11月18日 (水)

自分プロデュース術、紳助さんもいいけど、やっぱ本田直之さんでしょう。「パーソナル・マーケティング」 ●干場

Photo_2 先日もちらりとご紹介した11月後半新刊のうちのひとつ、弊社初、本田直之さんの『パーソナル・マーケティング』、他の2冊(小宮さんの『時間力養成講座』となぞのLOVEの『ONE  LOVE』とともに、いよいよ今日発売開始!

(といっても、アマゾンはなぜかまだ予約受付中になってるし、書店さんによってはまだ、品出し中のところもあるかと思いますが、楽天やセブン&ワイ、および我が社のショッピングカートではもう買えます!←クレジットも使えるようになりました!)

これがいい!と記事を書こうと思っていたら、今朝早々に、「ビジネスブックマラソン」で土井さんが、『マインドマップ的読書感想文』でsmoothさんが、丁寧な書評&解説を書いてくださり! おかげさまで、アマゾン順位は、上記の通りなぜか予約受付中のまま、現在40位にまで上昇!
いやーー、さすが、ありがとうございます。

というわけで、詳しい本の内容は、特に詳しいこちらをごらんいただくとして、私、本田さんを誤解していたことをここに告白いたします。
もちろん、何度もご飯も食べたことあって、魅力的な方だというのはよくわかっていたのですが、お会いしての印象は、『レバレッジ・マネジメント』より「なまけもの」とか「面倒くさがりや」などの大和書房シリーズのほうが合っているというイメージでして…。

でも、今回の「パーソナル・マーケティング」を読んで、ほんと、すっごく勉強し、よーく考えている賢い方なんだなと、再認識したわけであります。よーく考えてないとしたら、直感的にわかってしまうすごく優秀な方なんだと思います。
(いえ、あの、優秀に見えなかったというわけでじゃなくて、エリートとかそういう言葉お嫌いだとおっしゃってるし、実際そうだし……←勝手に言っておきながら、ひとりフォローに、オロオロ)。

なーんて、それは実はすでにわかっていました。
先日お目にかかったときに、キーノート(Mac用のプレゼンソフト)の話になって、私が知りたいと言ったら、なんとその翌朝には、当該記事のある「Mac  Fan」が、編集長から送られてきました!その日は、夕方からロタに発つとおっしゃっていたのに、すぐに編集部に依頼してくださったみたい。
全然、怠け者じゃないです! 実は。少なくとも、私なんぞよりずっと(私と比較するほうがいけないわけですが)。
ただ、時間あたりの生産性が高いので、余裕があるだけ。
(Mac Fan の編集長さんも仕事速いけど!)

しかも、すっごく気前がいい! 
だって、ご自分がいかに、自分をプロデュースし、ブランディングしてきたか、そして今もしているか、その手の内(!)をあますことなく、ご伝授! 日本やアジアのビジネス書ならびに著者、著者志望の方々にむけて、手弁当でいろいろな活動を行っていらっしゃるのと、まったく言行一致というか、ぶれていませんね。

というわけで、

1 基本戦略 
2 『強み』の洗い出し 
3 ターゲットの明確化 
4 戦術の体系化 
5 他者との差別化 
6 プロモーション戦略 
7 ブランドマネジメント

と、実は、パーソナルだけじゃなくて企業にとっても、マーケティングで重要なこと、みんなここに書いてあります。それもやさしく、わかりやすく、身近に。

マーケティングの教科書などで見慣れたマトリクスも、本田さんの手にかかると、ほー!とわかりやすい。すぐ使える……さすがです!

(あ、ここいらで、編集担当のチバも、身内褒めは野暮ですが、ほんのちょっぴりは褒めてやってくれ……。)

しかも、ワークがついてる! 
しかも、そのワークの答えをネット上で投稿できる場を近く開設する予定。その中から本田さんが選んで、直接指導を受けられるというビッグな企画も考えています! 
近く、このブログ等で発表しますので、お楽しみに!

あ、そうそう、こちらでもご紹介したブックファースト新宿での大講演会。申し込み方法がちょっと面倒だったにもかかわらず、450名の定員がすでに埋まりつつある模様。まだの方、また、こちらをご覧になって、お急ぎ遊ばせ!

「ツイッターでビジネスが変わる」より、「フォロワーを増やす方法」 ●干場

Photo「ツイッター」でビジネスが変わる!』。翻訳物だし、ツイッターがいくら一部で流行っていると言っても、一般社会ではまだまだだし……なんて、実は内心さほど期待していなかったのだけれど……

売れてます! リアル書店でも!

それに、まったく翻訳書の違和感がない! これは、本書を見つけて提案してくださった小林啓倫さんの翻訳のなせる技&ツイッターに関しては大事なことは世界共通同時進行だからでしょう。

たとえば、序章の著者の言葉、私が誰かに勧めるときに言っていることとほとんど同じ(ここに引用しようと思ったけれど、長くなるので、もし本書をお持ちの方は、20〜21ページを)。

先回は、その中から、読まれるコンテンツの7つのパターンをご紹介しましたが、今日も特別に、これから始める方のために、フォロワーを増やす方法を!!
(箇条書き太字が、引用で( )内は、わたくしの補足です)

あ、自己紹介を仕事や特技など魅力的に書く、とか、興味を持ってもらえそうなつぶやきを書くとか、基本的なことは、おわかりという前提でのお話です(わたくしも、原則として、新しいフォロワーの方は、実名もしくは職業と、これまでのつぶやきの内容によって、フォローし返すかどうかを決めています)。

さて、フォロワーを増やすために最初に行うのは、質か量か、まずフォロワーの種類を選ぶこと。もちろん、両方を望むでしょうけど、でも、そのバランスとか優先順位は決めておこう、とのこと(確かに)。

で、質を追求する場合は、
いかに専門家のネットワークをつくるかということなので、

1 『検索』機能を使って、求める分野の専門家を見つける
(1人見つけると、その専門家とやりとりしている人が数人以上見つかり、その数人がやりとりしている人の中から見つけていくと、あっという間に、フォローすべき人が数十人は見つかります)

2 それらの専門家に、友人になり尊敬されるような、リプライをする
(たとえ、その人がフォローし返してくれなくても、その人をフォローしている他の人には、あなたがその分野の情報を持っている人だとわかってもらえるとのこと。ちなみに、わたしも最近は、@hoshibay をリプライしてくれたり、RTしてくれている方の名から、)

3 得られたもの以上のお返しをする
(かれらがまだ知らない情報を提供するのが最高のお返し!)

次に、量を追求する場合

1 すでに知り合いの人を探す
(そして、その人がフォローしている人を見て、フォローしてみる。私もこの方法で、最初、50人ぐらいのフォローから始めました。すると、そういう人は、フォローし返してくれる可能性が高いです。このとき、波及効果を考えるなら、やはり、フォロワー数の多い人優先)

2 ブログで宣伝する
(わたしも記事書いて、リンク貼りました)

3 フォロワーに報酬を払う
(これは、ビジネスユースの場合限定の方法ですね。かつてのアドレス集めのためのキャンペーンみたいなものかな? 日本でこれ、やっている企業あるのかしら?)

4 専門知識を生かした回答をする
(やっぱり、つぶやきの内容(フォロワーの多い人にリプライしつつ、その人がRTしてくれそうなこと、書くのがベスト。概して、思わぬものが反響呼んだりするものですが)と頻度(多すぎてもうざいので外される。1日5 TWEETぐらい?)

5 他のソーシャルメディアも活用する
(勝間さんとかすごく上手にいろいろ使いこなしていらっしゃいますが、私はブログとツイッターのみなので……)

6 ツイッターのアカウントをメールの署名に入れる
(名刺にも!)

7 コンテストを開く
(クイズみたいなの、今でもやっている方いらっしゃいますよね。私も先日、意図せずして、出版社名前あてクイズみたいになって、想定外に盛り上がってしまいました)

えっ? これだけじゃわかんない?
うーーん、すみません、なら、やっぱり、本書を買ってください……!

ところで、弊社でも、実はツイッターやってる編集部員多いのですが、見てて思うのは、やはり、自分の意見、考えを言う勇気(しかも反射神経よく、すかさず)がないと、なかなか続かないかも、というのがわたくしの感想。
RTして盛り上げてあげようにも、RTしたくなるようなこと、つぶやいていない! そもそも、頻度が少なすぎて、あるいは間が悪すぎて、私も気がつかない(ま、そもそも私にRTされたくない、気づかれたくないからなのかもしれないけれど!)

あと、関心の幅というか守備範囲が広いってことかな(質を追求するのでなければ、精通していなくも可。ツイッター上で精通している人が教えてくれるから。ただし、精通している分野も1つ以上ないと、一方的に教えてもらうことになり、それではお返しができないので、これまた、なかなかフォロワー増えないと思う)。
そうすると、いろんなジャンルの方にリプライしたりして、おしゃべりしていけるので、自然にフォローする人もフォロワーもふえていきます。

実は、ネットというのは、リアルでろくに物言えない人が、人が変わったように雄弁になるものかと思っていましたが、ことツイッターに関しては、特に、実名を出していたり、出さなくても身近な人にアカウントがばれていたりすると、リアルの世界と相似形というか、同じみたいです。

2009年11月17日 (火)

今年も一足早いクリスマス ●干場

Photo_3 今年もオフィスに、クリスマスツリーをかざりました!
ステキ!? どこで買ったの? という方は、こちら
去年、ほかのお勧め玩具と併せてご紹介しましたので。

また、そろそろ、今週末あたりから、ディスカヴァー恒例、ギフトブックフェアもはじまります!
それより一足早く、こんな飾り付けも、あちこちでごらんになれるかも!?
Photo_2

マイケルブームは終わらない ●干場

マイケル・ジャクソン 世界同時公開映画「THIS  IS  IT」、全国300余の映画館で当初の2週間限定で上映の予定が、最初の3日で50万人突破、さらに2週間延長になったことは、マイケルのファンならずともご存じかと思います。

Photo ファンはもちろん、80年代前半のマイケルの全盛期を知らない層にとっては、彼の純粋さが何より驚きのようで、わたしなんぞ、逆に、「えーー!? そんなこともしらなかったの!?」と驚いてしまうのですが、それはともかく、映画と映画で知るマイケルの素顔がひろまるにつれ、弊社の「LIFE誌特別編集 MICHAEL 」もまた、アマゾン、リアル書店ともに、伸びてきています!

特にアマゾンでは、ふたたび、20〜30番台に浮上。先ほど見ましたら、81日間100位以内で、これは、いまランキングに入っている書籍の中で、16位の成績でした!

(ちなみに、アマゾン100位以内日数の1位は、なんと1025日間! 何だと思います? そう、カーネギーの「人を動かす」。次が、886日の「金持ち父さん貧乏父さん」、3位が651日で、「さあ、才能に目覚めよう」でした。)

それだけじゃなくて、アマゾンを見ていてすごいと思っていたのは、レビューの星の数。24のうち、23人の方が5つ星(ちなみにサクラはないです。いうまでもなく)。みな、べた褒めなのです。愛があると。優しい気持ちになると。映画に対する感想とほぼ同じです。

さて、「MICHAEL」、映画館にも置いてもらっているのですが、各館10冊程度なので、とうてい足りないでしょうね。こちらの倉庫には、いっぱいあるのに、各館1000冊ぐらいどうだ!(いや、そんなには在庫ないです。100冊でも無理かな?)と騒ぎましたら TOHOシネマズ六本木では、200冊の追加注文をいただいたとのこと! どうしよう、劇場用パンフより人気あったら、と、心配(?)しております。

2009年11月15日 (日)

ところで、LOVEって知ってました? ウサギのLOVEですよ ●干場

Love ところで、LOVEってご存知ですか?
ウサギのLOVEです。ミッフィーちゃんじゃないです。ノンタンでもないです。
LOVEです。

じゃあ、そのLOVEの「中の人」は?
つまり、LOVEの絵を描いたり、歌を歌ったり、詞を書いたりしているのは?
なんと、それは、シンガーソングライターの彼女だってことは?
(ウィキペディアを見ると、女優、イラストレーター、絵本作家って肩書きもついてるんですね)

知っている人はみんな知っているのだけれど、それは内緒ということになっているんだって(はーーー。どっちにしろ、わたしは、名前を聞いても、そういえば、そんな名前、きいたことあるなあというレベルですが)。
中高生の間では、すごい人気で、みんな知ってるんだって。
所属は、エイベックスなんだって。

Love_2 どうして、いきなり、このような柄にもないことを書き始めたかというと、そのLOVE著の「ONE  LOVE 〜きみのとなり」という本、最後にご紹介する11月新刊だからです。

詩もイラストも写真もみんなby LOVE。
たって、ウサギにかけるわけないから当然、中のあの方が……。いずれにしろ、かわいいだけじゃなかったんですね。すごい才能です。

エイベックス社では、凝ったプロモーションビデオも作成。TSUTAYAなど、一部書店の店頭でも流せるようです。ご期待!

それにしても、「H.Y」の仲宗根泉さんの「あなたへ」「バイバイの時以上に、ファン層が若くなって……20万部のヒットとなった「あなたへ」も、このブログのご愛読者の方からは、あんまり反響なかったので、今度も、ここでは、あんまり広報にならないでしょうかねぇ〜。

特報! 山本ケイイチさん直接指導の「働く女性のための人生を変えるフィットネスライフ入門セミナー」開催! ●干場

Photo もっと輝きたい、心から輝くわたしに、変わりたい。
そんなふうに、思うことないですか?
いまでこそ、「わたしはいまのままでいいのよ」と居直ってしまっている私ですが、20代30代の頃は、そう思って、いろいろがんばっていました(って、ほんとかな?)

で、私と違って、まだまだ可能性、可塑性のあるあなた(この場合、女性の方のみに話しかけておりますので、あしからず)、お勧めするのは、
11月の新刊、「人生を変えるフィットネス」。

ベストセラー「仕事ができる人は、なぜ筋トレをするのか」の山本ケイイチさんが今度は、女性におくる心と体のフィットネスライフガイドブック。
20代から50代まで、働く女性への愛に満ちた、本当に素晴らしい本です。

 
でも、なんとなんと、わたくしの失敗。
カバーをグリーンにしたのと、帯に山本さんの写真を大きくいれたせいか(イケメンなので)、男性用筋トレコーナーに置かれてしまっていると言うではありませんか!
ガーン、ピンクピンクの本だらけのなかで目立とうと思ったら、違う場所へ行っちゃった……!

中身は、
「ゆっくりだけど確実に自分を変える方法。そして、あなたを心から輝かせる用法」
とあるように、実は、体より前に心が元気になる本なのですが、フィットネスコンサルタントとして、多くの方の美と健康を実現してきた山本さんだけに、実践に基づく、実用的な情報も当然、豊富です。
そのうちのひとつ、ケイイチ式8つの食習慣を特別にご紹介するとーーー

①素材にこだわる(それだけでほとんどのクライアントさんが数キロ痩せるのだとか!)
②水をたくさん飲む
③植物性食品をしっかりとる
④発酵食品をとる(ヨーグルトとか納豆とか)
⑤体によいオイルをとる
⑥肉類は週に1〜2回
⑦加工食品を避ける
⑧腹7分目を心がける

ところで、この山本さんのフィットネスライフを、なんと、生で学べることに!
出版記念の特別セミナーを開きます。エクササイズ指導もあります。

少人数でていねいに行いたいという山本さんの希望で、各回限定20名。
とりあえず、12月1日と3日の夜19時〜21時の2回開きます。
場所は、ディスカヴァーのセミナールーム。皇居のすぐ近く、夜のランニングにいそしむ人も多く見かける、都会の中のフィットネスエリア!
詳しくは、こちらから

いまは、1時間2万円〜のプライベートコーチしかなさっていない山本さんの指導を直に受けられる実に貴重な機会です。
先着順ですので、お早めにお申し込みください!

ちなみに、本の目次は

続きを読む "特報! 山本ケイイチさん直接指導の「働く女性のための人生を変えるフィットネスライフ入門セミナー」開催! ●干場" »

2009年11月13日 (金)

貴重な!? 本田直之さんご夫妻ツーショット公開 ●干場

Photo 昨夜に続き、今日のランチも、さくらさくら
今日は、本田直之、田島弓子ご夫妻と!
写真をあまりとらせてくれない本田直之さんの貴重な(?)ツーショット!

弓子さんは、「ワークライフアンバランスの仕事術」弊社から出してくれたし、何と言ってもわたくしと同じファーストネーム出しって、関係ないか。

というのも、本日、11月後半の新刊、弊社では初となる本田さんの本ができたから!
パーソナルマーケティング、自分ブランディングは、本当にお上手な本田さんのノウハウがあますことなくあかされる貴重な1冊!
すでに、アマゾン予約開始となっておりますが、リアル書店さんも含めて、発売開始は18日。お楽しみに!

Photo_3 もうひとつのお楽しみは、本書の中にあるワークの部分の特設ブログも作成の予定。
応えていただいた中から、本田さんが厳選。直接、質問に応じてくださるワークショップにご招待、というイベントが、行われる予定です。

また、弊社とダイヤモンド社さん、エイ出版、サンマーク出版さんら、5社共催のブックファースト新宿店でのトークセミナーも近く行われる予定。詳細は、田中より、追ってご案内いたします。お楽しみに!
今年のビジネス書界は、お正月以来、まさに、本田直之さんのひとり勝ち状態なだけに、楽しみなイベントです。

おっと、この本については、さらなる耳よりニュースが! これも、もう少ししたら告白しますね!

本日、ランチのあと、ロタでのトライアスロンへと旅立たれた本田さん、いやーー、あいかわらずお元気です。
ところで、トライアスロンとは、1,5キロの遠泳と、40キロの自転車と、10キロのマラソン。いまからでもトレーニング次第と誘われ(?)ましたが、他はともかく、40キロの自転車というのがねえ〜。

2009年11月12日 (木)

昨日お会いした素晴らしい社長の出版社とは? ●干場

昨日は、H社のS社長と会食。素敵で、陽気で、とてもフランクな方!
実は、何年か前、息子さんが弊社の新卒採用に応募されてきたことなどあり(うちは、内定を出しましたが、ほかに行かれてしまった……)、昨年から、おつきあいいただいているのです。
かつては、百科事典で一世を風靡した老舗だけに、電子化の時代の中にあっても、やっぱりストックのあるところはいいな、とちょっとというか、かなりというか、うらやましい。

それはともかく、そのことを、ツイッター(ユーザー名 @hoshibay )で、
さる老舗版元の社長様と先ほどまで会食。老舗でありながら、権威でありながら、私よりさらに年上でありながら、ある意味私より新しい方で、老舗の底力を痛感させられました。さて、どこの出版社でしょう?」となにげにつぶやいたところ……次々に……

徳間さん?(へえ−?徳間さんって老舗のイメージだったのか)
小学館? 講談社? 角川? 集英社?(このあたり、確かに老舗だけど、それ以上に大手ってことで、私なんぞと口などきいてはくださらないような…)
筑摩さん?(確かに、菊池社長は、社員と一緒に販売に汗を流す素晴らしい社長様とお見受けしますが、まだ、ご挨拶したことが一度あるだけ)
新潮? 河出? 中公? 文春? 岩波?(おーー!って感じ。当たってないけど)

ってなかんじで、全然出てこない。焦る…だって、S社長もお忍びで(?)、ツイッターなさっているし……

幻冬舎?(あのーー、うちより新しい会社なんですけど。うちより全然大きいけれど)
ダイヤ? 東洋経済? 日実? 中経?(ビジネス出版社って古くても老舗って感じ、なぜかしませんね)

世界文化社?(そりゃ、私の古巣ではありますが) マガジンハウス?

雄鶏社? 主婦の友社?(確かに、老舗だ。大日本印刷の傘下に入ったが) 
三才ブックス? 八重洲出版?(ごめんなさい、しりませんでした。両方とも)

みすず書房? 白水社? 創元社? 山川出版? 吉川弘文館?(どんどんしぶくなっていく……)

なんか、だんだん、知っている出版社名を書棚をごらんになりながら、順番にあげて行くみたいな感じになりつつあり……。
ああ、出版社って、たくさんあるんだなあ、まだまだ。

福武書店?(とっくにベネッセになったのですが)
技術評論社? 双葉社?(いえ、コミックでは……)ニコリ?(パズルでもなく)
ポプラ社?(確かに社長は、グレイトな方ですが)


光文社? 扶桑社? PHP?  学研? 旺文社? 理論社?

と、永遠に続く気配あり。まだ、大和さんや実業之日本さんとか早川さんとか、出てきてないし…。引っ張るつもりはなかったのですが、なんだか、収拾がつかなくなり、ご本人に確認してからということで、正解はその場では公表せず(って、別にクイズのつもりではなかったのですが……)

で、お目にかかったのは、途中、次の方がつぶやいた平凡社の下中社長。

sirokumasann 大手過ぎない老舗ということで既出の中では平凡社あたりかなと思いつつおやすみなさい…本棚眺めていろいろ思い出して楽しかったです
@naotan                       うちには原研哉氏の本しかないですが、平凡社さんですか?

ツイッターで、おつきあいくださいました皆様、たいへんお騒がせしました。
でも、出版社の数は4000。うち年10冊以上出版の版元は1200社(中身は、変動しつつもだいたいずっとそのあたり)といわれるうち、どんな出版社が有名なのか、勉強になりました。

でも、別の方が、みんなで知ってる出版社の名前を順番に言おう!っていったとき、うちの名前は果たしてでてくるのだろうか?と疑問になり……。少なくとも、版元社長1000人集まって、どのくらいの方がご存じか? 
昨年初めてよばれた朝日新聞社主催の版元集合のパーティでの実感では、大手でも、営業担当の役員の方とか、中堅どころの社長様は、ご存じだったみたいだけれど、社長クラスになると、全ぜーーんってかんじ。
「ディス○○? それ何?」みたいな。

でも、いいんです。別に業界で有名になっても、特にいいことがあるわけでなし。私としては、読者の皆様と書店の皆様、一人でも多くの方に知っていただける方が!!

2009年11月 8日 (日)

今度は45歳以上限定。20年後、あなたが認知症になっている確率は? ●干場

前のエントリーと同じく、「子どもの地頭をよくする方法」より、もうひとつ、トピックスをご紹介。今度は、中高年向けのチップス。本ブログをお読みの方には、該当する方は少ないかもしれませんが……中高年の向こう20年の認知症リスクです。

下の括弧内の数値の合計数が大きいほど高リスク。まずは、計算して。

●年齢
〜47歳(0) 47〜53歳(3) 53歳〜(4)
●教育
10年以上(0) 7〜9年(2) 6年以下(3)
●性別
女(0) 男(1)
●収縮期血圧
140以下(0) 超える(2)
●BMI
30以下(0) 超える(2)
●コレステロール
250mg/dl以下(0) 超える(2)
●運動
活発(0) 活発でない(1)

さて、あなたが、20年後に認知症になっている確率は? 

   0〜5点 1.0%    6〜7点 1.9%    8〜9点 4.2%  
10〜11点 7.4%  12〜15点 16.4%

いかがでした? スウェーデンのカロリンスカ研究所というところで、1409人の追跡調査の結果、20年後に認知症になる確率をだしたもの。
ま、30代の人がやって12点になったとしても、50代で認知症ということはないと思いますが……。

幼児をお持ちの方に 地頭を鍛える知育教材5つとお勧め遊び4つ! ●干場

Photo_2 本日は、11月新刊のひとつ、子どもの地頭をよくする方法から、幼児をお持ちの方に、耳寄りの情報を! 地頭をよくする知育教材と遊びです。

それにしてもこれ、編集担当の三谷が自分の(というか、自分の子どもの) ためにつくった本じゃない? だって、三谷は、新米パパ。

ま、わたしもかつて、個人的興味(というか、息子の中学受験を意識して)で、宮本哲也先生を発掘して『強育論』を出したし、その前は、息子の幼稚園受験面接対策のために(?)、加藤ゑみ子先生と『お嬢さまことば速修講座』をつくったし、今は、『親と子の最新大学受験情報講座』を出しているし、人のことは言えないというか、むしろそのほうが、本当に役に立つものが企画編集できるので、わたくしは大いに勧めているのですが(その意味では、『「婚活」時代』は本来、ハラ君がやるべきであった!?)。

おっと、よけいなお喋りしてないで、そう、まずは、
幼児の地頭を良くする知育教材5つ!

①迷路

なぜ、迷路がよいかというと、眼野を中心に、前頭葉が活動するから。指でなぞれば、運動野や前運動野、線条体や小脳も鍛えられるから、と、さすが著者は、NHKの「ためしてガッテン」などでも知られる売れっ子脳科学者篠原菊紀先生だけのことはある! ちなみに、この本には書いてなかったけれど、うちの息子が通っていたお教室では、迷路作りもやってた。画用紙いっぱいの複雑な迷路もつくったりして、あれ、結構よかったみたいです(その割りには今…といわないで…)。

②間違い探し

これも、子ども、好きですよね。鍛えられるのは、前頭葉と頭頂葉。それからわかったときの「アハ体験」がいいんですって!

③積み木遊び

空間認識力。実は、積分の根っことも通じているとか。ということは、積み木遊びが理系を育てる!?

④数字遊び

幼児ですから、数えるだけですけれど、数えながら自然に引き算が分かってしまう教材もあって、それもワーキングメモリを鍛えるのによいそうです(詳しくは、こればかりは本書を見ていただきたい)。

⑤文字遊び

幼児に無理矢理字を教えたり、書かせたりする必要はないけれど、自然に覚えてしまうのなら、無理に教えないでいる必要はない。子どもは、意外に楽しく喜んで覚えてしまうものです。

さて、続いては、
地頭を鍛える遊び4つ!

①あたまとり

しりとりじゃなくて、あたまとり。例えばこんな感じ。

「ねずみ→きつね→たぬき→うた→がっこう→しょうが」

大人でも結構むずかしい。

②読み聞かせ

③運動

④料理を手伝わせる

実は、この本、すでに高校生になってしまった息子を持つ身としては、ああ、10年、いや13年は早く知っておきたかったな、と後悔するのが関の山だからと、おそるおそる見てみたら……!

うふふ。うちの子もやってたわ、これ。というのがほとんど。だから、中学受験までは、結構よかったのね。ただし、そこまでですけれど。
ということは……あれ? 地頭がよくならなかったの?
いや、そうじゃなくて、お料理の手伝い、しなくなったから?

でもなくて、本書によると、地頭というのは、ワーキングメモリである前頭葉とやる気をうみだす線条体の両方を鍛えることによって、よくなるそうで、線条体を鍛えるには、やはり、おとなの肯定的なことばかけと、ほめることが大事ということで、あ、それだな。ほめるのが足りなかった……。

詳しいことは、こちら。まだ間に合う方。後悔する前に、どうぞ、お読みくださいませ!

