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2010年2月

2010年2月28日 (日)

今なぜ「ニーチェの言葉」なの? ●干場

金曜日、谷口もご報告しているように、『超訳ニーチェの言葉』、おかげさまで話題です。

Photo写真は、アルファーブロガーの聖幸さんもブログ『俺と100冊の成功本』から勝手に拝借!(すみません!)
このシリーズの他の本(『バルタザール・グラシアンの賢人の知恵』『アランの幸福論』『菜根譚』と併せて、紹介してくださっているので、ぜひ、ごらんいただきたい。

(なーんて、聖幸さんのブログのアクセスは、こちらよりずーーーーと多いので、殆どの方が、すでにお読み、というか、そちらから、こちらをのぞきに入らしてくださっている方も多いのかもしれないけど……)

嬉しい限りです。

営業部からは、某書店様より、哲学書コーナーに置いてみたら、それまで1年間に1冊も動かなかったニーチェの本格哲学書(3000円くらいするらしい)が1週間に2冊も売れた!と喜んでいただけたとの声も。

いやーー、こちらも嬉しい限り。

それにしてもなぜ? なぜ、いまニーチェ?
 
なぜ、1700円のこの本が売れているの?

という疑問が、ツイッターにあったので、たしかになぜだろう? と思って、ツイッターで聞いてみると、多くのかたがリプライをくださいました。
その一部をご紹介すると……

自分は書店員ですが、「ニーチェ」という有名ながら一般にはほとんど読まれていない人物を取り上げたこと、それと装丁の力が大きいのではと考えています。

●ニーチェのブランドとディスカヴァーのファッション性がうまくマッチしたのでは。

*たしかに、装丁の力も大きいですね。これは、『賢人の知恵』以来の松田行正さん。松田さんは、ご自身のサイトによると「オブジェとしての本をつくる」。たしかに、本の、コンテンツ以外のオブジェとしての美しさに惹かれる人も少なくありません(私もそのひとりです)。そう考えると、紙の本と電子書籍は、実は別の商品として、それぞれに進化していく可能性があるように思えます。

知っているけれどよく知らないというマイナーメジャーだったこともあると思います。あと、本好きな書店員さんにニーチェは気になる存在だったのではないでしょうか。

*確かに、名前は知っているけれど、中身は殆ど読まれていない。それって大きい。マイナーメジャーか!

*それと、書店員さんの間にもファンが多い、これは営業スタッフも感じていることのよう。そう言うスタッフ自身もそうみたい。

●皆、身近な人に応援されてないんじゃないでしょうか?誰だって、後押しされたい瞬間ってありますよね。ニーチェ本を開いて目に飛び込んできた言葉に、鼓舞された感、ニーチェに同期したような感などを得た方が迷わずお買上げになってる印象を受けます。

● 説教は嫌だけれど、権威のある(と思われる)人に背中を押してほしい、ポジティブになりたい、という機運でしょうか。

● ニーチェは比較的読んでいますがw 彼の言葉というのは力強いのです。神のいない時代、世俗化した時代にどんな立ち位置がありうるかを、ときに逆説をつかいながら刻み込んだからかもしれません。

*つまり、中身がいい! 言葉がいい! ってことですね!

● あともしかして、電車の中でニーチェ読んでるサラリーマンかっこいいかもwどんな人なのかな?ってww日経新聞ばさばさやってる人より好感もてるような。ビジネス書のタイトルはあからさま過ぎてなんだか、ですので。女性より男性読者のほうが多そうですね。

*たしかに、かっこいいっていうの、ありますね。ただ、男女比で見ると、きれいに男女半々のようです。

● 「超訳」がありがたく現実の生活にも併せて考えることができます。これまでは古語にも近いことばでの訳が多く(私には)その日本語の読解にも苦慮しておりました。

● 読みやすくて、身になってる感覚があります。

*超訳がよかったみたいですね。

● ニーチェの箴言が実は難解ではなく、細かく砕いた生きることの意味を強烈に指し示すことに気付いたのだと思います。まずはニーチェの本を手に取るきっかけをつくったhosnibayさんに皆さん感謝していると思います。

*それをおっしゃるなら、まずは、そもそも企画発案してくださった編訳者の白取春彦さんに、感謝を!(もちろん、私も大感謝!)。

そして、ついでに、『頭がよくなる思考術』以来の白取さんの編集担当である藤田と、今回の編集実務担当である河野も、できればちょっとだけでも誉めてやってくださいませ……!

というわけで、まあ、売れれば後づけで、いろいろ考えられて、おそらく全てが正しいのでしょうが、それらの要素について、必ずしも再現性があるわけではないのが、出版の難しいところでもあり、面白くもあるところ。

ほかにも、「いま、なぜ、ニーチェなのか?」、あったら、お聞かせください!!

2010年2月27日 (土)

『王様のブランチ』で清水店長が『NASAより宇宙に近い町工場』を! アマゾン急上昇! ●干場

東京は江戸川区にある書店『読書のすすめ』の本のソムリエ、清水店長といえば、その本の目利き力と、本と読者の方への愛から、いまでは、フジテレビ系『エチカの鏡』TBS系『王様のブランチ』などでもすっかり有名。

弊社の本でも、これまで、すごーくいい本なのに、なぜかというか、すみません、営業力を誇るわが社を持ってしても、なかなか、仕掛けなど思うに任せず、ヒットとは言えない状態にあった本を、とりあげてきていただいた。
たとえば、『エチカの鏡』では、『I met a boy. 父の日にバンビ公園で』。
こちらで、どうぞ。スクロールすると、このページの一番最後に!)

Nasa そして、本日、『王様のブランチ』で、清水店長から、優香さんに勧めたのは、植松努さんの『NASAより宇宙に近い町工場〜僕らのロケットが飛んだ』。
こちらのブログでも、紹介されているが、そのおかげで、アマゾンの順位も急上昇。一時は、20位までいっただが、夜の10時現在も27位。

「NASA」とか『ロケット』という文字から、理工書のコーナーに自動的に置かれてしまったりしていることもあるようなのだけれど(ああ、そうなっちゃうのね、と反省。どういうタイトルにすればよかったのか……)、これはまさに、夢と希望を与えてくれる自己啓発の書だ。わたしも付箋貼りまくりだった。

というわけで、私からのご紹介は、こちらをどうぞ。

そうそう、清水店長は、喜多川泰さんの『君と会えたから』『手紙屋』なども推してくれている。みんな、若い人たちの背中を優しく押す本だもんな。

2010年2月26日 (金)

デジタルブックを楽しもう!デジタルブック便利な機能のご紹介!

みなさん、こんにちは!社長室のタナカです。

先日行ったディスカヴァーデジタルブックの初春リニューアルに、
たくさんの反響をいただきました。ありがとうございます。

いただいたお声を励みに、デジタルブック担当のシノダともども、
さらに使いやすく、楽しく、便利にデジタルライフをお楽しみいただけるサイトにすべく張り切っております!

さて、ディスカヴァーデジタルブックには、リンクジャンプや検索など、デジタルブックならではの便利な機能があります。
いまひとつ上手にその便利さや面白さをお伝えしきれていなかったので、
このたび、便利な機能の一部をご紹介したページをつくりました!

Guidetop_3






上記ページでは、「リンクへジャンプする方法」「URLリンク」「らくらく検索機能」「文字サイズ変更」「画像サイズ変更」「ふせん機能」などを、かんたんにご紹介しています。
「デジタルブックって難しそう…」「どんなことができるの?」などなど疑問にお持ちの方も、
ぜひご一読くださいませ。

先日、遅ればせながらiPhoneを手に入れた私。
さっそく、パソコンだけでなく、通勤電車でもデジタル読書ライフを楽しんでいます。
アプリのダウンロードは無料ですので、ぜひお試しくださいね!

2010年2月25日 (木)

ニーチェランキング続報&フェアアゲインのご案内 ●谷口

前回『超訳 ニーチェの言葉』のランキング情報をお知らせいたしましたが、
あの後、さらに売れ行き加速「発売1ヵ月半で16万部突破!」であります。
これにともなって、販促パネルなども新しくなります(ニーチェが“イケメン”とのことで?・・・いえいえインパクトがあるので、写真を入れる予定です。)

ランキングも続々集まってきましたので写真と一緒にご紹介いたします。

Photo_2 Photo_3

左がフタバ図書テラ広島府中店様(リボンが綺麗に映えていますね)。

右がジュンク堂書店大阪本店様(豪華棚でご展開くださっています。照明が美しい!)のご展開です。

ランキングはジャンル1位の書店様だけでも・・・

啓文堂書店全店様 文芸 1位
紀伊國屋書店新宿南店様 人文 1位
TSUTAYA TOKYO ROPPONGI店様 人文 1位
有隣堂アトレ恵比寿店様 人文 1位
三省堂書店有楽町店様 人文 1位
旭屋書店名古屋ラシック店様 人文 月間1位
ブックファースト梅田店様 人文 1位
ジュンク堂書店大阪本店様 人文 1位
文教堂書店渋谷店様  ビジネス 1位
丸善福岡ビル店様 文芸 1位
ジュンク堂書店大分店様 ビジネス 1位
TSUTAYA光吉店様 ビジネス 1位
明林堂書店神宮店様 ビジネス 1位
ブックスミスミオプシア様 人文 1位
TSUTAYA中山店様 ビジネス1位
ジュンク堂書店鹿児島店様 ビジネス1位
ブックファースト四条大宮店様 総合 1位
他、書ききれないほど多くの書店様でランキングに入っています。
皆様ご展開くださいまして、ありがとうございます。

そして、ご紹介が少し遅れてしまったのですが、現在25周年記念の
フェア第1弾を開催中なのです。
Photo_4 Photo_5 Photo_7

その名も『DiscoverフェアAgain!!!』何年経っても色あせない、価値ある本だけを集めたフェアというコンセプト。

ディスカヴァー社員が選んだ一冊や、皆様のご支持をいただきロングで売れている一冊、もっと皆様に知ってほしい一冊を心をこめて選びました。

干場からの紹介もあった、サカイズミ熱作の「ディスカヴァーかわら版」をフェア開催の書店様で読むことができます。営業、編集のオススメ本、そしてもちろん干場のインタビューは必見!

