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2013年7月20日 (土)

あなたは、国民医療費数十兆円のうち、自分が毎年いくらを負担しているか、知っていますか? 医療費の重みで日本が沈没する前に……これは他人事ではない。●干場

173 東大医学部卒業後、ハーバードビジネススクールでMBA取得の異色のドクター、起業家、CSL研究所研究員その他いろいろの顔を持つ山本雄二さん(写真左から二番め)と、厚労省からマッキンゼーに出向と異色の官僚武内和久さん(右から二番目)による、日本の医療の現状と改革を記した、6月末新刊、

「僕らが元気で長く生きるのに、本当はそんなにお金はかからない 
  〜投資型医療が日本を救う」

174 本日発売の「週刊東洋経済」に、書評頂いてました!

このままでは、あと数十年で、日本は医療費とともに沈没します。
戦後の状況には最適解だった仕組みが、現状には合わなくなっているからです。出版など、他の分野と同じです。
でも、大きく異なるのは、今の制度の下では、
競争原理が働かないこと、みんな自分が直接お金を払うわけではないので(実際は、国民一人一人が負担しているわけですが。健康な人も病気の人の分を。若いひともお年寄りの分を)、
市場原理が働かないことです。

20130720 でも、そこに、競争原理とマネジメントを加えれば、そして、具体的には、トラブルシューティング型の医療から、投資型医療に変えていけば、
つまり、病気になる人が多くなるほど、お医者さんも儲かる仕組みではなく、病気にならなくすることで、儲かるように、仕組みを変えれば、
保険料も、消費税も上げなくても、
みんなが、長く元気に生きられます!

では、具体的にはどうやって??
というのは、本書をご覧下さいませ!!

なお、上の写真、右端の大型美女は、本書の企画編集&ライティングで、
元ディスカヴァー社員の佐竹麗(うらら)さんです!

【今後のイベントのご案内】======================

◆新宿セミナー@kinokuniya『経営戦略全史』刊行記念 三谷宏治講演会
~ 経営戦略を、人生に活かす。「ストラテジー・オブ・ライフ」 ~  

開催日:7月30日(火)19:00~20:45
会場:新宿・紀伊國屋ホール(紀伊國屋書店新宿本店4階)

◆第12回 Discover Book Bar ~ドリンク片手に本をたのしもう~

開催日:8月9日(金)19:00~20:00
ゲスト:内沼晋太郎さん
会場:ディスカヴァーセミナールーム

2013年7月12日 (金)

参院選前に読みたい4冊。この記事、書きながら、重大決定! ●干場

162 いよいよ参院選だ! にわかに政治づいている(?)ディスカヴァーから、3冊+1冊の緊急出版。

まずは、先週末発売の3冊。

一つは、すでにこちらで予告していた

憲法がヤバい


各書店の憲法書コーナーでも、まさに、優しくストレートに、自民党改正草案の根本的危険を説いた本として、話題だ。

自民党改正草案と現行憲法の最重要点の対比表と、
日本国憲法全文が付録について、1050円とは、かなりお得!

そして、こちらも評判。

日本国憲法はどう生まれたか?

GHQ側のメモと、日本側のメモをもとに、日本国憲法誕生までの緊迫の数十日に迫る。
といっても、実は、政治色はあまりなく、「英文解釈」のテキストとしてもつかえそうな原稿となっているのだが、それでも、その英文の裏側に見え隠れする、当時の政治的状況が見え隠れしているようす、それを読み解く様子が興味深い。

GHQの性急すぎる日本政府へのGHQ案の「おしつけ」は、当時の他の連合国(ロシア、中国、オーストラリアなど)からの介入を避け、米国が主導権を握るためのものだとわかる。そして、結果としてだが、それが日本にとっては幸いだったことも。

GHQ草案(英文)も付録に付いている。

そして、こちらも、みんな内心わかっていたけれど、はっきりしなかった点をストレートに突いた一冊。

なぜ少数派に政治が動かされるのか?  多数決民主主義の幻想

京大工学部物理工学卒業で、喫茶店のマスター、ラジオ DJ、コメディアン、大学講師、政策シンクタンクなど幅広い職業を経験という異色の元衆議院議員の著者が、ごくごく一部の声の大きい人や、既得権団体のロビー活動に、大衆が動かされ、あるいは無視され、政治が動かされている現状を、つぶさに明らかにする!

詳しい内容はこちらを!!

では、声ばかり大きい少数派の意見に惑わされないためにはどうすればいいのか?

169 というわけで、お勧めしたいのが、4番目にご紹介するこれ。
実は、いちばん選挙に使えるのに、どうしても間に合わなくて、ギリギリのギリギリ、20日発売となってしまった。

未来の選択 僕らの将来は、政策でどう変わる?



164 165 166 政治の主要争点を、その基礎知識から知り、

次に、自分は、それについてどんなふうに考えているのか?
これまで考えたことなどなかった人も
たった二つのテストで、自分のポジションがわかる。



167 168 では、自分に近いポジションをとる政党はどこか?
テレビなどでそれについて語る評論家や文化人は、そもそもどういうポジションか?

そして、最後に、ポジション別の意見をまとめると。...

という構成で、

①政治主導
②増税
③景気
④雇用
⑤原発
⑥憲法
⑦TPPと外交
⑧ボーダレス

の8つの争点について、一つ一つ見ていく。

163_2 これはぜひ、若いひとにこそ読んでもらいたい。政治なんて関係ないと、選挙にも行かず、声も上げず、しらけているうちに、年おいた少数派に、あなたたちの未来を決められてしまうんだから!!というわけで、U25サバイバルマニュアルシリーズの番外編として、徳に編集を担当してもらった。

期待以上のデキ。ただ、その分、遅くなってしまったわけだが。...

というわけで、これぞ、まさに、若いひとのサバイバルのための1冊だ!と、

これを書きながら熱くなった干場は、ただいま、決定!!