2009年11月 5日 (木)

今年啓発度NO.1の自己啓発書!? いい言葉満載のロケット開発の本! ●干場

今日ご紹介する11月新刊は、ロケット開発を通じて、「『どうせ無理…』廃絶宣言」をと、日本中の学校や会社を巡って人々を勇気づける異色の町工場社長、植松努さんの『NASAより宇宙に近い町工場』。

Nasa なんと、北海道の小さな町工場で、すべて自腹、手作りのロケット、人工衛星、その開発のための実験施設をつくってしまった植松さん。通常、何千万円、何億 円もするものを、その規模こそ小さなものですが、数十万円、数百万円のレベルで、従業員の人たちといっしょに開発しているのだから、すごい。としか、言いようがない。
今では、NASAからも見学に来るそうですし、ロケットの実験に成功したときは、毛利衛さんや若田光一さんからも祝電や電話があったとか。

それにしても、素人同然の人が、北海道の片田舎の町工場で、ロケットをとばせるなんて………! 日頃、枠を外せ、前例にないことをやれ、それが、DIS+COVERだと、偉そう言っている自分がほんと、はずかしい。こんなこと、できるんですね………!

なので、本書は、実は、勇気100倍、世の中の見方が180度変わる、ひょっとしたら生き方が変わる、ものすごい自己啓発書。

わたしも、今度ばかりは、付箋貼りまくりでした。
たとえば、どんなところに貼ったかというと……

***

『ニッチを狙え』とよく言われますが、ニッチというものは、『見つけるもの」ではありません。ニッチは自分でつくるものです。

***

夢って100%実現でなきゃだめなんでしょうか。100%実現できる夢って夢っていうんでしょうか。

***

かつてケネディという人が、こんな言葉を発しています。
『わたしたちが月を目ざすのは、その道が容易だからではない。困難だからだ」

***

『不景気だ。仕事がない』と言うのは簡単ですが、仕事がないということは、時間が余っているということですから、これは新しいことを始めるチャンスでしかありません。

***

手加減した働き方をしていると、手加減した人生になり、人生の時間がもったいないんです。人生、最後に勝つのは、どれだけ「やったか」です。どれだけ『もらったか』ではありません。

***

もし今の自分がちょっといやだなあと思うところがあって、変わりたいなあと思っているのであれば、人と出会えばいいんです。人と出会ったり本を読んだりしたら、昨日の自分と必ず違うからです。新しい知識が入った分、人生は変わるんです。

***

あきらめるのは、いつでもできるんです。いつでもできることはいつでもできるんだから、最後の回せばいいんです。

***

あなたもこの先、世界を変える可能性があります。『そんなこと言ったって、一人じゃ何もできないだろう』と思った方もいらっしゃるかもしれません。しかし、坂本龍馬は何人いましたか? エジソンは? 歴史は、一人の人間が変えてきました。

***

「やったことがないからできない」「知らないからできない」という言葉は、使ってはならない言葉です。人は、やったことがないことと知らないこととしか出会わないからです。

***

まだまだ、ありますが、お読みになった方、それぞれに心に響く言葉があると思います。この辺で。ともかく、熱い言葉、沸き立つ言葉がいっぱいです。

中身の一部間違いについて、早々に指摘してくれた小飼弾さんも、この点については、「この一年に出た自己啓発本の中では、啓発力No.1の一冊。」と。

なお、小飼氏指摘の誤りは、コメント欄で編集担当藤田が告白しているように、著者ではなくて、当方のミスです。申し訳ございません。この場を借りて、読者の皆様と著者の植松様に、心よりお詫び申し上げます。
それにしても、コメント欄では、ホリエモンまで登場して、優しくフォロー。植松さんの人徳と名声を改めて感じたのでありました(リンクをたどって、弾さんのブログに行かれる方。コメント欄もすべてお読みくださいませ)。

2009年11月 4日 (水)

ツイッター、読まれるコンテンツ7つのパターン ●干場

先日もちらりとご紹介した『「ツイッター」でビジネスが変わる』も、アマゾンで発売開始になっています! リアル書店でも明日には、並ぶはず。

ほんとに、この本、ツイッターの基本的なやり方から、その本質、可能性について、明快にまとめられたオススメ本なのですが、ここで、その中の一部を超簡略抜粋版で、特別にご紹介!
ツイッターをなさっている方なら、絶対気になる『読まれるコンテンツ7つのパターン』!

これ、本書の特性上、あくまでも、企業がマーケティングにツイッターを用いるための知識として書かれているものなのですが、個人としての活用にも充分お役立ていただけると思います。

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まず、発言は、『放送型』と『会話型』の2つに大別できる。

「放送型」は、要するに一方通行の情報発信。
フォロワーに対して、自分が今何をしているか、何を考えているのか、今まで何をしていたのかを伝える目的。

『会話型』は、会話を引き起こすか、会話の一部になる発言。フォロワーの集団をコミュニティに変えて、繰り返し戻ってきてもらえるようにするため、また、フォロワーたちが話したいと思っている話題を語るために使うこと。

これら2種類のコンテンツが混ざっているのが、理想的なタイムライン(いかん、今日はちょっと『放送型』が勝っているかも。私の発言)としたうえで、本書では、次の7つのパターンをもっとも効果的な発言としてまとめている。

1 リンクつき発言「いま私が取り組んでいるのは」

もっとも一般的な放送型の発言。ブログの更新を知らせるつぶやきとか。でも、多用しすぎたり、リンクを張った記事自体が魅力的でないと、嫌われる。
(私もよく用いている。このエントリーも、書き終わったら、ツイッターでつぶやいて、お知らせするつもり!)

2 標準的発言「いま私がしているのは」

ただ、初心者がよくやるように、「図書館に向かっている」「昼寝するところ」とだけ書いても、リプライされることはないだろう。会話にはならないし、放送にもなっていない。

でも、これをたとえば、「図書館に向かっている。息子のために、子供向けの本を2冊借りるつもり。『もりでいちばんつよいのは?」をもう一回読んだら、頭が爆発しちゃう」とか、「昼寝するところ。キーボードを叩く指はもう半分寝てる。サマータイムになるといつもこうなってしまう」としたらどうだろう。
(私の経験では、「わたしも!」とか「おぼっちゃんなら、○○の本がおすすめ」などといったリプライをいただけるはず!)

3 オピニオン「いま私が考えているのは」

関心のある様々なトピックスについて、自分の意見を言うことで、フォロワーやブログの読者、あるいは顧客を失うリスクがあることはわかっている。しかし、残った読者やフォロワーと親密な関係がもてるというプラス面でそれは補える。
もし、個人として自分のブランドを売り込むためにツイッターを使っているのなら、さまざまなテーマについて、自由に意見を述べる方がいい。
(私はあまり深く考えずに、いろいろ首を突っ込んでは意見を言っている<言わないではいられない性格。ディスカヴァーのブランディングにとって、いいんだか悪いんだか……>が、たしかに、それで、ときどきリムーブされてるな。でも、フォロワーの方も増えているので…)

4 任務完了報告「たったいま仕上げたのは」

『今これをしました』という報告は、一見、放送型のようだが、同時に『これをどう思いますか?』という問いかけともなる。実際、質問したつもりはなくても、結果的に、様々な回答が寄せられるものだ。

5 エンタテイメント「今から笑わせるよ」

ジョークやユーモア、ウィットのある発言で、フォロワーたちを惹きつけている人は多い。

6 質問「いますぐ助けてもらえますか」

誕生日のプレゼントや夕食のレシピを聞くものから、非常に複雑で専門的な知識を要するものまで、フォロワーを単なる読者から会話の参加者にする有効な方法。あるトピックについて意見を求めれば、すぐにフォロワーたちが反応してくれるのに気づくだろう。
(私も、ITの知識とか翻訳とか、いろいろ、ずいぶんフォロワーの方々に助けられてます。そういえば、最初の頃、RTって何ですか?とかwwって何ですか?とか聞いたときも、何人かの方が親切に教えてくださいました!)

7 写真つき発言「今していることを見てください」

ご存じ、フリッカーやツイートピックの活用による、フォロワーとの写真の共有だ。

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Photo 以上、『「ツイッター」でビジネスが変わる』のごくごく一部からのご紹介。
全体像は、以下、もくじを折り込んでおきます。

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正岡子規とツイッター小説とかけて何と解く? 〜NHK教育テレビがやってきた! ●干場

今日は、なんと、NHKの教育番組、『子規の明治28年」(仮題)という(来年NHKで「坂の上の雲」が始まり、で、正岡子規も大事な登場人物だもんな)日曜日の朝7時からの、おそらくは、高齢者向けの番組で、Twitter 小説集『140時の物語』(おお、もう、アマゾンでは、買えるようになっている!)をとりあげてくれるとのことで、弊社にカメラが入った

もちろん、内藤みかさんも駆けつけて。

それにしても、正岡子規とツイッター小説!?

正岡子規は、たとえば、「せり」という、何人かで集まって、5分以内にできるだけたくさんの句を詠んでたのしむとか、俳句にゲーム感覚を取り入れたり、今で言うところの小ピーライティングとしての俳句をひろめたりとか、要するに、当時は新しかったのである。POP  CULTUER 的というか。
で、いま、ツイッター小説という形で起こっていることは、それに通じるものがあると。

へえーーー、という感じ。

ツイッター文学大賞のことや、どうして、これを本にしようと思われたんですか? とか、ツイッター小説は文学として、今後、どうなっていくと思われますか? とか、いろいろ聞かれたので、まあ、いろいろ答えたが、多分、10秒ぐらいしか採用されないので、ここにちょっと書いておくと、

正直、これが文学と呼べるのかどうかまだ私は知らない。
ただ、では、文学って何なんだろう? それも私は知らない。

ただ、もし、それを、人間誰しも持っている表現欲求のうち、言葉で成すものであり、一方、それを楽しみたいと思う人々がいて、それらが重なったところにあるものだとすれば、今後、140字という制限の中から、短歌、俳句につらなるような一ジャンルが育っていく可能性はあるし、いずれにしろ、育てていくのは、既成の文学者でもなければ、わたしのような版元でもなく、読者であり、ユーザーであるということだ。

さらに、正直、まだ生まれたばかりの140字縛り。まだまだ、もっと磨かれていく、つまり、読み手にひろくなんらかの感動を呼ぶものとできる可能性を秘めていると感じる。それは、プロの作品を見ても感じることだ。

どうなるか、正直わからないけれど、ディスカヴァーとしては、ここから新しいスターを、読者、ユーザーが発見していくことのお手伝いができればと思っている。

ただ、あの〜、この番組企画、企画としては面白いけれど、テーマが正岡子規だし、時間帯から言って高齢者枠だろうし(私でも、日曜日は、9時からの日曜討論より早いのは見ない)、視聴者に、そもそもTwitter ってわかるんでしょうか? インターネットとかメールとか掲示板とかブログとかグーグルとか、ツイッター以前のこともおそらくご存じない方々(たとえば、うちの両親とか)に…。

さすが、度量のひろい、そして、実はもっとも革新的な、NHKである。

2009年11月 3日 (火)

まだ緊急度と重要度のマトリクス、使ってるの? わたしが本当に欲しかった時間管理の本! ●干場

11月中旬発行のひとつ、60万部突破の小宮一慶さんのシリーズ第6弾、「どんな時代もサバイバルする人の「時間力」養成講座」、ようやく校了!

Photo_2 と思ったら、もうアマゾン予約ページがアップされていた!
でも、本の説明はまだアップされていませんね(あたりまえか、金曜日に資料を担当のタニグチに送ったばかりだから)。

これ、いいんですけど。
これまでの時間管理の本と、全然違うんですけど。
こんな本、欲しかったんですけれど。

時間管理の本というと、必ず出てくる緊急度と重要度のマトリクスの代わりに、
自由度とやる気のマトリクス、そして、物理的自由度と精神的自由度のマトリクス

だって、同じ時間量を費やしても、アウトプットの量は、人によっても、個人によっても違う。そこのところをコントロールしないで、ただ、仕事や作業を割り振ったって、絵に描いた餅。

時間管理をばっちりやって、隙間時間をさくさく使って、たしかに、暗記と事務処理作業と人に仕事を振る能力は高まるかもしれないけれど、それで、クリエイティブなアウトプット能力が高まるわけじゃない。
というか、それが必ずしも比例していない人を実体験の中でたくさん見てきているのだ!(もちろん、そうじゃない人もいらっしゃるが。たまに)

どんだけ時間をかけたかでもなければ、どんだけかけずにすませたかでもない。
要するに、重要なのは、アウトプットの質と量でしょ!!

それに、よく時間泥棒といって、無駄な遊びとかぼーっとしている時間をできるだけなくそうっていわれるけれど、最大の時間泥棒は、決断を先延ばしにしている時間じゃない? 
早く言えば、心配している時間、迷っている時間。要は、失敗を恐れている時間、頭の中であれこれ非生産的なことを考えている時間じゃないですか?

みたいな、わたしたちが、というか、わたし自身が、これまで、従来のいわゆる時間管理の方法論に抱いていた不満、使えない感に、ストレートに応えてくれている!
(あ、だからといって、わたしの疑問に応えて、小宮さんが書いてくださったのではなく、小宮さんご提案の企画、そして、お原稿が、まさに、そうなっていた!)

いやあ、楽しみですね。11月18日の発売が待ちきれませんね。
というわけで! 少しでも早く知りたい方のために、先日もご紹介した、本書の発刊記念特別講演を、12日(木)に開きます!

小宮さんから、直に、「時間力」の秘訣が聴ける!
質問もできる!
さらに、では、それを具体的にどうしていくかのワークの時間もある!

そして! テキストとして、この「どんな時代もサバイバルする人の「時間力」養成講座」がつくので、一足早く読めます! しかも、サイン本!(宛名書きは当日時間を設けるのでお願いしてください)

というわけで、すっかり宣伝口調になってしまいましたが、だって、これ、ほんとにお勧めで、わたしも楽しみなんですもの。
すでに100名以上の方にお申し込みいただいていますが、定員150名のところ、スタッフに遠慮させれば、180名様までなんとかなりますので、まだ、だいじょうぶ。

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 開催日:2009年11月12日(木) 19:00~21:00(開場18:30)
講演者:小宮一慶氏(経営コンサルタント 小宮コンサルタンツ代表)
料金:6000円(税込) 
※上記料金にはテキスト『ビジネスマンのための「時間力」養成講座』(11/18発売予定 税込1050円)1冊を含みます。
会場:日経カンファレンスルーム 
〒100-8066 東京都千代田区大手町1-3-7  日経ビル6階
http://www.nikkei-hall.com/access/index.html
定員:150名 (先着順 要予約) 定員になり次第、締め切らせていただきます。
主催:ディスカヴァー・トゥエンティワン

詳しくはこちらから
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あと、本の画像が、ちょっとぼやけているので、帯のコピーをおりこんでおきました!

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2009年10月29日 (木)

わーい! 11月の新刊の第一便がついた! ●干場

Photo_3 11月の新刊、第1便その1が届きました!
うれしいので、ざっとご紹介します。
詳しくは、また、書店さんに並ぶようになってからということで。

なお、第1便その2は、明日ご紹介します。
第2便は、来月中旬。

写真、右上は、
ツイッターでビジネスが変わる!』。

ツイッター本が、10月にたくさん出てしまって、ちょっと出遅れ感ありますが、これは、津田さん、コグレさんらの本とはちょっと違って、ツイッター先進国 アメリカで、もっとも売れているツイッター本だけあって、フォロワーの増やし方、ソーシャルメディアとしてのツイッターの本質がシンプルかつ的確に書かれているのはもちろん、ビジネスへの生かし方がわかる!

さすが、ツイッターに詳しい小林啓倫さんがアメリカで見つけ、翻訳し、弊社に勧めてくださっただけあります!

マスメディアによる広告効果が日に日に低下していくなか、ツイッターというニューテクノロジーをつかった昔ながらの口コミによるマーケティングの威力を、スタバ、ドミノピザ、グーグル、そして、オバマ大統領と、なみいるアメリカ最先端の事例をもとに、思い知らされることができます!? 
そして、もちろん、ノウハウ満載。

さらに、そのノウハウは、企業だけでなく、個人にも共通することですので、個人ユーズから企業ユーズまで、ともかく、この1冊あれば、とりあえず、今の段階でのツイッターの知識とスキルは、完璧でしょう。
ツイッターに出遅れている方も、充分間に合う、丁寧な入門ガイドももちろん載ってます。


Photo_5 Photo_6 そして、お待たせしました!
写真左下が、噂のtwitter小説 140字の物語

(1か月前から予告しちゃったので、すでに予約いくつかいただいていますが、予約してくださった方は、ほんとうに、お待たせしました。)
はい、中身はこんな感じ。

言い出しっぺのケータイ小説の女王、内藤みかさんを含め、10人の作家さんそれぞれに工夫を凝らした作品。
源氏物語の本歌取りとか(へえ、空蝉って、そうか、そうだったわね)、枡野さんの短歌との競作とか。

ツイッターで生まれたこの21世紀のミニ文学、今回は、プロの作家の方の作品で仕上げましたが、で、次は、読者の方の番!
というわけで、本書を契機に、『ツイッター文学賞」を設けました!
詳しくは、本書の巻末に。サイトができあがりましたら、本ブログでもお知らせします。


さて、右手手前にある、イケメンの写真が載っている本は何かって?
ベストセラー『仕事ができる人は、なぜ筋トレをするのか』(幻冬舎)の山本ケイイチさんが、今度は、がんばりすぎる女性のために、愛を込めて、書きました。
(いま、アマゾン見たら、まだなんにも宣伝していないのに、すでに3桁の順位。さすがです。)
人生を変えるフィットネス〜輝くために必要なほんとうのこと」。

テレビや雑誌で活躍するスーパーワーキングウーマンを目ざす前に、どうしても伝えておきたいことがある、と、
フィットネスコンサルタントとして、20代〜50代まで、多くのクライアントを有する山本さんならではの、
え? そんなことだけで6キロも痩せちゃうの? というような食習慣とフィットネスプログラムもおしげなく紹介されていますが(なにしろ、かれに個人トレーナー頼むと1時間弁護士代より高いです)、
本書の本当の魅力は、心から輝くためのアドバイス。

彼は、若くてかっこいいのに、説教臭いと評判のようですが、それが、まったく嫌みじゃないというか、彼が言うことなら素直に聴けるというか、ほんとに、読んでいる間も、読んだ後も、彼と打ち合わせしているときと同様、さわやかな五月の風がほほをなぜていく〜という感じなのです。
超オススメ。


そして、左奥、頭の形の書いてある気になる一冊は、これは、教育ジャンル。
脳科学者が教える 子どもの地頭を良くする方法

地頭と聞いて、またかと思うなかれ。なにしろ、最近『ためしてガッテン』『クローズアップ現代』など、テレビでもおなじみの脳科学者篠原菊紀先生によるものですから、実際に、何をどうすると、脳のどの部分が活性化するのか、というデータにもとづく勉強法、習慣です。
たとえば、写真は、口絵の図版ですが、こんなふうに、作業によって、能が活性化する部位は違うんです。
で、もちろん、地頭は生まれつきではない! こともここからわかる!

Photo_2 おもに、小学生のお子さんをお持ちの親御さん向けの本ですが、『知性は年をとればとるほど高まる」というコラムも。こちらも、ただの経験的な話ではなく、たとえば、『直感を司る、脳の線条体というところは、年をとるほど太る』などと、文字通り脳科学的に言われると、納得度(というか、周囲を納得させる度)が全然違う。

やっぱりね、だから、わたしの直感を信じなさい!と、私が、ますます強権をふるわぬよう、社員は内心、ため息かもしれませんが……!?


以上、実はまだ、わたしも全部は読めていないので、後日、また!

2009年10月26日 (月)

科学って面白い! 技術ってスゴイ! 理系ってステキ! DIS+COVERサイエンス創刊! 記念講演会にいらっしゃいませんか? ●干場

ツイッターで先行つぶやきしたところ、早くも大きな反響が!
いかん、いかん、こちらで公式発表しなくっちゃ!

というわけで、来春早々、サイエンスシリーズを出します。

シリーズ名は、 DIS+COVER SCIENCE(ディスカヴァー・サイエンス)
考えてみたら、DISCOVER は、DIS + COVER で覆いを外すという意味を語源とする『発見』という意味。あら、これって、サイエンスの基本じゃない!

というわけで、DISとCOVER の間に、+(プラス)を入れた。

Science_1a Science_2a 写真は、デザイナーの石間淳さんにつくっていただいたチラシのデザイン2種のラフ案。この記事の一番最後に出てくる、本シリーズ創刊記念イベントの宣材となる。

さて、どちらが採用となるかな?
石間さんのお薦めは? 
みなさまのご意見は?

青いリンゴみたいなのは、よく見ると地球。ニュートンとエコ。
赤ちゃんの写真を使ったものは、まさに明るい未来に向けての誕生。

というのも、キャッチフレーズは、

科学っておもしろい! 技術ってスゴイ! 理系ってステキ!
日本と世界の明るい未来のために、DIS+COVER SCIENCE 創刊

とこうなる。

だって、今暗いじゃないですか。もはや20世紀型の資本主義モデルは崩壊しつつある。かつてのような右肩上がりの経済成長は、少なくとも先進国には望めない。
それに、地球上のみんなが20世紀のわたしたちと同じことをし出したら、エネルギーつまり石油が枯渇する。温暖化のこともあるし。
かくして、いま、若い人たちの間では(エリートもそうでない人も一様に)、閉塞感が広がっている。

これ、この数年、ずっと感じてきたこと。
だから今年の初め、『希望』をキーワードにした。

でも、その希望、現実的なものでなくちゃだめ。心の持ち方だけじゃだめなの。
では、何が、実質的な希望をもたらすか?
といったら、やっぱり、サイエンス。
サイエンステクノロジー。
テクノロジーのイノベーションでしょう!?

だから、オバマ大統領の『グリーンニューディール』に希望を感じたし、以前、書いたように、世界最速電気自動車エリーカのプロジェクトは、スゴイと思った。『脱『ひとり勝ち』文明論』の本、こんなの、出したいと思った。

これが、技術ってスゴイ!の部分。

さらに、基礎研究の世界では、もっと先の世界を見せてくれる。
それが、科学っておもしろい!の部分。

でも、現実的には、なぜか数学が苦手だと文系に行くというパターンがあって、そういう文系がマスコミや出版界を牛耳っているからなのか何なのか、あるいは、理系というと、ITオタクだけがフューチャーされちゃうからなのか、そもそも口べたが多いからなのか、バイオ系のポスドク問題が、関係のない工学部系にまでいっしょくたにされている(わたしもついこの前まで、そう思っていた)せいなのか、なんだか知らぬが、理系のイメージが、この数年、なんというか、おしゃれじゃない。

わたしが高校生の頃は、数学や物理のできる無口な男の子って、かっこよかったのに!(これも以前、ここで書いたっけな)

それでは、科学者や技術者になる人が育たん! 
世間の理解も得られなくて、科学研究開発費が削られる一方だ! 
科学技術研究開発をとりまく諸問題や、理科教育問題、そちらにもなんらかの影響をちょっとでもあたえられたらな。

そんな密かな野心も、このシリーズに加えた。

というわけで、理系ってステキ

で、目的は、日本と世界の明るい未来のために! 
さらにいえば、地球の未来のためにだ。当然、エコや環境問題が、メインテーマになる。

というわけで、一見、おふざけのキャッチフレーズと思われるかもしれないけれど、奥が深いのである。請うご期待、というか、これらのミッションをいかに読みやすい本の企画に落とし込み、実現していくか、読者の皆様のお声を頂戴しながら、ごいっしょに、形ある『希望』を実現していけたら……これはもう、わたしの『天命」である(そろそろ『天命を知る」年齢らしいし)。

さて、威勢良くぶち上げたコンセプトだが、なんと!
日本の工学系の科学者の第一人者である北澤宏一先生が、おなじようなことを現実的なデータとともに、提唱なさっていることを知った。

そして、先生にもご理解いただき、めでたく、創刊第1号をお書きいただくこととなった。というか、記念講演会を実施! その講演録に加筆して、ご本をお書きいただく!

講演は、どなたでもお聞きにこれる。先生が寄付してくださるご本をくわえて、わずか2000円。
先生らが行った若い人の夢の調査から、経済政策、そして、先生のご専門である超伝導まで、実に貴重な講演。

わたしも、その骨子を1時間半にわたって伺いましたが、時間がたつのを忘れるほど、夢中になってしまいました。わかりやすくって、おもしろい。あ、北澤先生は、理系だけど、口べたではありません(そういえば、民主の閣僚には鳩山総理を筆頭に4人も理系が!)。

ただし、この講演、3時間から4時間を予定している講演をお聞きになる熱意のある方に限ります!

というわけで、次は、その記念講演会のご案内(社長室イベント担当タナカが書きました!)

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DIS+COVERサイエンス 創刊発表&
記念講演会 (北澤宏一氏「科学技術が日本を救う」)

サイエンスシリーズ創刊を記念して、ラインアップのご説明と、北澤宏一氏(独立行政法人科学技術振興機構 理事長)による講演「科学技術が日本を救う」を行います。

開催日時:2009年11月28日(土)13:00~18:00(開場12:30)

会場:科学技術館 第3会議室
〒102-0091東京都千代田区北の丸公園2-1 科学技術館6F
http://www.jsf.or.jp/

参加費:2000円

定員:90名(要予約・先着順)

内容
国際調査によると未来に希望を抱く若者は日本が特に少ない。
経済的に豊かであっても10年もの間、若者が「しらけて」暮らす国はまともな国とは言い難い。
日本のどのような特殊性がその原因となるのか、経済や科学技術とどのような関係があるのか。
若者を奮い立たせる私たちの側からのアプローチとは。
「若者が夢を持てる社会をつくりたい」科学技術振興のトップからの提言。
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詳細とお申し込みはこちらから!

