ひときわ、ヒカる!? ハカる考動学! ●干場
4月の新刊、「サイエンスシリーズ」と「電子書籍の衝撃」だけではない。話題作とその予備軍があと4冊もある!
まずは、これ。「ハカる考動学」。
(サイト上の書影では、飾りの太い罫が虹色になっていますが、これは、光線の加減で虹色に光るゴールドのメタリック加工をサイト上用に加工したもの。実際は、写真のように、光ります!)
タイトル付けが自慢の私めですが、これは著者によるもの。
「考動学」、考えて動く、いいですね。
しかも、ハカって動く。
ただし、ハカるは、大政治家殿たちがお得意の「謀る」ではなく、大経営者殿たちがお得意の「図る」でもなく、小官僚殿たちがお得意の「諮る」でもなく、
測る、量る、計る!
(ちなみに、「ビジネスの今と未来を「測る」・「量る」・「計る」」のサブタイトルは、私、つけさせていただきました。ま、「まんま」のサブタイトルではありますが)
東大物理学専攻から、ボスコン(念のため、ボストン・コンサルティング・グループです)、現在は、早大ビジネススクール、グロービス経営大学院、K.T.I虎ノ門大学院で教鞭を執る(でも、なぜか、ご本人は、ご子息が通う区立小学校のPTA会長を務めることに大きな意義を見いだしてらっしゃる?)三谷宏治さん(ウェブサイト、音楽が凝ってますね)の何冊目かの本。
「はじめに」の冒頭にあるように、「それは、感じるでも、止まるでもなく、定規を使って、当てて、試して、見抜くことだ。対象の中に潜む『真実』(インサイト)を」。
まさに、理系経営コンサルタントならではの慧眼である。
曰く、
「ハカる」力を持つだけで、人生や組織の運命は大きく変わるだろう。
では、どうやって?
本書をご覧いただきたい。
ここ数年、増えてきた幾多のビジネススキル書とは、ひと味もふた味も、1ランクも2ランクも違う本書の深みは、ひょっとしたら、読み手を選ぶかも知れない。
しかし、「結局、高額なコンサルタントを入れたって、その成果は、だれが担当者になるかによって違うんだよね」と、外資系コンサルタントに不満を持つ経営者から、「現象から本質を見抜く」ことに、内心、自信を持っていらっしゃる一般社員まで、本書は、きっと革新のための本質を見抜く確かな方法論を提供することだろう。
その意味で、編集担当ハラがつけた帯コピー、
「革新のためには、まずハカれ!
トップコンサルタントが教える、一次情報から本質を見抜く技術」
は、まさに事実。
「セブンーイレブン」「H&M」「ZARA」「グラミン銀行」から、「CIA」「小柴昌俊さん」「田中耕一さん」まで、これでもかの、豊富な事例は、著者の見識の広さと深みを余すことなく伝えている。
目次は……こちら、いち早く、絶賛のうちに紹介してくださった小飼弾さんのブログをごらんいただきたい。
小飼さんによると、本書は、2008年の『課長の教科書』、2009年の「統計思考力』に匹敵する、弊社の今年の代表作ということ!
確かに、結構辛口の書評とともに弊社の本を紹介してくださる(!)弾さんだが、今回は、まさに手放しの絶賛である。
本書の中には、いくつか、読者に自分なりに思考実験してみることを薦めている事例があるが、そのワークも絡め、そのうち、読書会を開きたいと思う。その折には、弾さんも、ご登壇いただけますよね!?





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