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2010年10月29日 (金)

名著って何!? ●干場

某書店さんの行う、開店2周年記念100人が選ぶ名著100冊というフェアの、100人の一人に、ご指名いただいた。
まだ時間はあるのだけれど、いまから、はたと困っている干場である。
古典でも最近のものでもいいし、ジャンルも問わないと。
となると、いっそう、迷う。。

それ以上に、「名著」という響きに、圧倒されている。
良書とか、おすすめ本とか、愛読書とかというのなら、割と気楽に、選べる気がするのだけれど、そして、たずねれば、そういう本でいいんですよ、と仰るだろうけれど、でも、「名著」である!
なんか、もっと重厚かつ崇高な感じ。

ためしに、ググってみると……やっぱりね。。。
純粋理性批判とか(カントだ!)、エミールとか(ルソーだ!)、相対性理論とか(アインシュタインだ!)とか、ううう。。。。。サルトルの戯曲なら幾つか読んだけれど、『存在と無』は、積ん読転じて、書棚の奥深く。。。

で、書棚の多くを探ってみると、けっこうあった! 幻の名著が!(幻って、ただ、私にとって幻(つまり、買っただけ))
ヴィトゲンシュタイン「論理哲学論考」デリダ「エクリチュールと差違」、ベルクソン、ハイデッカー、ヘーゲル。。。。(もちろん、すべて買っただけ。読んでない!)

おお! ニーチェもあったぞ! 『ツァラトゥスラかく語りき」。
こちらは、ところどころ(といっても最初のほうだけ)、線が引いてあるので、少なくとも最初のほうは読んだらしいが、ふうむ、まったく記憶がない。

と、ここで気がついた。ニーチェは、中央公論社の「世界の名著」シリーズのひとつだ。ほかにも、それを持っていて、どうやら、私の中では、『名著」=中央口論社の名著シリーズに入っていたような本、という刷り込みがあったらしいのだ!

なんだ。

そんなに見栄はることない!
考えてみたら、弊社にだって、立派な名著シリーズがあった!
世界の自己啓発50の名著』同「心理学」『成功哲学』「お金と富の哲学」「スピリチュアル」。

ふうむ。

でも、お薦めするからには、夢中になって読んだ本にしたいな。
でも、フロムの「生きるということ」とか、マイケル・ポラニーの『暗黙知の次元』とか、マクルーハンの『グーテンベルグの銀河系』とか、選んだって、やっぱ、売れないだろうしな。。。

ザ・ゴール」や「ツイッターノミクス」もいいけど、名著と言うより、ビジネスオススメ本で。。
ビジネスなら、やっぱり、『マネジメント』なんだろうけど、私がわざわざえらばなくたって、今十分すぎる程に売れてるわけだし。

じゃあ、名著というより、名作にしてみるか。
(私の中では、なぜか、名作は、文学。名著は、人文と一部科学)。
でも、一番の愛読書、「風と共に去りぬ」じゃあ、バカにされちゃうだろうし、アシモフは、『ファウンデーション』シリーズからロボットシリーズなど10巻以上、全部読んでもらわないとダメだし(?)(わたしは、「ロボットと帝国」が一番好き。最後のシーンが)。安部公房の『他人の顔』じゃあ、小品過ぎるだろうし、じゃあノーベル賞ならどうだといっても、大江健三郎や川端康成、ふうむ、だし、「100年の孤独」とか、正直、無理して読んだし。。。。。

いっそ、「日出処の天子」にしようか??

これは、漫画を超えた「名著」だと絶賛しているけれど、わたし、あとは、「ベルばら」と「火の鳥」と「ゴルゴ13」ぐらいしか漫画というものを知らないので、よき撰者とはいえないな。。

というわけで、はてさて、何を選ぶか!? 決めたら、書店名と併せて、また、ご報告させてください。(というか、オススメ名著、あったら教えてください!??)

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コメント

こんばんは。名著でオススメといえば私はD.カーネギー「人を動かす」です。
重厚かつ崇高な感じ、しますよね。

私にとって名著は、わたしを感動させ救った本、人生の可能性を示した本、私の生きるエネルギーを形作るのに役立った本。

音楽好きなので、入れさせて。
1.F.Chopinの楽譜 音の使い方から、有限の人間の生命にたいする切ない人類愛のシャワーを浴びた。
2.J。S。Bachの楽譜 音の空間に、宇宙から眺められた生命活動全般に対する愛が描かれている。救う音楽。そして救われた。

3.ヘッセ ガラス玉戯曲 音楽と文学の融合実験を文学的にこれほどまでに美しく成功させ感動させられた。
4.エミール 自分の人生を、思想で理想的につくろうと努力することも不可能ではない、と気づかせてくれた。
5.白痴 自分の人生を使って、生き方の実験が、可能なのだ、と気づかせてくれた。ムイシュキンとは読み終わり別れたくなかった。
6.アーノルド・J・トインビー 歴史の研究 人間の多様な文明史をこのように科学することが可能なのだ、と気づかせてくれた。
7.J・ニーダム 中国の科学と文明 文明の科学的研究のやりかたを示した力作。偶然出会ったため、本当に驚いた。
8.カール ユング 著作集 彼自身における、個人の意識の理解の深まりから、人類文明共通の意識認識への発展と、彼の人生がダブった意識認識研究旅行が、透けて見える。ユング自身の人間としての成長と、彼の世界理解構築を垣間見させてもらえる、すばらしさ。

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*PROFILE*

  • 干場弓子
    ディスカヴァー・トゥエンティワン取締役社長。魚座。愛知県立旭丘高校、お茶の水女子大学文教育学部卒業。新卒時、世界文化社入社。「家庭画報」編集部等を経て、1984年、ディスカヴァー・トゥエンティワン設立に参画し、現在に至る。夫と息子との3人暮らし。好きな言葉は、「Tomorrow is Another Day」。スカーレットの言葉です。理想の男性は、レット・バトラー。もしくは、クラーク・ケント(スーパーマン)。夫は、どちらにも、似ていない。
    ***
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