選挙に間に少しでも間に合ってほしい。


なら、電子書籍で、先行発売しよう!!

といっても、キンドルとかは、こちらがデータを送ってもアップされるのに、1週間ぐらいかかるので、自社サイトとkoboで行おう!

それも、期間限定の格安で!!

だって、ぜひぜひ、一人でも多くの人に、読んで、そして、選挙に臨んでもらいたいから!! それが、私達のためだから!

というわけで、いま、電子書籍担当のマツバラに指示。
著者の方々にもご了解いただいて、、、

16日(火)〜19日(金)を予定していますが、発売がはっきりしたら、お知らせします!!

乞うご期待!!

だいじょうぶか!?東京国際ブックフェア ●干場

BEA(Book Expo of America)のことを書いたついで、というわけではないが、先週、7月3日(水)〜6日(土)の、東京国際ブックフェアについてもご報告しておこう。

157_5 しばらくブースを出して、華となっていた(?)ディスカヴァーも実は、昨年から出展していないのだが、今年は、出展しない出版社がまた増えて、出版ブースより、IT・デジタルブース、クリエイターブース(個人ブース)などのゾーンのほうが広いようなありさまだった。しかも、一般の読者の方が集まるのは土日なんだけど、今年は、土曜日でおしまい。

実は、ブックフェアというのは、世界のさまざまな国の都市で行われている。
テヘランとかカイロなどでも。ただ、その中でも、実際に、版権売買が活発に行われているのは、フランクフルトとロンドン、ボローニャ、最近では北京ぐらいだ。

ただ、ロンドンは、英米圏の版権を他国の出版社が買いに来るのが中心。北京は、欧米や日本・韓国の出版社が中国の出版社に版権を売りに来るのが中心。ボローニャは、絵本だけだ。

というわけで、ブックフェアの目的は、大きく3つに分かれる。

1)版権売買(フランクフルト型)
2)国内の書店さん向けに出版社が新刊をアピール・受注(BEA(アメリカ)型)
3)読者サービス:出版社による著者サイン会・値引き販売・稀少本販売(サロン・ド・リーブル(パリ)型)

どの機能についても半端なのが、東京国際ブックフェアの現状だろう。

(個人的には、マンガ・アニメ・ゲームといっしょに、ジャパン・コンテンツ・エキスポとすべきだと思っている。)

154_3 155 ただ、東京国際ブックフェアが、その機能が曖昧になっているからと言って、上記の3つ の機能そのものが日本では衰退しているのかというと、そんなことはない。
2)の書店さんと出版社の関係については、商談会の場が別にあるし、1)の版権売りについては、中国、韓国、台湾の出版社は、個別に、各出版社を訪問している。
弊社も、中国と韓国から、最近とみに元気な出版社をお迎えした。

で、韓国の出版社の団体が、アジア10ヵ国の編集者を一堂に集めて、研修や交流を行い、コラボ企画が進むような会を計画中と聞いた。

実は、似たようなプログラムは、フランクフルトブックフェア事務局でも定期的に行っていて、そこに参加した編集者は、文字どおり、世界の(というか、欧米の)編集者とつながっていく。ただし、もちろん英語で行われるからか、日本人の編集者が参加しているという話は、あんまり聞かない。

フランクフルトはともかく、このままでは、出版の中心、すくなくともアジアの出版・文化の中心も、ソウルにいってしまいそう。それでいいのか!?

(なーんて偉そう言って、考えてみたら、私、書協の国際委員だった。おまえがやれと言われそう。。でも、そこは、業界の中では若輩者、新参者につき。。。。)


158_2 159_2 とまあ、このような中で、唯一、去年より活気づいている出版社ブースがあった。それは、絵本と児童書の共同ブース。昨年までの15社から35社に増えたという。
で、その増えた20社の中には、弊社も!

というわけで、初めての絵本出展!!

160_2 161_2 老舗の岩崎書店さん、福音館書店さんのように、読者の方が群がる、ということはなかったけれど、着実な手ごたえを得たとは、四日間、フルで詰めていた、担当ハヤシの弁。金曜日には、「いじわるアイザック』のそのだえりさん、「むらをすくったかえる」の絵の塚本やすしさんによる読み聞かせイベントもあって、サイン本は忽ち売れたとのこと。

最後の撤収作業を御自ら手伝って、アピールする(誰に?)干場であった。。。!

2013年7月 3日 (水)

そこに恋は生まれるか? NYで書店と日本男子の明日を占う? ●干場

130 いまごろになって、ではあるが、ニューヨークでのことを少し書きたい。
フェイスブックをフォローして下さっている方は、ご覧頂いていたかもしれない。
先月末にニューヨークにいってきた。3年ぶり。
BEA(Book Expo of America)のついでに(?)、NY支社での私名義の銀行カードつくりに。

139  BEAと137いうのは、フランクフルト国際ブックフェアやロンドンブックフェアなどと同様の版権売買の場だが、東京国際ブックフェアと似たレベル。つまり、ドメスティック。
国際という名をつけていないだけあって(東京のには、ついてはいるが。。。)、基本は、アメリカの出版社がアメリカの全国の書店さん向けに、新刊などの発表をする場。
(エージェントセンターでは、版権売買の交渉もそれなりに活発に行われているのは、やっぱり東京よりはずっと「国際的」だが。。。)
それと、読者サービスの場でもあって、有名な作家さん(小説。おもに女性向け)が随所で、各出版社のブースでサイン会を行う。その周辺は長蛇の列だ。

なので、3年前に一度行ったあとは、行かなかったのけれど、今回行った主たる目的は、前回とは違う。
版権を買うのではなくて、売りに。
マンガと村上春樹のような超大物作家以外、日本の本の版権など、ほとんど買わない英米出版社に(東野圭吾だって、ついこの間、はじめてアメリカで翻訳された。たちまち話題になって138いるようだけれど)、ディスカヴァーの本を売り込もうというわけだ。