3月からはNHK『龍馬伝』にちなんだ?とある大型販促物(驚くほどでっかいとの噂)が
某書店様に登場。ご期待くださいませ!

2010年2月18日 (木)

3月6日、ディスカヴァー読者の集い、満席御礼! ●田中

みなさま、こんにちは!社長室の田中です。

おととい告知を開始ましたディスカヴァー読者の集いですが、
一晩で定員に達してしまったため、急遽増設したお席の分も、
さきほどお申し込み数が定員に達しました。
たくさんのお申込みをいただきまして、本当にありがとうございます!

今回、お申込みいただけなかった方には、第二弾もぜひ企画したいと思っておりますので、
ぜひ次の機会を楽しみにお待ちいただければうれしいです。

今さらながらにドキドキしてきましたが、
みなさまにお目にかかることを、本当に楽しみにしています…!
土曜の夜にお時間をつかって来ていただくみなさまに楽しんでいただけるよう、
スタッフ一同、気合をいれてお待ちしています!!

2010年2月17日 (水)

しいたけブラザーズをご存じですか?! ●干場

Photo_1しいたけブラザーズ」をご存じですか?
ごらんの通りのイケメン3兄弟が生産・販売を行う岐阜県の椎茸の会社
これからの農業を担う若い方たちの取り組みとして、注目され、すでに2005年ぐらいから、NHKをはじめ、さまざまなテレビ、雑誌で少しずつ取り上げられています。

Photo_2 そのしいたけブラザーズの取り組みと、しいたけのお料理の紹介など、ホームページにも掲載の内容を、本にしよう! ということで、帝国ホテルに招かれてのイベントの帰りに、社長の横田千洋さんがご来社!
185センチの長身!アパレル業界で営業をしたあと、2年間アメリカに農業留学。イケメンなだけでなく、熱くてさわやかなカリフォルニアの風が流れてくるような方でした!

椎茸好き(!)の我が家(おいしい椎茸は、へたな松茸よりずっとおいしい。せめて中国産の松茸ぐらいの価格にしてもいいと思います!!)に、見たこともないような立派な椎茸をお土産にいただきました。

右は、普通の椎茸。といっても、最近、スーパーで350円くらいで売っているふかふかの味のない椎茸とは違います(あれは、おがくずに肥料を混ぜた床に植え付けて即席に作るー菌床椎茸ーから、安いのだそう)。

昔ながPhotoらの、立派な椎茸。茎(といっていいのかわかりませんが)は、直径4センチくらい!
でも、それ以上に驚いたのが左側の、直径10センチはゆうにある、こっくりとした茶色の傘の椎茸! これは、路地づくり。つまり、温室ではなくて、外で作られた貴重品! 初めてです。

もちろん、どちらも、ナラやブナの原木に、菌を植え付け、1年半。無農薬で、毎日手をかけ愛をかけてつくる原木椎茸。(このあたり、興味のある方は、こちらを)

これはおいしいに違いありません。いまから、家に帰って、バター炒めでいただくのが楽しみ。それ以外にも、こちらのレシピで研究してみよう!!

Photo_3 3兄弟のおばあちゃまや奥様たちがつくる、添加物なし、全部手作りの加工品の一部もお土産にいただいて、その場にいた社員で、そのおいしさに大騒ぎしながら、いただきました。写真は、名物山アワビ。ねっ!? アワビみたいでしょ。

で、この企画立案者の編集部河野が打ち合わせを終えたときには、皆ぺろり。
わるい、河野、こちらで買ってくれ。
ということで、生椎茸も加工品もホームページからお取り寄せできます。成城石井などでも、扱っているそうです。

128 実は、この「しいたけブラザーズ」のことは、『「婚活」時代』128頁にも載っています。かれらの農場(?)では、イベントなども行い、東京などから若い女性も多く集まるそうなのです。「婚活時代」のとき、ホームページの画像の掲載許可をいただこうとめーるしましたが、お返事なく、まあ、いいかと文章のみに留めていたのですが、こんな形で、お目にかかり、そして、本にさせていただくとは!

ちなみに、「しいたけブラザーズ」は、家族のほかに、若い従業員も何人か雇う元気な会社ですが、普通に行っていると、生産者は時給70円になってしまうような地味で、厳しい状況とのこと。
もちろん、安い中国産に価格を合わせていかなければならないという状況もあります。
でも、無農薬で栄養価が高く、何より本当においしい、本物の味のものは、確実に、これから求められるし、それらを作る人たちへの敬意と感謝は、皆持っていると思います。
まあ、このあたり、本ができたら、じっくりお読みください!!
いつごろ、できるかは……河野次第です…!!

噂のiPhoneクッキー! お裾分けいただきました! ●干場

Iphone Iphen 噂の(?)iPhone クッキーを、社長室オータケがさる筋(!)からひとつ頂戴しましたので、ご紹介。すべて手作り。なんという芸コマ。
実物大です。
すべて手作りのため、裏表の2枚セットで、2700円。
一日に作れる数はかなり限られるため、現在注文殺到とのこと。
でも、とてももったいなくて食べられません。現在、社長室に鎮座。
噂では、食べちゃった方、いらっしゃるそうですが。

2010年2月15日 (月)

ディスカヴァーのデジタルブック、大幅値下げ!キャッシュバックキャンペーンも! ●田中

ディスカヴァーデジタルブックストアがオープンしてもうすぐ2カ月。
より使いやすいサイトにするため、このたび初春リニューアルと題しまして、
大幅な価格見直し&システム改良を行いました!


【リニューアルその1】 
大幅プライスダウン&キャッシュバックキャンペーン実施!


初版刊行から6ヶ月以上経過しました電子書籍は、それぞれ著者の方のご了解をいただきつつ、一部を除き自由価格として値下げ(約30〜70%オフ)いたします!
また今回は、値下げとなった電子書籍をすでにご購入いただいているお客様に、値下げ分(旧価格-新価格)をもれなくキャッシュバックさせていただきます。
(いち早くお求めくださったファンの方に、たった2カ月で損をさせてしまうのは申し訳ない、という干場からの指示で、そうさせていただくことになりました)

該当商品をお買い上げの方は、キャッシュバックお申し込みフォームよりお知らせください。

※キャッシュバックお申し込み締切:2010年3月末日
※キャッシュバック金額のお支払いには、お申し込みから約1ヶ月間いただきます。


■新価格表

書名

旧価格

新価格 キャッシュバック額
コーチング・マネジメント 2,000  1,000  1,000
ビジネスマンのための「発見力」養成講座 1,000  600 400
職場の法律知識を学ぶ! 1,400  700  700
アランの幸福論 1,700 800 900
中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚 1,700  800  900
ビジネスマンのための「数字力」養成講座 1,000 600 400
「婚活」時代 1,000 450  550
3分間コーチ 1,500 700 800
勝間和代のインディペンデントな生き方実践ガイド 1,000 600 400
勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 1,600 1,000  600
ビジネスマンのための「解決力」養成講座 1,000 600 400
ビジネスマンのための「読書力」養成講座 1,000 600 400
越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 1,000 450 550
勉強ができる子の育て方 1,500 700 800
どんな時代もサバイバルする会社の「社長力」養成講座 1,000

600

400
年収200万円からの貯金生活宣言 1,200  600  600
脳が良くなる耳勉強法 1,500 700 800
強育論 1,000  450  550


【リニューアルその2】 
ご購入手続きがぐーんとスムーズになりました!


めんどうなクレジットカード番号の入力は初回のみでOK!
2回目からのご購入はカード番号を省略できる「クイックチャージ」システムを導入しました。
より便利になったディスカヴァー デジタルブックストアをお楽しみください。


【リニューアルその3】 
『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』(勝間和代)ほか
待望の新作5タイトル登場!


話題の書籍が新価格にて登場!

無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法(勝間和代) 800円(税込)

コーチングから生まれた熱いビジネスチームをつくる4つのタイプ(鈴木義幸) 450円(税込)

女性アナウンサーが教える好感度アップ66の法則(田中未花) 450円(税込)

知ってるだけで恥ずかしい現代オタク用語の基礎知識(藤原実) 350円(税込)

なぜか好かれる人の話し方 なぜか嫌われる人の話し方 (ディスカヴァー・コミュニケーション・ラボラトリー) 350円

*以下、干場からの補足です。

オープン以来、ご愛顧有り難うございます。また、さまざまなご要望、ご助言、ご提案、ありがとうございます。電子書籍については、まだまだ、学習中のわたしたちにとっては、ほんとうに嬉しい限りです。感謝しております。すぐには、できないこともありますが、すべて貴重なご意見として、いただき、できることから、ひとつずつ、実行して参ります。

来月には、リニューアルの第2弾も、予定しております。
今度は、価格ではなくて、電子書籍オリジナルのコンテンツの発売、ならびに、サービス内容の面で、新しい試みを発表させていただく予定です。

それでも、まだまだ、未熟の域を出ないかと思いますが、それだけ、この分野には可能性がある、皆様のご期待もある、と感じております。ひきつづき、ご指導のほど、宜しくお願い申し上げます。

3月6日(土)編集部と語り合おう!ディスカヴァー読者の集い開催決定! ●田中

2010年3月6日(土)、ディスカヴァー大ホールにて、読者の集いを開催します!!