2009年10月25日 (日)

プレステのせいではない、若者のクルマ離れの理由は? 〜Twitterで話されているたとえばこんなこと ●干場

今日は、ツイッターで、といっても、あくまでも、わたしのTime Line=ホーム上でのことだけれど、土曜日に、ちょっと反響が多かったトピックスをご紹介。
それは、若者と車の関係。

Twitter には、RT(ReTweet)といって、興味のある発言を引用して、そこに自分の意見を付加していく(広瀬香美さんは「横流しの術」とおっしゃってるみたいだが)という使い方があって、どんどん議論(という程でもないが、ときには、たった140字で結構まじめに白熱したりする)が拡がっていく。

(議論にしろ、ただの会話にしろ、凝縮していくか拡散していくかだが、ツイッターは、その性格上、たいてい、いくつか枝分かれしながら拡散して、連想ゲームのように、いつのまにか、違う方向に向かっていく)

で、若者(特に都会の若者)の車離れである。いまさら、という話題かとは思うが、というのも、どうやら、「トヨタ自動車幹部」が「若者の車離れは「自動車ゲーム」が原因」などと述べたらしく(それにしても、はあ?な発言だ)、それに対し、ネット界でも異論続々。

それを報じた毎日.jpの記事にリンクを貼りつつ、某氏が、「今の若者に向けた新しいクルマとして作っていかないと、マーケティング的に失敗する云々」とつぶやいたことに、別の某氏が「そもそも、若者は車を買うものであるという既成概念が自動車メーカーにあるようですが、その概念が無い状態では過去のマーケティングは通用しないようにも思います」と加えてつぶやいているのを発見した @hoshibay こと、私が、それをまたRTして、何気に書いてみた。

「若い男性に限って言えば、車がなくてもナンパに支障をきたさなくなったからか、それともいわゆる草食化から?」(つまり、ナンパ自体しなくなった)

すると、それに対し、いろいろと拡がっていったのだが、@hoshibay が含まれる発言のみ順不同で、ご紹介させていただく(そのまんまのほうが臨場感あるけれど、ほかの人のネームとかあるし。あと、わたしのネームが含まれないものでも、この話題、ものすごく多く拡がっているようだが、それはフォローしきれないので)。

●息子を見ていると、都会であれば車より電車が便利なので、車という発想はないようなのです。昔学生時代、オヤジの車を運転したくて仕方がなかった私ですが、彼らはどうもそう思っていません。エコやゲーム以前かと。
That's it! Boys want girls, not cars.
●自分の周りを見る限り草食化が大きいような
買う金も維持する金もない。って人は増えてると思う。自分もそうだけどね。
●経済的な面も大きいと思いますよ。
●楽しくないのにお金ばっかりかかりますしね...
●ナンパに有効かどうかはともかく、維持費はバカにならないですね。
可処分所得の低下も一因かと
●若いと任意保険が高いし、都市部だと駐車場も高い。レンタカーで十分と思う人も多い気がします。
●子供を持つと必要な場面もありますが。維持費が高い。
●若者が車を買わなくなったのは大都市圏の話だとは思うのですが、やはり娯楽が多様化し、コストのかかるものから切り捨てられているのだと思います。東京や大阪近郊では駐車場のコストも高いし、そもそも出先に駐車場がなかったりしますよね。
●大手企業の40〜50代並みの給与がなければむずかしいんじゃないでしょうか?
●無くても生活できる都市部の若者は、収入に依存すると思います。カッコつけのために買えるものではないのかなと。地方は、生活必需品なのでまた事情は違うと思いますが。
●車持ってないです。車が欲しいと思うシーンは、家で要らなくなったものをリサイクルショップに持っていきたいとき。郊外のお店に大きなモノを運ぶときは便利そうです。

そうか、お金の問題か。で、
「では収入が上がればやっぱり車を持つ?」と、再び投稿してみると……

●維持費の問題で手放した知り合いもいることはいますね。自分は不要だから免許自体取得してないだけですが。
●どの程度の収入であれば車に金を回すのは個人差大きいでしょうね。私は車買うならその分上乗せして良い家を買いたい。
収入が上がったら違う用途に使いそうな気がします、若い人はどう考えているのだろう
●新車200万円を10分割して中古車とパソコンと海外旅行といい服と…としている。今、既に。その方が楽しいと。
●個人差はあるでしょうが、車のない生活をしていて支障がないと感じれば収入が上がった際に買う物の最優先にはならないのではないかと思います。憧れという動機がなくなったのは大きそうですね。
●コストパフォーマンスに見合ったステータスとなる車が無いというのが本音だと思います。10年前はスポーツカーもSUVもたくさんあって選択肢が多かったですし。
●一点豪華消費か平均的消費かの消費行動の違いですよね。昔は車は豪華でも貧乏な人いた

もちろん、地方と都会では違うという指摘もすぐにあった。
で、「地方の若者の感覚はどうなってるんだろう?」とつぶやくとーー。

●都市圏に近い地方では、まだまだ車は必須アイテムだと思います。車がないと物理的に移動できないところもあり、電車に乗るまでバス便しかないとなると当然必要になります。
●地方の場合、車は娯楽や趣味ではなく、移動のために一人一台必須なのではないでしょうか。地方都市の場合はそこまででもないでしょうが、例えば札幌の友人は全員車を持っています。
●地方は車がないと遊びに行けないので、安くても車を持つ若者はかなり多いと思われます。
●地方の若者は車買ってます、でも昔ほど車に夢が無いのかも、ハイブリッドカーでデートってのもいかがかと
●地方は車がないと遊びに行けないので、安くても。
●私は車持ってませんよ(笑)札幌はなくても平気。でも地元では車がなければ生きていけないです。お店や病院が10km先とか普通ですし。だからそれが辛いと都市部に出てくる→過疎化が加速

地方では、車は持ってる。でも、買い換えの頻度が少なくなってるんじゃないだろうか。というわけで、「地方でもの売上低下は買い換えの頻度が下がっているというか、適正化してるってこと?」とつぶやいてみる。すると、

●私の周りをみればあきらかに買い換え頻度が下がってます。特に自家用車は。
●確かに、買い換えの頻度は下がっていそうですね(データを調べたわけではないですが)メンテナンスにかかるコストと価格の兼ね合いでは、買い換え頻度は7年前後で中古車を購入するが適性と言われているようです。かつて車好きな人はもう少し頻繁に買い換えていた気がします。
●中古車やエコカーに行って、メーカー的にうれしい新車や収益の大きいクルマを買ってくれなくなったということでしょうね。
●クルマの買換えサイクルは、あきらかに長くなっています。まだ、十分に使える車を次々と買いかえる風潮があったからね。これは、メーカーの戦略だと思うので、まさに適正化されてきているような気がします。今までが、売れすぎだったように思います。
●車に関して、大都会と地方都市と一緒に考えるのは無理があるかも。ただ、自動車のハイブリッド、電気化のタイミングと、単なるヴィークルとして認識され、おしゃれのためのものでなくなったタイミングが一緒なのは意味があるのでは、と思います。

上記に反応して、わたし、すかさず、また投稿。

「バブルの頃の4畳半のアパートに住みながら中古のベンツをローンでという見栄を張る必要も意欲も将来への期待もなくなったということ?」
すると……

そんな時代があったんですね…。ドラマのやまとなでしこみたい。
●今でもやれます?
●バブル時代に若者でしたが、当時はデートカーとして重要でした、今は無くてもデートできるのなら見栄は張らなかっただろうなあ
●たぶん、今若い世代でベンツにのっても、周りから「ふーん」としか思われないのでは、高級車=憧憬という感覚は僕も今は全く感じません
●かつて若者だった頃、初めて車を買ったときのことは良く覚えている。550ccのジムニーだったが、ここではないどこかへ、いつでも行ける自由を得た興奮があった。今はどこへいってももう自由はないと感じているのかも。
●将来への不安がある中、見栄なんかはるのが馬鹿馬鹿しいってことでしょう。働いても苦しそうに生活している親世代を見ていたら、諦めることを覚えてしまうのでしょうね。バブルの頃と違って、成功モデルが少な過ぎるのです。
見栄を張った先に見えるものがなくなった、という側面はあるでしょうね。
●世界と自分との関係性のスタンダードが変わりつつあるのだと思います。景気が回復ししても、リビドー起点の往年の消費は戻らないかも。

つまり、「車が、自己表現の手段ではなく、移動のための「道具」とみなされるようになったってこと?」

●そうですね「道具」ですね、完全に。私はまだ「自己表現」で車を選んでいる部分もあるので旧世代なのかも。あ、これを書きながら御社刊「幸福の方程式」がなぜか頭に浮かんできました。あの本にやはり消費のヒントが多くある気がしてます、私個人としては。
●クルマ=道具と考えると、都内では、不要になっちゃいますね。公共交通機関を使わないで、全員がクルマを使いだしたら、即パンクですね。
●移動の手段に限定すれば、ハチロクもCR-Zでもある必要はなくなりますね。中古車も性能がよい→やはり車は売れなくなる。
●我が家も子どもがいるので必要ですが、仮に良質なカーシェアリングがあればもう車要らないように感じています
●レンタカーがありますからね。見栄を張ることさえなければそれで良いかも。
●名古屋のベッドタウンです。車は必需品ですが、あきらかに車の選択で自分を表現したい、という感じの若者とその車は減ってきている感じです。だんだん「足」や「道具」化している
●道具としての需要は購買層の人口減少が全体に効いてると思います。

ふうむ。車に頼ってきた世界の経済は、なかなかむずかしい。インドに続いて、中国でも超低価格自動車が出るみたいだし。
わが家は、子供の誕生とともに買ったボルボをそのまま15年間乗り続け(といってもたった5万キロ弱なので、ほとんど乗っていないとも言える)、子供が高校生になったときに処分した口なので、クルマに関しては、正直、なぜ欲しいのか、欲しい人の気持ちが分からないのだけれど、少なくとも、トヨタの幹部さん、プレステのせいじゃないと思いますけど。

そして、自社商品が売れないのを、若者のせいにしても、経済の低迷のせいにしてもしょうがない。本当に必要なもの、自分にとって価値あるものしか買いたくない時代、夢を提示し、顧客の創造をし続けていかなければならないのは、出版も同じ、というか、弊社も同じ!


2009年10月20日 (火)

マル秘レポート 女性専用車両で何が起こっているか?! ●干場 

会社が移転して、最寄り駅が半蔵門から九段下に変わったこともあり、朝乗る車両も一番前から、一番後ろに変わった。女性専用車両だ。
男性の方々からは、女性ばかりいいな、とか、男をみんな痴漢と思うな、逆差別だ、という声もあるだろうが、これ、いいことばかりではない。

たしかに、概して、女性専用車は、空いている。急行でも、どうにか体が触れあわない程度で立っていられる。が、もちろん、ちょっと朝早く乗ると、普通の列車並みに混んでいる。そして、それがやっかい。

少しでもバッグが腿とかに触れたり(背の低い人が多いので)、ぎゅーぎゅーに押されて誰かに少しもたれかかるような形にならざるを得ないとなるとーーー

睨まれるのである。
ちらりちらりと、これ見よがしに何度もきっと振り返るのである。
そんなこと言ったって、身動きとれないの、わかるでしょ!
と、こちらもめいっぱい白い目を向ける。

かくして、車内は殺気立っている。
これは、別に私だけの問題じゃないようで、夫曰く、「普通の車両でも、女性同士が言い争いをしているのをよく見るよ。すごい顔でにらみ合っていたりとかさ。こわいよ」。

普通車両は8割方が男性だ。臭い人とか脂っぽい人がいない限り、満員電車では普通車両のほうがいいかも。ま、若い頃は、いつも痴漢に警戒していなければならなかったのだが、いまは、その心配もないので。

まず、男性は、もたれかかっても、怒らない。
その理由は、
1 長年のことで、慣れている
2 相手が女性だとかえって喜んでいる

2は、若い女性に限られるのだろうが、後ろを向いていれば、オバサンでもわからないだろうし(わかるか、生物的本能で)、男性が70歳以上ならオバサンでも若いことになるだろうし(ならないか)、男性が20代ならオバサンに母親に甘えた頃の郷愁を感じている(いるわけないか)からだろう!?

さて、今日の女性専用車は、相手とちょうどふれあわない程度に空いていたので、周囲50名くらいの女性たちが何をしているか、観察した(わたしは、身長162センチと、さほど高い方ではないが、女性たちだけなら、ざっと見渡せる)。

まず、8割方が、2,30代(のように見える)だ。うち、学生っぽいのは、1割ぐらい。残り2割が50代以上か(40代は、30代に見える人と、50代に見える人に分割されるのでどちらかに含まれる)。

半数は、何もしないでぼーっと一点を見つめているか、目をつぶっている。
6名が、書類かプリントを読んでいる(学生と中高年半々)。

同じく6名が、単行本を読んでいる。うち、2名が見るからに文芸書。残りが実用書っぽい。「間違いだらけの塾選び」という人もいた(これは、保護者会に行く主婦だと決めつけてはいけない。わたしだって、通勤電車で教育書を読んでいたことあるから)。

5名が雑誌を読んでいる。アエラとTHE21とSAITA(?)と、あとは多分L25。
3名が音楽を聴いている(2名が ipod)。5名が、ケータイをいじっている(うち、iphoneはわずか1名)。

そして、1名が、周りをきょろきょろ見ている不審人物(私のことだ)。

朝から、ゲームをしたり、コミック雑誌を読んだり、エロ雑誌見ている人は、当然いない。

というわけで、以上、女性専用車両からのレポート。
(ただし、ここで観察していた人々のほとんどが渋谷と表参道で降りたので、すべての地域に当てはまる傾向というわけではないかも。)

だから何だって? 特にないですけど。

2009年10月18日 (日)

小宮手帳が理想の手帳なわけ。11月12日の講演のバリューとインパクトは ●干場

President20091012 金曜日朝も、テレ朝の「やじうまプラス」にご登場の小宮一慶さん!(収録のため、朝の三時半起きで、夕方には、出張でブラジルに旅立たれたとか! お気をつけて)の「小宮一慶手帳」(ほんとに、お薦め。使いやすさ、紙質から製本、刷り色その他諸々考え抜かれていますから!)、さっそく10月10日発売11月2日号のプレジデントの手帳特集に紹介されています!(ほかにも、いろいろ載っているみたいです。こちらを

Photo_8 さて、小宮さん、この春発売で多数書店の総合並びにビジネスランキング1位を頂戴した「「社長力」養成講座」に続く、ビジネスマンシリーズ第六弾が、いよいよ、来月中旬発売になります!

今回のテーマは、ずばり、「時間力」!
手帳には書ききれなかった、小宮さんならではの目から鱗のエネルギー管理法ともいえる時間コントロール術が述べられます。

(現在編集中の私が自信を持って申し上げるのだから、太鼓判!?
いやあ〜ほんといい…! 
いままでの時間管理術関係の本の中で、出色の、真実に迫る本だと思います)。

最後には、小宮さんの考える理想の手帳の条件の項もありますので、このエントリーの最後に、折りたたんでご紹介しますね!

また、出版を記念して、講演会も!!
これまでは、書店様のホールで行っていた著者講演ですが、今回は、いつも以上に充実した「研修」ともいえる2時間とするため、デスクのある日経カンファレンスルームを用意しました。

年間200回以上の経営者向け講演をこなす小宮さんならではの和やかなトークのなか、ビジネスパーソン必携の意識と知識を伝授
「小宮手帳」や現在編集中の「時間力養成講座」で薦めていることのキモが実際にその場で体験できる部分もあり、まさに、バリューとインパクトのある講演!

お席、まだ少し先のことなので、余裕ありますが、毎日、埋まってきている状態です。お早めにお申し込みくださいませ!

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 開催日:2009年11月12日(木) 19:00~21:00(開場18:30)
講演者:小宮一慶氏(経営コンサルタント 小宮コンサルタンツ代表)
料金:6000円(税込) 
※上記料金にはテキスト『ビジネスマンのための「時間力」養成講座』(11/18発売予定 税込1050円)1冊を含みます。
会場:日経カンファレンスルーム 
〒100-8066 東京都千代田区大手町1-3-7  日経ビル6階
http://www.nikkei-hall.com/access/index.html
定員:150名 (先着順 要予約) 定員になり次第、締め切らせていただきます。
主催:ディスカヴァー・トゥエンティワン

詳しくはこちらから
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というわけで、上記に書きました、本エントリー限定特別公開!?「時間力養成講座より 正しい手帳」!の原稿はこちら↓

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2009年10月16日 (金)

初のツイッター公式イベントにて、勝間さんと広瀬さんの本のこと、公開した! ●干場

Twitter の公式イベント、Tweetup Tokyo 2009に行ってきました。
ツイッター関連本を出す出版社のひとつとして!

Photoそう! すでにアマゾンで予約受け付け中の、
●内藤みかさん( @micanaitoh )らによる日本初のツイッター小説集「140字の物語」 (ちらしや内藤さん手作りの栞を、弊社スタッフ以上にかいがいしく、配ってくださっていました! 写真は編集担当イシバシと)と、
小林啓倫さんがいち早く翻訳、弊社に企画を提案してくださったTwitter power 「ツイッターでビジネスが変わる!こちらで、翻訳のご感想も!)
のお知らせと、そして!!

Photo_4 はじめて情報、公開させていただくのが、12月発売の、こちら!

勝間さんと広瀬さんのツイッター入門書!!

すでに広瀬さん( @kohmi)のブログにはアップされていますが、仮タイトルは、

『つながる力 ~ツイッターは「つながり」の何を変えるのか?
香美と和代の、みんなで楽しくヒウィッヒヒー!』

これからはじめるためのガイドから、コミュニケーションツールとして、そして、、メディアとして、マーケティングツールとしてのツイッターの現状と可能性を、広瀬さん、勝間さんそれぞれの立場で、おしゃべり&書き下ろし!
ツイッターファンならご存じの、ヒウィッヒヒーの再現も!?

今だから言えますけど、ディスカヴァー会議室でのお二人のおしゃべりというか私も入っての座談会は、ツイッター上のまんまの広瀬さんのおかげで(!?)、勝間さんも広瀬さんと一緒だととてもナチュラルだし、とっても楽しくて、私も一気に広瀬さんのファンになってしまったのでありました。

と、このようなことを書いたチラシを当日、会場で配ったので、公式発表前から、ツイッター上では、噂に……後手になってしまってごめんなさい。
超ご期待ください!!

Photo_6 Photo_7 さて、Twitter イベントに話を戻しますと、約400名で賑わう会場には、NHKの取材も入り(今日の朝と夜のニュースで放映)、また、公式イベントだけあって、アメリカ本社経営陣の一人、ビズ・ストーン氏のご挨拶から始まって、twitter関連の方々のスピーチが次々!

勝間さんや広瀬さんも(ただし、広瀬さんは、ビデオ出演!)! 勝間さんの登場には、ヒューヒューという歓声、広瀬さんのビデオ終了には拍手でした。

ビズ・ストーン氏のスピーチは、「Twitterの勝利は、技術や仕組みではなく、人間性の勝利だ。われわれは、これを売却するつもりはない」という話で終わりましたが、わたしも、この二か月、タダで大いに利用させてもらっている身として、いったいどうやって、これまでの、そして、これからの何億ドルもの投資を回収していくビジネスモデルなのか、大いに気になるところ。勝間さんに聞いてみまっしょ。

というのも、ビズ・ストーン氏へのメディアのインタビューは、いち早くこちらに載っていますが、勝間さんも日中インタビューをもったそうで、そちらは、毎日jpに掲載されるとのこと。さらに!
上記の勝間さんと広瀬さんの本の中にも一部、転載されるのです。私も楽しみ。

2009年10月14日 (水)

「MICHAEL」マイケルは、終わらない! ●干場

11日日曜日の朝日新聞に、弊社の「LIFE誌特別編集 MICHAEL」が、とりあげられていたの、気づいていただけたでしょうか?
書き手は、サエキけんぞうさん。

「5歳のときから、その生涯を歌に捧げたマイケル・ジャクソンが、世界で唯一心を許したグラフ誌は、「ライフ」だという。この写真集を見て、彼への認識が大きく変化する人が多いのでは?」「今こそ、素顔のマイケル・ジャクソンを、ノイズなしで見てほしい」と絶賛。

Michael091012 編集担当ハラがさっそく、記事のコピーをアレンジした書店さま店頭用のPOPをつくっていました!

2週間限定の映画ももうすぐ!
ひょっとして、マイケルブームはもうおしまいと、返品してきてしまった書店さん! ちょっと気が早すぎるのでは? 今からでも間に合います。店頭にお戻しくださいませ!??




2009年10月11日 (日)

タマネギの素材を生かしたいただき方 ●干場

先日、「貯金生活宣言」の横山光昭さんから、北海道直送のタマネギとジャガイモをいただいて、タマネギのおいしいいただきかたってどんなだろう、と書きましたら、さっそく横山さんご自身と、「お嬢さまことば速修講座」(40万部)や「気品のルール」(20万部)の加藤ゑみ子さんから、アドバイスが!

横山さんからは、やっぱりスライスしてサラダにと。
加藤先生からのアドバイスをここに加えると、
「薄くスライスして15分〜20分おいてから、鰹節沢山とお醤油。好みでレモンとか、お酢 ごま油をプラスもあります」
とのこと。

でも、加藤さんのいちばんのお勧めは、「丸ごとチン」
上からばらばらにならない程度のところまで、8等分か6等分に切り目を入れて電子レンジで、8分! 新タマネギと通年の物では違いますが形が花びらのように開いていればできあがり!
ポン酢などをかけていただけば、和食洋食、どちらのときにも サラダ代わり。

とのことです。試してみよう!

なお、加藤ゑみ子さんは、インテリアデザイナーですが、お料理も通。
ワーキングウーマンならではの、手軽でいてしかもおしゃれでおいしいお料理のつくりかたも、実は、弊社で本にしています。
Photo_7 その名も「知食のルール」。和食じゃなくて知食。知的な食です。
絶版じゃないといいけれど(って、自分の会社の本なのに)。
キッチンでよんでも汚れないようにと、ビニールカバー付!
こちらも、お試しあれ。

手放したくない面々と手放さなければならない自分の中の○○ ●干場

Photo_3 去る10月8日は、わたしたちのグループ会社のオーナー会長伊藤守のバースデイパーティ! 伊藤率いるグループ社員の有志のビッグバンドの演奏と素敵なゲストとのおしゃべりは、たとえば……

Photo_4 Photo_5 早稲田大学ラグビー部監督の中竹竜二さん!(スポーツマンを横ににやけるホシバ)

「すべての経済はバブルに通じる」の小幡績さんと関西大学教授の白石真澄さん!(白石さんとのツーショットを望む小幡さんの横に割り込むホシバ)

Photo_6 それとか、旧知の友(!?)の某社中川社長と、メディアプロデューサーとしても有名なマガジンハウスの沢田さん(ナイスガイを両手に得意のホシバ)

このほか、惜しくもツーショットを取り損ねてしまった方々多数。
来年のこの会には、みなさん、弊社から出した本を片手に、お集まりいただきたいものです……と、野望(!)の夜でした。

Photo_2 で、お客さまと社員双方へのおみやげはこれ。伊藤の最新刊。手ばなす技術」のサイン本。だが!! 弊社じゃない、講談社から……!
でも、ま、いいか。中身いいから。お勧め!

弊社の「捨てる技術」と似ているようで似ていない。

だって、わたしたちがもっとも手放すべきは……?

それはお読みいただいてのお楽しみ。
だって、副題が「心の壁を超える57のルール」ですもん。
仏道にも通じる深ーーい気づきが、軽妙なタッチでやさしく書かれています。

世界を駆けめぐる? オバマ大統領からの手紙 ●干場

オバマ大統領がノーベル平和賞に選ばれたニュースは、金曜日の夜からネットを駆けめぐりましたが、さっそく、オバマ大統領から、メルマガのようなものが配信されているようです(アメリカを中心に世界中に、何百万通送信されているんだろう?)。

「強欲資本主義 〜ウォール街の自爆」の神谷秀樹さんから、Fwdでおくられてきました。オバマ氏を支持する神谷さんは、多くの人にシェアして欲しいとのことなので、ご紹介しましょう。

たとえ、メルマガだとしても、こうして有権者(と有権者じゃない人にも)個人個人に直接語りかけ、つながろうとする姿は、オバマ氏の選挙活動中からの手法であり、新しい政治を現しているといっていい。わが国の民主党も、同じ手法をとろうとしているのだとしたら、国連でのスピーチとか、メルマガで全文、流してもいいのにね!?(民主党員には流しているのか?)

おっと、その前に、わたしだって、読者の方お一人おひとりともっとつながる努力、必要だ! メルマガにも書くって宣言してからはや半年じゃないか……!

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2009年10月 9日 (金)

社会人こそ読むべき就活本2冊! 読んどかないと新人に負けちゃう!? ●干場

優れた本は、その本の本来の読者層を超えて、その本の限定的な題材を超えて、普遍的な価値を持つものだが、これからご紹介する2冊の就活本も、それ。就活生だけが読むんじゃもったいない。新入社員はもちろん、会社で働く人、みんなに勧めたい。

Jpg まずは、弊社の新刊、「強い就活!」。「就活のバカヤロー」の名コンビ、石渡嶺司さんと常見陽平さんが、「じゃあどうすればいいのか??」という読者の声に応えて書き下ろしたもの。

最近の自己分析だか就活セミナーだか知らないが、弊社の新卒採用の現場でも、判で押したように同じようなことを書き、同じようなことをしゃべり、同じような言葉遣い(必要のないところまで、「〜させていただいております」というあれ、気持ち悪い。敬語というか謙譲語というか、使い方、変だ。
ひとりふたりじゃなくて、どこの大学のひともみんな同じ。コンビニ言葉と同様だ。
いったい誰が最初に教えた!?)までする学生達に、正直、辟易というより、「たいへんだなあ」と同情を感じつつあるわたしにとっては、まさに、待ってた本!!
採用側として、脱マニュアルの学生、増えて欲しい、というか、みなそうしてほしい、と思っていたので。

なので、チバ君から企画を聞いたときは、期待大の5乗!
そして、できあがった本を読んでみて、中身は、さらにその5乗ぐらいの価値ある本だと分かった!

まず、最初、「弱い就活」10の特徴。

①すぐ何かのせいにする
②考え抜いていない
③調べていない
④行動の量が少ない
⑤行動の質が低い
⑥自分に対する適切な振り返りができていない
⑦自分磨きをしていない
⑧自信がない
⑨働く覚悟ができていない
⑩マニュアル本などで知ったテクニックに走る

おいおい、これって、入社3年までの一般社員とか、ひょっとして全世代のサラリーマンの何割かに、当てはまることじゃないの? ま、長年働いている人は、さすがに⑨は当てはまらないとしても。

景気は悪いし、格差も差別もある。だからどうした?

これ、強い就活その1にある言葉。そうだ! これをそのままわが社の社員、いえいえ、わたし自身に投げかけよう! だからどうした? そのなかでどうやっていくかだ! ビジネスは、そして、人生は!

とつい、熱くなるわたし。
(熱いといえば、著者の常見さんも熱いお方。まだわたしはお目にかかっていないが、いただいたメールがこれがもう、熱い! 心にしみる!)

なんて、本書の最初の1割もご紹介しないうちに、こんなに長くなってしまった。
この本が就活生はもちろん、一般社会人にもお勧めするのは、PDCAサイクルなど、戦略思考の基本から、読むべき本、各新聞・雑誌の特徴、見るべきテレビ番組(クローズアップ現代とか、カンブリア宮殿とか)等の具体的な情報収集法まで、実は、激しく高度。

弊社社員はもちろん、わたしだって、へえ〜! そうなんだと、付箋貼りまくり!

なんて、書いても、やっぱり就活生しか買わないんだろうな。となると、今すでに働いている人、ちょっとやばいかも。再来年入ってくる社員がこれを読んで就活してたとすると、いきなり業績、抜かれちゃうかもよ!?

Photo_5 抜かれちゃうといえば、こちらもすごい。「東大で教えた就職学」。弊社の本ではない。文藝春秋社。さすがに東大卒生の社員に占める割合の超高い出版社だけある。東大ものに強いな。

それにしても、だ。東大生に、就活前に、こんな実用的な講義をうけられちゃ、それってかなりまずいというか、差がついちゃうんですけど…。

と、こちらも、実は、「強い就活!」以上に、現在働いているビジネスマンこそ読むべき「ビジネス基礎講座」。弊社でも、社員全員に配るつもり(イイダ! どうした? まだ届かないけど)。

会社の選び方の章の分類も、「参入障壁の高い産業、規制・許認可業種」などとひと味違うが、わたしの注目は、第2章の「会社員になるにあたっての7つの戒め」と、第4章の「会社員にとっての基礎の基礎」。

たとえば、会社員になるにあたっての第一戒は、「会社に貢献し、社会に貢献する」

①会社員は、最新、最良の知識・能力を提供しなければならない。
②顧客を創造する。
③給料の3倍働く。

教えてもらう、与えてもらうのが当たり前。仕事は、自分のキャリアアップと自己実現、成長のため、という若い人たちが多いというか、最初はほとんど、そういう状態のなか、最初から、こんなビジネスの基本をわきまえた東大出がきたら、そりゃ、負けるでしょうが、と思ってしまうのであります。
それこそが、格差となってしまうのであります。

というわけで、「強い就活!」「東大で教えた就職学」、次の新人が来る前に、あなたも読んでおいたほうがいいかもよ(って、「あなた」を他人事と思ってないか? ディスカヴァーの諸君!←こんなこと書くからか、ずいぶん怖い社長だと、外で思われているらしい。内でもそうかもしれないが……)。

 

すわ、返品の山か!?と思ったら…! ●干場

Photo 先日、オフィスに、段ボール箱が10箱程とどいて、がーんと積まれました。
あれ? 倉庫のはずが、間違って届いた返品!? と暗くなっていたら、中身は…!

