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2009年5月30日 (土)

みん就フォーラムの盛況ぶりに思う「ニッポンの就職」 ●干場

今日は、以前ご紹介した「楽天 みん就フォーラム」。以前ご紹介したとおり、まわりは超大企業ばかりのところ、はたしてディスカヴァーのセミナーに何人入ってくれるのか? 一応80人の小さい枠にしたのですけれど、20人ぐらいだったら、何て言おうかな? とどきどき会場の六本木アカデミーヒルズ40に向かったところ……

1階のビルの前からリクルートスーツの長蛇の列。スタッフ用の貨物用エレベーターで、ようやく40階につくと、整理券、無事に全部配布完了で、立ち見の方もたくさんいらっしゃるとか。ほっ。

業界のお話とグーグルなど電子コンテンツのお話とか、ディスカヴァーの野望とかお話しして、無事終了。参加した学生の真剣なまなざしと鋭い質問に、質の高さを実感。

たいていは2割ぐらいいる、「だったら来るなよ!」と言いたくなる、聴く気のない学生は、約2名ぐらいしかおらず、また、こういうものをやったときのお楽しみの一つであるアンケートも、多くがぎっしり感想が書かれており、かえって就活の厳しさを感じた…。

(アンケートと言えば、「社長がかっこいい」とか「素敵」とかちゃっかり書いてくれる方も、毎回何人かいらっしゃいますが(そりゃ、すでに就活モードなわけですから)、今回もまた、いつもと同様、女子学生のみで、「女子モテですね」と社長室の面々に言われたのでありました。)

フォーラム全体は、昨年は1000名ぐらいのところ、午前中の段階で、すでに2000名を突破。4000名ぐらいまでいくのではと、主催側の方は、うれしい悲鳴で飛び回ってらした。

それにしても、みんな、まだ3年生なのに……ほんと、たいへん。何の因果でこんな時期に、就職になっちゃうんだろ、と、何年か先の我が息子のことを思うと、とても人ごととは思えない。
労働の流動性のためには手はいろいろあるけれど、新卒一括採用の見直しはぜひ、必要だと思う。だって、たまたま遭遇する景気の波で、就職が楽だったり氷河だったり、学生があまりにかわいそう。

そうじゃなかったら、昔(わたしたちの時代)のような4年生の10月解禁の、就職協定の復活。2年間も勉強ではなく就活に、落ち着かない日々を過ごすのは、やっぱり気の毒だと思うのですが……当の学生諸君はいかがですか? 

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コメント

大変な就職活動を戦い抜いて、弊社に入社した今年の新入社員を見て、思うことがあります。
「余裕がない!」
ことです。
6月に入る今でも、緊張がほぐれていません。
緊張感のない、新入社員も
「社会人の自覚がない!」
と一喝してきました。
でも、自分が新人だった2○年前を思い返すと、
「3年間は我慢しろ、3年たって我慢できないときに転職を考えろ!」
と古川教授に教えられて、生意気にも
「やめないのは教えがあるからだ!」
などと思っていたました。もちろん、やめても次があると考えていました。
今年の新人は、
「やめたら後がない!」
崖っぷちの思いでいるように見えます。
だからなのか、ゆとりがない。
このままでは、戦力になる前に、疲弊して、戦線離脱になりそうに思う。
2年後の新人は、入社式の時点で、疲労困憊していないか心配ですね。

干場社長さま。

先日、就職活動を終えました地方大学4年の者です!
ほやほやの就活体験をお話しいたします(笑)

就活は大変不安なものというイメージでしたから、2年生の頃から、3年生用の就職セミナーに潜り込んだり就職課に相談に行ったりしていました。

でもこれは、例えるとするならば…
「手段としての英語を勉強」していても、「果たして英語を使って何を伝えたいのか」の中身の部分を育てることは出来ないと思い直し…

一転、学生生活を謳歌し始めました!早くから就活準備をしている自分が馬鹿らしくなったといいますか…。


就活サイトが『まだ間に合う?!』とか『もう持ち駒がない!!』とか見出しを付けて配信してくるメールマガジンが気に入らなかったので、ひとりで反発したりもしました。
「不安ばかり煽って、人は沢山動くかも知れないけど、『働きたい場所を探す』ってもっとポジティブなものの筈だ」と。