代表の干場をはじめ、編集部一同が参加!
ディスカヴァーの本について、編集部と一緒に語り合いませんか?

参加は無料、
参加条件として、お気に入りのディスカヴァーの本を一冊ご持参ください!


詳細はこちらからご覧いただけます。
お申込みはこちらから。(アンケートにもご協力ください)

【読者イベントの内容】==============
●編集裏話&制作秘話を公開!?

●ディスカヴァーへのリクエスト&企画提案を大募集!

●編集部も参加!「ミニ読書会」

●人気書評ブロガーが指南!本の選び方、本の読み方、書評の書き方のコツ
スペシャルゲストとして、人気書評ブロガーの鹿田尚樹さんと女子勉さんが来場!
                                     …他
============================

なお、本イベントは、3月にスタート予定の「ディスカヴァーブッククラブ」の発足を記念して開催いたします。
読者のみなさまとの交流や意見交換を目的に、ディスカヴァー編集部が定期開催の「ディスカヴァーブッククラブ」の概要も発表いたします。

ディスカヴァーの本が好きな方、新しい読書の楽しみ方を発見したい方など、
たくさんの方のご来場を、スタッフ一同心よりお待ちしております。

定員100名様、先着順のご案内となりますのでお早目にお申し込みください…!

10万部突破!「超訳ニーチェの言葉」に続け! 高校生にも読ませたい正統派自己啓発書登場! ●干場

Photo おかげさまで、『超訳 ニーチェの言葉』、発売1カ月足らずで10万部突破!

(といっても、刷り部数で実売ではありませんが。
一般に、他社の宣伝でも、20万部突破とかいろいろ言っているのは、あくまでも刷り部数であって、実売ではありません。売れている最中は、書店の店頭にもたくさんあるので、その分も含まれる、ということです。ブームが収束に向かう頃、実売数が刷り部数に限りなく近づいていきます。

このあたり、読み違うと、在庫切れを起こして、機会損失を起こしたり(十年ぐらい前の『たまごっち』にそう言うことがありました。大量入荷後はブームが去り、大量在庫!?)、逆に刷りすぎると、あとで返品となります。
ーー以上、30秒間出版講座でした!)

土曜日の「王様のブランチ 出演」!と(六本木TSUTAYA 井上様、ありがとうございました!)と、昨日の日曜日の産経新聞登場(出版部長藤田がインタビューにお答えしております)で、ますます加速。

昨日の紀伊國屋さんの日次データ(5分ごとに、全国の紀伊國屋さんでの実売数がわかる)では、総合5位! 文教堂さんでは6位、ビジネス書ジャンルでは、ともに、実質1位(紀伊國屋さんではほとんどをまとめ買いのものが1冊あったので)となっている。ありがたや!

(その10万部もはや超えそうで、増刷分が届くのを、2,3日お待ちいただいている書店さまも、どんどん増えてきてしまっている状況で、もし、お近くの書店で品切れだったらごめんなさい。本日15日、18日と、次の増刷分が発送されます。ただし、書店さんの方で、追加注文くださっていないとなると、当方ではいかんともしがたいので、書店さんに店頭で注文なさってくださるか、オンライン書店でどうぞ……)。

Photo_14 というわけで、ニーチェ、絶好調、というか、これから! だというのに、どうしよう!? また、売れそうな本がすぐに出てしまう! と、嬉しい心配というか、捕らぬ狸というか、勝手に興奮しているその理由は、これ(タイトルは銀箔だ!)。

あなたの潜在能力を引き出す20の原則と54の名言

世界的ベストセラー『こころのチキンスープ』の著者による成功哲学のバイブル!
ちょっと怪しい(?)邦題になっているが、まさに、原題通り、成功のPRINCIPLE (原則)だ。
ザ・プリンシプルというタイトルにしたら?と編集担当のチバに言ったら、そんなに大げさなものではない、との答えだったが、読んでみれば、いや、そうしてもよかったと思われる自己啓発の王道の書だ!

しかもわかりやすい! 
さらにいえば、自己啓発の入門書だ。

これは、私の責任か、端から見たらかなり自信持っていいはずの状況なのに、謙虚を通り過ぎて自信喪失型の少年に育ってしまった息子にも読ませよう!と思ったら、それもそのはず、
原題は、『The Success Principles for teens 』。

うまくいっている人の考え方』(40万部)、『自分を磨く方法』(50万部)、『心の持ち方』(ええと、何万部だっけ? 20万部は軽く超えているが…)など、 弊社の翻訳自己啓発書のベストセラーの多くを持ち込んでくださっている弓場隆さんによる、ひさびさの正統派自己啓発書だ。

比喩のためのエピソードには『新自分を磨く方法』などにもある有名なものも含まれるが、自己啓発書ははじめてという方も、私のように、自社の本はもとより、本にならなかった多数の自己啓発書の原稿を読んでいる者にとっても、あらためてはっとする、やる気が出る、思わず引用したくなる言葉、文章がいっぱい。

「人生で欲しいものを手に入れるための第一歩は、欲しいものを決めることだ」

「人生の目的は目的のある人生を送ることだ」

(本文の中にある、自分自身のミッションステートメントをきめるくだりはとてもいい。私も会社のミッションステートメントは決めたのだから、そろそろ仕事を引退した後まで共通する自分自身の使命観を、そろそろミッションステートメントに、きちんと言語化せねば!)

「なりうる最高の自分になるために、世の中がこの経験をさせてくれていると自分に思い聞かす」
(私も、中学生ぐらいの時から、思わしくないことが起きたときは、いつもそう自分に言い聞かせてきた。だって、私がうまくいかないはずがない、世の中が私をうまくいくいかせないはずがない、とまったく根拠レスの自信を持っていたので…!)

ディズニーランドの構想を人々にばかにされながらとうとう実現し、開園式を待たずに亡くなったウォルトディズニー。開園式の日、記者から「ご主人がこれを見ずになくなられたのは残念ですね」と言われた夫人の答えがいい。「いいえ、主人は誰よりも早くこれを見ていました」。つまり、想像力がすべてだということ。

 
さすが、ベストセラー作家である! さすが、弓場さんである!

引用していくと、結局、全部を書かなくちゃいけなくなるので、興味を持たれた方は、本書をお読みいただきたい。『英国式節約術」が1000倍リターンなら、こちらは、ひょっとしたら、10万倍(1億5000万円)、100万倍リターン(15億円)リターンとなるかもしれない本。ささやかな1500円だ!!

ところで、本書内の、スティーブン・キングの言葉からは勝間さんを思い出した。

「いくら才能があってもどうしようもない。
「才能のある人」と「実際に成功する人」の違いは努力を積み重ねるかどうかだ」

これに私が自分自身への洞察から、シニカルな名言(?)を加えれば、
「人が努力をしない理由は、『努力すれば私だって実際に成功することができる』という幻想を持ち続けることができるからである」

あるいは、
「努力をしなければ、『実際に成功する人」となることはできないが、『才能のある人』である可能性を否定されることはない」

ーーううん、これだから、私は息子をモティベートできない!

ニーチェとはまた、違ったジャンルの本だとも言えますね。
というわけで、ニーチェと、併せて、どうぞ!

そういえば、ツイッターで、「ニーチェの言葉」を買ったら、高一の息子にとられてしまったのでもう1冊自分用に買った、という声をいただいた。

実は、このあなたの潜在能力を引き出す20の原則と54の名言』、息子に渡したら、例によって、見もしないで、書棚のさる場所(私が読めと強要して渡した本が集合しているコーナー)に格納仕様としていたので、今度は、「ニーチェの言葉」を渡してみようと思う(家に持ってきていた分は、お客さまに差し上げてしまったので)。

またまた「そういえば」、高校の時に、私も「ツァラトゥストラはかく語りき」を読んだ! 比較的薄いから。というか、「2001年宇宙の旅」を観たから。でも、読んだ、という記憶があるだけで、内容は全く覚えていません。そのとき、理解した、という記憶もありません。。。

2010年2月14日 (日)

100倍は当たり前、1000倍、1万倍以上のリターンを生む!? 英国ミリオンセラー作家の美しすぎる節約術の本! ●干場

明日15日月曜日発売開始の2月新刊のひとつは、元祖節約の国!英国から学ぶ「英国式節約術」
(ところで、イギリスって、元祖節約の国だったんですか?!←って、自分で言っておいてしらばくれる私)

Photo_11 27カ国24言語で、出版、累計135万部突破のベストセラー作家リチャード・テンプラーの最新シリーズ。
実際、ブックフェアで、ロンドンに行くたびに、リチャード・テンプラーのシリーズは、日本で言えば勝間さん並みに(?)、書店の店頭を飾っている。

弊社でも、実は、「人生のルール」(the RULES of Life )「グレイトな上司」(the RULES of Management)を出していて、そのイギリス人らしいちょっとシニカルで、知的なユーモアたっぷりで、それでいて、人間と社会に対する深い洞察に満ちた独特の語り口が、私は大好きなのだけれど、弊社の力不足か、本国イギリスのようには行かないようだ。

でも、こちらは、本国イギリス以上にいくのではないかと期待。

1 節約生活を始めるための基本ルール
2 買い物を楽しむための節約ルール
3 食事を楽しむための節約ルール
4 娯楽を楽しむための節約ルール
5 日常生活を楽しむための節約ルール(←2〜4は、日常生活ではないのか?)