弊社アメリカ人スタッフのリーナが、十数社のアポをいれてくれてあった(写真は、そのリーナと藤田出版部長)。

結果はまだこれからだけれど、おもいのほか、悪くない。へえ、、そういうものが! という驚き、発見、収穫もあった。

(え? どういうものが? というのは、えへへ、、すみません。企業秘密です。なんちゃって。)

それはともかく、今回気づいたこと、2つ。いや3つ。

だいじょうぶか? Barn's & Noble

133 一つ131は、132アメリカでは、リアル書店の、書籍の売上げに対するシェアが落ちている、というのは、データ上もしっていたが、たしかにそうだった、ということ。
もともと、アメリカは、国土が広いので、リアル書店の書籍の全売上げに対する割合は低く、全体の25%ぐらいだったのが(そのほかは、ブッククラブによる定期購読とか通販とか。その土壌の中でアマゾンは生まれた)、昨年は、19%台ににおちこんだとのこと。
電子書籍のせいではない。統計によると、紙の本の売上げ自体は、実は、伸びている。ただ、リアル書店ではなく、アマゾンで紙の本を買う人が増えたということだ。

ボーダーズがつぶれたのは、2年くらい前のことだけれど、経営難が噂されているアメリカ1の書店(当人たちは、世界一と言っているけれど)チェーンのバーンズアンドノーブルの一つのお店に行ったときは、背筋が凍る思いをした。

棚が倉庫のように、スカスカ。教科書を中心に中古品コーナーもあるのだけれど、一般ビジネス書の棚も同じく。
ただ、これはお店の奥まったあたりで、入ってすぐのあたりはこれほどでもない。
上の方の棚が空いているのは同じだけど。

キーワードは、恋が生まれそうかどうか!?

149 150 151 でも、そのことをさっそくフェイスブックに載せたら、相変わらず流行っている店もあります、と誰かが教えてくれて、昔からの主要店、ユニオンスクエアの店に行ったら、はい、確かに「健在」だった!

古いビルを丸ごとつかっての店は、5メートル以上はある高い天井からつり下げれたアンティークなペンダント照明、建物自体の風格も相まって、日本にはない素敵な空間。

ここなら、ここなら、恋も生まれそう。

136 あと、135134148立系の書店ががんばっているのも特徴で、ユニオンスクエア近くの以前も行った中古が中心のSTRANDは、相変わらずの盛況。

特に、2階では、TASCHENの豪華アート本が、だいたい5000円前後で買える。買いたいけれど、重いのであきらめる。いつものことながら。

   今回、初めておとずれたのは、地元の方お勧めの人気の独立系書店、ソーホーのマクナリー・ジャクソン・ブックストア。入るとたちまち、併設のカフェからエスプレッソのいい香り。

小さな店だが、なんというか、落ち着く。こここそ、絶対、恋が生まれる!

昔、YOU GAT A MAIL というトム・ハンクスとメグ・ライアンの映画があって、それは、146147ム・ハンクス率いるバーンズアンドノーブルをモデルにしたような大型書店チェーンが、目の前に進出してきて、メグ・ライアンの経営する独立系の小さな書店が閉店の危機に陥る、というような中での、二人のラブコメディだったのだけれど、

その映画が製作されたのは、1998年と、たった十数年前のことなんだけれど、なんとなく、時代は、逆に向かっているような気にさせられる(つまり、独立系の書店のほうが元気がいい)、素敵な空間だった。

いま、「恋が生まれる」と何度も書いたけれど、アマゾンで本を買うこととリアル書店で本を買うことの違いを考えるとき、やっぱり、リアル書店は、リアル書店ならではの空間の力、それを最大限に活かした、知的エンターテイメント、知的リラクゼーション、知的な出会いの場であることが重要。

そこで得られる出会いは、本との出会いであると同時に、人との出会いも。


  ゴール144140ンウィークに開店した梅田北グランフロントの紀伊國屋さんにも、ちょっとそれを感じたけれど、五番街からタイムズスクエア近くに2年ほど前に移転したKINOKUNIYAにも、それはあった!

1階は、142英語143の本が中心の普通の本屋さん。地下が日本の本と日本の雑貨。2階が、マンガやアメコミ、DVDやカフェ。白木の明るい空間で、やっぱりここも、恋が生まれそう!


日本はやっぱり監視社会!?
 

ところで、アメリカ人のリーナは、サンフランシスコ出身の日本好きとはいえ、やっぱり自国に帰って、文字どおり、水を得た魚。どこがいちばん嬉しいか、と聞いたら、「視線を感じないですむこと」と。
確かに。..金髪、青い目の典型的白人の彼女は、やっぱり東京では目立つ。それでも、今すんでいる中央線沿線には、白人も珍しくなくなったせいかそうでもないけれど、最初に住んだ、どこだったかの沿線には、白人居住者はほとんどおらず、いつもじろじろ見られて、いやだった、とのこと。

それがニューヨークでは、もちろん、誰も見ないので、気が休まると。

でも、、、アメリカの田舎は知らないけれど、少なくとも、文字どおり人種のるつぼのニューヨークでは、視線を感じないのは、アメリカ人だけではない。わたしだってそう。

誰も見ない。だいたい、白人は半分ぐらいで、それも、いろいろな国出身の白人で、アフリカ系、インド系、南米系、インディアン系、東洋系、イスラム系。。。。いろんな人がいろんな恰好をして歩いている。

ここで誰かの視線を浴びるには、よっぽどちんけな恰好をするか、よっぽど美人かイケメンでないと、無理。

でも、いかに視線を感じないでいるのが気が楽か、実感したのは、東京に帰ってから。

それまでは、気づかなかったのだけれど、地下鉄の中で、いかに、私達がお互いに監視し合っているかを実感。ちょっと変な動きしたり、視線をどこかに向けたりすると、必ず、誰かが、ちらりと見る。

以前は、あーー、20代の頃とちがって、だれもちらちら見なくなったわ、なんて思ってたけど、そんなことはない、ちゃんとちらちら見られてる。ただ、20代の頃と違って(?)、若い男性の好意的な視線ではない。監視の目だ。

本当に、日本は監視社会だと感じた。これじゃあ、周りにどう思われるか、そのことばかり気にするちっこい人間ばかりが育つわ、と、なんだか、ニューヨークが恋しくなった。

やっぱりレディファーストは快感! 私も、ガイジンにしたい!

