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2013年7月30日 (火)

結婚が近づく婚活・結婚が遠のく婚活 ●干場

あれから5年!

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2008年、一世を風靡した『「婚活」時代』のあの二人(山田昌弘 中央大学教授+ジャーナリスト

白河桃子)が戻ってきました!
って、映画の宣伝か!?

『「婚活」症候群』


「婚活」産みの親の二人が語る、現代日本婚活の実態と、新しい処方箋です。

就職協定が撤廃され、就職の「自由化』とともに、現在のような過酷な(?)就職活動が必然となり、「就活」という言葉が生まれたように、
恋愛の「自由化」(婚前交渉は当たり前というか、この言葉がすでに死語。旅行しても同棲しても結婚しなくてもいい)とともに、結婚にも、就職活動と同様の積極的な活動が必要になってきた。結婚活動、すなわち、「婚活」が必要な時代に入ってきている。

就職、結婚という人生の大きなイベントが、とくになにも考えなくても自動的にできていたのが、自ら主体的に選択し、積極的に活動しなければ、達成できなくなった時代なのである。

というのが、『「婚活」時代』の趣旨でした。

ご存じの通り、それは、発売当初から大きな話題を呼び、取材やテレビドラマ化の話も多々。実際、NHKで「婚活・離活」というドラマとなり、「婚活」という言葉は、その年の流行語大賞にノミネートされました(ちなみに、その前年、著者の一人の山田昌弘教授は、「格差社会』でもノミネートされました)。

そして、婚活という言葉は、もはや普通名詞! 

(ちなみに、この言葉、弊社と山田先生で商標を登録しています。別に独占するためジャありません。最初、ひろまってほしいのでほおっておいたら、どこかの地方の結婚相談所の方が申請していることを発見。もし、申請が通ってその人が他者の私用を制限しようとすると、ほかの人(団体)がまったく使えなくなってしまう。そのため、特許庁に訴えて、こちらの取得としました。

 余談ですが、このように、独占するためではなく、関係ない誰かの独占を阻止するために、商標を登録することはよくあります。そういうことをしていなかったので、中国にいろいろ国際商標をとられてしまっているブランド、地名、ありますね!)

「今、婚活中なの」
という台詞が日常的に使われるようになりました。
それは、著者たちにとっても、私達にとっても、嬉しいことでした。
今では、信じられないのですが、この本が出るまでは、「結婚相手を積極的に探している」なんてことは、たとえそうであったとしても、はずかしくって人に言うべきことではない、という風潮だったからです。
わずか五年前のこととは信じられません。

でも、『「婚活」時代』の大ヒットは、いいことばかりではありませんでした。
マスコミなどでとりあげられるうちに、いつのまにか、言葉だけが一人歩きし、
「婚活=女性が、経済力のある男性ととにかく早く結婚するための活動」というイメージでとらえられるようになっていってしまったのです。

いってみれば、「わずかな(結婚に)いい男の奪い合い活動』です。

そして、それは、著者たちが本書を通じて訴えたかったことのいわば、真逆。
本当は、

男性の収入に依存する、昭和型結婚観から、脱皮しよう。

ということだったのですから。


というわけで、

第1章 「婚活」流行の背景と影響(山田)
第2章 「婚活」の誤解と限界(白河)
第3章 婚活の現実と格差 あきらめる男性、疲れる女性(山田)
第4章 限界を突破するには(白河)
第5章 婚活の社会的効用 少子化対策としての婚活(山田)
第6章 進化する婚活(白河)
第7章 地方の婚活、世界の婚活(山田+白河)

から成る本章は、「婚活」の流行の功罪を当事者二人がふりかえるとともに、結婚を望む人への新しい処方箋を、さまざまな調査をもとに説きます。

昭和の頭のままコンカツしても、結婚は遠のくばかり。
でも、平成頭にスイッチすれば、新しい未来が始まります!

『「婚活」時代』のときと同様、親御さんの世代にも多く売れているようですが、当事者のあなた、新しい婚活サービス、世界の動き、行政の支援など、個人的に知っておきたい情報も満載です。
ぜひ、ご一読を、お勧めします!

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コメント

はじめまして。
いつもブログを楽しく読ませていただいてます。私は大学生なので、いつもこのブログで紹介されて気になった本を通学時間に読んでいます。今回の本も既に読ませて頂きました。私は20を過ぎてからというもの、母から結婚の話を良く出されて嫌気がさしていましたが、この本を読んでからは婚活というものを様々な視点から見れるようになり、視野が広がりました。そのおかけわで母との関係も良好です。こらからも、沢山の本のご紹介を楽しみに愛読していただきます。宜しくお願いします☆

奥本様
ありがとうございます! この半年、新刊のご紹介が渋滞しております干場ですが、ひきつづき宜しくお願いいたします!!

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*PROFILE*

  • 干場弓子
    ディスカヴァー・トゥエンティワン取締役社長。魚座。愛知県立旭丘高校、お茶の水女子大学文教育学部卒業。新卒時、世界文化社入社。「家庭画報」編集部等を経て、1984年、ディスカヴァー・トゥエンティワン設立に参画し、現在に至る。夫と高校生の息子との3人暮らし。好きな言葉は、「Tomorrow is Another Day」。スカーレットの言葉です。理想の男性は、レット・バトラー。もしくは、クラーク・ケント(スーパーマン)。夫は、どちらにも、似ていない。
    ***
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