の5章に88の知恵!(本当は100あったが、日本には合わない12個は割愛)

たとえば
011 額面の大きい紙幣を持ち歩く
(すると、使いにくくて、使わないから。小銭は、すぐ使ってしまう)

018 クーポンを使う自分を受け入れる
(特に男性は、クーポンを切り取って、お店に差し出すなんて、沽券に関わると思ってしまいますもんね。でも、私の知っている小金持ち男性たちは平気だ。ただ、そういう人はおしなべてケチで、人のお金でご飯を食べることが当たり前だと思っていたりするので、個人的にはおつきあいしたくない。なんて、全然、本書の宣伝のフォローになってないな……)

021 ウィンドウショッピングをしない
(見なけりゃ欲しくならないから)

027 買うのは二度目の買い物で
(私も、1週間考えてみるわ、と言って店を去った物の95%は買わないですむ)

059 肉類は高いのでベジタリアンになる 
(確かに、「貧乏入門」にもあるように、小池龍之介さんも食材に贅沢しているのに、ベジタリアンなので安上がりなことが判明)

062 遅い時間から飲む
(すると、2次会3次会とお店をはしごすることもなく、また量も飲めないから)

072 給湯器の温度を下げる
(今、これを書いているときに、息子がやって来て、「きゅうゆき」と読んだので、「おまえは麻生か」と叱った!)

くすっと笑いつつも、すぐに使える知恵ばかり。
テンプラー氏曰く、
「本気にならなければ、節約はできない。
 でも、本気で節約を楽しめば、人生も楽しくなる!」

「でも、本当に節約しようと思っている人は、この本もケチって買わないんじゃないの?」と、先ほどの息子の逆襲。

ふむ、確かに。美しすぎるこの本。白箔押し地模様、おわかりになります?

でも、1400円の投資が、100倍(14万円)はもちろん、1000倍(140万円)のリターン(つまり、節約)にはなるはず。人によっては、10年ぐらいで1万倍(1400万円)のリターンになるかも(そう思うと、本って、本当に安いですね!)!!

2010年2月13日 (土)

「王様のブランチ」で紹介!『超訳 ニーチェの言葉』 ●大竹

Isbn9784887597860 本日(2月13日)の「王様のブランチ」(TBS系列)に、超訳 ニーチェの言葉が登場!

新企画「書店員さんが紹介するこの一冊」というミニコーナーにて、営業ヨシイ担当店TSUTAYA TOKYO ROPPNGIの井上さんが「今お店で一番売れている本」としてご紹介くださいました!

中身を開いて、「恋人が欲しいと思っているのなら」「男たちから魅力的と思われたいなら」なども読み上げてくださいました。「恋愛指南書としても、プレゼントとしてもオススメですよ!」とのコメントをいただきました(井上さん、ありがとうございました!!)。

twitter等でさっそく話題になり、おかげさまで、現在Amazonでも総合順位BEST25に入る勢いで上昇中!

明日(2/14付)の産経新聞「話題の本」にも掲載予定です。

実は、この本の読者層は約4割が20代。有名すぎる「神は死んだ」以外の「明るいニーチェ」「前向きなニーチェ」が詰まっています。興味のある方は、ぜひ一度お手に取ってくださいませ・・・!

出版社中抜き論!?と印税90%論!? ●干場

AMAZON キンドルを筆頭に、いよいよアメリカで、電子書籍が拡がっていくなかで、わが国でも、最近、ネットなどでよく目にするのが「出版社中抜き論」だ。

出版社は不要? 

たしかに、理論的にはそういうことになる。
つまり、著者→出版社→取次→書店→読者、というフレームの中で、筆力も宣伝力も持っている著者なら、出版社を介さず、つまり、中抜きして、インターネット上の書店で自分で売り出せる。
これは、十年くらい前、スティーブン・キング氏がアメリカで、インターネット書店どころか、直接、ネットを通じて自作を販売した時から想定されたことだったが、一足早く同じことが起こった音楽業界の様子を見るにつけても、一昨年、アメリカでのキンドルの話を聞いたときから、その想定は、出版関係者にとっての現実的な不安になった、ともいえる。

今問われる出版社の本来の機能

ただ、筆力も宣伝力(つまり圧倒的知名度と人気)も持っている著者というのは、現実的には非常に少なく(日本では、村上春樹氏ぐらい?)、多くの著者、少なくとも一定以上売れている実績のある著者の方々は、執筆のサポートつまり編集と、プロモーションの必要と重要性を認めている(厳密に言えば、出版に関する共同責任者として、訴訟など何かあったときの防波堤的役割もあり、ジャンルによっては、これが結構大きかったりする)ように思う。
そうした出版社の本来の機能は変わらないと思う。

ただ、その在り方はやはり大きく変わっていくことだろう。

なにしろ、これまでは、自分の本を出したいという人にとっては、数百万円はとりあえずかかる印刷・書店流通が現実的な参入障壁となっていたわけで、当然、障壁の内側には、利益が貯まることになっていた(実際は、貯まるどころか、書店も取次も出版社も青息吐息だが)のが、その障壁がなくなるということだから。

佐々木俊尚氏による講演「電子書籍時代の編集者」

編集とプロモーションの機能は必要だ、しかし、その在り方は変わる。ではどのように? というわけで、タイムリーに開かれたのが、佐々木俊尚さんのダイヤモンド社で開かれた講演、「電子書籍時代の編集者」。
(土江編集長の粋な計らいで、他社の編集者にも公開されたのだが、佐々木俊尚さんの電子書籍の本は、実は、来月か再来月にも、弊社から出版されることになっているので……なんだか、申し訳なかったです。。)

佐々木さんのお話は、こちらの方が、それはていねいに、記録してくださっているので、こちらをご覧いただくとして、ここでとりあげるのは、最後の方で、お話しになった、電子書籍時代の編集者の2つの方向。すなわち、
①360度契約エージェント化 ②スモールビジネス集合体化
これまた、出版社の本来の機能を考えれば、好むと好まざるとに関わらず、理論的には当然帰結する結論で、同じように考えている人は少なくないと思う。

残る出版社と書店

ただ、理論的には、ということで、それが現実に、どのような方向に、どのくらいの速さで進むかは、まだまだ、みなわからない、というのが正直なところだろう。
ひとつだけ言えるのは、弊社のような直取引、少人数、書籍のみ、を行ってきている小出版社、ならびに、優秀な編集者、マーケッターにとっては、その機能に対する需要がある限り、チャンス到来、とする可能性が高まったということだ(あくまでも、「可能性」であって、それを生かせるか否かはこれからだが…)。

逆に、雑誌による広告収入に依存したモデルで巨大化(といっても、所詮は中小企業のレベルだが)した大手出版社と、編プロや外のライターさんに実務は任せ、コーディネイターと称して、手配師みたいになっているだけの編集者(実際にあったことがあるわけではないが、噂ではそうなる)と、会社のブランドと業界内のなれ合いに依存した古い営業をしているだけの営業マン(こちらも、そういう人に、実際会ったことはないので、あくまでも理屈として述べている)は、それこそ、「中抜き」の対象となってしまうだろう。

とくに、それらの人々の、生産性に見合わない高額な(と噂される)人件費(こちらも、弊社のような中小はそうじゃないので、実際は知らないが)をまかなうために、結果として業界あげての自転車操業状態に陥っているとしたら、それらがいずれ破綻するのは、電子出版が来ようと来まいと、広告収入が落ちようと落ちまいと、別の問題として、目に見えている。

しかし、これは、どこの業界でも同じだろう。
ただ、業界というか業種というか市場全体の縮小が、そうした人々や仕組みを支えきれなくなったということないじゃないかと思う。

では、書店さんは、どうなるのか? ということだが、先日も、SS社のK社長、HC社のG社長と、続けざまに、ランチをご一緒させていただいて、話題はやはり、電子書籍やネット時代の新しいコンテンツビジネスの話だったが、
ただ、だったら、すぐに紙の本はなくなってしまうのか、今後、永久になくなってしまうのか、書店さんはいらなくなってしまうのか、といったら、そんなことはないだろう(高校生の息子など、キンドルを見せても、本は紙がいいと言い張る。デジタルネイティブが大半を占めるのは、まだ、何年か先のこととなる、というのが大半の見方だ)。

ただ、書店さんの数が、現在の15000店のままとは思えない(弊社は、以前も書いたように、直取引に消極的な一部をのぞき、上位5000店さまとのお取引をしている)。

こちらも、出版社と同様、既存の仕組みの中で同じことを繰り返すのでなく、本来の機能から改革を重ねていくところが残るのだろう。というか、より積極的に、その存在価値を発揮していけるのではないか? 
まずは、その一覧性。そして、モノとしての五感に触れ、人に触れるリアルな空間としてのエンターテイメント性。わたしは、出版社そのものとくらべたらずっと勉強不足なので、このあたり、書店の方こそ、きっといろいろお考えだと思う。そして、読者の方にも、いろいろとご希望や提案があると思う。ぜひ、うかがいたいと思っている。

いずれにしろ、業界そのものの仕組み、形が変わっていくことになると思う。そのなかに、新しい可能性があるものと期待したい。かって、現在の出版流通の仕組みは、素晴らしく進んだものであったといわれたように、これからの時代に合ったものとして(このあたり、鈴木敏文さんの「商売の原点」の中にも)。

出版社は、中抜きビジネスか?