200万円からの貯金生活宣言」の横山光昭さんからの、北海道直送、有機農法のタマネギとジャガイモのプレゼントでした!!(横山さんは、北海道を拠点に活躍されるFPなので!)

ありがとうございます! そして、すみません。送料だけでも大変でしたでしょうに。これから、いくつかいただいて、ジャガイモはオーブンで焼いてバターで、タマネギは…一番素材の味を楽しめるのは、どんな料理?

Photo_2Photo_4 さて、「200万円からの貯金生活宣言」といえば、発行から早半年近くになりますが、まだ売れ続けています。そして! ただいまの注目は、そこから生まれたディスカヴァー初家計簿!! 横山さんのノウハウの実践版。

つけていくうちに、自然にお金が貯まってしまうという、これまでの家計簿にはない、小さな(でも大きな)工夫が満載。日付記入式ですので、買ったその日から(といっても、お給料日から始めてください、とのこと)使い始められます。

楽天ブックスはもちろん(なにしろ、「楽天ブックス」では、「200万円からの貯金生活宣言」09年上半期ビジネス1位、現在レビュー289も頂戴しておりますので!)はや、書店さんでも快調な売れ行き。
あ、もちろん、年収200万円じゃなくても、2000万円の方もどうぞ。

2009年10月 8日 (木)

台風で想うこと ●干場

今日は台風。上陸した知多半島から、進路に当たってしまった地域の方々、だいじょうぶでらしたでしょうか。被害に遭われた書店さまもあるのでは……と案じられます。

Photo_2 Photo_3 東京でも、山手線や中央線がとまったりと、朝から混乱しておりまして、写真のように、ふだんは小川のような多摩川も、茶色い大きな川となっていました。

それにしても、その巨大な自然のエネルギーを前に、偉そうにしている人間のいかに非力なものか、と、いつも敬虔なきもちになります…。

Photo_6 昼からは、青空となり、夕方には、空と部屋の窓から見える丸の内のビル群が不思議な今時黄色に染まっていました。この美しさにも、やはり人間はかなわない…。

2009年10月 5日 (月)

「フォーカルポイント」ら3点、アマゾンランキングに! ●干場

久しぶりの、複数アイテム、アマゾンランキング入りです!
(思えば、4月にロンドンブックフェアにいったときは、英米の版元に、「いま、アマゾンジャパン見てみて。100位以内に5冊も入っているのよ!」と威張っていたものでした。…思えば、あれから、はや半年…)

フォーカルポイント」23位
夢をかなえる人の手帳2010」47位
幸福の方程式」66位

(10月5日午後17時50分現在)

Isbn9784887597464フォーカルポイント」は、土井英司さんのビジネスブックマラソンに続いて、smoothさんの「マインドマップ的読書感想文」でも紹介され、発売3日目にして、リアルションでもはやくもベストセラーの予感!?

詳しくは、土井さんやsmoothさんの書評を読んでいただくとして(!?)、レバレッジ・シリーズの本田直之さん愛読のブライアン・トレーシーの幻の(! 日本語版が絶版だったので)名著。
今回は、本田さんが監訳。監訳というと、名前だけということもないこともないのですが(ここだけの話)、編集方針からフィニッシュまで、文字通りの監訳!

副題の「労働時間を半分にして、生産性と収入を倍にする思考術」が、時間術から健康、人生の目標まで、全10章、それぞれ8つぐらいのキーポイントは、どれもこれも、大事大事で、smoothさんならずとも、付箋貼りまくり

本田さんが、「私自身のビジネスに決定的に大きな影響を与えた1冊です」というのも「人生にレバレッジをかける「必読の名著」」というのも、誇張じゃなく頷けます!

そうそう、いくつかの章にある、「エピソード」も味わい深い!

Isbn9784887597365幸福の方程式」については、すでに、こちらこちらでご紹介していますが、日曜日の日経新聞「今を読み解く」で、東大教授の松原隆一郎氏が「消費社会は終わったか」と称して、三浦展さんの「シンプル族の反乱」とともに、取り上げてくださったのが、大きいものと思われます。
 早速リアル書店でも動きが出ているようですが、そう、これ、「婚活時代」なみに話題になってもいいのにな、って思います……。

(なんて、書いているうちに、広報オータケが、アエラの勝間香山対談の記事のコピーを持ってきてくれた。33ページ、おふたりの新・幸福論のコーナーに、ちらりと、「幸福の方程式」のことと著者の一人の電通袖川さんのコメントが!)

Isbn9784887597389夢をかなえる人の手帳 2010」は、いうまでもないですね!
こちらは、セブン&ワイでも現在、69位! トップ画面にフィーチャーされてます! セブン&ワイでは、ほかの手帳も併せて、ディスカヴァーの手帳の特設ページをつくってくださっています。
こちら、ごらんくださいませ! 

そうそう、いま、著者の藤沢優月さんから、毎年恒例のギフトが届きました!
毎年、この季節、おいしいお菓子を社内におくってくださるのです。

今年は、「日本一おかき処 播磨屋本店」の「ほっぺた落ちる」おせんべい!
わたしは、いま、「ほっぺた落ちるカレーせんべい」と「ほっぺた落ちる揚げせんべい」をいただきました!

2009年10月 4日 (日)

カリスマ書店員 有隣堂AKIBA店 門脇さんに聞く! ●干場

先のエントリーで、ご紹介した小冊子の中にある、有隣堂ヨドバシAKIBA店にいらっしゃるカリスマ書店員の方のお一人、門脇さんのインタビュー記事(BY 弊社サカズミ)、地方にお住まいで、どうしてもいらっしゃれない方に、特別公開! 
以下です!

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有隣堂ヨドバシAKIBA店 カリスマ書店員

門脇順子さんに聞く!


出版界の明日はどっちだ!?


常に斬新なフェアを展開し、驚異的な売上を誇る有隣堂AKIBA店。個性的なフェアを考えているのはカリスマ書店員・門脇さんだった。そんな門脇さんに出版界、ビジネス書の未来についてお話を伺いました。



―書店で行うフェアはいつもどのようにして決めているんですか?


 自分から出版社さんにフェアをお願いすることはあまりありません。フェアは「出会い」です。担当の方とお話しをしていて、いい企画があれば「やりましょう!」となります。

 どこの出版社でもできればアレンジしてオリジナルなものを作りたいと思っています。そういうご相談をするとその期待に応えてくださる方も多いんです。

 お客様から直接感想を聞くことはあまりないですが、出版社の方からは「いつも面白いね」と言われることが励みです。常にオリジナリティを保つことは大変ですからね。


―門脇さんは最初からビジネス書担当だったのですか?


 入社した頃は2年間文庫担当でした。当時、嬉しかったことは、出版社さんから「あと300冊売れたら絶版になる」と言われたら、その本を全部引き取って、売って重版にさせると(笑)。

 どうやったら絶版にさせないで済むかを営業さんと考えるのが楽しかったですね。今は販売促進とマーチャンダイザーも担当しています。

 実はビジネス書担当になるまで、ビジネス書はまったく読んだことがなくて、最初は苦手でした。でも、好きなものだけじゃなく、苦手なものの方が商人根性が出ます(笑)。

 文庫担当のときは好きなだけに「この良さが伝わらなかったらどうしよう」と不安になってできませんでした。ビジネス書はなぜ売れるだろう?

と思いながら本を積んでいました。

 今は一通り基本のものは読んで前よりはわかっているつもりです。


―ディスカヴァーはどんなイメージですか?

「勢いのいい出版社さん」。ビジネス書を出している出版社では、私の中のベスト3に入っています。去年のビジネス書ブームだったときに、元気だった出版社さんはいま厳しい状態ですから。

 最初の頃は「ディスカヴァーってなんなんだろう」と思ってました(笑)。だってどこの店に行ってもワゴンがあるんですもん。

 今もいいところは変わらないですね。配送も注文もスムーズですし、取り次ぎさん経由じゃなくてもなんの問題もないです。(※ディスカヴァーは取り次ぎ店を通さず、直接書籍を販売している)


―本が売れない時代と言われますが、秋葉店は違いますか?

 やっぱり下がってはきていますけど、AKIBAは現状で、昨年の売上を超えています。いろんな出版社さんからも応援していただいて嬉しいですね。それを励みにやってます。

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いま、秋葉原が熱い!? 有隣堂AKIBA店が熱い! ●干場

全国1000店の書店さまで開催中の、ディスカヴァー秋の恒例全点フェア。
有隣堂ヨドバシAKIBA店さま(クリックして、フェアセッティングの様子をごらんください!)では、ご担当門脇様のご支援もあり、趣向を凝らした試みも。

たとえば、スタッフ総出演のDVD(昨年年末のクリスマスパーティ用に、作成したもの。「太陽に吠えろ」をもじったもので、残念ながら、音楽は著作権の関係上なしで流れているようですが……)

Photo それと、ディスカヴァーのフェアながら、他社本も! こちらは、わたくしと、デザイナーの西野純子さん、そして、営業担当飯田リーダーが選んだそれぞれ5冊。

特別に作成、店頭で配布中の小冊子にも掲載されています。

ちなみに、私が選んだのは、次の5冊。

脱「ひとり勝ち」文明論

世界最速電気自動車はやっぱりニッポンから! これ、うちで出したかったな。今年上半期、一番の「希望」の本! 

2011
年 新聞・テレビ消滅(新書)

本書が述べる崩壊への道は加速度的に進んでいる。決して誇張した表現ではない。そして、崩壊しつつあるのは、マスメディアだけじゃない。


東大で教えた就職学


東大はここまでやるか!? 単なる就活本ではない。社員の心得として、我が社では全員の必読書とした。本書に書かれていることを誰にも教わらないまま働き続ける大多数の人々は損だ。

脱貧困の経済学

リフレ派(適度なインフレを起こして経済を建て直す)の若手筆頭経済学者と反貧困ネットワーク副代表の作家が代弁する老人以外の国民のリアルと希望。高校生から大人まで必読!

こころを動かすマーケティング

オーバーなタイトルの本が多いなか、本書はあまりに謙虚すぎる。だって、ほんとうにほんとうに『心が動かされる』から。マーケティングの神髄がある。


その小冊子には、門脇氏のインタビュー記事や、現在、4年ぶりのリバイバルでヒット中の「心の持ち方」の仕掛け人飯田リーダーが明かす、日経新聞「ベストセラーの裏側」に紹介されたことについての舞台裏を書いた、「ベストセラーの本当の裏側」という私の以前のエントリーのさらに舞台裏、「ベストセラーの裏の裏の裏」など、読ませる記事も(それにしても、飯田君、いやあ、かっこいい文章だなあ。すごい、社長みたいだ!)!
Photo_2

いま、広瀬香美さんがテーマソング(?)を発表されたり(?)とか、なにやら、一気に注目の秋葉原、お越しの際は、ぜひ、ヨドバシカメラ内、有隣堂AKIBA店のディスカヴァー全点フェアコーナーにもぜひ、お立ち寄りください。

そうそう、この全点フェアにちなんで、読者プレゼントも行っていますが、商品が発表になっています。こちら

ハズレのエコバックが欲しいという声がしきり。わたしも……。

2009年10月 1日 (木)

ジャーン! 一足早く、ツイッター小説「140字の物語」のカバーデザイン ご紹介! ●干場

先日、こちらで「発表」し、アマゾンでの予約も始まっている、日本初twitter小説、「140字の物語」のカバーラフができました!ので、ちらりとご紹介!

ここまでくるのに、デザイナーの西野さんと編集担当イシバシで、試行錯誤を重ね、いくつものバリエーションの中から、これになりました。

Photo デザインを最初に依頼する前の、デザイン依頼方針決定には、著者のひとりであり、そもそもツイッター上で、#twnovelで、ツイッター小説を呼びかけた内藤みかさんにも加わっていただいたのですが、ツイッター+ミニブンガクな雰囲気になっていると思いますが、いかがでしょうか?

本文では、10人の作家さんごとに、カバーにもある鳥が、シーンを超えて、登場。大人のメルヘンが素敵! ああ、早く出来ないかなあ〜。
(なんて、のんき(?)なこと言ってると、いまが、校正の佳境である著者の方や担当イシバシに叱られますね…。すみません、よろしくお願いします。)

学生限定 緊急イベント! 神谷秀樹氏・干場弓子氏と語る 【リーマン・ショックから一年 今後の世界経済展望】●干場

おっと、たいへん! もう明後日じゃないか! 
表題の通りのイベントが、今週の土曜日、3日午前中、早稲田奉仕園リバティホールであります! 
神谷秀樹さんについては、このブログでも何度か登場の「強欲資本主義 ウォール街の自爆」(文春新書)の著者! 

ゴールドマンサックス時代、強欲資本主義の進展にかつて一度は手を染めた(?)神谷氏が、世代としての責任と最後の(?)奉仕のためにも、これからの世界に生きる若い世代に、何ができるのか? 何が求められているのか? そして、何が伝わるのか?
それを直接、若い学生たちに聞いてみたい、そして、学生たちも、まさに金融資本主義のさなかにいたその人に、直に、意見を思いをぶつけたい!

両者の思いがひとつになり、神谷さんと同じくスタンフォード大学のドワイエ先生を師と仰ぐ早稲田大学4年生の西川翔陽君(これが、若いのに、すごくしっかりした青年で、打ち合わせに同席した広報オータケは「かっこいい!」とやや目がハートに?)が中心となって、開くことになったイベントです。
ですので、神谷さんの講演の後、質疑応答の時間もたっぷりとってあります。

あ、なんで、私の名前があるかというと(経済通でも何でもないのにね!)、このイベント等を通じて、神谷さんが、今の世界を創ってきてしまった大人の一人として、若い人たちに伝えるべきことを明確にし、弊社から、本を出してくれることになっているからです!!(あ、なので、参加されても、わたしに金融の難しいこと、訊かないでね!?) 

というわけで、志ある学生なら、どなたでも、参加できます(もちろん、早大生じゃない人もすでにたくさんエントリー)。あなたの意見が、なんらかの形で本に反映される可能性もあります。西川君作の詳細は、下記に、折り込みました。
当日、お目にかかれるのを楽しみに!

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2009年9月27日 (日)

「きみのこと好きだよ」が西村由紀江さんのピアノと松浦このみさんの朗読で! ●干場

今年の初め、このブログで、読者の方からのお手紙とともに、PDFで絶版本となっていたものをご紹介し、思わぬ反響を呼び、夏に復刊となった初代「きみのこと好きだよ」。
それが、朗読家松浦このみさんと、あの人気ピアニスト西村由紀江さんのピアノによる、朗読とピアノのイベントで、朗読されることになりました!

これは、今年で6年目となる、お二人のいわばライフワーク。利益は一切なしで、本との新しい出会い、聴くことの新しい可能性、さらには、朗読という世界の可能性を模索する試みです。

採算無視と言っても、赤字が累積すると、個人の力では難しいということで知人から松浦さんを紹介され、その主旨と松浦さんの情熱、お人柄に賛同し、何年か前から、ディスカヴァーでは、ささやかながら協賛させていただいています。

なので、実は、今回、「きみのこと好きだよ」を読んでいただくことになったのは、ま、なんというか、松浦さんが気を利かせてくださったとも言えるわけでして……
今回、メインの朗読は、小川洋子さんの「ガイド」、それから、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」です。

わたしも、協賛させていただくようになってから、毎年うかがっていますが、松浦湖のみさんの朗読は、あなたの「朗読」に対する概念を大きく変えます(と思います)。ましては、いわゆるナレーションとはまったく異なる、ひとつの新しいジャンルのアートです。
そして、それにあわせて、文字通り即興で、西村さんが奏でるピアノ。ここだけでしか聴けないまさに、ライブです。

そして、小いながら、サントリーホールなどと並んで紹介されることもある音響効果超一流のホールで、アットホームな、でも凜とした雰囲気の中で催され、なんというか、日常からちょっと離れて、異次元、それも清らかな世界に身を置くような静かな感動があります。

「きみのこと好きだよ」朗読はダイジェスト版とはなりますが、復刊のきっかけとなった読者の方のお手紙の部分も朗読され、また、その方も、当日、ご招待しています。

来週の金曜日10月2日のの日中か夜の2回、公演。こちらで申し込めます。
よろしければ、どうぞ、おこしくださいませ。

いよいよ全容が明らかに! 今年のディスカヴァーの手帳3点と家計簿! ●干場

今年は、一部の書店さんでは、早くも手帳コーナーができているようですけれど、来週発売開始、ネット書店では、すでに予約開始の今年のディスカヴァーの手帳の手帳をご覧になってからでも遅くはないのでは、というわけで、今年のディスカヴァーの手帳のご紹介です!

今年は、手帳専用サイトも、社長室タナカがこれでもか!のがんばりで、充実。
このブログではとても書ききれない詳細を、著者からのメッセージはもちろん、記入例付き使い方、各編集担当からのメッセージまで、あらゆる角度からご紹介していますので、ここではざっとそれぞれの概要を。

●まず! 厳密に言うと手帳じゃないけど、ことしのニューフェイス、「家計簿」。
実は、以前、働く女性のための「マネー手帳」を出した年があるのですが、そのとき、書店さまや読者の方からよくいわれたのが、「家計簿出してよ」。

でも、家計簿と言えば、いまだ巨大な売上を誇る昔ながらの婦人誌の年末付録が中心で、とてもコスト的に太刀打ちできるものはつくれない。と、避けていたのですが、例の(!)10万部突破、年収200万円からの貯金生活宣言(楽天ブックス2009年上半期ビジネス書部門1位でした!!)横山光昭さんの「実践ノート」がこれまた好評で、それをさらにバージョンアップした「お金の貯まる家計簿」があったらいいな、と急きょゴーとなって、無事、できあがったのが、こちら、貯金生活 chokin! 家計簿

日付記入式なので、買ってすぐにでも使い始められます。中身のフォーマットなど使い方はこちら。

●さて、次にご紹介するのは、ディスカヴァーの手帳の第一弾であり、出版社による「コンテンツのある手帳」の草分け、110万人の夢をかなえてきたがキャッチコピー、藤沢優月さんの「夢をかなえる人の手帳」通称「夢かな手帳! 
昨年から登場の「かなえちゃん」アイコンが今年はさらに進化。ご好評のシールもますます充実。
おもに10代から30代の若い女性の方を意識しておりますが、毎年、男性の方の購入も少なからずあるようです。

詳細はこちら

●3年目になる「ワークライフバランス手帳」(前身は「ワーキングマザー手帳」)、今年は、著者に、(株)ワークライフバランスの小室淑恵さんをお迎えして、小室さんが講演等で推奨されている働き方、生活の仕方ができちゃうための理想の手帳ができました! 小室さんの細部までにわたる「こだわり」を担当酒泉が粘り強く実現しています。

初版1万部には、これまた、小室さんプロデュースで生まれた、手帳の罫線に幅を合わせた特製付箋付! 
to do list はひとつずつ付箋に書いて、やるべき時間帯に貼っておき、やりおえたらはがす、という小室流をまさに実現した付箋! 10min.(テンミニッツ)さんとディスカヴァーとのコラボです。ほんとは全部につけたいけれど、なにせ、初版一万部に着けるだけでも、両社とも文字通りの出血大サービスにつき、ご勘弁。

詳細はこちら

 

●次にご紹介は、ついに出た! ビジネスマンのための○○力シリーズの小宮さんのビジネス力養成 小宮一慶手帳

はじまりは、去年の冬。小宮さんが会社にいらしたとき、この企画をくださったわけです。それまでは、フツーの○○手帳をおつかいの小宮さんでしたが、自分が本当に使いやすい手帳をつくってみたいと。

その後、A5ノートに、罫線を引き、自分で使ってみてはの試行錯誤を続けること半年間、「これでお願いします」と、10年後までの未来計画から、週間予定、巻末資料まで、各ページのフォーマットのラフ案をお持ちくださったのでした!

なにしろ、フツーの人の5倍以上のスケジュール(アウトプット)、倍以上の勉強(インプット)の小宮さんが、いわば自分のためにプロデュースした手帳、できるビジネスパーソンを目指す老若男女の定番手帳となりうること必至(なんだけどなあ〜)。

これまで弊社の手帳になかった、東京大阪名古屋の路線図(ワークライフバランス手帳にも)や世界地図、それと、小宮さんならではの、日経経済指標や株価を週ごとに記録しておく欄や読書の記録、新幹線路線図とマイル数(なぜ必要なのか私には不明なのですが、なにせ、新幹線オタクの小宮さんからの熱い要望で……)のカラーページも巻末に!

詳しくはこちら

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ディスカヴァーが最初の手帳をつくってから7年目。ここにいたって、かなり完成してきたと思います。用紙の種類や色と厚さ、製本、刷り色、罫線の間隔、太さ、文字の大きさ、カレンダーの大きさや配置、余白の幅、しおり、全体の厚さなどなど、実は、書籍とはまた違ったノウハウがたくさんあり、ほんの小さなことで、見た目の感じや持ったときの感じ、開いたときの書きやすさ等々、いろいろなことが大きく変わってくるのです。
これまで、いろいろ試行錯誤し、また、コストとの折り合いもつけながら、やってきて、ようやく質が安定してきたように感じます。

これまでご愛用、応援してきてくださったみなさま、ほんとうにありがとうございました。今年はそのご信頼にかなりお応えできていると自負しております。ぜひ、店頭でお確かめのうえ、来年のあなたの1年をディスカヴァーの手帳とともに、お過ごしください。

そうそう、試行錯誤、独自の微妙なノウハウと言えば、手帳カバー。
こちらもほんとうに、素材の色、厚さ、材質などなどはもちろん、ペン差しをつけるのか、つけるならどのくらいの太さでどの位置に、折り返しの幅は、縫い目の幅は……と、ひとつひとつは小さな違いが、できあがりの印象、使い勝手を大きく左右し、また、中国生産品と国産では、その違いがやっぱりあって、できあがりが見本と微妙に違っていたりと、初めての試みであった昨年は、いろいろなことを学びました。

で、それをうけての今年、担当タナカの意気込みは、これまた昨年以上。
こちら、手帳特設サイトのトップページの中央部分の窓の中、ブログ形式で、タナカが手帳制作進行状況をつぶやいております。

カバーのほうの発売は、ネット書店とディスカヴァーサイトのみで、11月上旬予定。昨年1000つくって、あっという間に売り切れてしまったので、今年は、もう少し強気でまいります(全手帳共通ですが、貯金生活家計簿のサイズには合いません)。

できるビジネスパーソンのための(?)渋い本革も用意しています。ご期待ください!

2009年9月26日 (土)

おおーーーー! 10月新刊できた! ●干場

月の中でオフィスが華やぐのは、第一に、締めが終わって、全国に飛び回っていた営業部スタッフが全員、オフィスに集まってくる週の初め!

オフィスの半分の空席が埋まるからだけではない。それだけだったら、エネルギーが倍になるだけだけれど、実感としては、エネルギー10倍(たとえ、ゴール達成ならなくても)!
というのも、ここだけの話だけど(って、みんな読んでるわけだけど)、だいたいが、オフィスの残り半分のうちのさらに半分を占める編集部スタッフというのは、全般に、男子も女子も草食系(若干1名、肉食系女子がいるが)。
サービス精神に欠けるというか、華やぎに欠けるというか。

第一、「おはようございます」の声の大きさからして違う。社内を歩くスピードからして違う。ま、会社に戻ってきても、書店さまと電話で、わいわい話しているのと、ひたすらパソコンに向かっているのとの違いとも言えるが。というか、そもそもそれぞれの仕事を好むという志向性の違いとも言えるが。

ともかく、営業スタッフが帰ってくるその朝は、みんなで、おお!ディスカヴァーって感じ(ま、ときには、数字を気にしてか、つい態度が小さくなってしまっている状態の人もいなくもないが!?)特に、今月から、産休で休んでいたヤマナカ(旧姓のままいく?)が戻ったし!!

2_2 もうひとつ、オフィスがわっと華やぐのは、新刊が届いたとき。それも、いっぺんに届いたとき! おお!ってみんなで駆け寄って、見る。

なので、今月のように、営業部が戻ってきた日に、新刊が、いっぺんに届くと、そりゃ、もう、華やぎいっぱい。
さらに、その新刊が、どれもこれも、売れそう!な日には!
なんて、毎月毎月、どうしよう! みんな売れそうで。書店さまのスペース占領することになったらって心配するのだけれど、幸か不幸か(?)、その心配は、この数ヶ月、杞憂に終わっている……。

Photo が! 今月は違うぞ! 手帳3冊とディスカヴァー初の家計簿も出来たし! 本田直之さん監訳の本もあるし! 「就活のバカヤロー」の石渡さんが、G社やA社やK社を蹴って(?)是非に弊社から!って書いてくださった就活本もあるし、同じく、コンペで弊社が選ばれ(?)出すことになった、初のNHKドキュメント書籍化本もあるし、女性誌で大人気のオーラリーディングの方の本もあるし、そうそう、イギリス生まれのパズルシリーズの第4弾もあるし。

というわけで、これはもう、たいへんなのだ(って、なにがたいへんなんだか)。
書店さまに並ぶのは、来週後半からなので、それぞれのご紹介は、また、これから順番に。
手帳については、こちらをご覧下さいませね。毎週、コンテンツがリッチになっていっていますよ!

2009年9月25日 (金)

ツイッターで話題騒然。日本初!ツイッター小説誕生! ディスカヴァーから ●干場

ジャーン! 本邦初のツイッター小説誕生! のお知らせです!!
その名も『140字の物語』!

ちょっとその成り立ちをお話しする前に、twitter と#twnovel について、ひょっとしてご存じない方もいらっしゃるかもしれないので(まさか、弊社の社員だったりして!?)、その説明から。

ウィキペディアの説明では、ツイッターとは、「個々のユーザーが「つぶやき」を投稿することで、ゆるいつながりが発生するコミュニケーション・サービス」。オバマ大統領やニューヨークタイムズをはじめ、アメリカでは、著名人やマスコミから一般人まで、数千万人の人が利用していることで知られます。

日本でも、この数ヶ月で一気にユーザー数が増え、現在190万人(日々増殖中。まあ、まだまだともいえますが) 。朝日新聞、毎日新聞などのマスコミから、坂本龍一、ホリエモン、勝間さん、広瀬香美さんなど、著名人が利用していることでも知られています。少し前には、テレビのワールドサテライトでも紹介され、またユーザー数が増えました。

さて、ここからが本題です。
まず、このツイッター、そのつぶやきが、140字以内に制限されることも、大きな特徴のひとつ。そこに着目して、140字の読み切りのミニ小説を発表したのが、ケータイ小説家で有名な内藤みかさんでした。

そして、内藤さんが第一作目を発表する2,3日前に、ちょうどわたしもツイッターを始めたところ。内藤さんの作品をラッキーにも読むことになりました(わたしが始めたのは、2カ月前の7月19日。おりしも勝間さんが始めた2日後で、それまでの50万人から一気に飛躍し始める時期でした)。

で、ほ、ほーー、なるほどねえ〜。と感心。わたしも何か書いてみようかなと、なんて思ったのも束の間、内藤さんたら、ほかの人たちにも、「あなたもつくってみませんか?」と呼びかけているじゃないですか!

