本日金曜日、1学期の終業式の学校も多いのでは?
夏休み、といえば、宿題!?
自由研究は結構楽しめるけれど、なんといっても、小学生(とその保護者)を悩ませる宿題が、『読書感想文』じゃないでしょうか。
昔から、国語だけは大得意だった私は、それなりにちょちょっと大人受けする読書感想文を書いて、いつもほめられていましたが(!?)(←すまん、自慢だ!)、でも、内心、そんな自分が嫌いでした。だいたい、読書感想文なるものが嫌いだった。作文も嫌いだった。得意だけれど、嫌いだった。文章を書くことは好きだったけれど。
好きになったのは、中学生になってから、大人受けは考えず、独自に、自分なりの社会批評なり、本にかこつけた自分語りを書いていいんだ、と気づいてから。
小学生だって同じだと思います。読書感想文や学校で書かせるおきまりの遠足の作文などで、文章を書くことが苦手だと思い込んでしまう、面白くないと思い込んでしまう子どもは多いんじゃないでしょうか?
でも、それは、読書感想文というのはこういうもの、と決めつけてしまう親の責任も大きいと思う。
で、そんな凡人大人の思い込みを払拭して、『夏休み読書感想文』の宿題を、楽しく価値あるものにしてくれるのが、わが国随一の国語作文指導者、宮川俊彦先生の「とっちゃまんの読書感想文書き方ブック」!
なんだ、また、宣伝か、と言うなかれ。これ、ほんとうにすごいです。どんなにすごいかというと、わたしの作文嫌いの息子は、小学校2年生のときにこれを読んで、コンクールで、神奈川県の部で入賞しました! 佳作でしたが、神奈川新聞にも出たし、表彰式で盾ももらった!
というのも、その年の夏休み小学校課題図書に完全対応。つまり、それぞれの本の『読解』のポイントが書いてある!
そのポイントがすごくて、大人も顔負けな鋭い視点、視点の転換などが、各学年の本ごとに、妥協なく書いてある。
子どもにこんなこと、わかるのかしら? と言うなかれ。
子どもは、大人が思っている以上に、鋭い視点を持っています。哲学者です。
この本に従って、書かせてみればわかります。
わたしの息子が証明している!!?
息子がお世話になったのは、10年前ですが、それもそのはず、毎年20年間、宮川先生は、だしてらして、昨年までは、小学館でした。今年から、宮川先生からの『ディスカヴァーからぜひ!」といううれしいオファーで、弊社から出させていただくことになりました。
その理由は、もう少しハイレベルにしたい、と。
ほんとうに、感想文というより、批評・評論の指導。それが、小学校1年生からほんとうにできてしまう。
さらに、課題図書以外にも、次のようなテーマや本での『読解』のヒントが!
『新型インフルエンザ』(日本の過剰反応についてとか)
『不況』(世界を知るいい機会)
『裁判員制度』(どうなるかじゃなくて、どうするかを考えよう、と)
『大きな木』(ギブアンドテイク以外の観点は?)
『にじいろのさかな』(うろこを与えて友達を作る。それでいいの?)
「王さまになれなかったカカサギ』(なんで、努力して変身する人を、みんな嫉妬して引きずり下ろそうとするのか?)
『雪女』(もし、男が最初から雪女とわかっていたとしたら?)
「鉢かずき姫」(鉢をかぶせた実母のほんとうの意図は?)
「長靴を履いた猫」(権力を握った末っ子が恩人の猫を疎ましく思う日はこないのか?)
『やせがえる負けるな一茶ここにあり」(なぜ、勝て、ではなくて、負けるな、なのかとか)
『早くしなさいっ』(お母さんの言葉)(時間について、考えてみよう)
そう、大人が読んでも、はっとすることだらけ。お子さんといっしょに、課題図書を読みながら、ご両親も、書いてみるといいと思います。
あっ、それとか、ひと味違った鋭い意外な視点からの記事を書きたいと思ってらっしゃるブロガーの皆さんにもおすすめ!
あ、文章の基本中の基本、形容詞ですませないこと。『面白かった』『楽しかった』『悲しかった』『すごかった」は、厳禁ですことよ。
以下に、折りたたんで、今年の小学生の課題図書リスト挙げておきます。
本書とあわせて、どうぞ!
追伸 息子が作文について、その後、どうなったかは、聞かないでください。それと、今日、通信簿を見るのが怖いです。向こうも見せたくないだろうが、こちらもできるものなら、見ないですませたい……。