人のことを見ていない、といっても、ドアの前に立てば、必ず、後ろの男性が開けてくれる、レディファーストの国であることは変わらない。

やっぱりこれは嬉しい。

部下のスタッフは、そりゃあ、あけてくれるけれど、それ以外に、見ず知らずの男性にそうしてもらうことって、若い頃はあったのかもしれないけれど、いまは、ない!!
人が開けるのを「お行儀よく」並んで後ろで待っているだけである!

だから、日本の男はダメなのよ!とぼやいてみたあと、はたと気がつく。

そもそも、開けてもらうようなドアがない? 考えて見たら、自動ドアだらけの日本。
世界の自動ドアの3分の1だか4分の1だかが、この狭い日本の中にあると、きいたことがあるけれど、確かに自動ドアだらけで、重いドアを背後の上から押してもらう必要がない。

これは、ドアを押して上げなくてすむようにという男性の陰謀ではないかと思われるくらい自動ドアだらけなのだ!

それでもね、たまにはあるわけで、そういうとき、相手が若い女の子だからと、相手を選んで親切しようと思っても、なかなか自然に振る舞えないものだから、普段から、オバサンにも、ちゃんと親切するのよ、ドアを開けるとか、荷物を荷だなにあげてあげるとか

(そういえば、外国籍の飛行機に乗って、隣が白人男性だったりすると、かならず、荷物を座席上のボックスに入れるのを手伝ってくれるけれど、最近は、JALやANAで、いつも隣は日本人男性なので、わたしが入れるのをお行儀よく待っていることはあっても、手伝ってもらった試しはない。まあ、美人の人はいつも手伝ってもらっているのかもしれないけれど、フツーのオバサンのわたしには、そういうことはないのだ! だから、日本男子はもてないのよ!)

と、社員に説教するわたしである。

だって、いくらこれからも続く書店のキーワードが「恋が生まれる空間」だとしても、そもそも、ドアも開けない、声もかけられない、草食系どころか、絶食系男子ばかりでは、恋も少子化も書店も出版社も、明日がないじゃないか!? 

_1_image_230_31119 152 そういえば、「もうガイジンにしました!」の著者のmisakoさん(写真左)とそのダーリンとグリニッジヴィレッジ近くのベトナム料理店でお食事。
わたしも、次に結婚するときは(?)、いや、恋愛でもいいかな(??)、
ガイジンにしたい!

2013年7月 1日 (月)

「憲法がヤバい」! 参院選の前に読んでおこう! ●干場

129 できたーーーー!
「リフレはヤバい」に続く、警告の書、

「憲法がヤバい」

何がヤバいって、
そもそも国家権力を縛るためのものである憲法が
自民党の改正草案では、
国民を縛るものになっているとしか読み取れないから。

24歳で最年少裁判官となった(当時)のち、弁護士に転身した著者は、
決して特定のイデオロギーの人ではありません。
ただ、ロジカルに読み解くと、このように判断せざるを得ない、
と、警鐘を鳴らします。
もちろん、どう考えるかは、読者によって異なるでしょう。
だからこその本書です。

ものすごーくわかりやすい。


日本国憲法の全文も付録として巻末についています(これで、1050円!)

9条改正問題に気を取られ、96条(憲法改正の方法)改正を安易に決められてしまう前に、一人ひとりが、憲法について、その「本質」から考えるきっかけとなれば幸いです。

書店店頭は、6日(土曜)から順次。
アマゾンでは、すでに予約開始しています。

参院選の前に、ぜひ、お読みください!!
(本書が、憲法第21条の改正で、発禁になる前に!??ww)

2013年5月22日 (水)

大人の女性のための〈ワンランク上の〉ライフスタイルシリーズ 「ルールズ」ひっそりと始めています。 ●干場

ひっそりと(?)新シリーズ、始めました。
大人の女性のためのライフスタイルシリーズ  ルールズ」です。
4月には、お嬢さまシリーズでおなじみの加藤ゑみ子先生による

最上114級のライフスタイル 〜美しい非日常と装いのルール

そして、この5月が、日本では数少ないエグゼクティブのためのイメージコンサルタント、大森ひとみさんによる、

ビジネスファッションルール 〜武器としての服装術

109 108 腰高の帯をとると、ご覧の通り、まるで洋書! マークも素敵でしょ!? 
さらに、表紙を開ければ、見返しも美しい大胆なストライプ。
ブックデザインは、アルビレオ。
鈴木成一さんに加藤先生のお嬢さまシリーズをお願いしていたとき、うちの担当だった草苅さんが、
独立してつくった女子(それも多くがママ)だけのデザイン事務所です。
丹念な本作りには、鈴木成一さんのDNAが生きています!

**最上級のライフスタイル 〜美しい非日常と装い〜

115 で、肝心の内容ですが、「最上級のライフスタイル」のほうは、こちらもお嬢さまシリーズの時以来のスピリッツを汲む、美しい生活行為がテーマ。その生活行為に必然的に伴う美しいモノ、場面。
そして、美しい行為、すなわち、ふるまいとしてのマナーをご紹介。
そのとき、何を着ていくの? 持っていくの? の疑問に答える装いのルールも!