ところで、私は、出版社が中抜きされる、という意味で、「出版社中抜き論」についてここまで書いてきたが、今、一部で言われているのは、「「出版社が、中抜きして、著者が搾取されている」、だから、これからは、「出版社をわたしたちが中抜きして」しまいましょう」みたいな論調である。

それについては、上記の出版社の機能を理解していない(現実には、特にノンフィクションでは、はじめからひとりで、お金を払って読んでもらうに値する原稿を書ける著者は正直言って稀だし、書くだけでは本というパッケージにはならないし、なったところで、ご本人がよほど有名でない限り、刷れば書店に並ぶものではないし、並んだところで売れるものではない)わけで、「それはないんじゃないか」と言いたい一方で、でも、「そう言われてもしかたないな」というのの両面がある。上記に、中抜きされてもしかたない、と書いたような例だ。ひょっとしたら、そっちのほうが現実としては多いのかもしれない。

このあたり、「切り込み隊長」さんが、ブログで「出版社って「中抜き」ビジネスなの?」という記事で、客観的な立場から(?)お書きになっているようなので、こちらをお読みいただきたい。

それより、ここで、ちょっと触れておきたいのが、最近一部で聞かれる、印税90%論だ。

印税90%???

最初に、90%ってなんの90%?ってことだが、今の10%を90%に変える、といっているところを見ると、定価の90%ってことなんだろう。
おそらく、これを仰っている人は、ひとつの象徴というか、問題提起として、確信犯的に、ということだろう。

だって、そもそも出版社は、定価の60%〜75%(普通の老舗は69%なのに、71%のところもあれば85%のところまであるというのに、弊社のような新参者がもし取次さんを通したら67%マイナス部戻しという訳の分からないお金が5%で要するに62%。いまでは60%以下のところもあるという。しかもこの条件が、現在の売上などの実力ではなくて、老舗優遇の不透明不合理な決め方であることは、一昨年の公正取引委員会の公開議事録にも掲載されていることは、すでに何度も述べた)。。そもそも、印税90%は成り立たない。

●書籍のコスト構造は?

ついでに、ここで、書籍1冊のコスト構造をごくごくラフに見てみると、
上記より、取次+書店による流通費が35%、
次に、原価だが、こちらは、増刷と初版では異なるので、全体の半数以上を占める7000部程度の初版(つまり、過半数が増刷なし、ということ)についてみてみると、印刷代が20%前後。デザイナー、イラストレーター、校正者、場合によってはライターさんなどの外注費が10%前後。つまり、原価率30%となるのだが、これはあくまでも、作ったものが全部売れた場合で、実際には、現在初版は平均50%の返品率といわれている(一般には業界の返品率は41%ぐらいといわれているが、それは既刊も含めてのことなので)ので、実際に売れた分で割った原価率は、一気に倍の60%になってしまう。
すると、ここで、合計はや95%。刷り部数印税10%を加えると、105%で、広告宣伝費はもちろん、人件費、取材費、営業販促費、システム構築費など一般管理費もまったく出ない大赤字。

まあ、いまのは、かなりラフで、実際の1%2%がものすごくきいてくるし、最初に刷る数によってもかなり変わってくるけれど、ただ、書籍においては、増刷になってはじめて、トントン。つまり、一般管理費がでるかでないかの土俵に立てるのであって、新刊のうちの半数を占める初版のみの本は、外注費による原価のレベルですでに赤字、というのが一般的だ。

じゃあ、どうやって出版社は回っているのか、と言ったら、ま、タレント業界と同じというか、ヒット作に助けられている、ということになる。基本的に、印刷というのは、大量生産の仕組みだから、沢山同じものを刷ればするほど、単価は安くなる。装丁などの初版のみにかかる費用もいらないわけだし。

じゃあ、売れている著者の人が売れない著者の人を助けているのか、ということになりそうだが、ただ、いま、売れている著者の方も、かつては売れていない時代があったわけだし、出版社が常に新人発掘と育成(おこがましいですけれど)、販促をしているからこその今であって、と、それは、どこの世界でも同じかもしれない。でも、やっぱりそれも程度問題で、出版社が売れない本を大量に出し続けることは、売れている著者の方にとっても、いかん!

ま、それがどうしても嫌だ、という方が、自身で出版活動を行うことになる、という理屈を可能にしたのが、電子書籍、ということになるのかもしれない。ただ、この場合も、アマゾンであれ、アップルであれ、そこに通すのに30%なので、やっぱり印税90%は難しいみたいだけど……。

でも、きっと印税90%説を唱える方々の怒りの多くは、生産性や能力の割に高い編集者の給料に向けられているということなのだろうけれど、そのことについては、
まず第一に、どこの会社でも業種でも、たいてい、上位20%の人が全体の80%の売上をあげているものだから、どうしても人数の多い、上位じゃない80%の人が目立ってしまうのだろうということ、
ついで、すでに、本エントリーの最初の方に書いたとおりで、それはごく一部の大手の話であって、その他大多数の出版社というのは薄給で、いまは、能力給を採用する出版社も少しずつ増えてきているということ、
そして、私も、その会社だけがおかしくなるのは勝手だけれど、そういう状態を何とかできない会社が淘汰されずに、増加する一方の新刊点数と返品率といった業界全体の自転車操業状態に引きずり込むのだけは止めて欲しいと言いたい。

なにやら、弁解がましくなってきましたな(なんで、私が、他社中心の、業界の弁解しなくっちゃならんのだ! うちはうまくいっているというのに!!)。
ここまで、読むと、あらあら、出版社ってなんて儲からないんでしょう、とがっかりする出版業界志望者も多いかも。
でも、さっきあげたのは、どんぶりの数字で、文字どおりどんぶりでやっているところ(雑誌が中心で雑誌の広告収入で儲かってきたところに多い。まあ、広告単価と書籍では金銭感覚全然違うもんな)は、書籍部門は赤字らしいけれど、弊社のように、堅実にコスト管理厳しく、書籍だけでやっているところは、一般にうまくいっているところが多いみたいだ。

さらに、弊社の場合、取次を通していない、でも、その分、倉庫運送費がかかる、でも、返品率、そんなに悪くない、といった具合に、上記のコスト構造とはまた違ったものになっている。
同じように、上記の平均像とはまた違ったコスト構造のところも多いだろうし、それぞれの項目での数%の違いで、全体の収支は大きく動くのだから、あくまでも、大雑把な仕組みとして、ご理解いただきたい。

それと、論旨から大きく外れるけれど、いずれにしろ、お金のことだけ考えて、出版社に入りたいとか、出版をしたい、という人は、止めた方がいいというか、そもそも、今の時代に、いらっしゃらないと思う。それより、志だ。
1000円の本が、その人の生活、人生に、何万倍もの影響を与えることがある。
2兆円という市場規模ではとうてい計れない力を持っている。そのことを自覚して、志を持って、営むことだと思う。

●発行部数2000部のタウン情報誌に社員6名。年間600万円の広告主が頼りって??

というわけで、内定者のための、出版社の会計講座みたくなってしまったが、ここで思い出したのが、現在のNHK朝の連ドラ「ウェルかめ」の????な設定。

徳島のタウン誌。発行部数は2000だそうだ。ふうーむ。みたところ、ぺらぺらで、せいぜい500円。買い切りで自分で書店にくばっているとしても、卸価格よくて400円。まあ、定期購読あるとしても、郵送代とかかかるから、同じ価格で計算すると、えっ! 1カ月の売上80万円!(印刷代も出ない)年間1000万円弱!? いい歳の社員が6名もいるのに? スタジオもあるきれいなオフィスなのに?

じゃあ、きっと広告媒体として広告代でもっているんだろう、と思ったら、1カ月50万円年間600万円のところがメイン広告主で、そこが抜けるといよいよ経営の危機だとか。メインというからには、全体の30%ぐらい占めている?なんか、雰囲気では、半分以上占めてるみたいな感じだけど、まあ、いいでしょう、30%として、えっ!? 広告収入2000万円。

本体の売上と合わせて、3000万円!? これは、印刷代、デザイン代、版下データ作成代、送料、取材費等、考えると自分ひとりで自宅でやって、とんとん。

まあ、これにかぎらず、いままでの朝ドラも、
料理が自慢の老舗高級旅館なのに、ひと盆に、やすものの器に入った料理が数点という、1000円定食みたいな料理を出していたり、
ヒロインが妊娠して、つわりに苦しんでいるのはオーバーに描かれ、仕事を続ける上で最も大変な授乳期になると、子供に関するすべての苦労は終わって仕事に邁進していたりとか、
脚本も演出も、そういうこと、なーーんも考えない人々なんだなあ、と思いながら見ていたわけだし、
NHKにかぎらず、ドラマの状況設定は、いつもあまりに実態とかけ離れていて、それぞれの業界にいらっしゃる方は、それはそれとして、無視してごらんになっているのだろうが、

でも、今回は、一応零細出版社が舞台。それが、上記のようなありえない数字の出し方なのをみるにつけ、脚本も、演出も、そういうこと、全然考えないというか、無知というか、何なんだろう、

と改めて、思ってしまったのでありました。

10秒後、10カ月後、10年後、その選択であなたはどうなっていますか? ●干場

現在は本田直之さんらの編集で知られ、サンマーク在籍時は「ちいさなことでくよくよするな」の編集担当者として知られる、辣腕フリーエディターの青木由美子さんから、「干場さんを彷彿とさせるので」とあまりにもったいないというか、光栄というか、とんでもないというか、まるっきり器違いの大物著者による「10-10-10」をご献本いただいた。

101010 なんといったって、著者のスージー・ウェルチは、ハーバード大出である。なんてったって「ハーバード・ビジネス・レビュー」の編集者である。
そして、その苗字から分かるように、夫は、あのジャック・ウェルチ、なんてったって大金持ちである。そして、美人である。

ふう〜〜。なんだ、すべて、正反対ではないか!!! 