結局ご縁を頂けるのは2〜3社でも1〜2社でもなく、たった1社、です。
『持ち駒』なんて失礼ではないのだろうか?大量の内定を保持することの意義は?
企業を多く受けるほど1社1社への比重が薄くなるために、1ヶ月複数の内定を保留してまだ決められない人も知っています。

「採用試験は全部で5社受けた」と友人に報告したら、
「すごい!不安だからそんなに絞れなかったよ〜、40社くらい受けた!」と驚くのでビックリしました。
私の8倍動いてたのか?!それじゃあ就活ほんとうに大変です…。

私は、エントリー可能な企業の数を10社前後に制限しても充分だと思いますが…
もう、むやみに数を受けまくる就活スタイルはおかしいのではないでしょうか?

その不安を煽ったのは一体何なのでしょうね???

長々と書いて参りましたが、読んでくださってありがとうございます!

シンさま
内定、おめでとうございます。受けたのは5社とは、私たちの頃と余り替わりませんね。わたしは出版社2社と、滑り止め一般企業1社、公務員2個(裁判所と心理)でした。おっしゃるとおりだと思います。

>私は、エントリー可能な企業の数を10社前後に制限しても充分だと思いますが…
もう、むやみに数を受けまくる就活スタイルはおかしいのではないでしょうか?

私も同感です。

>その不安を煽ったのは一体何なのでしょうね??

就活支援産業だと思います。転職だって、そうです。最初、何かのニーズがあっても、それに応える企業が出来ると、その企業と似たような企業の拡大に応じて、無理矢理ニーズがつくられる。

採用する側の一般企業の側も、余計な出費を促されているように思います。

みん就フォーラムでの講演とてもおもしろかったです。
インターンシップのフォーラムでしたが中には大学4年生もいたみたいです。私は今年就活組みですが昨日の時点であれだけ人がいるとあせります。出版業界も厳しいと聞いていましたが、昨日の講演でDISCOVERのビジネスプラン(中長期経営計画)を聞き「ピンチはチャンス」を実感しました。言葉足らずで上手く表現できませんが、社長の姿勢を見てパワーをもらいました。

活気あふれる素晴らしい講演をありがとうございました!

タカコさま
講演を聴いてくださっていたのね。ありがとう!! そうですか、4年生もいらしたのね。
パワーを差し上げることが出来たのなら、何より!です。わが社の2010年度の新卒採用はもう終わりましたが、タカコさんの就活の成功を、応援しています!

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*PROFILE*

  • 干場弓子

    ディスカヴァー・トゥエンティワン取締役社長。魚座。愛知県立旭丘高校、お茶の水女子大学文教育学部卒業。新卒時、世界文化社入社。「家庭画報」編集部等を経て、1984年、ディスカヴァー・トゥエンティワン設立に参画し、現在に至る。夫と高校生の息子との3人暮らし。好きな言葉は、「Tomorrow is Another Day」。スカーレットの言葉です。理想の男性は、レット・バトラー。もしくは、クラーク・ケント(スーパーマン)。夫は、どちらにも、似ていない。


    社長室のメンバー

    田中亜紀社長室チーフ WEB関連&新規事業担当。趣味はバレエ・お酒・銭湯めぐりなど。最近、モツ焼き屋のおひとり様デビューを果たす。

    谷口奈緒美
    社長室 営業推進、web書店管理担当。
    入社4年目、田中チーフと同期。趣味は占いと合コンと舞台鑑賞。エビちゃんと同郷なのが自慢。

    大竹朝子
    社長室 広報・採用担当。新卒入社3年目。社長室末っ子としてノビノビ育つ。好きなものは、お刺身とビール(夏は野外)。