116 実は、加藤先生には、この数年間、「無駄なく、豊かに、美しく生きる30のこと」とか「上質生活」とか、要するに、失われた20年、いや30年にふさわしく、お金をつかわずいかに美しく心豊かに生きるか』みたいな本をお書きいただいていたのですが、そして、それは、他の節約本とは一線を画す人気の良書なのですが、帯にも書きましたように、わたしも先生も、

そろそろ節約に飽きてきた。
効率や合理主義に息苦しくなってきた。

美しさイコール高価、というわけでないけれど、ホンモノの美しさを実現するためにはどうしても予算がかさんでしまうことがある、それを高いからといってご紹介するのを避けてばかりでは欲求不満で、、、、。

というわけで、本書が生まれました。
もちろん、最高級ではなく最上級、いわゆる贅沢な、つまり、成金なライフスタイルを紹介するものではないので、一見普通ですが、よく見ると、

117 シャトーホテルでの滞在型の旅行とか、
ソワレとタキシードで参加するディナーのあるクルーズの旅とか、
イタリアのテルメ(温泉)での滞在とか、
子どもの家庭教師まで呼び寄せちゃう別荘ライフとか、
オークション(ヤフーオークションとかではありませんので念のため!ハンマーがなる、クリスティーズとかサザビーズなんかのあのオークションです!)での振る舞い方とか。

サブタイトルにもヒントがあるように、こうした非日常の場をいかに日常のようにゆったりと楽しむか。
非日常の美しい場面で磨かれる美しい振る舞いを日常の中でも自分のものとしているからこそ、非日常の場を日常と同じように美しさを保ったままくつろげるわけ、ということ、要するに、場馴れ、ということでしょうか。

第2部は、装いについてで、もちろん、お帽子と手袋のこととかドレスコードのこととか、宝飾のこととか、しっかり出ていて、いざというときのハンディブックとしても役立ちますが、お洒落にはくわしいのを自認するわたしも、これは!とメモしたのが、18世紀フランス、貴族社会の絶頂期の装い(要するに、マリー・アントワネットとかポンパドール夫人)から学ぶ、女性のからだのパーツを美しく見せる原則。

1 腕を細く長く見せる
2 ウェストを限りなく細く見せる
3 脚を長く見せる
4 胸元を美しく見せる

ポイントは、「見せる」というところで、ほんとうにどれだけ細いか、長いかではなくて、そのように「見える」ように、洋服のデザインを工夫する、そういう服を選ぶ、ということです。

そのほか、内容は、こちら、もくじをご覧ください。

**ビジネスファッションルール 〜武器としての服装術〜

110 お洒落と言えば、ファンションの本も出しました。ま、正確に言えば、ファッションではなく、「服装術」です。

いま、イラストや写真を添えたファンション、お洒落に関する単行本が流行っていますが、本書がそれらの類書と大きく異なるのは、服装を単なるファッションではなく、戦略だととらえていること。

ビジネスの場で、服装は、単なるファッションではなく、戦略です。成功のためのツールです。

いやあ、そんなの、つまんない、という方は、ファッション誌を見てください。
本書では、「ファッション誌が決して教えてくれないルール」を72個、カラーのイラストや写真とちにご紹介しています。

さらに、本書が類書と大きく違うのは、類書の多くが、実は、お堅いビジネス現場(金融とかコンサルとか)や一般企業(メーカーとか)には勤めたことのないスタイリストとかタレントとか雑誌編集者によって書かれていたり編集されていたりするところ、
  本書の著者大森ひとみさんは、日本では(世界でも)数少ない国際イメージコンサルタントだということです。大手企業数百社やトップブランドショップのブランディング研修のほか、国会議員、医師、弁護士、経営者をイメージコンサルティングのクライアントにもってらっしゃいます。
(そして、いつお会いしても、アルマーニでぴしっと、でも女性らしく決めてらっしゃいます。まあ、それがお似合いの美しくスタイルのよい方だから、とひがみつつ!)

なので、服装をそれまでのいかにも平社員といったラフなものから、管理職っぽいスーツやブレザーに替えただけで、トップに認められるようになった女性の話など、じつにリアル。
本当に役に立ちます。

実際問題、普通のビジネス現場の第一線で働いているわけではない、いわゆるファッション業界の人のつくる『オフィスファッションページ』をみて、これ、違うんだけど。.と思っていた人も多いはず。

襟の形、インナーの色、柄、スカートの形、丈など、細かくルールが書いてありますので、まずは、基本を押さえて、そのあと、応用に向かえます。

詳しい内容は、こちらから、もくじをご覧ください。

ところで、本書には、○な服装と並の服装の対比のイラストならびに解説など、出てくるのですが、ビジネスにはふさわしくないと烙印を押されたアイテム、今日も、私、身につけています。

シルク111ニットの膝上5センチ、ノースリーブワンピに、ノーヒールのカットワークのシューズ。
羽織っているのは、革のジャケットだし。
革の膝上10センチぐらいのタイトスカートもお気に入りだし。..
冬には、かならずブーツだったし。それもニーハイブーツ(膝上まで来るタイプ)だったりするし。。。
こういうの、もちろん、バツ。

今日は、お客さまとお会いする予定がないからなのだけれど、40代の頃は、もっと年をとって、さらにトップになれば、好きな格好ができるだろうと思っていたけれど、そうでもないようで。。。。

本文の112113には、お手本とお手本にはならない例として、ライス元国務長官と、米国VOGUE編集長で、世界のファッション女王のアナ・ウィンターの写真も載せておりまして、ふたりともわたしのファッション・アイコンなのですが、もちろん、ビジネスウーマンがお手本にするべきはライス元国務長官、お手本にしてはいけないのはアナ様なのですが、出版社なんだから、私の場合はいいなあ、と思いつつも、センスと予算がまったく追いつかないでいるのであります。

ともあれ、ありそうでなかったビジネスウーマンのためのファッションルール。
いつもこのとおりではなくても、いざというとき、服装で失敗しないために、服装で迷わないために、それになんてったって、美しい本ですので、ぜひぜひ、お手元にどうぞ

2013年5月17日 (金)