でもまあ、気を取り直して、ご紹介させていただきましょう。

というわけで、本書「10-10-10」。テン・テン・テンと読む。
サブタイトルに「人生に迷ったら3つのスパンで決めなさい」とあるように、これは、仕事、恋愛、友情、価値観と、わたしたちがさまざまな場面で必ず余儀なくされる「人生の決断」の画期的な方法を説いたものである。

本国アメリカでは、発売後まもなく、「ニューヨークタイムズ」などのベストセラーリストに載り、テレビで紹介されると、たちまち大反響。いまも公式ホームページに、感動と感謝の声が寄せられている、という。

では、その画期的な方法とは何かというと、それが、「10・10・10」。

その選択をしたら、

10分後にどうなるか、10カ月後にどうなるか、10年後にどうなるか

を考えて、決断する。

ただ、それだけだ。ただ、それだけなのに、それが、すごい。

だって、たしかに、わたしたちが決断するとき普通考えるのは、10分後と10年後、あるいはそのどちらかだけだ。
つまり、10年後のために今を我慢するか?
それとも、10年も先のことは考えずに、今やりたいこと(もしくは楽なこと)を選ぶか?

ようするに、アリかキリギリスか? だ。
(わたしもそうだ。で、わたしの場合は、キリギリス。常に、「今」を重視して選択してきた。その「今」の積み重ねで、今の「今」に至った)

著者のメソッドの新しいところは、この現在と遠い未来の間に、10カ月後という「近い将来」を入れたこと。そのことによって、「プロセス」という視点を、決断の要素に加えたことだ。
そのことの威力は実に大きいことが、項目ごとに多数収録されているケーススタディからわかる。

この三つの時間軸で考えていくことで、自分が本当に大切にしているもの、価値観が見えてくる。

というわけで、本書が、全米でベストセラーになっているのはよくわかる。

さらに、この邦訳では、小沢瑞穂さんという名翻訳家による非常に読みやすい訳文にプラスして、青木さんのプロデュースだろうか、強調部分がピンクの2色刷で、大事なところがすっと頭に入ってくる。

仕事上のトラブル、仕事と出産、転職、恋愛と結婚等々、選択に迷っている方はもちろん、70歳になったときも後悔しない決断が常にできるようにと望む、すべてのかたに、お勧めだ。

ただ、1点、アメリカのこうした本はすべてそうなのだが、ケースというか、エピソードが豊富すぎるように思う。メアリーがどうした、サラの場合は、と延々と続くのが、向こうの本の流儀らしい(おそらく、これでも結構削ったりしているのではないかと、勝手に推測しているが)。

本当に迷っている人にとっては、一つ一つを読む過程がまた、癒しであり励ましであって、それが求められるのかもしれない。

でも、わたしには、ちょっと長すぎると感じられた。

どうもこのあたり、過剰なほどプラスしていく欧米文化と、マイナスしそぎ落としていく日本文化の違いのように思う。と同時に、値下げされるのを前提に本の価格を数千円にするために、できるだけページ数をかせぐ、のが欧米の方法と邪推したりする。

***

さて、ここからは、余計なおしゃべりなので、お読みいただかなくてもいいのだけれど、著者は、ウェルチ氏の3番目の妻である。

2番目の妻との離婚の要因となった女性だと、あとから別の人に聞いた。
ああ、だから、2番目の妻との離婚に際し、慰謝料を何億ドルも要求されていたのね、と納得。

でも、そもそも2番目の奥さんというのは、成功と同時に、二十数年間連れ添った糟糠の妻と別れて結婚した17歳年下。おそらく、いわゆるトロフィーワイフというやつだったのだろう。
結婚期間も長くなかったのに、図々しい女性だなと思う一方で、ウェルチしに対しては、ま、自業自得でしょ、と、慰謝料の件を新聞で読みながら、思ってしまったことを思い出す。

だいたいが、ウェルチ氏の本、せっかく前半、その経営手腕に感心しながら読んでいたのに、おしまいの方で、男も成功すればWASPの連中よりももてるんだ、みたいなことを言っていて、新しい妻との結婚を得意そうに書いていたので、一気に興ざめしたものだった。なーんだ、要するに、ずっともてなかったのね、もてたかったのね、みたいな。ま、カワイイとも言えるのだろうけれど。ま、経営手腕に感心はしていたけれど、金融業に走るその経営方針は、私は好きになれなかったので、そのせいかもしれないけれど……。

ともあれ、結局、40過ぎの4人の子持ちの、でも、ハーバード大出の、本著者と再々婚したウェルチ氏は、ようやく正しい選択をしたようだ、多分。その選択には、10-10-10 メソッドを使ったのかな?

2010年2月12日 (金)

神永さんの「未来思考」(朝日新聞出版刊)を読みました ●干場

楽しみにしていた、ビジネス書大賞ブロガー賞受賞の「不透明な時代を見抜く「統計思考力」」の神永正博さんの朝日新聞出版からの新刊「未来思考」を読んだ。
期待を裏切らない良書!

Photo_15 論理は精緻だし、文章は正確かつ、神永さんの誠実な人柄が行間ににじみ出る親しみやすいものだし、全体のブックデザインも美しい。

そして、内容は、副題に、「10年先を読む「統計力」とあるように、

1 少子化と結婚 2 都市と高齢化 3 仕事と経済

の3つの観点から、あくまでも客観的データを元に、10年後の日本を読み解く。

決して楽観視できるものでないのは当然だが、一方、客観的な事実を冷静に見ると、不思議と、勇気と希望が出てくるから不思議だ。建設的な方向性を探したくなる。
これも、著者である神永さんを反映したものなのだろうが。

さて、パート1の「少子化と結婚」については、「婚活時代」や「猪口さん、なぜ少子化が問題なんですか?」の編集を通じて、たいていのデータは、目にしていた私だったが、典型的(!)理系、神永さんならではの、これでもか、これでもか、という事実からの検証は、さすが!

ひとつだけ仮説を立てて、それに合うデータだけをあげる、ということもない。というか、ふつうは省略する、その過程に至るまでの事実との検証作業そのものを見せてくれる。

たとえば、「子どもをほしがる人が減ったんじゃなくて、そもそも結婚したくても結婚できな人が増えている」というのは、直感的にわかったりするけれど、でも、それ以外に「こういう理由もあるんじゃないか」「これはどうだ?」みたいなことを、県ごとの婚姻率、失業率などの増減のデータなど駆使して、ひとつひとつ検証していくわけだ。

つまり、本書は、神永さんが、データを元に読み解く、10年先の日本の姿であると同時に、そのプロセスを読者と共有することで、その方法論、すなわち「統計思考力」を伝授する本でもある。

欲を言えば、より鮮明にそういう方向にしてもよかったのでは? というのが、編集者としての感想。

もちろん、いまのままでもそうしている読者も多いだろうが、より初心者の読者でも、著者の「未来思考」を共有し、観点を共有しながら、推理小説を読むように、より目的意識を明確にもって読むよううながされる、より実践的な側面を持つ方向というか。

ま、このような素晴らしい本を自分のところから出せなかった悔し紛れの弁、ですね!? 
というわけで、読者としては、大いに満足しました!

なお、神永さんは、大学からの派遣で、来月末からインドの大学に1年間赴任されるます。その前に、神永さんをゲストに迎えての「読書会」を企画しています。
「不透明な時代を見抜く統計思考力」か「未来思考」(他社本ながら!)をお読みになった方が集まって、自由に語る会。神永さんへの直接の質問、意見交換も!
近く、お申し込み方法を、お知らせしますので、お楽しみに!!

2010年2月11日 (木)

バレンタインデイに贈っていただきたい本 ●干場

社長室面々から、バレンタインデイに贈りたい本、干場のセレクトを、という「指令」(!)が本ブログを通じて下されていたことに、今気がついた。
バレンタインといえば、やっぱり、昔のCDサイズの本がオススメです。

まずは、これ。
Photo_6 「あなたからの贈りもの」
かなりの自信作。ただ、今出ているのは、新装版で、私としては本当は、オフホワイトの用紙にちいさく金だったか赤だったかの箔でタイトルが書かれただけの最初のカバーが好きだったな。
店頭で地味だし、今の若い読者に合わないということで、新装版になったけど…。
(←社長のくせに、こんなところで、自社に文句言ってて、どうする!!?)

でも、中身は変わらないので!
伊藤のコンセプトを元に、愛を込めて、書きました。

Photo_7 Photo_8 で、昔の版を、今度は、コンセプトはそのままに、イラストブックにしたのがこれ。
「あなたがわたしにくれてるもの」
フクイ・ユキさんのイラストのおかげで、結構売れたな!