おっ、これは本になる! というか、どこか本にするぞ!

とひらめいた(っていうほどのことじゃなくて、誰でも思うでしょうが)私。こりゃあ、CDサイズの失恋の「つぶやき」、『I  miss  you ……』を13巻(?)まで出している弊社から出したい、いや出すべきだ!と、速攻で、内藤さんに、出版の申し出。内藤さんもよろこんでくださって、話しはトントン拍子に。

と言いたいところですが、少しだけ課題(?)もありました。
最初は、わたしも内藤さんも、集まったもののなかから、本にしたかった。でも、最初から本にするつもりでみなさん投稿しているわけではないので、いろいろとおっしゃる方もいて、収拾がつかなくなるおそれあり。
そこで、最終的には、さっそく投稿してくださっているプロの方と、投稿なさってはいないけれど、これを機会にお願いしたいプロの方、内藤さんもあわせて10名の作家さんに限らせていただくことになりました。

ちょっとフクザツな気持ちですが、これを第一弾に、第2弾以降のことも考えています。この次は、今回のプロの方選出による、みなさんの応募作品の中から本にしていきたいと思っています。

ずいぶん長くなりましたが、こうしてできあがったのが、ツイッター小説集『140字の物語』。そして、今見たら、なんともう、アマゾンの予約画面ができている!(タニグチ、さすがすばやい!)
で、あわててこうして、ご紹介記事を書いている次第であります。

アマゾンの商品説明をご覧いただくとお分かりと思いますが、内藤みかさんはもちろんのこと、歌人で有名な枡野浩一さん、芥川賞候補作家の円城塔さんはじめ、安達瑶さん、新城カズマさん、小林正親さん、渡辺やよいさん、吉井春樹さん、泉忠司さん、黒崎薫さんという豪華メンバー。

それぞれみなさん、初のツイッター小説ということで、140字の枠に挑戦するさまざまな試みを行っています。

ブックカバーや帯のデザインは、まだ確定していないのでアップされていませんが、ツイッターのテーマカラーの水色。それと、ツイッターのマークの鳥のイラストが入ります。

いやあ、みなさん、期待が高まりますねえ! 高めてくださって結構です。決して裏切りません!! 発売はまだ1カ月以上先なので(ありゃりゃ、考えてみたら、ずいぶん気が早いな。担当タニグチよ。わたしも今、驚いた…!)、これから、おいおい内容について、もっとご紹介まいりますね!

ところで、ツイッター自体の説明、不親切ですよね。ツイッターの魅力、メディアとしての可能性、まだまだあります。
で、そのあたりのことをきちんと分かりやすく扱った本も出すつもり。年内に2冊も!
それらの情報は、ああーー、早く言いたいけれど、もう少しはっきりするまで、お預けされてるぅぅ……。

というわけで、アマゾン予約画面、あらためて、こちらをどうぞ!

2009年9月21日 (月)

人間は中身だとほんとうに思っているのか? ●干場

Photo_2 写真は、先日、池尻大橋付近を歩いていて、目にとまった、とある居酒屋さんのメニュー表の上にかかれたコピー(?)。

ふーーむ。

思い出すのは、『幸福の方程式』で、冒頭、山田昌弘先生が書いていること。

「幸福はお金では得られない」と言い続けなければいけないのはなぜか? 
(本当にみんながそう思っていたら、わざわざそうした言説が何度も強調されることはない。ということは、やはり、お金と幸福がつながっていると、みんな心の中では思っていると言うこと)という前提から、わたしたちが、

「物質的豊かさから幸福は得られないと頭では分かっていながら、それでもなお、わたしたちが(幸福のために)物質的豊かさを求めようとするのはなぜか?」を考えてみる(すみません、本が手元にないので、私の解釈の言葉になってしまっているかも)としているくだり。

おっしゃるとおりだ。
だとすると、「人間は中身だと思います」とわざわざ言わざるを得ないとしたら? このように書くのが、お店の集客に役立っているとしたら?

ふーーむ。やっぱり……なのです。

正直、中身じゃないとしたら、何なんでしょう?

幸いなことに、日本人は日本人が思っているほど西洋化していない、らしい、外国人から見れば ●干場

「なぜ、そんなに会社に尽くすのだろうか? 遅くまで仕事をし、些細なことでも完璧にやり遂げようとし、組織の中の一員として働き、会社として判断を下そうとする。なぜそのようなことをするのか?」
「自分よりも一つでも年上の人間を、会社であっても学校であっても、「先輩」とよび、立てる。なぜ、そのようなことをするのか?」
──あなたは、このようなことを自分に問いかけたことがあるだろうか?

と、問うているのは、前イスラエル駐日大使エリ・コーヘン氏。

「そんなことはない。最近の若い人は、年上だからといって尊敬したりしないし、礼儀がない。何より辛抱がない」と大人達は言うかもしれないが、外国人である著者の目から見ると、「日本の生徒ほど辛抱強く、教師を尊敬し、時には恐れさえ抱いている国はどこにも見あたらない」のだそうだ。

Photo 日本人にとってとは当たり前のことが、なぜ、世界の人々とは異なっているのか? 
それを、日本古来の「武士道」を切り口に解明し、日本経済のこれまでの繁栄と、復活の方法を説いたのが、9月の新刊のひとつ、「グローバル時代のビジネス武士道」

著者のコーヘン氏は、その名のとおり、イスラエルのラビ(宗教的指導者・学者)の家系。国防大臣補佐など、国の要職、ハイテク企業の代表等の経歴のほか、日本の各種武道を極め、イスラエル空手道協会の名誉会長も務める親日派ならず親武士道派(?)としても知られるだけあって、
日本の神話の世界から、『五輪書』(宮本武蔵)、『葉隠』(山本常朝)(←わたしは初めて知った)、『武士道』(新渡戸稲造)の古典の魂まで、実に丹念かつ的確な理解を持って、
わたしたちが当たり前すぎて気づかずにいる、わたしたち自身の伝統、規範、そして、強みを、政治家、あるいはビジネスマンらしい語り口で、軽妙に説く。

先日、ご紹介した『もうアメリカ人になろうとするな』に限らず、わたしたちがビジネスや文化においてずっと西洋化を目指し、そして過度な西洋化の弊害が今日本をそこなっているということを指摘する人、本は少なくないが、外国人であるコーヘン氏から観ると、今なお、

「日本と日本の社会は、西洋とは異なる生き方をしており、このことは特にビジネスの世界で際だっている』

のだそうだ。そして、それは、武士道精神がいまなお日本人の心に深く宿っているからであり、それが、日本の奇跡的な経済成長を支えてきた。そして、いまのことの金融危機の時代にこそ、そうした日本人が、アジアの金融、経済の中心として、指導的地位を果たさなければならないし、そうすることができると。

新しい視点が得られます。ちょっといい気持ちにも! お勧め。
目次は、つぎに折り込みます。

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2009年9月17日 (木)

人生を変えていくたったひとつの方法 フォーバル社長大久保氏の教え ●干場

Photo_4 8月には、実は、ご紹介していなかったけれど、お薦めの本があります。
株式会社フォーバルの大久保秀夫社長の本。
「The 決断 決断で人生を変えていくたったひとつの方法」

内容がとてもいいので、編集アドバイスと発売をディスカヴァーが請け負うDDS(DISCOVER DISTRIBUTION SYSTEM)で扱わせていただきました。

大久保社長は、創業8年2か月の1988年当時、最短、最年少で会社を店頭公開したベンチャーブームの仕掛け人ともいうべき方。
その経験から、仕事と人生で成功するたったひとつの方法として、『決断』を語っています。

ただし、大久保氏自身が積極的に、というより、かれが若手の起業を支援するプロジェクトの中で生まれた会社のひとつ、ワンプルーフの女性(すてきな方です!)の熱い説得に応じて、生まれた企画のようです。

すべてに、ああ〜すごい、とため息をつきながら、読んだ私ですが、やっぱり一番のインパクトは、まだ30代の創業当初、当時同じくまだ若かった孫正義氏とともに、30億円の融資を受けて開発製造した100万個のセレクターを、彼らが思っていたのとは異なる条件で求める京セラ稲盛社長に、断ったときの話。

その部分を引用すると、

これが、30代のはじめに、僕が下した大きな大きな決断です。まだ産業界の入り口に立ったばかりの若造2人。肩には、三〇数億円のコミットを背負いながら、目の前に提示された何十億という金額。そして、心に抱いていた高い理想。
決断は、いつも、さまざまな条件の間を揺れ動いた末に定まるものなのです。
そのとき僕らは、『売らない』という、のどから手が出るほど欲しい金を蹴っ飛ばすという、大きな大きな決断をしたのでした。


こんなときだからこそ、全編、勇気を与えてくれる本書をお薦めします。
最後に、後書きの最後を再び引用して。


『魂』の声を聞き、『魂』の決断をするということは、このような、人との比較に縛られた一般的な「成功」の概念から、自分を解放することでもあります。

自分が本当にしたいと思うことをする。本当に成すべきだと思うことをする。

そのとき、そこには他人の評価が入る余地はありません。
人生に訪れる一つ一つの決断の場面で、自分が本当にしたいと思うこと、成すべきだと思うことを選び取り、人生のすべてがそれで埋め尽くされているのなら、それ以上に満ち足りた人生はあり得ないではありませんか。

ただわたしが付け加えさせていただくとしたら、選び取った後は、その結果がたとえ望ましいものでなかったとしても、自分の責任として受け入れることが必要だと思うのですが、要するに、そうすることができると思う決断を重ねていけ、と言うことでしょう。

大統領と首相、イタリアの場合… ●干場

先ほど印刷所のD社の方がいらして、ブログが3日も更新していないので、どうかしたのか、とのこと。はー、すみません。ツイッターに夜の時間を使ってしまっているので、と言いつつも、ツイッターの方もろくにつぶやけない忙しさ。

ところで、先月移転してきたビルは、イタリア文化会館。1階と2階が、イタリア文化会館のホールと会場で、いつも音楽が道路に向かって流れる中、イタリア人のお兄さんやおじさまやお姉さまが行き交う、ちょっとおしゃれな一角なのですが、そこに、突然、人だかりとパトカーと、それから、マーチが。

Photo Photo_2 と思ったら、イタリア大統領のナポリターノさん(ナポリタンだと思っていた)登場。
ミーハーな社員が慌てて『取材』(?)に。社長室オータケがばっちり写真を撮ってきました。ついでに、オーヤマとカワノはイタリア人警備官の方とも記念撮影したもよう。
のどかですね。

Photo_3 自由でオープンな警備状況、イタリアと日本の友好関係と日本の安全さの証でしょうか? 
ツイッターでつぶやいたら、早速何人かの方が、首相ならこうはいかないと。そうか、そうだった…!

2009年9月13日 (日)

今年のディスカヴァーの手帳はすごすぎる……! ●干場

期間限定特設サイトもあります。こちら、DISCOVER 手帳 2010! 今年のディスカヴァーの手帳の発売は、10月1日ですが、手帳制作の裏側、著者からのメッセージ、使い方、それから、特製手帳カバーの情報など! 画面中央窓内の、ブログ責任者社長室タナカのブログも必見!  

今年は、これまでとはさらにバージョンアップしたラインナップ。
出版社による手帳ブームの火付け役「夢かな手帳」はもちろん、今年の「ワークライフバランス手帳」は、(株)ワークライフバランス代表の小室淑恵さん著、ビジネスパーソン向けには、なんと「小宮一慶手帳」! はっきりいって、○率手帳とか○経手帳のユーザーの方が減っちゃうんじゃないかと心配(!?)しちゃうほどの出来!
おっと、それから、待望の家計簿も! もちろん、横山さんの「貯金生活家計簿」です!  

詳しくは、特設サイトをご覧になって! 
こちらのコーナーでは、いちばん最初にわが社の「手帳」を手がけ、出版社による手帳ブームの文字通り火付け役となったチバが、各手帳についてもっとマニアックに語っています! そのうち、今年の手帳プロジェクトリーダー・ヨシイも登場するのかな?(弊社では、営業部を中心に、編集部、社長室等横断するプロジェクトでたいていのことを実行しています)

年々、書店さまでの手帳の発売時期が早まっているようで、他社のものはそろそろ並ぶ頃かもしれませんが、来月、ディスカヴァーの手帳が出るまで、ちょっと待っててくださいませね!?

それと、昨年、合皮の特製手帳カバーを限定1000個だけつくったら、10日もしないで売り切れてしまったので、今年は、もう少し数を増やし、また、本革のものも用意しています。

昨年いただいた皆様の声も活かし、タナカが毎日、メーカーの方と試作品や革見本とにらめっこ。ノウハウって、こうやって蓄積されていくんだな、と改めて思おう次第。昨年より、数段良いものになると思われます。
こちらは、11月1日、ネット限定での発売となる予定。ご期待ください!

2009年9月12日 (土)

たったひとりの力で会社は大きく伸びる。わが社の場合の秘密 ●干場

この社長室ブログ以外にも、期間限定特設ブログがオープンしているの、ご存じですか? 毎年恒例ディスカヴァー全点フェアのブログ、「DISCOVER NEXT 09」

実は、そのブログの9月7日の、有隣堂ルミネ横浜店での飾り付けの模様をレポートした記事のことを、ツイッターでちょっとつぶやいたら、これが思わぬ反応。

すごく多くの方が、リンク先を見て、「すごい!」。さっそく、有隣堂ルミネ横浜店にいってくれた方も複数いらっしゃる模様! 記事にもあった、炸裂カタヒラPOPが話題に!

カタヒラといえば、準創業メンバーで、弊社のエース。
そもそも、ディスカヴァーに「フェア」を誕生させたのも彼女だ。

当時まだ20代半ばでディスカヴァーの営業を始めて半年も経たないときに、自分から提案してきてくれた。「クリスマスギフトブックフェア」をやったらどうかと。

もちろん歓迎。自分から新しいことを始めたい、と言ってくる人がいちばん嬉しい。会社の未来を創る、いちばんの希望だ。今でも。

(ふつうの人は、今のやり方に文句を言いつつ、それ以外のことをやろうとしない。というか、やっていい、ということを思いつかない。あ、わが社の社員にはいませんよ?!)

当時は、スタッフも少なかったので、自分で半ばボランティアのようなアルバイトを集めると、外に会議室を借りて(当時は、オフィスも狭かったので)、プロジェクト立ち上げの会を自ら設けた。そして、このフェアを一緒にやろうと、集まった人をモティベートした。

そして、当初、全国500店のお店で開催するはずだった「ディスカヴァー・ギフトブックフェア」は、なんと1000店で開催されることに! 当時、直取引のお店は、1500店ぐらいしかなかったというのに!!

その「伝統」(!)の中で、2001年から、全点フェアも始めた。もちろん、ギフトブックフェアも毎年11月から3月ぐらいまで行わせていただいている。

それにしても、つくづく、会社は、個人の力の集積で出来ていると思う。すべての人が、というおためごかしは言わない。誰かひとりの個人の力が、会社の成長のベクトルを大きく急勾配に変える(逆もまた然りなのだろうが)。

というわけで、今のディスカヴァーがあるのに欠かせない存在のひとりだったそのカタヒラが、今年の全点フェアのプロジェクトリーダー(たとえば昨年は、カタヒラの愛弟子!キラキラチハルことヨシイが行うなど、ここのところ、若手の起用が続いていた)。

フェア特設ブログでは、ほかにも全点フェアを行ってくださっている全国1000店以上の書店さんのうち、写真を撮らせてくださったり、送ってくださったりした書店さんの飾り付けの様子が、続々アップされていく。飾り付けコンテストなども行われる。

あなたのお近くの書店さんでも、ディスカヴァーの本を扱っているお店なら、きっとやっている(あるいはこれから)と思う。見つけたら、ぜひ、ブログにコメントください。書店さんにとってもわたしたちにとっても、読者の方の声が何よりの励みですので!(あっ、声だけじゃなくて、実際に買ってくださることが……!?)

あ、そうそう、炸裂カタヒラPOPは、主に神奈川中心。独特の大きなはじけるような文字が特徴です! こちらもご注目!?

2009年9月11日 (金)

ベストセラーの本当の裏側 ●干場

先ほどの大竹の記事にもあったように、「心の持ち方」が日経新聞の人気コラム「ベストセラーの裏側」に掲載された! 取材してくださった記者の方、ありがとうございます! ただ、ちょっと残念なことが……!

メインの取材対象だった営業飯田の名前がない!! 編集を担当した藤田への取材は「ついで」のはずだったのに!?

埋もれた宝を足元から探そうということで、コンテンツ重視の記事となっていて、まあ、それもそうなのだが、この本の場合(というか、実は多くのベストセラーがそうであるように)、「ベストセラーの裏側のほんとうの真相」は、営業・販促にある。版元の営業と書店の担当者の方によって生まれたものである。

今回は、大竹も書いているように、中部北陸エリア営業リーダー飯田と紀伊國屋金沢大和店の担当者さまによって生まれた。東京中心となっている業界で、地方初のベストセラーをつくろうという、熱い思いで。その結果が、当店では、ハリーポッターを抜く売れ行きとなった。

業界ではよく知られていることだが、あの一世を風靡した「世界の中心で愛を叫ぶ」も、版元の新人営業社員ひとりの情熱と地味な努力と、それに動かされた全国の書店員さんから、ベストセラーへの道が始まった。「女性の品格」も、某書店の担当者さんが仕掛けたことから始まった。つまり、常に、生身の誰か、個人の力によって生まれている!

こんなふうに書くと、「なんだ、結局、本も「仕掛け」によって演出されているだけ? 読者は買わされているの?」みたいなうがった見方をなさる読者の方もいらっしゃるかもしれないので、これまで余り強調しないできたが(って、結構してるか?)、先日も書いたように、月に数千冊の新刊が生まれているのである。

その中から、書店員さんや版元の営業が、「この本を、多くの人に紹介したい!」とある程度優先順位をつけて展開しなければ、全部の本が埋もれてしまう。一部の読者を除いて、現在の状況は、個人が自分で選び見つけられる能力の限界を超えている。

さらには、いくら版元が報奨金をつけることにより、「この本を売って!」という指示が、書店の担当者の元にまわってきたとしても(というか、そういうのが、たくさんあるようですが)、書店員さんと版元の営業担当が本気で惚れ込んで、情熱を傾けない限り、ただ、並んで売れなくて返品、というのは、今回のG社の倒産(正確には、民事再生申請)を見るまでもなく、明らかだ。

一方、どう考えても売れそうもない雑な編集の本をただ並べても売れないだけでなく、記事の中にもあるように、いくら書店さんと営業スタッフが「これだ!」と思って情熱をもって、目立つように展開しても、すべてが売れるわけではない。最近は、勝間さんの影響か、著者の方でも熱心に著者マーケティングしてくださる方も多く、それにより、ベストセラーへの道が始まることもあるが、でも、残念ながら層はならないものも少なくない。「心の持ち方」だって、弊社の自己啓発書の中で3度目の正直の成功だった。

その意味で、わたしは、読者の方を信頼している。最終的には、読者の方が選んでくださる。つまり、見る目を持っていらっしゃる。その信頼があればこそ、わたしたちはわたしたちで、自信を持って、「ねえ、ここに素晴らしい本がありますよ」と、展開させていただくのだ。

前の記事でも書いたように、出版の仕事とは、潜在的なコンテンツをカタチにし、それを求める潜在的な読者に届けることであると思う。
いくらお届けしようとしても、中身が良くなければ、ただの押し売り、場合によっては詐欺である。けれども、「ここにありますよ」と、その存在を知らしめる機能がなければ、そもそも届けられない。その意味で、ほかのあらゆる業種と同様、届ける機能、つまり、営業・販促・販売がまず先に立つ。そして、それを現実に実現するのは、現場の個人である。

(そういえば、最近は、ネットやデジタル、インターネットラジオなどのコンテンツ配信のビジネスモデルへの模索がますます本気度を増してきていて、弊社にもよく、「御社のコンテンツを」と求めていらっしゃる。つまり、「届ける機能」が最初で、コンテンツはその後だ。それがフツーのビジネスだ。考えてみれば、出版だけが、「これつくった。どうやって売ろう?」にまだなっているのかも?)

というわけで、長くなったけれど、要するに、以上のようなわけで、記事が営業担当中心のものとなっていなかったのが、ちょっと残念だったのだ。でも、飯田は、「書店さんの名前が出ていたので、ほっとしました!」と殊勝な発言!

あ、そうそう、実は、この「心の持ち方」、2004年の初版発売年も、実は、12万部のベストセラーだったが、それもまた、営業から生まれた。西日本担当の佐藤である。

西日本で仕掛けたら売れ始めた。それが、そのときは12万部で終わってしまったのは、「終わってしまった」のではなくて、「終わりにした」からだろう。どこか、わたしたち自身のなかで、「この本を求めている人にはすべて届け終わった」と勝手に判断してしまっていたのだろう。

「潜在的にそれを求めている人に届ける」という意味では、読者の方に、申し訳ないことをしたと思っている(もちろん、著者の方にもだが、まずは、読者の方に)でも! いまなら、手に取りやすい場所に、置いてあると思いますので、ご選択は、あなたにお任せします!

2009年9月10日 (木)

あなたの被害者意識度は? ●干場 

あいかわらず景気は良くない。就職は氷河期だし、転職市場は冷え込んでいるし、リストラや失業者は増える一方だし、本だって去年の今頃と比べたらやっぱり落ち込んでいるし、おとといは、ケータイ小説で一世を風靡したゴマブックスが民事再生の申請するし。そうでなくても、中小企業を中心に倒産する企業が相次いでいるという。

でも、そのとき、倒産する会社というのは、ほんとうに景気だけのせい、つまり、外部要因のせいだけなのか? 実は、内側にこそ、問題があったのではないか?

うまくいかない原因を、上司のせい、部下のせい、取引先のせい、時代のせい、私はこんなにがんばっているのに! 私は悪くないのに! 悪いのはあれのせい、と、自分以外のせいにする「被害者意識」に、会社中が染まってしまったときではないか?

そうではなくて、リーダーを中心に、一人ひとりが、「現実に向き合い、当事者意識を持って、主体的に、問題を解決していくことに責任を持ち、実行していく」とき、組織は上昇する。周囲がどんなにひどい状況でも。

Photo というわけで、新刊「主体的に動く 〜アカウンタビリティ・マネジメント」。アカウンタビリティというのは、単なる会計用語の説明責任ではなくて、上記の「現実に向き合い、当事者意識を持って、主体的に、問題を解決していくことに責任を持ち、実行していく」意識のこと(アメリカで原書が50万部突破のベストセラーになったときに、アカウンタビリティという用語の意味は、こうなった!)。

要するに、被害者意識の真逆な意識。リーダーが真っ先にこれを身につけなければいけないのは言うまでもない。でも、自分は人のせいになんかしない、とこれを読みながら思っている人がほとんどだと思うので、ここで本書の中のテストの1つを。


〈被害者意識の悪循環〉セルフチェックテスト


1.
自分では問題解決にあたって
 最善を尽くしたと思っていたのに、
 否定的な意見を言われて驚いたことがある。          

2.
思った通りに物事が進まなかったとき、
誰かを責めたり責任を追及したり
 したことがある。
                               


3.
自分以外の誰か、または会社が困ることに
 なりそうだと薄々気づきつつ、
 何もしなかったことがある。                 

4.
失敗したときのための言い訳を
 事前に考えておいたことがある。 

5.
「自分の仕事ではない」と言い、
 他の誰かがやってくれるだろうと
 思ったことがある。 
                               
6. 自分の置かれた状況に対して、
 どうしようもない無力感を
 感じたことがある。
 

7. 状況が奇跡的に改善されるかもしれないと、
 黙って様子を見ていたことがある。


8.「どうすればいいか言ってくれれば、
 その通りにします」と言ったことがある。


9. 自分が社長だったら違うやり方をするのに、
 と感じたことがある。


10. 誰か(上司、友人、取引先など)に
  利用された、と人に話したことがある。


上記で、「はい」を1点、
「いいえ」を0点として
計算すると、何点になりますか?


判定は、こちら↓ 続きを読んで。

 

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2009年9月 6日 (日)

幸福の方程式 物質的豊かさを超えた幸福はあり得るのか? ●干場

ずっと昔、まだディスカヴァーが書店向けの本を出すか出さないかの頃、ディスカヴァーでやりたいことは何? という質問を突然受けたとき、自然に出てきた言葉、それが、

21世紀の幸福の価値基準を提案していくこと

だった。詳しくは、こちら、会社案内のページにも書いているが、では、幸福とは何か? それについて、確信できる明快な定義があるわけではなかった。

ただ、みんな口では否定しながらも、とどのつまりが、幸せのためにお金を求めている、国民の幸福のために国家は存在すると思うのだけれど、その手段はやはりGDP、経済成長みたいになっていることに、漠然と限界を感じていた。なぜなら、それでは「比較」の問題で、常に、幸せとは感じられない人が存在するから。そうではない価値基準が必要だと思った。そういうことをいろいろな視点から、いろいろな著者の方の本で、提案していけたらいいな、と思っていた。今でもそうだ。

ところが、こういうことを言うと、必ず、お金と幸福は別だともともと思っていますよ、という人が出てくる。

たとえば、「お金と幸福は関係ない。お金持ちだって不幸な人はいるし、貧乏でも幸福な人はいる。国だってそうだ、ブータンを見よ」と。これは、『婚活」ブームの仕掛け人(!?)山田昌弘先生が幸福に関する参議院の国民生活審議会のようなものに、よばれて意見陳述(?)したとき、国会議員の先生方から出てきた発言だ(実際、すでに経済的に上位にある人ほど、『お金と幸福は関係ない』というようだが、年収が150万円にも届かない人に、同じことが言えるのか?)。

折しも、少し前には、ハーヴァードで「HAPPINESS」という講義が始まり、それは本にもなって、日本でも発行され(そのもろ日本語の某団体から発行されてしまって、弊社では出せなかったが)、アメリカでは類書も非常にたくさん生まれたが、いずれも、要は心の持ち方みたいな話にとどまってしまっているように思う。社会全体の課題と直面することを避けているような。

Photo というわけで、この古くも新しい壮大なテーマに取り組んだのが、9月の新刊の一つ、山田昌弘先生と、その名も電通チームハピネスの隊長(?)袖川芳之氏による、幸福の方程式

山田先生は言う。
「物質的豊かさが幸福には結びつかないというのは、自分の若い頃にもあった。常にずっと言われてきたことだ。にもかかわらず、
『物質的豊かさが幸福とは結びつかない』と言い続けなければならないのはなぜか? 