予想以上にヒット中!『経営戦略全史』は、こうして生まれた!! ●干場

105_2 先回の記事で、次に書くと言っておきながら、そのままになってしまっていた『経営戦略全史』。
予想を上回る売れ行きである。

なにしろ、432ページ。2800円(+消費税)。
まず、価格の点で、そんなにいかないだろうな、と、営業会議で最初につけられた初版の数は、弊社では異例の〈少なさの)6000部。オンライン書店等も含めて、7000部からのスタートだったが、それが、発売3週間で、3刷20000部!
この手の本としては、かなりいい。
50冊納品して、2,3日で完売、という大型店も少なくない。
アマゾンは、最初からランキング入り。今は少しおちついてしまったが、3週間近く30位〜60位ぐらいをうろうろしていた。さらに、東京都心のビジネス書に強い書店だけではない。通常は、女性に強いとされるファッションビルの中にある店でも売れている。

***

その理由のひとつは、

テイラー(科学的管理の父)、フォード(言うまでもなく、大量生産を始めた)、メイヨー(人間関係論の始祖)から始まって、アンゾフ(経営戦略の真の父)、ドラッカー(マネジメントの伝道師)、バウアー(マッキンゼーの構築者)、アンドルーズ(SWOT分析を広めた)、コトラー(マーケティング界のドラッカー)、ヘンダーソン(ボスコンの創業者)、ポーター(5力分析・バリューチェーン)、ピーターズ(エクセレント・カンパニー)、センゲ(学習する組織)、、、、そして、クリステンセン(イノベーション)、ベゾス(アマゾン創業者)、シュミット(グーグル)等々、

この100年の経営戦略論の流れが書かれたこんな本、これまでになかった!こと。

そして、それを可能にした著者三谷宏治さんの驚くべき知識量と洞察力、そして、筆力だ
三谷さんが、ダイヤモンドオンラインの連載の中で自らお書きになっているように、いま、これだけのものをこんなふうに、お書きになれる人は、三谷さんしかいない!!

106_2 こんなふうに書けるとはどんなふうにか? といったら、帯にも書いてあるように、そして、アマゾンなどの書評にもあるように、「一気読み」。400ページ以上なのに、一気読みできちゃう。
さまざまな経営戦略が、その時代背景と、その流れの必然の中で、そして、その発案者たちの事情と個性と才能とあいまって、いかに生まれてきたか、まるで活劇を読むように、エキサイティングだ。

だからこそ、ひとつひとつが腑に落ちる。普通の教科書のように、ええーーと、アンゾフというのは、新規と既存の事業と市場のマトリックスをつくった人で、その内容は、、、などと覚えるのではなく、戦略の技法そのものが使えるようになる、ような気がする。

これまで、さまざまなビジネス書で読んで、点として存在してた知識がつながる。点が繋がり、面になる。さらには立体になる。という感じだ。

それは、三谷さん曰く、経営戦略の歴史とは、60年代に始まったポジショニング派と80年代以降優勢になっているケイパビリティ派(組織・ヒト・プロセスなど)との戦いであると。
そういう確固たる文脈があるから、わかりやすい!!

そう、そうなんです!! こういう本が欲しかった! 読みたかった!

***

そして、もうひとつは、

巨匠祖父江慎さんの愛弟子、吉岡秀典さんによる斬新なブックデザインだ。
このテーマのこれだけの大作、ふつうだったら、格調高く、いかにも頭よさげに、ハードカバーで、マットPPの白地に、スミの箔とかバーコ印刷のタイトルで、としたくなるのが普通だろうけれど、そこはあえて、「ロック経営書』にしたかった。

若い人から団塊の世代まで、この感覚のわかる人にこそ、手にしてほしいと思ったから。というか、わたしは、そういう本が欲しかったから!
と同時に、三谷さんを見て、そう思ったからでもある。というのも、三谷さん、もとBCGで、いまはK.I.T.虎ノ門大学院の教授らしく、いつもスーツでびしっと決めていると思われるかもしれないが、ひょっとしたら、そういうスタイルもなさるのかもしれないが、少なくとも私達の前に現れる三谷さんは、いつもライダースタイル。それも赤。実際、バイクで移動なさっているからなのだけれど。..

そういう三谷さんには、旧来のコンサバな本作りは向いていないんじゃないかと思った。というか、それも含めて、本書の執筆を三谷さんにお願いしたとも言える。

で、その「ロックな経営書』といえば、星海社新書をてがける吉岡さんだ! というわけで、星海社新書の柿内さんにご紹介いただいて、吉岡さんにお願いした。柿内さん、ありがとうございました!

アマゾンのレビューを見ると、本文のノンブルの位置とか、柱(本文の上の方に小さく書かれている章タイトルの部分)が用紙の端ぎりぎりだとかで、「これは、反則だ!」とか「素人だ!」とかいう声もなきにしもあらずだが、それも織り込み済み。わざとである。あえて、本作りの常識を、読みやすさぎりぎりのところで、崩している。

実は、吉岡さんからは、もっともっともっと提案があった。いま、長崎訓子さんのイラストを交えた、各章毎の巨人たちの架空の会話の部分は、コマ割した本格(?)マンガにしたいということだったし、400ページ毎ページに、手描きの図版を入れたい、というのもあったし、本文中の文字に大小をつける部分ももっともっと多くて、、と。

ロックな経営書、ということで、ロックな吉岡さんにとっても、結構プレッシャーなお題だったようだ。
全部実現できるものならしたいものだったが、いまでも通常の倍ぐらいかかっている制作単価(ページあたり)がとんでもない金額になってしまって、2800円どころか、4000円ぐらいをつけないと、赤字。でも、さすがに4000円では売れないし。..ということで、現在の形に落ち着いた。

それでも、一見普通に見えるカバーも、あえてラシャ紙に、白いインクを二度塗りしているとか、プロにはわかるきわめて凝った作りである。そこに、抜きで細い英語タイトル。いやあーーー印刷所さん泣かせでした。