同じく、「ひとりよりふたり」(絶版)をもとに、イラストブックにしたのが、こちら、「ふたりだからできること」。これは、ホワイトデーに、男性から女性にお返しに使う方が向いてるかも。

Photo_9 Photo_10 息子にあげるならこの「勇気をくれたこのひとこと」のどれか。どれでもいいか。カバーで選ぼう。私の息子には、9!




夫にあげるならこれだな。

「愛するための本」
なんてったって、「愛を取り戻すための30日間のレッスン」が副題だから。
これをよんで、ちゃんと、私の愛を取り戻しなさい!ってか……ww。

中学受験の季節を幸せに過ごすための画期的シリーズつくりました ●干場

ここ数年、この季節になると、胸がきゅっとなる。中学受験だ(そういえば、この不況の中、中学受験者だけは、過去最高。全国的に伸びているという)。

東京圏では、今週の土曜日あたりで、補欠とかも含めて、ほとんど決定するンじゃないかと思うが、私にとっても、息子が第一志望校に合格したときは、人生で2番目に嬉しいと感じた。

(ちなみに、1番目は息子が産まれたとき。プロポーズとか、就職の内定通知の電話とか、大学の合格通知の電報とか、いろいろ嬉しい瞬間は覚えているけれど、自分のことは、どこか、「当たり前だ」と思っている図々しい節があり、その結果、子供のことが一番嬉しい瞬間となっている。
 できれば、このまま時が止まって欲しい。今の様子では息子の大学受験については、人生で一番嬉しい瞬間が追補されるとはとうてい思えないし、いずれにしろ、もうそれは、私の問題ではなくて、息子の問題なので)

Photo というわけで、これ。弊社の学参(学習参考書のジャンル)に、新シリーズ登場!!
強育ドリルのお兄様お姉様ブランド!「最強ドリル」だ!!

その第一弾は、「数学に感動する頭をつくる」略称 数感頭)栗田哲也先生の「図形」

Photo_2 Photo_3 駿台の英才セミナーで、数学オリンピックに挑む生徒を指導している栗田先生の持論は、「図形は目で解く」。つまり、鉛筆を持たないで、目で解く
基礎から難関中学入試問題まで、自然に「目で解ける」解けるようになるよう、構成されている画期的なドリルだ。

鉛筆を使わないことを推奨しているわけなので、大人のあなたも、電車の中で立ったまま、解ける! というか、解く練習ができる!

そういえば、栗田先生とお目にかかったばかりの数年前、先生がおっしゃたことが印象的だ。曰く、
「数学が得意な人とふつうの人を見抜く方法」

「たとえば、ちょっと複雑な計算問題を耳で聞いたとき、ふつうの人は、さっと下を向き、紙と鉛筆を手に取る。これに対し、数学の得意な人は、顎を上に上げて、斜め上の遠くを見る目になる」

なるほど。と、社内で試してみたら、文系一家の我が編集部は、はなから計算をあきらめてしまった人を除いて、全員さっと下を向く。わが家に帰って、理系の夫に試したら、上を見た!! ただし、彼の場合、数学が得意といっても高校数学までで、さらに正確に言えば、計算が得意なだけかもしれないが……。

Photo_4 Photo_5 さてさて、「最強ドリル」のもうひとつは、「統計」
といっても、統計学ではなくて、統計を用いつつ、社会や国語の力を解く総合問題。公立中高一貫校の検定試験用だ(PISAの問題にも強くなりそう?)。

「消える学力 消えない学力「使える学力 使えない学力」の田中保成先生に、「使える学力 使えない学力」の中で触れられていた公立中高一貫校の、統計を使った問題の例題がとても興味深かったので、今回、その専用のドリルをつくっていただいた、というわけ。
なお、問題は、全国の公立中高一貫校の検定試験から採っている。

といっても、これ、大人用にも十分役立つ。さすがによく読めば誰でも(??)できるだろうが、ちょっと考えさせられるし、それをきちんと記述するとなると……

よし!

ブログ読んでらっしゃる方だけにお教えしちゃおう!!

春から始まる2011年新卒採用筆記試験はこれに決めた!!??

親子でやれば、親子のハイブローな!コミュニケーションにもいいかも。って、前も書いたっけな。

ともかく、小学校4年から。2冊ともオススメです。書店さんの理解が浅い、もしくは、弊社の営業が手薄とかで、お近くの書店さんにない場合は、オンラインショップからでも。子供に使わせるものはご覧になって確かめてみたいものと思いますが、一応中学受験勝ち組ママ(!?)の私が推薦いたしますので…!! 

バレンタインに本を贈ろう! ●大竹

こんにちは!
もうすぐバレンタインデーですね。

Isbn4887593988Isbn9784887596023先週土曜(2/6付)の朝日新聞夕刊に「大切な人に本を送ろう」という特集記事がありました。
こちらで、勝間和代さんが、オススメしてくださっていたのが、この本!
3秒でハッピーになる名言セラピー  

「幸せになるための考え方のヒントがぎゅーっと詰まっています。元気づけたい男友達や、生きる道に迷っている年下の彼にぴったりだと思います」

さらに、同特集ではベストセラー『筆談ホステス』が話題の斉藤里恵さんお薦めランキング1位は、アランの幸福論

「幸福のためには、ポ ジティブに生きるだけでなく、自分自身についてよく知り、見直すのも重要なのだということがよくわかります。(中略)バレンタインに大好きな人に贈りたいですね」


勝間さん、斉藤さん、ありがとうございます!

さて、ここで僭越ながら社長室がオススメするバレンタイン本はこちら!

Isbn9784887597198●田中オススメ!
きみのこと好きだよ
たくさんの「好き」があふれていて、家族や友達に贈るのもオススメです。余白にメッセージを書き込めば、さらに気持ちが伝わります。さりげない感じで、HERSHEY'Sのキスチョコと一緒になんていかがでしょう?

Isbn9784887597907●谷口オススメ!
ビジネス書大賞 Biz-Tai2010
大切な彼には、いつもできるビジネスマンでいてほしいから・・・!!!話題のビジネス書でスキルアップのお手伝い!表紙の色もバレンタイン向きですネ。ボンボンチョコレートに添えて・・・!

Isbn4924751588 ●大竹オススメ!
アインシュタイン150の言葉
「常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことを言う」「いいジョークは、何度も言わない方がいい」など、天才の人間味あふれた言葉が詰まっています。男友達や、上司へのプレゼントにも。ビターチョコレートに添えれば、ちょっと知的なプレゼントに。

干場のオススメは何でしょうか?次のエントリでお読みくださいませ!?

2010年2月 6日 (土)

「ニーチェの言葉」一カ月弱で7万部突破! ●谷口

本日の日経新聞全五段広告にもドーン!!と掲載されていますが、
『超訳ニーチェの言葉』なんと、、、初版15000部から始まって発売1ヵ月弱で7万部突破であります。
す、すごい勢いです。
お問い合わせや書店様からのお電話も鳴りやまない状態で、現在さらに増刷中。

営業から展開写真もたくさん送られてきていますので、一部ご紹介します~!
Tsutaya Tsutaya_2 Photo_2











左から、TSUTAYA EBISUBASHI店様、TSUTAYA三軒茶屋店様、
ハイパーブックスかがやき通り店様のご展開です。
パネル(編集部フジタ渾身の作)とリボンの色を統一した展開がとても綺麗shine
かつ大胆な平積み!


プレゼントとして贈りたいので・・・と、まとめて買われるお客様も多いとのこと。
書評もたくさんいただいていて(ブロガーの皆様、本当にありがとうございます!)、
ディスカヴァーの自己啓発書はあまり強くないオンラインの書店様でも好調です。

さて気になるランキング情報は…

有隣堂アトレ恵比寿店様 総合 3位
三省堂書店有楽町店様 総合 4位
三省堂書店新横浜店様 総合 2位
ジュンク堂書店ヒルトン梅田店様 一般 2位
文教堂書店渋谷店様 ビジネス2位 総合4位
ジュンク堂書店大分店様 ビジネス5位
ブックストア談新大阪店様 ビジネス7位
ブックファースト京都店様 総合 4位
ジュンク堂書店大阪本店様 総合 6位、ビジ2位
平坂書房モアーズ店様 総合 2位
ブックファースト梅田店様 総合3位、人文 1位
ブックファースト梅田3F店様 総合 3位
ブックファースト阪急デュー山田店様 総合   6位
三省堂書店神保町本店様 総合 6位
ブックファースト阪急西宮ガーデンズ店様 総合 3位
紀伊國屋書店梅田本店様 単行本17位
文教堂書店全店様 ビジネス 6位

などなど、総合ランキング1位を狙って全国展開中。
まだまだ目が離せません!書店様で見かけられたら、ぜひご覧くださいませ~!

2010年2月 3日 (水)

バンコクでもディスカヴァーフェア! ●干場

21_1_2 ディスカヴァー恒例の初秋の全点フェアができなかったので、という声にお応えして用意した、「ディスカヴァー全点フェアアゲイン いい本再発見 自分再発見」。
全国で、すこしずつ開催してくださっている書店さんが増えてきていますが、なんと、タイ、バンコクでも! 紀伊國屋バンコク店さんから写真を送っていただいたので、ご紹介! 来週からは、シンガポール店でも始まるとのこと!
このブログ、バンコクやシンガポール在住の方もご覧になってくださっているといいな。

出版談義?@浅草・鬼平 ●干場

昨日は、去年のブックフェアの際のブログでもご紹介した〈素晴らしい版元社長お二人〉(素晴らしいは、社長にかかる。もちろん、版元も修飾してるけど)と3人の念願のお食事!