だから、考える起点とすべきは、
『物質的豊かさが幸福に結びつくわけではないとわかっていながらなお、
わたしたちが物質的豊かさを求めてしまうのはなぜか?』

ということではないかと。
そして、考えるべきは、
「物質的豊かさを超えた幸福があり得るのか? 
あるとしたら、そのときの産業、消費は、どのようなものになっているのか?
」  ではないかと。

以上を論議の前提に、戦後から現在まで、わたしたちが目指してきた『幸福』がどのように社会全体でつくられてきたのか、そして、今起こっている新しい兆しと何か? そこから導き出される幸福の条件とは何か? 「消費」と『物語』をキーワードに、読み解いていく。

なんて書くと、ちょっと難しい社会学とマーケティングの本のように思われるかもしれないが、そこはそれ、弊社のこと。わたしたち自身が求める『価値』についてつい考えてしまいつつも、世の中全体を俯瞰して見ることができる、肩の凝らない携書に仕上げたつもりだ。

スタッフによると、おもしろくて一気に読んでしまった、ということ。テーマは、誰もが、それなりの『ご意見』をもつもの。反論も含めて、論議が広がっていく起点となればと願っている。

A21_2 そうそう、慶應の新しい塾長(学長と理事長)に就任された清家篤氏の推薦の言葉を入れたポスターも、今回装丁をお願いした石間さんにつくっていただいた。「話題沸騰」になったら!貼ってください、書店さま!?

なお、お金と幸福感との関係については、最近盛んなGDPや個人の収入と幸福感との関連の研究によると、

統計的に、ある一定の収入(諸説あるようだが、1500万円説というのを聞いたことがある)までは、収入と幸福感は比例するが、それを超えると相関がなくなる。

国についても同様で、国民1人あたりのGDPが1万ドルぐらいまでは、国民の生活満足度はそれに比例するが、1万ドルを超えている国では、相関が見られない。

さて、わたし自身の幸福についてだが、

「日々、発見があって、自己成長している実感があって、
しかも、やっていることが社会に役立っていることで、
そして、居場所がある、つまり、求めてくれる人がいること」かな。

と、こう考えると、これってもろ、『仕事』じゃん。やっぱり、

『人は仕事を通じて幸福になる』!

でも、じゃあ、今の仕事、後進に譲るときがきたら、幸福じゃなくなるのか?…とちょっと怖くなるけれど、まあ、それはまたそのときで、上記の条件を満たすような活動を見つけていくんだろうな。

2009年9月 2日 (水)

そもそも出版社は何をやっているのか? 本づくりのすべて!? ●干場

これの前の前のエントリーで、本作りの過程について、少しだけ触れたので、本作りの工程について、簡単に書いておくことにする(ただし、ビジネス書の場合。小説などとはまったく異なります!)

 

また、これは私が知ってる範囲のことなので、あら、こういうやり方もあるよ、とかいうのあったら、教えてください!?

1 企画・著者発掘/依頼

企画先行型(こういう企画で本を出したいが、誰に書いてもらうのがいいだろう?)の場合と、著者先行型(あの人に書いてもらいたいが、どういう企画がいいだろう?)の場合がある。

私自身は、そのミックスというか、常に複数の企画が漠然とした形で頭の中にあって、何かの拍子にそういうことを言っている人をテレビや新聞や雑誌やイベントやネットなどで見つけると、会ってみたりすることになるが、逆に、ともかく、あちこちに顔を出して、人脈を広く持ち、紹介を頼んだり、そこで、面白い人にあったり、思いがけない企画を見付けるという方法もあるらしい。企画というより、「人」先行というか。

ここで、すでに売れている著者の場合もあれば、ある分野では実績も能力もあるけれど本はまだ書いていない著者の場合もあり、後者の場合は「発掘」となる。
現実には、持ち込みとか紹介のケースも非常に多いようだが。

では、企画と著者の採用の決定はどうするのか? どなたかが、それは過去データ以外は怖くて決められないし、通らない、と書いておられたが、まあ、フツーはそうなんでしょうね。そのやり方でうまくいっているのなら、いいですね、それでどうぞ、としか言いようがない。弊社のような新参者の弱小企業には、ブランディング的にも得策とは言えないし、そもそも会社の方針というか、出版に対するビジョンの差だと思うので。

2 構成案・本のイメージの決定とライティング・コーチ

さて、実際に、執筆を依頼したら、まず、構成案を立て、それに基づいて、原則として、著者の方に原稿をお書きいただくわけだが、この構成案は、著者の方に立ててもらって、それにフィードバックさせていただいたりする場合と、編集担当者の方で立てる場合がある。後者については、自分で立てたい方に、最初から編集者が的外れな構成案を送って、怒りを買う、ということもあれば、構成案ぐらいそっちで立ててよ、という方といろいろのようだ。

私自身は、ご相談には乗るが、著者自身がお立てになるべきだと思っている。そうしないと、私自身の狭い枠のものしかできあがらないと思うので!

また、いま、「原則として執筆」と書いたが、ビジネス書の場合、本業で忙しい方や、本業に実績はあるが文章は苦手、という方のために、しゃべってもらって、それをテープにとり、ライターさんが書く、というのが非常に多いらしい。ただ、アメリカなどと違って、ライターさんの名前は表には出ない(アメリカの本を見ると、共著者となっていることが多いようだ)。

著者が実際に書く場合も、巨匠の先生だったりして一切手を加えないし、注文もつけたりしないで原稿をいただく場合もあれば、いろいろと相談に乗ったり、資料を揃えたり、原稿に対してフィードバックして書き直してもらったり、めげそうになるのをモティベーションアップしたりと、いわゆるライティング・コーチの役割を編集者がすることもある。添削してしまうこともある。

というか、このライティング・コーチとしての仕事こそ編集者の腕が問われる、というか、質を決めるというか、「求められる人」になるか否かを決めるというか、伝えたい対象の読者に最大限伝わりやすくするための、いわば編集の柱のひとつだと私は考えている。

なので、この過程を編プロなどに外注することもあるらしいが、弊社では論外。


3 原稿整理・タイトル決定

できあがった原稿をもとに、再度、タイトルの決定。ならびに、帯のコピーの決定を行いつつ、そもそも、本書の新しさ、世に出す意義は何かを明確にする。それにもとづき、章タイトルや小見出し等を編集の方で、付け替えさせていただいたりする。

このタイトルやコピーがいかに重要かは言うまでもないと思うが、一般の読者の方によく誤解されるのは、それらは著者ではなくて、編集者ならびにそれを許可する編集会議、あるいは、社長とか、つまり、出版社側で決定していることが多いということだ。
だから、以前も書いたことがあるが、他社の本のタイトルについて、あの著者はあざといとかと、著者の方が批判されたりしているのを散見すると、ああ、お気の毒に、と思ったりする。もちろん、著者の方ご本人による命名の本も少なくないと思いますが。

4 装丁方針とデザイナー決定と依頼、入稿

次に重要なのが、デザイン。これについては、この前の記事で書いたので、詳しくは省略する。タイトルと同様、本が店頭でまずは手にとってもらえるかどうかに、かなり影響する。手にとってもらってからは、中身勝負だったりもするが。
あと、本によっては、図版を版下やさんに依頼したり、イラストをイラストレイターに依頼したり、図解では、図での表現を考えてコンテを描いたりといった作業も行う。


5 校正・校閲

入稿後は、3回程度の校正作業が待っている。いわゆる誤字脱字だけでなく、文字統一(同じ言葉が漢字になっていたりひらがなになっていたりなどといった不揃いをただす)、事実確認(年代や名称などの違いとか、史実などの引用の間違いとか)など、いろいろ。弊社では、編集担当者自身、著者、プロの校正者、編集部の誰かの4人で、それぞれ、2回以上、延べ10回の校正をすることになるが、それでも、校正漏れが必ず生じてしまうから…なかなかむずかしい。

*****

ほかの分け方もあるのだろうが、弊社では、たとえば、業績評価などを行う機会には、上記の1〜4にわけて4分の1ずつ評価する。つまり、それぞれ寄与した人が違う場合があるので、寄与した部分を明確にして評価するわけだ。

要するに、何が言いたいかというと、編集と言っても、いくつかの要素があり、そのそれぞれがすべて、本の出来不出来、売上げなどを作用するということ。1冊1冊が、小さなプロジェクトの共同作業なのだ。

なので、こうして、印刷所からできあがった見本が届くときには、著者の方はもちろん、その本に関わったすべての編集者、デザイナーの方、校正の方など、みんなで感無量になる。


しかし!だ。

本作りはここで終わるわけではない。
本作りのうちの50%でしかない。

だって、本というのは、あらゆるコミュニケーションがそうであるように、相手に伝わってはじめて意味を持つ。読んでもらえなければ意味がない。そして、読んでもらうための第一歩として、そもそも、世界にその本が存在することを知ってもらわなければならない。それも、その本を求めている人に

というわけで、従来の出版社では、取次に任せることによって、とかく軽視されがちだったマーケティング(単なるマーケティング調査のことではない! 丸善の小城社長もあちこちでおっしゃっている市場開拓という意味でのマーケティングだ)、パブリシティ、宣伝、書店での展開の営業、流通などが、本づくりの残りの50%だ。

だいたい、考えてみてほしい。年間8万点以上、月に7000冊もの新刊が書店さんに送り出される(ま、全ての本が全ての書店さんに配本されるわけでは全然ないが)。書店に納品されるだけでも大変なこと。

ましてや、面だし(背ではなく、表紙が見えるように並べること)にして並べてもらう、それを多面展開してもらう、ましてや、それを書店の中の一等地、つまり、いちばん売れる一番いい場所に置いてもらうのが、いかに大変なことか。

だいたいそういう場所は、一時期に、せいぜい100点ぐらいしか扱えない。店によっては、数点だ。だから、営業の力や報奨金(弊社では行わないが、大手では良くやるらしい)で、いい場所におけたとしても、動きが悪ければ、1週間もたたないで、引っ込められてしまう。
目立たない場所に差し(背が見えるように並べる)で置かれるならいい方で、即返品ってことだって少なくない。
書店さんの側に立って考えてみれば、当たり前のことだろう。

本は、できあがれば、自宅の近くの本屋さんにも必ず並ぶはずだし、あるいは、大きな書店の目立つ場所に置かれるはずなのに、置いていない!と最初は思われる著者の方が少なくないが、それは、現実として、「ない」。
そのためには、どこかで売れた!などの実績をつみあげていくしかないのである。そして、その実績の積み上げは、売れっ子著者の方でもない限り、営業や販促という機能なしにはむずかしい。

営業は、本と書店さんの客層や販売力などとのマッチングをデータなどで確認しつつ、書店さんといっしょに、その本を求めているであろう人に、最大限効果的に本が届く形を、その展開数、展開場所、展開方法などを工夫し、決める。
販促はメディアへの本や著者の売り込み、イベントの開催などが具体的な仕事になる。
つまり、広義での「マーケティング」そのものだ。

そして、それぞれに、その道のプロの担当を配し、それなり、というか、結構なコストをかけて行うことになるのだけれど、著者と読者をつなぐ、という本作りの作業の半分を担う機能となれば、当然だろう。

というわけで、以前書いた、私たちは、コンテンツクリエイトとマーケティングクリエイトを仕事としている、というのにつながるわけだが、ふう〜、なんか、こう書くと、出版社ってミリオンセラーでも出ない限り、実に労働集約的で儲からない仕事のように思えますね。そう思ったら、まだまだ書きたいことありますが、疲れたので、そして、お読みになる方はもっと疲れたと思うので、このへんで〜〜。

2009年8月31日 (月)

アメリカ人と日本人、やっぱり違う!? アメリカでうまくいった方法が日本でもうまくいくとは限らないわけ ●干場

選挙は、予想通りというか、予想以上の民主の大勝というか、自民の大敗となり、これは、「行き過ぎたアメリカ式自由主義のもたらす弊害に対する国民の意思表示」みたいに言う人も少なくないようです。「アメリカでうまくいったからといって、それをそのまま真似しても、アメリカのようにうまくいくとは限らない。なぜなら、長い年月の中で培われた国民性がそもそも違うのだから」と。

確かに。

では、日本とアメリカの社会の規範、どこがどう違うのか?
その社会を形成している個々人の価値観、アメリカ人と日本人では、どこがどう違うのか?

Photo そのことを真正面から取り上げて、日本人の価値観を見直そう、強みを見なそう、それを生かしたこれからの国家戦略、企業戦略を考えよう、という本が、ディスカヴァーから出ているの、ご存じですか? 

8月の新刊。
「もうアメリカ人になろうとするな 〜脱アメリカ 21世紀型日本主義のすすめ」

(写真ではわかりにくいですが、きらきら光るグリーンがかったシルバーの縁取り!)

わたしなんぞ、この企画を拝見したとき、添付されていたこの図を見ただけで、
そうだ! そうか! と、納得!!

Photo_3 和より競争、平等より格差、長期的視点より目先の利益、情より公正さ、規制より自由、従業員より株主……それらのアメリカ的価値観は、はたして日本人に適したものだったの? 大多数の日本人を幸福にする社会にふさわしいのだろうか? 

そもそも、それって、グローバルスタンダードでも何でもなくて、ただのアメリカのやりかたじゃん! ヨーロッパとも多くの第三世界諸国とも違うじゃん!(中国のことは知らないが)

それにしても、著者があげているアメリカ人と日本人に対する調査の結果を見ると、ほんとうに、違うなーと思う。ある意味、同じ土俵で戦ったら、そりゃ、お金の点じゃ、負けるかもとも。

 

たとえば、日米の高校生に対する調査の結果。

(%の数値は、「まったくそう思う」、「まあそう思う」の合計)

 

 お金で権力が買える             

    アメリカ83.8% 日本49.4%

 お金持ちは尊敬される            

    アメリカ73.2% 日本25.6%

 お金持ちになるためならいくらでも残業する  

    アメリカ86.9% 日本33.8%

 株や賭事でお金を稼ぐことは良いことだ    

    アメリカ82.8% 日本24.4%


他人のためより自分のためを考えて行動したい

             アメリカ       日本

まったくそう思う    40.0%      11.3%

まあそう思う      45.0%      36.2%

あまりそう思わない    9.7%      44.8%

まったくそう思わない   1.7%       7.3%



大人に対する調査では、たとえば、こんなのも。

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2009年8月30日 (日)

うまくいっている人とうまくいっている本の最後の秘密 〜利己と利他・中身と外見の狭間で ●干場

まだ、ゆっくりご紹介したい8月新刊があるうちに、なんといち早く、小飼弾さんが、9月の新刊の紹介を、先週金曜日にしてくださった。おたおた。アマゾンの予約画面もできたばっかり、私の手元に見本が届いた翌日だというのに…!

50 というわけで、遅ればせながら(?)、ご紹介させていただくのが、9月の新刊のなかでも期待の1冊。

「人を励ますのが苦手な人のための50の簡単な方法」

なぜ、期待かというと、

1) そのテーマがよい! 新しい! 
なんといっても「利他」の習慣を勧める本であること!

ジャンルで言えば、翻訳ものの自己啓発書だが、たいていの自己啓発書は、要するに、「自分がうまくいくにはどうしたらいいか?」の法則を並べたもの。やりたいことを明確にする、とか、いやなことはノーと言うとか、優先順位を立ててその通りにがんばるとか。

確かに、それらも大事だけれど、このブログでも、以前から、こちらこちらこちらにも書いたように、結局、人は、自分のためだけでは、力を発揮できない。誰かのため、というのがあって、はじめてすごい力を発揮できる。逆説的に言えば、自分がうまくいく最高の方法は、人をうまくいかせること。実際、うまくいっている人は最終的には。そうしている。

だから、最初、この本のタイトル、「うまくいっている人の最後の秘密」ってのに、しようかと思ったくらい。

でも、そんな大仰なタイトルにするにはもったいない(?)くらい、人を励ますためのすぐに使える実践的な方法、言い方が、易しく書いてある。で、このタイトルになったというわけ。

じゃあ、その具体的な内容は? というと……ま、弾さんのエントリーをご覧いただくのが、速いでしょう!!?

ということで、本書に期待する2番目の理由にうつる。
こちらは、ちょっと内輪の話。

2)最強の布陣でつくった本だということ!

まず、企画と翻訳原稿を持ち込んでくださったのは、古くは、「うまくいっている人の考え方「自分を磨く方法」などから、最近、またランキング入りしている「心の持ち方」等々、いずれも20万部超の、弊社の翻訳自己啓発書の多くがそうであるように、今回もまた、弓場隆さん!
久方ぶりに、素晴らしいお原稿をお持ちいただいた!!
(というか、この間もいくつかお持ちいただいたようだが、最初から弓場さん担当をさせていただいている出版部長フジタのお眼鏡にかなったのが久しぶり?)

というわけで、翻訳家弓場隆さんとフジタ出版部長の長年のコンビから、ほとんど完成形のお原稿が、編集部に到着。

あとは、これをどんなパッケージ(小見出しや文章の最終調整も含めて)にするか? というわけで、装丁入稿以降の編集担当に、パッケージにおいては右に出る者のいない(って、ただ、ディスカヴァー内だけの話ですが……)チバを任命!

もちろん、実際の装丁は、デザイナーの方が行うわけで、今回は、今をときめくTYPE FACE渡邊民人さん にお願いしたわけだが、これが不思議なもので、編集会議で装丁の方針とタイトルを決めて、合意がとれても、そして、同じデザイナーの人に依頼しても、担当する編集者によって、でてくるデザインが全然違ってくるのである!

これは、本当に不思議。だからこそ、本作りは、その相乗効果というか、組み合わせで、いろいろなものが生まれ、面白いのだけれど。

実際、この場合、新しい方向の自己啓発書で、かつ、今の時代にあった緩さと、手元に置いておきたい美しさと内容からくる実用性の両方を、ほどよくミックスした雰囲気、というミッションを、チバ君、渡邊さんとの絶妙のコンビで、いつものように、見事果たしてくれている、と思うのですが、いかがでしょうか? いや、内輪誉めしてる場合じゃなくて、渡邊さんのおかげですね! スミマセン。ありがとうございました!

なにはともあれ、本作りにおいては、装丁というか(本文組や用紙の雰囲気などすべて含めた)パーケージリングも非常に重要。50%50%というくらい大事。
中身+外見 その両方が重要で、かつ、外見は中身に、中身は外見に影響し、相乗効果で、相手にメッセージを伝える。感動を伝える。影響を与える。
人間といっしょだ。

だから、弊社では、デザインも非常に重視しているわけだけれど、この場合、ただ、デザイン性がたかけりゃいいってもんじゃない。あまりにとんがっていると、引かれてしまう。手に取りにくい。手に取る層が限られる(声をかけにくい)。

また、デザインの方向が中身が一致していないのもだめ。これまた、デザインに引かれて手に取った人は、中を見て、買わないし、本当は中身に興味があるはずの人は、デザインの方向から自分には合わないと判断して、手に取らない(中身が純真でもアバズレっぽいなファッションをしていては…)。

というわけで、「男は中身だ」などと言っていたのがいまは昔となっているように、中身と外見の両方がマッチし、なおかつ、良いとき、その本はその本の持っている力に応じた最大の売れ方をする。

ただ、中身はよいのに外見(装丁)がいまいちの場合と、外見(装丁)はいいのに中身がいまいちの場合を比べると、前者の方が結局売れるのは、人間と同じである。やはり、読者の方は、賢明だと本当に思います(政治家と国民の関係も同じか? 同じだといいけど)。

2009年8月27日 (木)

出版に展望はあるが、○○な出版社に展望はない 〜出版書店業界事情 ●干場

一般の方向けの講演(滅多にないけど)で私も話すことの多い、業界の問題点について、「誠」というオンラインマガジンが、丁寧に報告しているのを、システム担当コセキが自主的にやっている社内メルマガで教えてくれた。

興味のある方は、こちら、「誠」をお読みいただくとして、私がその中で特に強調したい部分は以下。(茶色い部分が「誠」の記事からの引用)

①2大取次の寡占

4大出版社の規模や書店トップの紀伊國屋書店の規模は、大阪屋とほぼ拮抗(きっこう)しており、日販、トーハンに比べれば本当に小さな会社。出版社と書店はいわば中小企業の集合体であって、寡占とは真逆の群雄割拠になっているのだ。

つまり、川上と川下の企業数が多く、川中が寡占化された、砂時計のような特異な構造を出版業界は有している。他業界にはほとんど見られない構造だ。

日本型出版流通の大きな特徴は、このように日販とトーハンの流通寡占であり、出版社は全国の書店やコンビニに書籍・雑誌を流すために2社に依存しているということ。

そんななかで、書店様4000店と一店一店直接取引しているディスカヴァーが、いかにユニークな存在で先進的な存在か、おわかりいただけるでしょうか?(ただし、ローソンなどコンビニさんは、取次さん経由)

②売上げの大きい書店優遇

書店は日販やトーハンに配本をコントロールされる。見計らい配本によって、欲しくもない本も箱詰めにされて一緒に送られてくる。そして、中小零細書店や実績のない書店には、一番欲しいベストセラー本がなかなか配本されない。

取次は月々の代金回収機能を持っている。中小書店は月に2回の支払いを義務付けられている一方で、大書店は月1回の支払い。書店の決済は返品相殺方式な ので、いずれの書店も、売れなかった本をできるだけ早く返品して、支払額を少なくしたいといった心理が働く。そこで中小書店からの信じられないほどの大量返品が発生してしまう。

新刊本の返品率は大変高い。不適正な配本、不確実な配本、非確実な押込型新刊マーケティング、非適正な新刊広告、書店の決済が送品即請求、返品自由などいくつもの原因が重なって、新刊本の推計部数返品率は60〜70%

中小書店さんが月2回の支払いを強要されているなんて、知らなかった。

③老舗出版社優遇

実は、私がいつも2番目に強調しているのがこの部分。規模ならまだわかる。ただ、老舗かどうかということでのこの既得権優遇の制度!!

取次と老舗大手・中堅出版社200社超の間には、新刊委託部数分に対して、翌月にその何割かのお金が自動的に支払われる取り決めがある。比率は出版社によって個別に決まっていて、10割のケースから4割のケースまでさまざまだ。新刊委託で送品した本が売れようが売れまいが、新刊本を押し込めさえすれ ば急場のお金が作れるから、委託販売を止められないのだ。

しかし、新しく取次と取引を始めた新規の出版社には一切そのような特典はなく、新刊委託本の代金は半年後に清算される。
取次は、書店に対する配本と集金に関しては大手を優遇し中小には厳しい傾向があるが、出版社に対しては老舗と新参に分けて老舗の出版社を優遇しているのである。

まあ、二大取次の株主は、老舗出版社なんだから、あたり前。早く言えば、そうした株主出版社の自転車操業のために、業界があるようなものとも言える。瀕死のご老体の延命を業界全体に強要しているというか。弊社が直取引をしている一番の理由。

④凡庸な編集者とそれを許す出版経営の責任

そうそう! 私が一番強調しているのは、これ。

原因を取次寡占、書店大量閉鎖などに求めるのはおかしい。日本の出版流通システムは改善されつつあり、しかも大型店が増えているため、書店の売場面積は広がってきている。

むしろ、大事な問題の1つは作り手側にある。これだけ取次に優遇されていながら、良い企画、売れる本が作れない。良い著者を発掘できない。すなわち編集者の企画力の陳腐化、出版社のマーケティング力不足がまず厳しく問われるべき

米国の2007年の書籍売上高は前年より3.2%増。ドイツは3.4%増。フランスは5%増。雑誌を含まない書籍の統計ではあるが、少なくとも欧州、米国の出版業界は、日本のように落ちっぱなしのイメージはなく、インターネット、携帯電話が普及したから本が売れないというのは、国際的視野から見れば嘘

さて、弊社だって、売れる本がいつも作れているわけではないし、編集者のすべてが現時点で、優れた企画力、発掘力を持っているわけではない。ちょっと油断するだけで、他社で売れた企画、売れた著者に傾いたり、自分から企画も新人著者も探しに行こうとしないで、向こうから来る人、紹介された人をさばくのが、売れてる会社の編集者だみたいな勘違いにいってしまいがち。わたしだって、そうならないとは限らない。

でも、他社より少しだけ誇れるのは、「取次による優遇がない」こと。
それから、まだまだ、ディスカヴァーのことなんて知らない著者候補の方が多いこと。
そして、書店員さんや書店グループによっては、大手老舗版元の営業や取次さんには、へいこらしても、その分の鬱憤を、弊社の若い営業スタッフにまき散らしたりする人もいるってこと。

つまり、既得権のない分、つねに、コンテンツクリエイト、マーケティングクリエイトをしていかないと、生き残れない。そういう緊張感がある。

つまり、ディスカヴァーは新参の中小出版社である、という、この業界における

弱みこそが、むしろ、強み

なのだ。だって、この業界の現在のあり方そのものが問われているんですからね。

正直に言おう。わたしは、他社のまねっこ企画と、編プロやライターさん任せの編集しかできない、あるいは、偉い先生の原稿を右から左へ回すしかできない編集者は、業界に不要だと思う。かれらの雇用を守るために、売れないのを承知で新刊の数あわせと押し込み納品の自転車操業を続ける出版社は、淘汰されるほうが世の中のためになる。

もちろん、そんなこと言って、おまえの会社はどうなんだ、といわれたら、そうならないようにこれからますます全社一丸となって、志を持って、やっていく、としか言いようがない。

編集もそうだが、弊社が直取引だということは、営業が会社の要だということだ。数の上でも、社員の過半数を占めるし、発言力でも(ま、営業には声が大きく華やかな雰囲気の者が多いのに対し、編集はその真逆なタイプが多いだけだったりもするが!?)勝っていたりする。常に目は、書店さんとその先の読者の方に向いている。自然に会社はマーケティング志向となる。

それでも淘汰されるとしたら、それもまた仕方のないことだろう。

決定権は、取次でもなく、書店でもなく、著者でもなく、エンドユーザーである読者の方にあるはずだと思うので。

なお、2大取次の株主は、どこかを、ウィキペディアで調べてみた。「続き」をどうぞ。

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2009年8月26日 (水)

もっと重い質問。生かすべきは子どもが二人いる殺し屋か、独身のバイオリニストか? ●干場

先ほど書いた、命に関する10の質問、このブログでもツイッターでも、さっそくコメントいただいた。で、質問1の、助けられる患者の数が限られているとき、誰を選ぶか? という、おそらく医師にとっては本当に重い質問、『命は誰のものか』の本の中では、さらに問いが続く。

問い① 今この病院には、人工腎臓は2台しかなく、二人の患者しか治療できない。しかし、腎不全で死期が迫っている患者は5人で、神さま委員会にただ一人出席したあなたが患者の選抜を依頼された。渡された患者の情報は、以下の通りである。あなたはどうしますか?

患者A 男 既婚 35歳 子ども2人
患者B 女 独身 28歳 子ども0人
患者C 男 既婚 38歳 子ども3人
患者D 女 既婚 32歳 子ども1人
患者E 男 既婚 30歳 子ども0人

ちなみに、これは、ハワード・ブロディというアメリカの生命倫理学者の教科書『医の倫理』(東大出版会)にある有名な問題だそうだ。問題には続きがある。

問い②次の会議では、患者A〜Eの職業が明かされた。やはりあなたがひとりで、5人の患者の中から2人を選ばなければならない。今度はどうしますか?

患者A 男 既婚 35歳 子ども2人  マフィアの殺し屋
患者B 女 独身 28歳 子ども0人  コンサートバイオリニスト
患者C 男 既婚 38歳 子ども3人  横領の科で係争中で、失業中の計理士
患者D 女 既婚 32歳 子ども1人  売春宿のマネージャー
患者E 男 既婚 30歳 子ども0人  人工腎臓開発に貢献した腎臓生理学研究者

アメリカの医学部の学生では、

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あなたならどうする? 命に関する10の質問 + おまけの2つの質問 ●干場

唐突ですが、究極の質問10です。あなたはどう答えますか?

