おかげさまで30周年!!●山崎
みなさんこんにちは! 社長室の山崎です。
2015年が始まりましたね。(挨拶遅くてごめんなさい。。。)
ディスカヴァーが創業したのは1985年。実は今年で30周年を迎えます。
「意外と長い」という感想を持たれる方が多いみたいです。
みなさんは、いつ頃からディスカヴァーのことを知ってくださっていましたか?
業界でも珍しい直取引(取次さんという卸の会社を使わない、書店さんとの直接取引)でここまでやってこれましたのも、読者のみなさん、書店さん、著者のみなさん、関係者のみなさんがいてくださったからこそ。
みなさんに本当に感謝申し上げます。
いままで、ありがとうございました。これからも、どうぞよろしくお願いします。
30年振り返ってみると(私の記憶ではなく、先日のBook Barにて編集部の原に振り返ってもらいました)、ディスカヴァーってこんなこともやってきたのね!と驚くことがたくさんありました。
まず最初に売ったのは、実は本ではありませんでした。
ストレスをはかる「ストレスマネジメント・カード」。
そして石坂浩二さんがナレーターをしていたカセットテープ「リラクゼーション」。
それらを書店に展開することから始まったそうですよ。
その後、本を出そうと思った。でも著者がいない。ノウハウもない。
どうしたかというと、会長の伊藤守や社長の干場弓子が書きました。
そしてCDジャケットのデザイナーの知り合いにデザインを頼んだところ、CDサイズの本になりました。
それが、『この気持ち伝えたい』をはじめとする、CDサイズシリーズでした。
それまでにない変なサイズで、文字も少ない。最初は書店さんから嫌がられることが多かったみたいです。
この本は今では世界各国で翻訳され、日本でも累計30万部のベストセラーです。
それから、その次はどうしたか。国内に著者がいないから版権を買って翻訳をすればいいということで、『アインシュタイン150の言葉』を出しました。1997年のことです。
こちらは、女優さんなどにも愛読、ご紹介いただいて、とても売れました。
今でも絶版になっていない、ディスカヴァーの定番商品のひとつです。
『うまくいっている人の考え方』(1999年)もその流れで出版されたものですね。2012年に携書100冊記念として携書化しました。
これは携書版も含めたらなんと78万部。
2003年、ディスカヴァーは手帳を出しました。『夢をかなえる人の手帳』。
これ、実はとっても画期的だったんです。
出版社が“著者のいるコンテンツ手帳”を出したのは、この手帳が最初でした。
ビニールカバーの中にはずせる紙の表紙(帯)がはいっているこの形も、この手帳が初めて。
今ではスタンダードになっていますよね。
『夢をかなえる人の手帳』は今年で12年目を迎えました。
言わずと知れたロングセラーです。
今、よく「ビジネス書版元」と言われることが多いのですが、そういう認識が広まってきたのは、2007年、2008年頃のこと。この頃に話題になったのが、「ミリオネーゼシリーズ」。女性の営業スタッフが「女性向けのビジネス書が欲しい」と提案して、が始まったシリーズです。
今では女性ビジネス書コーナーは当たり前になっていますが、この頃は「そんなの売れない」と言われることも多かったんですって。
そしてこのシリーズがきっかけで本を出していただいたのが、みなさんご存知の勝間和代さんです。勝間さんの処女作(絶版)は実はうちからでています。(今でも買える携書版はこちら)
そしてもう一つ特筆したいのは、『「婚活」時代』。この本がきっかけとなり、「婚活」という言葉が世に広まったんですよ。
意外と、すごい歴史を持っているんです、ディスカヴァー。
よく社長の干場が言うのは、やり方を知らなかったから、常識破りのことをしてきた、ということです。
出版業界はこうだから、書店はこうだから、本ってこういうものだから、、、そんな既成概念が初めからなかったのが良かったのだと思います。
知ってしまったことも多いけれど、「常識破り」というスタンスはこれからも一緒です。
「紙にこだわらない 日本語にこだわらない 文字にこだわらない」という理念を掲げ、
常識にとらわれず世界を「Discover」していきたいと思っています。
さて、自慢話はこのくらいにして、今年は30th yearということで、いろいろやっちゃいますよ!
まず、もう少しで特設サイトオープンします。
それから、プレゼントキャンペーン、メッセージ動画公開、新シリーズ立ち上げ、読者感謝祭など、たっくさん企画しています。
また随時この場でもご報告するので、ぜひみてみてくださいね。
今年はブログももう少し活性化させるぞ!と意気込んでおりますので、頻繁に訪れていただけると嬉しいです。
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