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2013年8月12日 (月)

科学って面白い! 理系って素敵! リバネス若手研究者応援プロジェクトディスカヴァー・トゥエンティワン賞授賞! ●干場

ビジネス書大賞についでご紹介するのは、サイエンスの賞!
若手研究者のさまざまな支援活動、理科教育活動を行う、若手研究者たちの会社「リバネス」に協賛して設けた、リバネス若手研究者応援プロジェクトの「ディスカヴァー・トゥエンティワン賞」だ。

大賞の研究には、50万円とわずかながら、研究費を寄付させていただく。

数十社の日本を代表する技術系大企業と並んで、出版社としてはディスカヴァーだけが協賛している。
今年で三回目。

サイエンスシリーズを立ち上げたときに、リバネスの社長の丸さんを知り、会社の趣旨に賛同して、リバネスさんの応援の思いも込めて、参加を決めた。

技術系企業は、研究者の青田刈りの目的もあるだろうけれど、ディスカヴァーの場合は、研究費というより、出版の機会を提供する副賞のほうが大きいかもしれない。

そもそも、
技術ってすごい! 理系って素敵! 科学っておもしろい!
というなんとも軽いキャッチフレーズ(スミマセン)で、始めたディスカヴァー・サイエンス。

科学技術立国日本の行く末を案じてのことだったが、そのためには、科学者たちと一般の人たちとの間をうめる、というか、両者を繋ぐ必要があると、感じていた。
そのつなぎ手としての書籍を考えた。
欧米では、Ph.D.をもっている優れたサイエンスライターがたくさんいる(つまり、ご飯が食べられている)のに、日本には非常に少ない、ということもある。若手研究者の進路の一つにサイエンスライターを加えてほしいという思いもあった。

とはいえ、これまでの2回の賞では、研究費は差し上げたが、出版には至らなかった。やはり出すからには、売れるもの、つまり多くの人に読まれるものでないと、本来の目的を達成できないから。

で、今年が3回目だったわけだが、、、、なんと!
選びきれなくて、大賞はお一人だが、出版の機会の提供は、大賞受賞の方も含め、3名となった。

そのくらい、魅力的で、かつ、一般書を書く意欲に満ち、かつ、かけそうな方がいらしたからだ。なぜ、書けそうとわかったかというと、今回は、公開のプレゼン大会で、選ばさせていただいたからだ。

ディスカヴァー・トゥエンティワン賞に応募された100名近くの方というか研究を、2次に渡る書類審査で、6名に絞らさせていただき、その6名の方の最終審査を、公開セミナーともしたわけだ。

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そのプレゼンを見れば、どの程度、一般の人に面白く伝えようとしているかが、わかる(それにしても、みなさん、ほんと、お上手で! 理系のイメージをいい意味で大きく裏切ってくださった。ほんと、2時間があっという間! 
ディスカヴァーのイベントは、どれも面白いけれど! これ、10指に入る面白さ! 来年も行う予定なので、今回、まったく興味を持たなかった皆さんも、ぜひ!!!)。

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というわけで、写真は、ディスカヴァー・トゥエンティワン賞を差し上げた東工大助教の小宮健さん。

研究は、「光や化学物質を感じて移動するゼリー状ロボットの創製」。
小宮さんの凄いところは、そもそもの研究は、「生命とは何か?」「生物と無生物を分けるものは何か?」という大きな問いに、答えるためのものであったということ。
高校生の頃からの問いだそうだ。

そして、彼は、すばらしい仮説を持っている。その仮説をとりまくことが、本のテーマとなる。つまり、ゼリー状ロボットそのものの話ではない。
科学に関しては、素人の私達が選んだにしては、すごい大物をえらんだみたい、、、と、自慢したくなるような将来が楽しみな、研究者だ!

ちなみに、写真左端は、弊社の理系Ph.D.堀部。
堀部は、ディスカヴァーがサイエンスシリーズを立ち上げたのを知って、まさに、科学を一般に知らしめることで、社会に貢献しようと、弊社に応募してきて、3年前に入社と相成った(サイエンスシリーズを立ち上げた大きな成果!?)

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次に、奨励賞として、
「○○を実現できる夢の素材 メタマテリアル」の雨宮智宏さん。やはり東工大の助教だ。
○○は、まだナイショ。おわかりの方にはおわかりでしょうが。


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もうお一方、奨励賞は、まだ東大薬学部博士課程1年生の乗本裕明さん。池谷先生の直属のお弟子さんの模様。
こちらのテーマは、割と素人にもわかりやすい(?)。
「脳に秘められた潜在力」だ。
はたして、テレパシーは可能か? とか?


というわけで、いずれも、本になるときは、この研究そのものというより、関連する一般書。
おおーーー!と、読みたくなる本のタイトル、もう打ち合わせ済み。
でも、まだナイショ。発行は、来年4月を予定しているので、年明けぐらいに、おしらせしますね! 

はたして、ディスカヴァー初、サイエンスの10万部がこの中から生まれるか!?
はたまた、そもそも全部、発行までたどり着くのか?
どうぞ、お楽しみに!

それと、もし、若手研究者の方で、これをおよみになっている方がいらしたら、研究室とか大学に、リバネスを通じて、募集が行きます。来年の第4回に向けて、ふるって、ご応募くださいませ!!

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*PROFILE*

  • 干場弓子
    ディスカヴァー・トゥエンティワン取締役社長。魚座。愛知県立旭丘高校、お茶の水女子大学文教育学部卒業。新卒時、世界文化社入社。「家庭画報」編集部等を経て、1984年、ディスカヴァー・トゥエンティワン設立に参画し、現在に至る。夫と高校生の息子との3人暮らし。好きな言葉は、「Tomorrow is Another Day」。スカーレットの言葉です。理想の男性は、レット・バトラー。もしくは、クラーク・ケント(スーパーマン)。夫は、どちらにも、似ていない。
    ***
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