質問① あなたは薬や医療設備が足りないとき、どの患者を治療するか、選んでもいいと思いますか? あなたなら、どういう人を選びますか?

質問② あなたは、生まれてきた子に重い障害があったとしたら、治療に同意しますか? それともそのまま死なせますか?

質問③ あなたは、生まれてくる子どもに障害があるとわかったとき、その子を産みますか? 

質問④ あなたは、代理出産を依頼しようと思いますか?

質問⑤ あなたは、自分の子ども同士の臓器移植を決めることができますか? 

質問⑥ あなたは、直る見込みはないのに、生かしつづけられることを望みますか?

質問⑦ あなたは、家族が直る見込みがないとき、人工呼吸器を取り外すことに同意しますか? 

質問⑧ あなたは、「脳死」は人の死だと思いますか? 

質問⑨ あなたは、臓器を提供しますか?

質問⑩ あなたの命は、誰のものですか?

ディスカヴァーの黎明期、初めて一般書としてだしたのが、「あなたならどうする? 100の質問」(絶版)。その後数年、様々なシリーズに広がってディスカヴァーの礎となったCDサイズの本は、そこから始まったのだが、それは、たとえば、

「船が難破しました。あなたが助けられるのは、一人。お母さんと恋人とどちらを助けますか?」とか

「最愛の人があと一年の命だと知ったとき、あなたのことを深く愛してくれる条件再校の別の人にプロポーズされました。これを逃したら、もうこんなすばらしい結婚のチャンスは二度とないように思います。ただし、プロポーズを受けたからには、最愛の人と会うことも、最期を看取ることもできません。どうしますか?」
とか。

まあ、かわいいもの。答えはなくて、それに答えながら、自分が人生で大事にしているもの、自分自身の価値観をはっきりさせていこうという主旨の本だった。もちろん、友だち同士の話のネタにも。答えもなければ、答えによって、あなたはこういうタイプです、なんていう解説もないのに、結構売れた。

その本に書かれていた質問は、現実には滅多に起こらない、まあお遊びの質問だが、上記の10の問いを突きつけられることは、いまそこにあるつらい現実だ。

脳死、臓器移植、出生前診断、尊厳死、代理出産……日新源歩の医療技術は、わたしたちに「生と死の選択」を迫る。世論や法律が、あるひとつの選択のみを強要する。
それを迫られたときに、人々は、どのような決断をしてきたのか? 日本では? 欧米では? その問題点は?

正解があるわけではない。だからこそ、一度考えてみるべきじゃないでしょうか。だって、そうでないと、あなたとあなたの家族の命の選択を、国家や医師や世間の目がすることになってしまう……かもしれない。

Photo そんな想いを込めて、フジタ出版部長編集担当、「命は誰のものか」(山梨大学大学院医学部教授 香川知晶著)を出しました。

2009年8月25日 (火)

日本初(世界初かも?)twitter 小説、ディスカヴァーから秋にも発刊! ●干場

twitterをなさっている方なら、ご存じかと思いますが(わたしも@hoshibay で、つぶやいています)、いま、twitter 場での話題と言えば、勝間和代さんと広瀬香美さんのぼけと突っ込みの漫才のようなチャット状態ツイートと、ケータイ小説家で有名な内藤みかさんが始め、呼びかけたことから始まった140字小説(ツイッターの文字制限が140字なので)。

実は、その内藤みかさんらによるツイッター小説集を、ディスカヴァーから、この秋に書籍で出すことになりました! まだまだ、準備状態なので、内容や形態が固まるのはこれからですが、とりあえず発行日だけは決まりました。

11月5日です(だいじょうぶか!?)

mixiのニュースにも出たみたいなので、こちらをどうぞ。

2009年8月23日 (日)

どこまで広がるか? 20代の投票率を上げよう!という嬉しい動きがまたひとつ! ●干場

何度もご紹介している「若者は選挙に行かないせいで、4000万円も損してる!?」は、これまた何度も力説しているように、

1 わたしたちが将来も幸福に暮らすためには、将来の日本を担う若い人を大事にする政策、早く言えば予算配分を促すことが必要で、
2 そのためには、若者の投票率を上げることが必要で、
3 だから、若者よ、選挙に行こう!
ということを訴えるためのものだった。

私個人で言えば、今のような中高年重視の政策の方がお得なのだが、個人の損得は脇に置いて(なーんて、いいながら、実は、息子の幸福を願っての、個人的利害もあるのだけれど!?)、やっぱり、いまの高齢者優遇、既得権者優遇、中高年正社員優遇、特別利益団体優遇の政治をなんとかしなけりゃならん!
との思いと、同世代である森川先生(著者)の思いが一致して、出版した本。

おかげさまで、若者の投票率を上げようという、各地の選挙管理委員会の活動やそれにともなうイベント、また、若者自身による活動のひろがりと相まって(今日の朝日新聞にも)、著者の森川先生も、そうした特集の新聞雑誌に、多く取材を受け、発言なさっている。

そんな中で、東大経済学部3年生のA君から、うれしいメールを弊社のinfo宛にいただいた。本書と趣旨を同じくする活動を行っているというのだ。

こちら、「20代の投票率向上を目指す学生団体 ivote のサイトを覗いてみると、たしかに! 選挙の仕組みの、大学生による、大学生のためのやさしい解説のほか、実際に投票に行くための後押しの仕組みが考えられている。
たしかに、たとえば、ディスカヴァーの本を読んで、「よっしゃ! 選挙行くぞ」なんて思っても、当日、意中の彼女(彼)からおもわぬデートの誘いがあったり、儲かる倍と話があったり、はたまた台風だったりすると、とたんに選挙のことなんて忘れちゃう。

(ところで、台風が来たりして、投票率、特に無党派層の投票率が落ちると、既得権者、特別利益団体、たとえば、公明党、共産党の票が相対的に伸びることになる。
あと、今回は、民主が「官僚政治を止めよう」って言ってるから全国の公務員も、雨が降ろうとあられが降ろうと、花も嵐も踏み越えて(←我ながら、面白い比喩だとおもったけれど、これ、20代の人には、通じませんね。歳がばれる……)投票に行くだろう!?)、

そんな人も何とかメールでフォローしてくれるらしい。

うれしく、たのもしい若者がでてきている。そして、こんなときこそ、インターネット時代ならではのものだと、あらためて、インターネットがあってよかったと思う。
このブログをお読みの方は、おそらく30〜40代の方が多いと思いますが、いっしょにおうえんしてあげましょ、若い人たちを!

そして、「35歳くらいまでの若い有権者」のみなさん! 
たしかに、20代の全員が投票しても、まだ、60歳以上の人の合計には勝てないかもしれない、でも、20代の投票率が上がった、その事実は、必ず、議員たちに、「あ、こういう有権者も存在してたんだ、いままで、投票もしないで黙っていたので、存在をすっかり忘れていたが、そうか、いたんだ、じゃ、ちょっと彼らの喜ぶ政策でもかかげてみようかな」という気持ちを起こさせる。

「どうせ、言っても無駄」「どうせ、自分の一票なんて、体制に影響しない」…その「どうせ」こそ、既得権者の米びつなんですよ!

コヴィ博士と水野俊哉さんのパーティ ●干場

22日土曜日は、『7つの習慣』のコヴィ博士のネットを通じてのセッションに行ってみた。聞き手は、ショーン・kさん。

スティーブン・R・コヴィー博士緊急提言
 激動の時代にこそ求められる、成功するための原則とは?

通訳がとっても速かったので、メモが自分でもよく判読できず…。あとで、DVDがくるようなので、それで復習してからでないと、いい加減すぎて、ここで、ご紹介できず。

ただ、途中、産業経済の時代から知識労働者の時代となり、わたしたちの一人ひとりにリーダーシップが求められるようになった。ただし、リーダーシップとは、レスポンシビリティ、というのは納得。

最後に引用されていたフランスの哲学者の言葉は、
我々は精神的な体験を持った人間ではない。人間的な体験を持った精神である
だったが、ふうむ、わたしは、なんとなくそこに、西洋人らしい人間の傲慢さを感じるけど。人間もまた、身体を持った、自然の一部であるという謙虚さに欠けるような…。

その後のショーンさんの講演は、いつものように辛口。こちらは、たっぷりメモとれたけれど、一つだけご紹介すると、何かを見たら、触れたら、
SO WHAT?」だから何? 
WHY SO?」 なぜそうなの?
を繰り返すこと。それが、ばらばらのインプット、情報をつなげ、新しい発想、構想をしていくことだと。確かに。

人生とは、過去に打った点と点をつないでいく作業。
 そして、将来に向けて点を打ち、そこにつないでいく。無駄なことは何もない

というスティーブ・ジョブスの言葉の紹介もよかった!!

さて、夕方は、水野俊哉氏『ビジネス書のトリセツ』×上田渉氏『脳が良くなる耳勉強法』出版記念パーティーにおよばれ。

『ビジネス書のトリセツ』には弊社のこともたくさん書いてくださったし、脳が良くなる耳勉強法は弊社の本なのに、およばれでゴメンナサイ、という感じ。
前回同様、水野さんのお人柄の現れたあたたかく、人と人のつながる良い会だった。

 それと、VIP席で、『さおだけ屋〜』などのベストセラー作家、山田真哉さんともご一緒したのだが、山田さん、何度も何度もお料理をかいがいしく運んでくださった(ビュッフェだったので)のだが、『まあ、スミマセンねえ』なんて言いながら、立たない私(ほかの人もだが、たとえば、小飼さんとか立つわけないもんね)。ま、年上だし、いいか、なんて…。山田さんは、さすがな方です。

 ほかにどんな方がいらしてたかって?
 詳しくは、こちら、水野さんのブログで!

毎日、「ハレの日」だったらいいな〜2度目の引越祝い乾杯と新刊「人が輝くサービス」 ●干場

1 2 21日は、締め日の翌日で、営業スタッフも地方の出張から戻り、アルバイトの営業の方もミーティングに見えて、オフィスにほとんどのスタッフが集まる日。
なので、営業スタッフの大半は、新オフィス初出勤日。
まどからの皇居の眺めと、印刷所や新聞社さまからいただいた胡蝶蘭の行列におどろいたところで、あらためて、引越祝いの乾杯をした。

3 Photo 大きなシャンパンは、E.Dさんからいただいたもの。
テーブルのパイのように見えるのは、うわさの「ハレノヒ」の「カステラ」! 8月の新刊、「人が輝くサービス〜スターバックスと僕の成長物語」の著者黒石さんから!
ほかに、K.Kさんからの、うわさの銘品ラスクも、シャンパンにぴったり! another K.Kさんからのカワイイお花は、社長室に置かせていただいてと!

ほんとうに、みんなと皆様に支えられているのをあらためて実感。
あらためて、御礼申し上げます。

Photo_2 Photo_3 Photo_4 ところで、新オフィスは、半蔵門と九段下の中間地点にあるので、人によって、どちらの駅で降りるか、まちまちの模様。たとえば、渋谷方向から来るフジタ君は、戻る感覚が嫌だと、半蔵門派。
わたしは、朝は、九段下。北の丸公園あたりのお堀(いまは睡蓮がキレイ!)を左に見て、それから、左折して千鳥ヶ淵の散歩道を歩くと、まるで観光客気分(実際、時節柄、朝から観光客がちらほら歩いている)。
Photo_5 Photo_6 フェアモントホテル跡に立ったシックで立派なビルは何かと思ったら、インド大使館。さすが、中国と並んで、いまや大国のインドだけある。
なんて思いつつ、裏からビルに到達。引っ越してよかった。桜の季節は、もっと思うだろう。

さて、これからが本題!
Photo_7 いただいた凹カステラやコラーゲン鍋で有名な「ハレノヒ」(窯ハレノヒ、汁ハレノヒ、畑ハレノヒとかに分かれている)の若き経営者、黒石和宏さんの「人が輝くサービス〜スターバックスと僕の成長物語」、

タイトルとサブタイトルが示すように、スターバックスの第1号店にアルバイトとして入社、そこで、ビジネス、とくにサービスの基本をまなび、やがて、スターバックスジャパンの現場トップにまでなった黒石さんと、スターバックスジャパンの成長の秘密が、彼の体験を元に書かれている。

その内容と黒石さん自身の信頼は、本書に、スターバックスコーヒージャパン創設者であり元CEO 角田雄二氏が推薦を寄せていることからもお分かりのことと思う。それから、黒石さんを紹介してくれた「レバレッジ・シリーズ」の本田直之さんの推薦も!

アメリカの大学から帰って、偶然銀座の1号店に入り、すぐさま「ここで働きたい!」と思った黒石さんも、さすがに、大学も出たのに、アルバイトから、というのに少し抵抗を感じたそうだが、それでもスターバックスの魅力から逃れられずに、働き出す。

そして、そこから、さまざまなビジネスの基本を体得していくわけだが、黒石さんのように、会社のキーパーソンとなり、そして、自分のビジネスを起業し、成功する人と、アルバイトとして終わる人、その違いは何だろう?

それはやはり、ひとつひとつの仕事を心を込め、情熱を込めて、そして、楽しんでやること、そして、自分の仕事が会社の心臓部にどのようにつながり、そして、社会にどのように貢献しているかを、自分自身で知り、主体的に動いていることだろう。

特に、彼の場合は、サービス業だったから、それは、一人ひとりのお客さまを大切に、そして、すべてのお客さまに自分自身がスターバックスの顔として、やるべきことをしてきたからだろう。

道路掃除をしているのなら、世界一の道路掃除人になりなさい」(正確な言い回しは忘れたが)と言ったのは、キング牧師である。そして、この言葉にひそむ密かな矛盾通り、世界一のスタバアルバイトを目指した彼は、スタバアルバイトにおわることはなかった。

スタバ好きもそうでない人も、本書の至るところからにじみ出る、その秘密とメッセージを感じ取っていただければうれしいと、編集担当チバに成り代わって申し上げます!(万一感じ取れなかった場合は、著者の黒岩さんのせいでも、読者であるあなたの読解力のせいでもなく、チバのせいですので、ご安心を!?)

2009年8月19日 (水)

新聞・テレビ・雑誌の次に、書籍出版社も消滅!? ●干場

夏休みの前にあっという間に読んでしまって、周りの人、みんなに(息子にも)勧めている、佐々木俊尚さんの「2011年 新聞・テレビ消滅」と、そのちょっと前に読んだ小林弘人さんの「新世紀メディア論 新聞・雑誌が死ぬ前に」。

ともに、インターネット、デジタル時代、マス広告モデルと既得権にあぐらをかいていたマスメディアが、いかに、崩壊していくか、しているかを述べたものである。

たとえば、佐々木さんの「新聞・テレビ消滅」では、
さまざまなメディアの機能を、
1 コンテンツ  2 コンテナ  3 コンベア
に分けて分析し、それぞれの部分で、他に取って代わられていく様子が解説されている。
たとえば、
1 コンテンツ=新聞記事 2 コンテナ=新聞紙面 3 コンベア=販売店
が、
1 コンテンツ=新聞記事
2 コンテナ=ヤフーニュース、検索エンジン、誰かのブログ、2ちゃんねる(いまなら、twitterもいれなければ!)
3 コンベア=インターネット
といったぐあい。

いずれも、こけおどしではなくて、実際、昨年末以来、新聞、テレビ、雑誌の広告収入の激減はかなりで、これは、リーマンショックに始まる不況のせいではない。

ともかく、新聞、テレビ、雑誌に対する危機感は、本になり、また、あちこちで耳にするのだが、同じことが、書籍においても、いえるはず。

確かに、書籍は、新聞テレビのような何千万部、何百万人というのが当たり前のマスメディアではなくて、ミリオンセラーは例外で、たいていは、1万部ぐらいのミニコミだ。だから、全く同じ構造下での危機とは言わないが、でも、デジタルとインターネットによって、紙の本をつくって取次を通じて全国の書店さんにおいてもらう、という参入壁はなくなる。

すると、1 コンテンツ=著者 も、2 コンテナ=紙の本 3 コンベア=取次・書店 というのは、くずれる。1は、著者が自分で、2は、デジタルコンテンツに、3は、グーグルやモバイルブックストアに、と、なれば、出版社いらなくなっちゃうじゃないか。なぜ、みんな言わないんだ?

だいたい、そんなことって、10年以上前に、音楽がインターネットでタダでコピーされるようになってとき、スティーヴン・キングが、自分で電子書籍での小説発表と販売を派手にやった瞬間から、わかっていたこと。
もっと危機感、あるはずなのに!

なんて、思っていたところ、昨日(というか、一昨日)、あった! まさに、そういうフォーラムが!

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2009年8月16日 (日)

アートを超えたアートは、一発屋ではなかった…! ●干場

この前の記事をアップしたと、ツイッターに書いたら、同じ作者の作品のYoutubeを教えてくださった方がいた。
で、見てみると……今度は、「戦争と平和」、というか、平和な街が、男女が、戦争に巻き込まれている様が……。

正直言って、最初の作品を見たとき、これはほんとに素晴らしいが、テーマと砂という材料が見事にマッチしたことが決め手の「一発屋」に終わるのではないかと思っていた。しかし、このもうひとつの作品が、決して、そうではないことを証明しているように思う。

Kseniya Simonova - Sand Animation (Україна має талант / Ukraine's Got Talent)
ぜひ、こちらも!

Kseniya Simonovaさん、ウクライナの若くて美しい女性。これからも見逃せない。

2009年8月15日 (土)

アートを超えたアート。あるいは本もののアート! Sand Animation ! ●干場

ツイッターで知ったYoutubeの映像と、それを紹介していたブログ
(Youtubeの画面の貼り付け方、社長室の面々でないと、私には分からないので、ぜひ、そのブログからご覧ください!)

Sand   Animation」といって、砂をつかって、その場で、指で絵を描いていくもの。グーグルで調べたら、いろいろな作品があるようだが、この2009winnerとされているウクライナの女性(?)のものがやはりダントツに秀逸。なぜって、そこには、哲学的がある! アートを超えた、体が震えるような感動がある!

砂という特性上、描いた絵を次々に、変化させていくことができる。
それを、作者は、ステージの上で、宇宙から人の一生へと、数分間で、次々に変化させていく。一瞬一瞬の絵がとても上手で、とどめておいてほしいのに、惜しげもなく、変化させていく。
いずれにしろ、砂という、所詮、とどめることのできないもの。

ブログの作者も書いてらっしゃるように、

時のうつろいを、砂という流動的な道具を使って描くことで
そこには“儚さ”という抽象概念を見事なまでに表しています。

あるいは、人生の刹那とも言えるかもしれません。

人の生死観をも垣間見るような、刻一刻と変わりゆくアートに
観ている観客も、思わず涙しています。


日本人の私は、つい、「祇園精舎の鐘の音…」や「夏草や強者どもの夢のあと」とかを思い出したりもしたが、
でも、そうしたはかない存在であるからこそ、今を懸命に生きよう、一瞬一瞬を十全に生きる。その本来のあり方を思い起こさせられる。
そして、個を超えた命の連鎖の偉大さへの畏怖と感謝で、心が大きく安らぐのだ。

ぜひ、ご覧ください。

新しい明日のための夏の一夜に。「I met a boy. 父の日にバンビ公園で」 ●干場

MICHAEL」、「減らす技術」と並んで、先日の「エチカの鏡」での紹介以来、アマゾンランキングに、長く入っているのが、去年の末に出版した「I  met  a  boy. 父の日にバンビ公園で」。

Photo この、ややブンガク的な不思議なタイトルにふさわしく、ちょっと不思議な、しかし、感動的な寓話スタイルの自己啓発書。

こんなはずじゃなかった、
自分はこんなところにいる人間じゃない、
でも、やっぱり、自分はこんなもんさ、
周りが悪い、時代が悪い、
どうせ、むだだ……

多くの人が多かれ少なかれ、そんな思いを抱きながら、日常のなかで、言い訳しながら、誰かのせい、何かのせいにしながら、そして、あきらめて、日々を消費している。
ーーー主人公は、失われた10年の就職氷河期に、意に沿わぬ就職をすることになった主人公はまさにその典型。
子どもの頃は、あんなに未来が輝いて見えていたのに。あんなにがんばるきもちがあたのに。

そこに現れたひとりの少年。さて、その正体は?

とまあ、そんなふうに、物語は進んでいきます。

なので、最初、もっと売れるかな、と思っていたのに、あんまり売れなくて、というか、たしかに書店の店頭でも埋もれてしまっていて、とても残念に、また申し訳なく思っていました。
だから、いま、リアル書店の店頭でも静かに広がりつつあるのがとても嬉しい。

新しい明日のための、夏の一夜に。

2009年8月13日 (木)

『減らす技術』、減らしていけないものは? ●干場

Photo 8月新刊のうちの「減らす技術 THE  POWER  OF  LESS」の評判がいい。
ツイッターや書評ブログ、あるいは、リアル書店の店頭で。

こちらとか、こちらとか、こちらとか、こちらとか、こちらとか、こちらとか(そのうち、タナカにちゃんとしたリンク集作ってもらおう)。

そりゃ、そうだろう、だから言ったじゃない!
と、いきなり強気の「社長」である。
(後出しじゃんけんじゃないけど、「これはいけるから!」と営業会議で強く押して、結果は、1勝2敗だったりするので、最近は、営業スタッフにもあんまり信じてもらえないの……!?)

原君が、どこからか(?)見つけてきた翻訳企画。
DO  LESS .   GET   MORE   DONE.
って、『もっと、もっと、もっと」と、ぼーっとすることに罪悪感を感じさせられるぐらいにせき立てられるビジネス書が満載の中で、「そうだ! これだ!」と、企画を聞いた瞬間、オファー決定。

しかも、著者は、RSS購読者数10万人の、いわばアメリカの小飼弾(!?)とも言うべき、大物ブロガー。彼のブログ、「Zenhabits」は、2007年世界ブログ総合大賞を受賞している(今見たら、この春日本版は廃刊になってしまった「Real  Simple」みたいにきれいな写真)。

そして、原稿は、ブログをもとにしているから、これは読みやすい。チップス満載。
さらに、すべて、著者の体験に基づく『技術』。

なにしろ、アクティブに動き回っているくせ、借金だらけ、脂肪だらけ、ストレスだらけだった著者のレオは、たった2年間で、体重を20キロ減らし、借金をゼロに貯金もできて、トライアスロン、マラソン制覇、電子ブックも紙の本も出して、ベストセラーに、会社を辞めて自宅で仕事をするようになって収入2倍となった。
その方法が、あますところなく公開されているのが、本書なのだ。

彼のブログでは、今日も新しい減らす技術が更新されているので、読んでみて(英語だけど)。

というわけで、これは、今の最新のライフスタイルの本。かけ算ならぬ、引き算でうまくいく本だ!

ちなみに、最初の方に書いている2つの『原則』をご紹介すると。


原則①制限する

何事も制限しよう。制限することで、『本質に迫ること」を厳選することができる。
原則②本質に迫ることだけを選ぶ
時間とエネルギーを最大活用し、小さな元手で大きなインパクトを生み出せる



ところで、営業会議で、「そう、何でも減らすのがいいんだ。無駄な会話、無駄な待ち時間、無駄な経費、睡眠時間! 減らしていけないのは、売上げだけだ!」とは、オダ部長。ちょっと、それ、なんか、本の趣旨と違うんですけど………!!?

あ、ついでに、わたしも、減らしていけないものを。
本! 本を買うのを減らすのは、これ、困ります。特に、ディスカヴァーの本。
それと、息子の勉強時間。いまだって、十分ぼーっと何もしない時間過ごしている(本書の中では、それを推奨)んだから!?

もくじは、こちら↓

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2009年8月11日 (火)

六本木で煩悩リセットいたしませうとしましたが… ●干場

Photo 2 昨日10日夜は、「煩悩リセット稽古帖」の小池龍之介さんによる、六本木アカデミーヒルズ49階にての、瞑想指導つき講演!

ビジネス書著者ではないので、ちょっと心配で、アカデミーライブラリー会員向けの講座で行いましたが、最近のビジネス著者のものよりずっと人気で、最終的には、160名の希望があったとか。

「煩悩」と「三毒」、そして、「究極の集中」についての講義のあと、15分程の、呼吸に意識を集中させる瞑想の入門の入門の入門編(by 小池)。

なんか、ふだんの講演とは全く違って、異色で不思議で、好評だったみたい。twitterでも、このことを投稿したら、一般向けのものもやってほしいなどという投稿もいただき、へえーーー、結構、心の時代、きてるんじゃん!(だったら、「煩悩リセット稽古帖」もっと売れてほしい…!!)

Photo_2 また、小池さんのわが社での次の本がでたあたりに、今度は、一般公開の瞑想講演会、企画したいと思うけれど、小池さん自身によるものもときどきやっているので、興味のある方はこちらをcheck。

ところで、小池さんに言われました。
保護者(←わたしのこと!)参観でしたので、うまくやらなきゃいけないと、緊張いたしました」……。

さらには、
「この頃、干場さんのブログ、以前のような鋭い視点の記事が減って、本の宣伝ばかりのようで、さびしゅうございます」

うううーーー、たしかに。わたしもそう思っておった。引っ越しも夏休みも終わったことだし、そろそろ、また……!

ところで、小池さんによると、地上2階より高地での瞑想は初めてだとかで、瞑想していると、頭に気圧の変化を感じたそうです。へえーーーー、私もそこまで感じられるようになってみたいものだ。修行なしで。

おっと、肝心なこと、書くの忘れてた。瞑想ですが……ふっと我に返り、寝言を言わなかったかと、あわてて周りを見回した。椅子から落ちなくてよかった。

社長室の面々も、「意識が遠くなるほど、ふかーく入っていけました」ってねえ、それ、ただ、寝てただけじゃん!!

2009年8月10日 (月)

オフィス移転の理由は…… ●干場

Photo Photo_2 今日から新しいオフィス。
と思ったら、続々とお花が…。お祝いのメールとか、祝電も。
ほとんどが印刷所さんとか広告・新聞関係さまですが。
写真の倍はあって、とてもうれしいのですが、ただ……ちょっと複雑な気分。

というのも、引っ越しと聞いて、きっと、ディスカヴァーさん、景気いいから、広いオフィスにうつったんだろうと、みなさん思われてるんでしょうが、なんと! 若干、狭くなった!
前のオフィスに移ったときより、スタッフ数は、2割り増しというのに!!

今回の移転、関連会社のつごうというか、みんな近くになろうということでの、決定でした。
Photo_3 でも、スタッフの日報を見ていると、環境が変わると、心機一転、またがんばろう!という気になるみたい。それに、ビルの格は、設立当時は半蔵門界隈でいちばんのビルだった前のビルより、さらに上がったし、皇居を一望できるし。

それに、このイタリア会館、赤い外観で物議を醸し出したビルなのですが、赤と言えば、ディスカヴァーのコーポレートカラー! わが社にぴったり!ということで…。

ところで、お花の一部は、私の部屋に運び込まれていたのですが、それをみた関連会社のkeikoさんたら、「ホストの部屋みたい!」だって! それを言うなら、「女優の楽屋」でしょ!!

