やっぱりただものじゃなかった!『冒険に出よう』でわかった(?)安藤美冬さんの素顔! ●干場
U25シリーズ、第四弾、安藤美冬さんの『冒険に出よう』が売れている。
いくつかの書店でランキング入りし、昨日の「王様のブランチ」でも、総合9位で、しょうかいされた!
情熱大陸出演以来、一気に時の人となり、この年末年始には、タモリ、たけしに、NHKと、一時の勝間さんに勝るとも劣らない露出が予想される安藤さんなので、本のほうももっとと、じつは期待している。
ただ、安藤さんに、うちの千葉君が、さる人から紹介されて最初に声をかけたのは、もう2年以上も前のことだった。
そして、わたしが最初に紹介されたのは、、、多分、今年の初めの頃だったと思う。
いきなり出てきたように思うかも知れないけれど、それなりの助走期間があった。
さらにいえば、安藤さんの本の企画、じつは一度、編集会議で落としている。
だって、結局、何やっている人なのか、千葉と徳の企画では、よくわからなかったから。
とくに実績もなかったし。そんな人の本を出していいんだろうかと、わたしだけでなく、みんな思った。
それがこの春、ころりと変わったのは、情熱大陸にでるかも、という話を聞いたこともあったが、正直、あの情熱大陸は、ただただノマドの女王みたいな調子で紹介されていて、ノマド嫌
いのわたしにとっては(だって、会社でみんなで成長するのがいいって思っているから、社長しているわけで)、みてもやっぱり、???であったわけで、それより何より、その少し前に、実際に安藤さんに会ったことが大きかった。
わーー!干場さん!お会いしたかったです。光栄です。握手してください!あ、この手、一生洗いません。うれしいです!
ああ、文字では上手く書けない。お世辞だとわかっていても、彼女一流の「営業」だとわかっていても、悪い気はしない。というより、いい気持ち。彼女がするからだけれど。一瞬で心をつかむ本、みたいなタイトルの本があったけれど(うちの本か?!?)、安藤さんがまさにそうだ。
そのオーラに、エネルギーに、無防備なまでの好意に、一気に魅せられてしまった。
これは、タダモノではないと思った。
勝間さんとはじめてお会いしたときもそうだったけれど、勝間さんとはまったく違った意味ながら、これは、ふつうの人じゃない、つまり、著者の資格を持っている!と感じた。
でも、本書、『冒険に出よう』を読むまで、彼女のそのオーラの裏に、どれだけの愚直なまでの努力があったのか、しらなかった。
一見、あれよあれよというまに、みんなにかついでもらって、自然体のまま世に出ているように思えるけれど、
運がよかっただけで、誰にでもできそうなことをしているように見えるけれど、
じつは、まったく違った。
会社やめて、3000人の人と名刺交換できますか?
それも、肩書きなしで。
わたしみたいな者のところにも、結構多くの方が、名刺交換を求めに来てくださるけれど、それはあくまでも、ディスカヴァーの社長の干場弓子であって、社長を辞めれば、どなたも来ないのは目に見えている。
でも、たとえ、社長であっても、3000人は、、、、
そんなのほんの一例だ。詳しくは、本書を読んでいただきたい。
優雅に泳ぐ白鳥は、水の下を見れば、すごい勢いで、水をかいていればこそのことだったのだ。
だから、ねえ、ノマドとか営業しないで仕事が来る、とか、そういう言葉にだまされてはいけません。もちろん、安藤さんにとってはそうなのでしょう。でも、やっぱり、ふつうに怠けていてはできないことなんです。
でも、逆に言えば、この本に書いてあるくらいにやれば、あなたにもできる!
特別な才能も、実績もなくても!
というわけで、遅ればせながら『冒険に出よう』、
〜未熟でも未完成でも“今の自分”で突き進む。
今回も、ベテラン千葉の助けを借りつつも、24歳新人編集者徳が、未熟で未完成ながらも突き進んだ!
25歳をとおに過ぎたあなたにも、お勧めします。
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