印刷所は、凸版。ちなみに、本文は、祖父江慎さんのために結成(?)されるという特別チームに組んでいただいた(いうまでもなく、ふつうより高い)。

107_2 というわけで、編集(写真や図版集めたり、つくったり、著者の三谷さんと一緒に念入りな何度もの校正したり、デザインや制作の進行管理したり、索引つくったり←そう、索引が、これまた、役に立つ!!)作業も、当初の予想を超える煩雑かつ綿密なたいへんなものとなってしまい、期間も4ヵ月近くに及んでしまったが、もちろん、これはわたしが行ったわけではない。編集部ハラの、「ルーブル」につぐ(?)大プロジェクトとなったようだ。

で、発行も、当初より3か月遅れとなってしまって、それでも、売れるのかどうか心配だったのだけれど。...胸をなで下ろすと同時に、まだまだ、紙の本の力は捨てたモンじゃない、と自信を持ってしまっている私達である。

***

とまあ、結構たくさん書いてきたが、実は、そもそも、三谷さんとわたしのなれそめ(!?)から、企画が生まれる瞬間と、その制作の裏話を、当の三谷さんが、ご本人のこちらのブログと、前述のダイヤモンドオンラインのこちらの記事に、いきいきと、書いてくださってる。
ブログでの「おそらくは私の執筆人生最大の作品が、もうすぐ刊行されようとしています。」の始まりには、襟を正す思い。って、今さらですが。..

ダイヤモンド・オンラインの記事でも、なんか、すごく褒めてもらっている感じ。でも、わたし、この文中にあるよりずっと丁寧で上品な(!)言葉遣いしてたはずですけど! と、三谷さんにフェイスブックでコメント差し上げたら、「少々、話をもったかな」と!

なお、書店での展開の様子は、こちら、三谷さんのフェイスブックページに、多数掲載されているが、まだ、ご注文いただいていなかったり、納品が十分に間に合っていない書店さんも、全国には多いかと思う。
そんなときは、書店さんに、店頭に置くようにご注文くださいませ!

めざせ! 10万部!!

2013年5月 2日 (木)

いま、大阪梅田が熱い! グランフロント大阪オープンに行ってみた! ●干場

先週末、奈良と大阪に出張に行ってきました。
9192 奈良では、大和郡山の貴久屋さん、ラックス橿原店(薬師寺や唐招提寺の近く)さん、啓林堂西大寺店さんと、われらが新人エースの蛯原自慢の、というか、とてもよくして下さっている書店様を拝見し、ご挨拶。
あまりに多くの場所でのたくさんのご展開に、ご紹介しきれません。。
肝心の実売ですが、こちらも何割かアップとのことで、ほっ。

翌日は、今回の出張の主たる目的地であった、紀伊國屋書店グランフロント大阪店のオープンに、大阪担当佐藤リーダーとともに。グランフロント大阪というのは、その日、つまり4月26日オープンの、梅田北再開発地域に最初に完成したショッピングビル。このあと、マンション、大学、公園と、午後から出席した紀伊國屋さんのパーティでご挨拶された阪急電鉄の社長さん曰く、「将来は、セントラルパークのように」。
(パーティには、多くの顔見知りの版元社長など数百名が集まっておられ、さながら業界の人が東京からみんな大阪に移動しちゃった感じでした!?)

102 101 そのショッピングビルの南館6階の1000坪ほどのワンフロアーをしめる紀伊國屋グランフロント大阪店は、梅田駅を挟んで反対側にある、紀伊國屋新宿本店と並ぶ旗艦店である、梅田本店より若干狭いそうですが、驚くのは、その通路の広さ。そして、ちょっぴり違う棚づくり(ジャンルわけ)。

99100 ゆったりとくつろいで、思いがけない本との出会いを楽しむ場、とでもいうのでしょうか。
この1年、新宿本店、新宿南店さんなどの改装でもテーマとなった、知的エンターテイメント空間としての書店づくりのコンセプトが隅々にまで活かされている、という印象でした(写真の白髪の紳士が、高井社長)。

それにしても、大阪梅田は、書店さんの激戦区。わたし自身、朝一番、ここを訪れたあと、紀伊國屋梅田本店、ブックスキオスク・ブックスタジオ、ブックファースト梅田店・梅田駅構内店、丸善ジュンク堂梅田店、ジュンク堂ヒルトンプラザ店、三省堂ルクア大阪店と、梅田に密集する書店さん数軒を、こっそり(?)視察(ただし、ブックスタジオの小山さまからは、今後の出版計画にかなりヒントになるお話を伺えました!)。

97 大丈夫かな、と、ちょっと心配になりつつも、どこも、村上春樹と東野圭吾の新刊、本屋大賞の「海賊と呼ばれた男」で、大いに活気づいておりました。フィクションもできればやりたいな、とふと思いつつ(でも、ジュンク堂ヒルトンプラザ店さんでは、1位が村上春樹の新刊となる総合ランキングで、9位「あした死ぬかもよ」10位「できる人の仕事のしかた」と、大健闘)。

ふたたび、それにしても。。。この10年ぐらいの大阪・梅田近辺の、再開発地域の垢抜けぶりはすごい。街が丸ノ内っぽいと、街ゆく人も違ってくるのか、以前は、かならず、新大阪から大阪に至るあたりで目にした(そして、目にするのを楽しみにしていた)、たとえば、黄色に緑に、紫にヒョウ柄のファッションのオバチャンをめっきり見かけなくなりました。ちょっとさびしい。

そうそう、紀伊國屋グランフロント大阪店では、急遽、東京の数店で先行販売となっていた話題の大作、「経営戦略全史」を、置いていただくこととなり、2日後、グランフロント大阪全体の訪問者数が100万人を超えた日には、さっそく飛ぶように売れ(400ページ強 2800円の本なのに!!)。。。楽しみなお店がまた増えました!!