2009年8月 9日 (日)

世にも贅沢な!東京湾花火大会の夜 ●干場

Photo Photo_2 昨日は、東京湾花火大会。
32階の小飼弾邸から、正面にレインボーブリッジ、そして、その上に上がる花火と、リッチな花火鑑賞パーティにおよばれ。

プロのギタリストの演奏のあと、花火が始まる、という趣向でしたが、そのギタリストが素敵な青年で、イケメン研究家(?)の同行した社長室タニグチはさっそく近づくものの22歳という年齢を聞いて、すごすごと…!?

Photo_3 さらにリッチだったのは、弾さんご自慢の愛妻直美さんによるおいしくて綺麗なお料理にお酒(直美さんは、写真の通りほんとうにおきれいな方なのですが、それだけでなくて、ほんとうに、できた方というか、古風な礼儀もかくことのない、育ちの良さを感じさせる方。今度男に生まれ変わったら、結婚したい! ま、弾さんのような超人でないと結婚してもらえないだろうけれど)。

そして、「課長の教科書」の酒井穣さん、「統計思考力」の神永正博さんに、そして、そして、勝間和代さんと広瀬香美さんらを含む20人程のお客さま、という贅沢さ!!

Photo_4 考えてみたら、3人の著者は、あら、みんなディスカヴァーから出世作をお出しになってるんじゃないか!ということで、パチリ。


Photo_6 そして、ツイッターをなさっている方にはおなじみの「ヒウィッヒヒ」コンビ(勝間さんと広瀬さん)ともいっしょにパチリ(ミーハーのチバ君も写真に入れてあげた)。広瀬さん、やはりオーラあり。きれい。そして、ツイッターで読む以上に純真無垢(ITに対して)で、ここでも爆笑の輪が(うふふ、これ、某プロジェクトメンバー、となるかな!?)!

ツイッターといえば、わたしのホームはこちら。

http://twitter.com/hoshibay

それにしても、小飼さんと神永さんと酒井さんは、ほんとうに話が合う、気が合う、みたいで、ずーーと、数学の話、宇宙の話、物理の話と、理系な話に、まさに口角泡を飛ばす勢い。少年のような3人でした。

2009年8月 8日 (土)

エチカの鏡効果とマイケル発売と引っ越し騒動と…●干場

夏休みも終わり、6日から出社していましたが、9月に出せるかどうかビミョーになってきた次の新刊、山田昌弘先生の「幸福の方程式〜豊かさを超えた幸福はあるのか?(仮題)」の入稿&オフィス引っ越し(これの前の田中のエントリーをご参照)のための荷造り等で、ブログの更新もできないでおりまして、失礼いたしました。

お休み中に、「エチカの鏡」(ごめんなさい、知らなかった。番組の存在自体。だから、そんなに影響力があるってことも!)でI   met  a   boy. 父の日に、バンビ公園で 」がとりあげられて、一気にアマゾン順位が上がり、リアル書店でも注文殺到、急きょ増刷!とか
(これ、ほんとに感動もののいい話なのに、売れなくて悲しく思っていたものだったので、「やっぱり分かる人には分かるのね!」とすっごくうれしい。
清水店長さま、ほんとうにありがとう!!ございます!)

マイケル』に弾さんが最大級の書評を書いてくださって(これまでいくつか書いてくださっているが、ほぼ手放しでほめてくれているのは、「課長の教科書」「統計思考力」以来では!?)、こちらもアマゾン順位安定上位とか

アマゾンのレビューもうれしいものばかり。マイケルファンにとっても、ほんとにはじめて見る写真が多くて喜んでくれている。そして、一様に、文章がいい、愛に満ちていると。マイケル絶頂期頃に生まれて、その後のスキャンダラスで、ちょっと気味悪い外見のマイケルしか知らない社長室タナカも、弊社のMICHAELを読んではじめて、「純粋な人だったんですね」と分かったようだ)、

そのマイケルにつけた特別付録ディスコグラフィの曲名を掲載したページができていたりとか(業務連絡:編集部河野&社長室田中、ご苦労であった)…。

Photo Photo_2 さてと、引っ越し。夕べの模様。
みなは、朝からやっていたけれど、わたしは、サーバー、PC、電話ファックスが切れる17時ぎりぎりに入稿作業を終えてからの荷造りで、結局、社長室の面々に手伝ってもらいながら、23時に終了。

でも、出版部長フジタのデスクはまだ……。

Photo_3 編集長チバ君以外、手伝おうともせず、冷たく帰る編集部員たちでした。
(彼らの人間性か、フジタの頼めない性格のせいか、はたまた私のマネジメントの欠如か…。やっぱり私のせいですね。と、反省しつつも、これまでの数回の引っ越しで、常に、フジタの机は最後まで(というか、日常的にいつも)この状態であったことを思うと……みなの諦観か!?)

2009年7月29日 (水)

8月新刊 勢揃い! ●干場

マイケルとともに、8月5日発売の新刊の全見本がオフィスに届きました!
発売後に順にご紹介していきますが、まずは、ささっとご案内すると。

Isbn9784887597303_4 マイケルにつぐ一押しは、減らす技術原題 The  Power  of  LESS、

『もっともっとは、もう古い! 増やす秘密は、減らすことだった!?』と、
まあ、わけわからないコピーになってしまいましたが、
著者は、言ってみれば、アメリカの小飼弾超人気ブログが本になった!
やることや持ち物を減らすことによって、ゆったり幸福なライフはもちろん収入も鰻登りになったとか。具体的な減らす技術がたくさん紹介されています。

Isbn9784887597297_4 そして、これも目玉。
人が輝くサービス スターバックスと僕の成長物語』

スターバックス本は数あれど、スターバックスジャパンの会社にいた人が書いた本は、これが初めて!
日本の第一号店でアルバイトから始めて幹部にまでなった著者のこの処女作には、スターバックスジャパンの元社長の角田さんと、あの本田直之さんの推薦をいただきました。

Isbn9784887597235_2 そして、これまた目玉。
もうアメリカ人にはなろうとするな 脱アメリカ 21世紀型日本主義のすすめ』

若者は選挙に行かないせいで4000万円損してる!?どうする! 依存大国ニッポン立ち上がれ 中小零細企業につづく、ディスカヴァーの社会提案型の本!
規制緩和や成果主義など、アメリカの物まね政策を一刀両断、日本人とアメリカ人の価値観の相違から、とるべき政策、組織運営、教育などを熱くやさしく元官僚の大学教授が語ります! 選挙の前に読んでおきたい。
装丁にも注目! 『「婚活」時代』みたいに、光ってるぞ!

Isbn9784887597341Isbn9784887597327Isbn9784887597310次なる問題作は、これ。
命は誰のものか』
折しも、臓器移植と脳死に関する新しい法案が成立したばかり。
でも、あなたは、あなたの子どもの死を脳死でみとめられますか?
そのほかもろもろ、命に関する問題をひとつひとつていねいに解いていきます。

続く目玉(!)は、サバイバルの流儀、名言と偉人のプロ(!?)による、
この不況の時代を乗り越えるための熱き名言集。これまた、カバーに注目。

そして、これまた目玉のオマジナイ事典』。世界各国のオマジナイ、験担ぎなどを集めた本。四つ葉のクローバーの意味とか、幸運を呼ぶスパイスとか。
翻訳本なので、日本のお正月の習慣もエキゾチックに(?)書いてある。

Isbn9784887597280 Isbn9784887597358 好評ブレインパズルの第三弾も出ました!
 高速思考力養成パズル
これって、新しい概念のパズルですよね。高速を無視すれば、これまでの2冊より格段に達成感が味わえる(つまり、易しいってこと!)

そして、『婚活マーケティング! 

数年前の「いい男はマーケティングで見つかる」の携書化です。
(携書は、新書ではないので、文庫みたいな二次利用器でもあるんです)
婚活ブームで、著者のところにも雑誌記者が頻繁に訪れるようになったそう。
おもえば、最初に出したときは、新しすぎたのかも。
そういえば、『コンカツ』同様、こちらも、原本は、『テレビ』になりました。

Isbn9784887597334 最後を飾るのは、『手紙屋』『君と会えたから……』
ブレイクした喜多川泰さんの処女作の携書化=賢者の書』
これで、問い合わせがあっても、
「すみません、きれてます」と言わないですむ!? 

ビジネス書のトリセツ、ディスカヴァーはどのくらい載っているかなと思ってみてみると ●干場

Photo_7 徳間書店より水野俊哉さんの新刊『ビジネス書のトリセツ』をいただく。
いやー、これ、ビジネス書の書き方、売り込み方、読み方、買い方、売り方、その他諸々、すべて網羅。
はっきり言って、わたしが先日、東京国際ブックフェアで行った講演など、この本のごくごく一部というか。

いやあ、もし、わたしが、講演を生業としていたら、ほんと、商売あがったりになるところだった。というぐらい、ビジネス書を取り巻く状況のすべて(?)が分かる本。同業他社の方には、読んでほしくないな、なんて。

Photo_4 で、そのなかに、主要ビジネス書出版社12社の紹介などあって、そのなかに、ディスカヴァーも挙げてくださっていました(ヨシヨシ)。

それと、著名書評ブロガーの紹介も、診断書つきで書いてあって、これも社長室ブログ、ありました(ヨシヨシ)。

極めつけは、巻末にいくつかある図解の一つ。ビジネス著者の人脈図に、なぜか、『ディスカヴァー・トゥエンティワン・ゾーン』なるものが…。

なんか、ほかの分類とちがうというか、いやあ、ま、ともかく、水野さん、ありがとうございます。
ただ、弊社、この縦軸で、『がっつり儲ける』より『充実した人生』のほうの象限だと思うのですが……!

それと、最後のビジネス書のここ数年のランキング、トーハンと日販のデータだったので、ディスカヴァーの名前は登場せず(弊社は、取次を通さず、書店さんと直接取引する『直取引』なので)。それがちょっとくやしいかな…!
Photo_6

マイケルできた! ●干場

もう、昨日になってしまいましたが、出勤途中、駅で、iphoneでtwitterをチェックしていると、社長室執筆のディスカヴァー21のアカウントから、
「マイケルの見本が届いた!」との記事が! 届いたときは、一同、拍手!だったとのこと。 いや、ほんと、すごくイイでき!
ああーー、1000円って、安すぎなかったかしら。1200円にしとけばよかった…なんて、つい社長発言出ちゃうほど、よい出来! ほんと、これが1000円はお買い得!?

お店に並ぶのは、8月5日ですが、それが、7万部刷ったのですが、今の段階ですべて、書店の注文でいっぱいになってしまって……増刷の判断は、実売速報を見てからになります。
ディスカヴァーと取引をしてくださっている書店さんには、たくさん置いてくださることになると思いますが、「品切れ増刷中入荷待ち」の表示に泣くことのないよう、お求めはお早めに! なんて。

2009年7月28日 (火)

働く理由と引退後の抱負 私と由紀さおりの場合 ●干場

この2週間、「なぜ、今の仕事を選んでいるか? なぜ、働くのか?」みたいなことをみっちりかつ本質的かつ正直に、自分自身に問う機会がつづいたのですが、そのとちゅうで、NHKの朝の番組に、由紀さおりが出ていて、私がおもっているのとあまりにも似ているので、驚きました。

由紀さおり曰く、
「歌うことが私の人生、いきることそのものなんです」
ーーわたしにとっても、働くこと、今の仕事、今の環境で働くことは、人生そのもの、息をするように自然なこと。したがって、理由なんてない。

「だから、今日ご飯を食べるのも、眠るのも、すべて、明日の仕事のためです」
ーーいつでも、なにからでも、仕事につながるところを無意識のうちに見ている

 で、出してきた手書きの色紙が、
「毎日、楽しい」(多分、ちょっと違ったかも)

 はい! わたしも「人生って楽しい!」って言うのが、偽らざるところ。
そして、「仕事をとことん楽しむ」というのが、我が社も含む我がグループの唯一の行動規範(コアバリュー)なんです!

 さて、由紀さおりさんの続き。

「だから、声が出なくなったら、引退して、そのあとは、瀬戸内寂聴のように、出家して全国を行脚するのが夢なんです」
ーーわたしも、ディスカヴァーの邪魔になる直前に、それを察知して、身を引きたい。そして、そのあとは、出家するんだ!!?(まえに宣言したように?)

 ただし、そのまえに、正座を30分以上続けられるようにしなければなりません。それと、気になっているのは、頭の形です。ぜっぺきなので、髪を剃るのは似合わない、いやだな。
 なんて、言ってたら、代表の伊藤に、「グッチの袈裟はないぞ」と言われた。それをいうなら、シャネルと言ってほしい。私はグッチは全く興味ないので!!??

エニアグラムのタイプ分け、やってみた ●干場

本日は(といっているうちに、昨日は、になってしまった)、東京国際ブックフェアで私の講演を聴きに来てくださった木村さんのお引き合わせで、エニアグラムを初めて日本に紹介し、エニアグラムの第一人者(「9つの性格」は大ベストセラー)と言われる鈴木秀子さん、そして、小宮さんといっしょにお食事。

そもそも木村さんに私のことを話したのが小宮さん、ということからのランチだったのですが、その小宮さん、ちょうど「発見力養成講座」の打ち合わせをしていたごく初期の頃、突然、「干場さん、タイプ7,ラテン系でしょう?」とおっしゃっいました。
Enneagramj1 「えっ、何?」というわけでおたずねすると、エニアグラムの9つのタイプのうちのタイプ7だったというわけです。

エニアグラムの名前はもちろん、しっていたけれど、自分のタイプは知らなかったので、さっそくやってみると……
たしかに、タイプ7だった。でも、それとほとんど同じ数でタイプ8も。少しだけタイプ3もあるかな。

なお、上の図の命名法には、別のバージョンもあって、タイプ7は、「楽天家」、タイプ8は「統率者」と命名しているものもあり、そのほうが合っている感じ。

ちなみに、勝間さんはタイプ3だと、いつだったかブログで告白していたっけ。こちらは、「達成者」。

では、自分のタイプ気になりますね。
いろいろなところで、いろいろな診断テストが公開されていますが、たとえば、

エニアグラムタイプ診断
国際コミュオン学会
(鈴木秀子先生はこちらで)

などがありますが、私は、↓こちらのほうが、いちばん、解説がていねいだし、当たっているように思えます。

エニアグラム無料診断

それと、今日は鈴木秀子先生から、臨死体験のお話も聞きました。こちらも、たとえばこんな本にすでにお書きになっています。それと、もっとすごいお話も聞きました。話すのが鈴木先生でなければ絶対に信じられないお話。その内容は……ごめんなさい、内緒にさせておいてください。

2009年7月27日 (月)

マイケル、アマゾン順位上昇の秘密 ●干場

この週末も終日仕事だったのに加え、twitter を研究中(って、ほとんどつぶやかないで、見てるだけじゃないかって? はい、そうなんですけど……)だったこともあって、ブログの更新が2日間、滞ってしまった。ごめんなさい。

時間がなかっただけでなく、twitter を見ていたせいで、おもいつく話題がみんな短くて、私的で、なんというか、ツイッター化してしまって、うまくかけなかった。

というのは、事実だけれど、理由になりませんね。勝間さんはじめ「プロ」は(なんのプロかって?)、詳しくはこちら、とか、ブログの方で考察し見てみました、とか、ブログにまとめ記事作りました、みたいに、ちゃんと両方書き分けている。

Photo と非常に長い言い訳になってしまったが、それというのも、そういうわけで、smoothさんが、なんと25日に、LIFE誌マイケル のことを記事にしてくださっていたのに、スミマセン、今気づいたから…(それで、アマゾン順位上がったのか!)。ありがとうございます!

本はまだできていないので、わたしのここでの紹介時期などを中心に、さすが、大の音楽(それもクラブで流すような音楽)通 だけあって、smoothさんのお好きな曲のyou  tubeもばっちり! 読み応え、いや、聴き応えあるエントリーとなっている。

発売は8月5日、早くでないかな〜。

2009年7月25日 (土)

LIFE誌マイケル・ジャクソン、いよいよアマゾンようやく予約受け付け開始! 発売は8月5日で決定!  ●干場

twitterのほうでは、いちはやくタニグチが投稿しておりますが、アマゾンの「LIFE誌 MICHAEL 」予約画面、ようやくアップされています!

それと、発売日も正式発表!
8月5日です。
これは、本家本元の「LEFE」誌より約2週間早い! むこうは18日だそうです。

2009年7月23日 (木)

LIFE誌 MICHAEL 日本版 BK1で書籍総合1位!&DISCO情報 ●干場

LIFE誌MICHAEL日本語版、原君が先ほど大日本印刷での出張校正から帰ってきて、無事校了。あとは、できあがるのを待つのみ(それにしても、アマゾンさんは何やってんでしょうね。BK1さんでも、現在、1Q84を抜き、書籍総合1位だというのに!)。

わたしも、校了紙を読みましたが、ほんとう、感動ものです。最初から読んで、最後のページのジャクソン5時代のマイケルの写真を見ると、胸が詰まります。
天才は普通の人のような幸福は得られないのですね。
逆に言えば、

幸福とは、普通の人のためのもの。

これは、われらが伊藤会長の言葉ですが、ほんと、普通の人であることを喜びましょう。そして、普通の人のために、天才たちがいてくれることをも……

721michael ところで、噂の特別付録ディスコグラフィですが、ちょっと誤解があったかもなので、書き加えておきますと、マイケルの日本でのCD・DVDなどの発売元は、オフィシャルには、CBSソニーですが、音楽業界というのは、ともかく権利関係が入り乱れていて、正確に、輸入盤を除き、現在日本で入手可能なものはこれだけとは言えない。
今回、大型しおりとして付録にしたのは、最近、紙ジャケット化され、再発売されたものの主要なものです。

収録曲名は、こちらのサイトで。ジャクソンズ時代はこちら

ただし、「ザ・ジャクソンズ」のCDは「初回限定生産」であるため、売り切れ次
第「入手不可能」になるそうです。楽天やTUTAYAなどで、予約を取っているので、『ザ・ジャクソンズ』時代のマイケルのファンの方はお早めに。

以上、特別付録しおり担当カワノからの伝言でした…。

2009年7月22日 (水)

朝日新聞に、「年収200万円からの貯金生活宣言」が! ●干場

昨日21日の朝日新聞のASAHI BOOK AVENUE の今月の一押し書店として、文教堂渋谷店さまが登場。そして、狩野雅文さんが、お薦めの一冊として、「年収200万円からの貯金生活宣言」を取り上げてくださっていました!

写真も大きく、ばっちりと! 狩野さま、ありがとうございます!
(「広告特集」とありますが、わたしたちも文教堂さんも広告代払っておりませんので!)

さらに、朝日新聞の読者会員クラブのようなASPARA CLUB(私も何かで登録したが、何も見ていないし、していない)会員のうちの3119人が選んだ、「これから読んでみたい本ランキング」にも、「貯金生活宣言」が! 

順に挙げると、

1位 死ぬという大仕事
2位 IN
3位 のぶカンタービレ!
4位 昭和史
5位 贖罪
6位 手塚治虫 知られざる天才の苦悩

7位 年収200万円からの貯金生活宣言
8位 かあちゃん
9位 江戸城を歩く/ビジュアル版
10位 アマルフィ 
 

なかなか、読書好きらしいセレクトですね! こんな中に入っていて、意外&うれしい。

「明けない夜はない」出版記念イベントの夜はなかなか明けそうになかった!? ●干場

Img_3901 20日の夜、こちらでもご案内した、マレさんの「明けない夜はない」の出版記念イベントに行ってきて、ご挨拶させていただいた。
私のスピーチはともかく、マレさんの口からあらためてうかがう、そもそもマレさんが、異色の牧師であり、ミュージシャン(ゴスペルアーティスト)となったいきさつは、ほんとうに感動もの!

いまから30年程前、無着成恭さん(「山びこ学校」で有名な教育者)が中学部の校長を務めることで有名だった明星学園を自主退学した高校生達が、はじめてのフリースクールを作ったというできごとがあり、マスコミでも盛んに取り上げられた。もちろん、多くが子ども達の味方で、彼らのフリースクールには、文化人達が競って手弁当で教壇に立ったそう。

そういわれてみれば、かすかに、そんなことをテレビか何かで聞いてことがあるような気がする。そして、その「運動」のリーダーがマレさんだった……(ことの顛末は、こちらを)

熱くて純粋な石井少年がその後、いかに大人達の世界に絶望し、その絶望の淵から、信仰を得ていくか? そのまさに、精神の旅の話を前には、なんだかんだといっても、のほほんと生きてきた私なんぞ、ひたすら頭を垂れるのみ……

Isbn9784887597228 そのマレさんと、マレさんのお母様、最愛の奥様、そして!! なんと小中高(のと中まで)いっしょだった杉田かおるさんからも、「今度の本は、本当にマレらしい」と言ってくださっているようで、編集担当オーヤマ共々、これほどうれしい言葉はない。

まさに、マレさんの魂が、読む人の魂にシャウトする本だ。

わたしは、サイン会の途中でひきあげてきたが、その後、夜更けまで、それこそ明けることなく、「希望」の夜は続いたようだ。

ところで、杉田かおる、子役の頃の賢くて品のある健気な雰囲気、あれは、作られた虚像だったかと、その後の様子をテレビや週刊誌を通じて思っていたが、当日、映し出された、ほとんどすっぴん普段着で、ビデオカメラをとおして、マレさんに語る杉田かおるさんは、子役の頃と同じ、とても賢そうでナチュラルに見えた。

いまも親交のあるマレさんによれば、それが本当の顔で、ちょっとおぞましいアラフォー女のキャラの方が、売るために作られたものだという。はたして、どちらが心の顔? って、まあ、どうでもいいことでした、すみません。

日本を訪れる外国人の若者達には、日本人ってどう見えてるんだろう? ●干場

7月新刊、まだご紹介していないもの、あります。

Photo_3 密かに進んでいた(?)小泉元総理の「観光立国」プロジェクト(ご存じの方、いらした? わたしは、高校のクラスメートがなんと、「観光庁」の「次官」(!)となっていたので知っており、内心応援しておりましたが)の成果か、
あるいは、リーマンショック前までの円安誘導策のおかげ(!)か、日本に観光におとずれる外国人の数、去年までは増えてたような気がしません?(ま、実際のところ、増えているのは、中国人なので、顔見ても分からないと思いますが)

だから、というわけではないけれど、その外国人に突撃インタビューしてできたのがこれ、「外国人が見たニッポン」! まさに、COOL JAPAN  な企画でしょ。

Photo_4 著者の岸周吾くんが、スケッチブックとサインペン片手に、街に立ち、見かけた外国人に、「WHAT  DO  YOU  WANT  TO  SAY  ABOUT  JAPANIESE  CULTURE?」と聞いて(ちょっとこわい詰問に聞こえなくはないが、みんな素直に意図を汲んで応えてくれている模様)、その答えをスケッチブックに書いてもらって、そのスケッチブックと一緒に、写真をパチリ、とやってできた本がこれ、というわけ。

Photo_5 なんと、350人の外国人に突撃インタビュー。
自分たちではわかりにくい日本の文化、日本人の誇りが、見えてきます!
これを読むと、あなたも、すれ違う外国人に、聞いてみたくなるはず。そして、きっと、応えてくれると思う。

ところで……、ここで質問です。この著者の岸君、いったい、どこの街で突撃インタビューしたのでしょうか?
上のページの右側の写真を見ただけで、営業部イイダは、見事言い当てました。
「あ、あそこだ!」と。

ヒント:イイダは現在、名古屋の担当です……

LIFE誌MICHAEL 日本語版特別付録の波紋!? ●干場

Photo_2 まだ、できてもいない(編集担当ハラとトランネット社の翻訳チーム以外誰も原稿を読んでいない)「LIFE誌   MICHAEL  日本語版」に対する熱いブログ記事を、社長室タナカが発見! @SEOUL BOOKS LOVERS ONLY     もっと幸せ追求ブログのtohさん、ありがとうございます!!

私自身がほしい!と言うただ一点で入れることになった「特別付録」、そんなによろこんでいただけるなんて……こちらこそ、感謝感激です。

でも、ただ、心配なことが…私の書き方が間違っていたのか、あんまり期待していただくより、あてにしなかったら、入っていて、何かラッキーぐらいな感じのほうがよいような(←いきなり弱気)……あの、アルバムの名前と写真とタイトルと年月の一覧はあるけれど、それぞれに収録の曲名までは……ちょっとスペースの問題で……掲載特設サイト、つくりましょうか? 
(業務連絡、編集のKKさん、可能ですか?)

ディスカヴァーTwitter サイトも始めてます! ●干場

右のバーにもありますように、ディスカヴァーのTwitterのサイト(って言っていいんですか?)も昨日の夜からオープンしています。
まだフォローしてくれている方は、ごくわずかなようですが、左にもありますように、ブログにしつこく書いたらうっと惜しいかも、と遠慮している、ディスカヴァーの本にまつわる日々のお知らせや社長室、編集部、営業部の一喜一憂を、社長室タニグチが中心となって、「つぶやき」ます。

今の話題は、マイケルジャクソン! セブン&ワイで、登録終了後にいきなりランクイン! いまは、9位です!! (アマゾンさん、何、もたもたしているの? 早く予約画面にしないと、みんな、セブン&ワイや楽天さんで予約しちゃうよ!)

さて、ツイッター、わたしが登録したのは、他版元の編集者というかプロデューサーみたいな業界の有名人!のyさんの勧めですが、ちょうど時を同じくして、勝間さんが始めたこともあり、いま、新規参入(!?)の方がどんどん増えて活況を帯びている模様。未体験の方は、左をクリックして、弊社をフォローしつつ、はじめてみて、くださいませ!

わたしがひとりでやっている「hoshibay」のほうも(いつまで続くか分かりませんが……)、よろしかったらどうぞ。

「4000万円損している若者達」著者森川教授インタビューの記事のはてブ 400超えてる! ●干場

hoshibayのツイッターの方でも書きましたが、衆議院解散に合わせて出した「35歳くらいまでの政治リテラシー講座 若者は、選挙に行かないせいで、4000万円も損してる?」の森川友義先生のインタビュー記事に、今見たら、はてブが413!

4000 そのおかげで、アマゾンも430位と、本書としては、急上昇中。
さんヤツながら、広告も出しましたし、木曜日にも朝日、読売にも出ますし、森川先生のところには、主要新聞社からの取材や取材依頼も入っているようで、期待大!

何の期待かと言えば、もちろん本が売れることなのですが、それは、森川先生と私の共通する願い、すなわち、これからの日本を担っていく若者たちの声の反映する政治、早く言えば、集めた税金の再配分の構成を変え、既得権者たちの癒着の構図を変えること、そのために、まずは、若い人たちに、権利を施行、すなわち、選挙に行ってほしい! 
そして、今度の選挙のあと、20代の若者の投票率が40%もなかったのに、80%に増えて、これまで最高だった50代を抜きました! というニュースを見る期待です!

まずは、ともかく選挙に行く、投票する、それがいかに大事かは、本書を読めば分かります。
そういう意味では、ランキングに入ってくれれば、それだけで、選挙に行こう!キャンペーンとなって、本望なのだけれど……。

ちなみに、若い人ってどのくらいまでか? ふうむ、ということで、「35歳くらいまでの」というゆるい表現のままタイトルにしちゃいました。35歳くらいなの