今ちょうど、業界では、取次の日販さんの総量規制というのが話題になっている(弊社は直取引なので関係ないが)。総量規制というのは、新刊の配本数を一律50%カットということ(ただし、版元が別に注文をとるのは別。また、返品率の優良な2社は除くとのこと)。

たしかに、年間7万冊、毎日200冊の新刊発行というのは異常だ(それが、返品フリーの委託制度による自転車操業を許すシステムから来ているのは、いうまでもない)。書店さんも取次も、悲鳴を上げているのはわかる。
まあ、これまでも、何回かあったことだというけれど、いよいよ、制度疲労がぬぐえなくなってきている、あとはその改革をソフトランディングで行くか、ハードランディングで行くか、というところまで来ている感も。
いくら直取引といっても、そのこととは、弊社も無縁ではいられない。

おまけにここにきて、電子書籍の波である。某取次さんは、5年後には、雑誌書籍合わせて市場は1兆5000億円(もちろん電子書籍を除く)に縮小すると予想されているそうだが、はてさて…。

でも一方で、これらのことを全部建設的にとらえようという動きもある。電子書籍は、日本のコンテンツが海外にもっと打って出られるチャンスだし、電子書籍がもっと進化すれば、紙の書籍との違いも明らかになり、競合ではなく、違うものとして、共存していくだろう。書店さんの意義もまた、明確になるだろう。
ここではあまり書けないけれど、はっきりしているのは、何をしていても、読者目線で、自分たちの役割と機能の原点に戻って、頭と体と心を必死に使っていく人と、そういう人を有する組織には、明日があるし、明日を作るだろうということ。

そういう組織でありたいし、一人ひとりがそういう人(ま、早く言えば、昨日と同じ事を繰り返さない。昨日までのことを当たり前だと思わない。もっと早く言えば、目を覚まして、仕事しろ!!である)であってほしいと、弊社に関しては思っている。
そういう人と仕事がしたい(そういう人、いらしたら、ぜひ、弊社にどうぞ!! そうじゃない人は退場してください)。

すみません、いつも抽象的で。

Photo_2 Photo_3 さて、集まったのは、筑摩の菊池社長ごひいきの浅草・鬼平。女将さんがひとりで切り盛りしている小さなお店で、入り口は、小さな木の扉だけなので、ちょっと入りづらいかもしれませんが、入ってみれば、まったく気取らないあったかい雰囲気。
何より、お料理が旨い!! わたし、20年ぶりに牡蠣食べられました! 

いろいろなお店、行きましたが(ってそれほど行ってないか)、こんなににおいなく、でも、味はしっかりした牡蠣料理は初めて(内緒の秘訣があるそうです)。
癖がないのに、しっかりおいしい、というのは、メインの鴨鍋も同じく。これも、ミンチにする前の下ごしらえに秘訣があるそうな(写真はコースのすべてではない。お通しとか冷たい茶碗蒸しとかまだいろいろ)。

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というわけで、考えてみたら、食べ物屋さんの紹介って、これまでブログでしたことなかったのだけれど、たまにはしてみようかな(だったら、いつもお世話になっている「さくらさくら」さんとかも、ちゃんとご紹介しなくちゃいけないな。これはまたそのうち)。
おまかせで、1万円のコースのみだけれど、飲み物込み、飲み放題なので、昨日なんて、赤字だったと思う、たぶん。下中社長(女将とのツーショットのほう)のせいで……!?

デザイン立国ニッポンは不可能じゃないはずなのに!! ●干場

先日は、世界的デザイナー川崎和男先生と数時間にわたって、お話させていただいた。もちろん、本の相談である。といっても、それは30分ぐらいだけだった気もするけれど。

Photo Images 川崎先生と言えば、あり得ないほど美しい車椅子が近代美術館に所蔵されていることや、最近は、医学博士でもあることから人工心臓でも知られているが、一般に有名になったのは、例の共和党のペイリン副大統領候補のメガネ。気がついたら、パウエル元国務長官とかヨン様とか、いろんな人がしていた!

で、知る人ぞ知るなのが、その刺激的な発言。

現実に生きている証となるのは、
あやしいと考える
自分がいることだ。

デザイナー、モノのつくり手としては、

モノを使いこなすための責任を、
所有したい、使用したいという欲望のある
市民側にも持ってもらいたい。

「誰もが使える万能なモノ」
などあるわけがない。


「つくる」事に無関心な人間は、人間であるということの認識、あるいは自己確認ができていない人間、すなわち、「生きている感動に行き着くことができない』ということを無意識のままにしている、ということです。

デザインとは、橋の形状を考えることではなく、
向こう岸とこちらの岸をつなぐ方法を考えることである。

機能的なものが美しいのではない。
美しいものは機能的なのだ。

いまちょっと手元のメモを写しだけでもいろいろ。
それはいずれ、本にさせていただくので、お楽しみに、ということで、この日、川崎先生がずっと吠えていらしたのは、デザイン後進国ニッポンということ。

曰く、モーターショーにベンツやBMWがこなくなった(おとなりの上海のに行くので、日本はスルー)、サムスンは呼ばれても日本の企業にはお声がかからない世界的デザインコンペ等々、デザインに対する認識の低さから、いつのまにやら、アジアのデザインの中心は韓国(と彼らが勝手に名乗りを上げたとはいえ)になってしまいそうな状況だということ。

日本に最後に残る資源は、文化だけだと思っていたけれど、もし、そうだとしたら、それも、自分たち自信による過小評価、くだらない内輪もめ、あるいは、自己主張の欠如と施政者のデザイン感性の欠如から来るデザイン関連予算削減などから、このままではかなりヤバイ状況の模様。

ヤバイと言えば、ヤバイ経済学系の、去年だったか一昨年だったかに売れた行動経済学の翻訳本に、明らかに、ソニーを大衆商品、サムスンを高級ブランドとして位置づけたうえでの例題があって、「いまは、アメリカでは、サムスンの方がソニーより、値段が高くても売れる高級ブランドなのか?」と思って、NY在住の日本人に聞いたら、「液晶テレビだけだよ」と1年前は言っていたが、それ、かなり認識不足だった。 

巨大コングロマリットとなったサムソンは、今や液晶はおろか家電にもとどまらず、あらゆる方面で、日本勢を押しのけ、進出中とか。

どうした! がんばれ! 誇れ!(ソニーじゃなくて、日本全体へのエール)

というわけで、デザイン立国ニッポンのためにも!? 川崎先生の本を早くださなきゃ! と思うこの頃なのである。


2010年2月 2日 (火)

紙の本はどうなる?という空気とは無縁? 台北ブックフェア ●干場

Photo_7 各国の出版社が出展し、版権売買の行われるブックフェア、一番大きいのは、秋に行われるフランクフルト、2番目が春のロンドン、3番目がNYとLOSとCHICAGOで交代に行われるアメリカなのだけれど、台北でも先週末行われていました(といっても、台湾の場合は、台湾の出版社に向けて、各社が版権をいわば営業するための場ですが)。

その台北でのブックフェアの様子を、夫の台湾赴任で、弊社を退社し、いっしょに駐在しているハシヅメが、写真とともに送ってくれましたので、ご紹介します!
日本からは、トーハンさんの海外事業部が各社のものを集めて、いっしょに出展してくださるというので、弊社もお願いしましたが、おお、ご覧のように、いろいろある!
Photo Photo_2 Photo_3

Photo_4 さて、何が売れるのかな?

ところで、4月のロンドンブックフェアには、今年も行くつもり。
世界が混沌としてくる中で、ほんの方向性も混沌としているのは、日本だけでなく、英米も同じ。
さて、どんな兆しがあるのか? 
電子書籍に対する空気は?
というわけ。

なお、7月に行われる東京国際ブックフェア、昨年、久しぶりに出展して、好評だったので、今年も申し込みました。まだ、5か月近く先のことですが、また、近くなったらご案内しますので、ディスカヴァーのブースに遊びにいらしてくださいませね。

*PROFILE*

  • 干場弓子

    ディスカヴァー・トゥエンティワン取締役社長。魚座。愛知県立旭丘高校、お茶の水女子大学文教育学部卒業。新卒時、世界文化社入社。「家庭画報」編集部等を経て、1984年、ディスカヴァー・トゥエンティワン設立に参画し、現在に至る。夫と高校生の息子との3人暮らし。好きな言葉は、「Tomorrow is Another Day」。スカーレットの言葉です。理想の男性は、レット・バトラー。もしくは、クラーク・ケント(スーパーマン)。夫は、どちらにも、似ていない。


    社長室のメンバー

    田中亜紀社長室チーフ WEB関連&新規事業担当。趣味はバレエ・お酒・銭湯めぐりなど。最近、モツ焼き屋のおひとり様デビューを果たす。

    谷口奈緒美
    社長室 営業推進、web書店管理担当。
    入社4年目、田中チーフと同期。趣味は占いと合コンと舞台鑑賞。エビちゃんと同郷なのが自慢。

    大竹朝子
    社長室 広報・採用担当。新卒入社3年目。社長室末っ子としてノビノビ育つ。好きなものは、お刺身とビール(夏は野外)。