で、この「経営戦略全史」についてですが、これがすごい! この記事を書いているいま、次の入荷が1週間後となってしまっているにもかかわらず、アマゾン20位!

これについては、次のページでご紹介いたしましょう!

2013年3月28日 (木)

近くのコンビニになかった!とご迷惑おかけしました。マジビジPRO超図解シリーズ、最新刊2冊! ●干場

77 昨年の12月17日のブログで、「コンビニで見つけたモン勝ち」としてご紹介した2冊のビジネスムック、マジビジ超図解シリーズの2冊の書店さん用バージョンが、いよいよ発売になりました!
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あの20万部超ベストセラー、アマゾンビジネスジャンル年間一位となった泉正人さんの「仕組み仕事術」の最新改訂図解版、

「超図解 「仕組み」仕事術』と『超図解 全思考法カタログ』!

 

これまでのシリーズと同様、コンビニ用よりちょっとだけ高いのは、コンビニ版が先方のご意向もあって、中とじだったのに対し、書店用は、平とじ、カバー付き。それと、巻末に、オリジナルのワークシートがついています!

78 詳しい内容は、上記ブログをお読みいただくとして、これで6冊になった、マジビジ超図解シリーズ。
春からのビジネスシーズンのプレゼントにもいい!

2013年3月26日 (火)

話し上手より話し下手のほうが、実は上手に伝えられる!?? ●干場

_1_image_230_3114 すごいお役立ち本があるのに、ご紹介がすっかり遅くなってしまっていた。
日本では数少ないメディアトレーニングのプロが教える一般人の話し方、SNSなどでの発信の仕方。もちろん、広報部のメディア対応にも。

というわけで、

誤解されない話し方 炎上しない答え方

もう数年前のことになるが、トヨタがブレーキの問題で、記者会見をせざるを得なくなったときがあって、そのとき対応した技術系の責任者の対応がよくなくって、バッシングを受けたことがあった。その後の豊田社長の対応も、決してうまいとはいえなかった。

そのとき、冷静になった人々が(わたしも含め)思ったのは、
「こんな世界中に放映されるような大事な会見だったら、チャンとしたプロの指導を受けているはずなのに、どう見ても、受けたとは思えない。
アメリカだったら、徹底したメディアトレーニング、ロールプレイを、多くの専門家を前におこなってから、大事な会見に臨むのがふつうなのに、もはや世界有数のグローバル企業となったトヨタが、それをやっているとは思えない。
数十年前の名古屋のローカル企業のまんまじゃないか」
といったことだろう。
日本では、これ以外にも、不祥事を起こした企業の責任者が、その会見の対応の悪さで、ますます評判を落とすことがすくなくない。

クリントン元大統領が、例の不祥事で、記者会見を行うことになったときは、それこそ、大プロジェクトチームが組まれて、徹底的な何度にも渡るロールプレイに、モニターによる印象テストなどを重ね、(これ以上、評判を落とさないために)万全の準備をもって、臨んだというF、日本の企業に、そういう習慣が根付いているとは思えない。

***

かく言うわたしも、実は、著者の山口明雄さんのメディアトレーニングを1度ならぬ2度受けたことがある。
2度目は、いわば、追試だ。
山口さんが記者役になって、ちょっと意地悪な質問を、巧みにする。
すると、その前に、講義で、

「状況説明はなしに」
「ネガティブな表現を使わない」

などと、さんざん言われていたにもかかわらず、その両方を言ってしまう、というわけだ。

「出版業界は不況だと言われていますが」という質問に、

「いえ、不況というのは、景気の循環をしめす言葉ですが、出版の場合、構造的に下降線にある』だなんて、
とんでもないことを自分から言ってしまったり。
2回目には、
「たしかに、雑誌については、落ちています。しかし、書籍は横ばいで、しかも、弊社は伸びています」
と、即答できるようになりましたが(汗)。。

まあ、ふだんの取材は、みな、好意的なものばかりだったので。。。

***

山口さん曰く(本書の中にも、「誤解されない話し方」の一番の項目に書いてあるが)、

話し上手より話し下手の発言のほうがわかりやすい

というのは、普段の会話での話し上手とは、話を起承転結風に、状況描写もいきいきと、で、次はどうなるの?と話すのに対し、話し下手は、ぽつぽつと、肝心なことだけ話す。
話としてはつまらないけれど、短時間に、要点はわかる、というわけ。

なるほどね。私の話は、だらだらと、身振り手振りで、長いからな。

それから、2番目の話し方のポイントは、

質問には、開口一番ストレートに、本質を答える

そうしないと、記憶に残らないそうです。これは、入社試験の面接などでも使えそう!

ついでに、10番目の誤解されない話し方のポイントは、

断言しながらも、言質をとられない言い方をする

「A社のこの分野の技術は日本一だと思います』では、いくら「思います」でぼやかしても、本当に日本一かとつっこまれるし、第一、「思います」と言っている以上、そうではないのかもしれない、という印象も残す。
それより、「A社は、この分野の技術では日本一だと、B誌が書いています」とか「A社のこの分野の技術は飛び抜けています』と言う、というわけ。

***

そのほか、お役立ち情報が満載。全部書くときりがないので、このあたりで筆を留めますので、あとは、本書をご覧下さい!!

もちろん、電子版もあります! キンドルでも買えます!

*PROFILE*

  • 干場弓子
    ディスカヴァー・トゥエンティワン取締役社長。魚座。愛知県立旭丘高校、お茶の水女子大学文教育学部卒業。新卒時、世界文化社入社。「家庭画報」編集部等を経て、1984年、ディスカヴァー・トゥエンティワン設立に参画し、現在に至る。夫と高校生の息子との3人暮らし。好きな言葉は、「Tomorrow is Another Day」。スカーレットの言葉です。理想の男性は、レット・バトラー。もしくは、クラーク・ケント(スーパーマン)。夫は、どちらにも、似ていない。
    ***
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