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2009年5月13日 (水)

大日本印刷が丸善、主婦の友、ジュンク堂などにつづいて、今度はブックオフを! ●干場

弊社のコセキが社内向けに勝手に発行しているメルマガ(?)「気になるニュース」より、ちょっと業界の話題。

昨年、ブックオフが、倒産した青山ブックセンター、流水書房、ならびに、YCC TSUTAYA(22店舗)を買って話題になったと思ったら、そのブックオフの筆頭株主に、今度は、大日本印刷がなった。

ブックオフは、業績悪化や不正経理問題などで、筆頭株主が創業者から銀行に変わっていたところ。かたや大日本印刷は、昨年、丸善、図書館流通センターを子会社化したほか、最近では、ジュンク堂、主婦の友社とも業務提携。
いつのまにやら、出版流通のキーを握らんとの勢い(そのライバル、凸版印刷は、どう出るの?)。

今回の株の取得には、中古書籍市場の広がりに不安をいだく大手三社、つまり、講談社、集英社、小学館も加わっていて、その内訳は、

大日本印刷株式会社  6.60%
丸善株式会社  5.57%
株式会社講談社  4.29%
株式会社集英社  4.29%
株式会社小学館  4.29%
株式会社図書館流通センター  3.86%

とのこと。このうち、前述のように、丸善と図書館流通センターは、大日本の子会社なので、合計すると、18%。

詳しくは、大日本印刷プレスリリースと、ブックオフのプレスリリースに。

大手はいろいろ進めているな。

大手3社は、ブックオフの店舗を使って、書店経営もするの? 
正直、この分野に対しては、まだあまり考えてこなかった。したがって、ごめんなさい。ただ、情報なだけで、うまくコメントできない。

私としては、気になるのは、出版著作権外のところでの本の流通が拡大することに、コンテンツ制作者の意欲とか権利とか、それを踏まえた将来へ向けてのコンテンツの育成の問題から、なんとかならないかということだが、もちろん、法律的には何ら問題はない。
だったら、その法律を変えればいいと思うが、そういう動きはもはやないし、いろいろ考えると、再販制の問題との絡みとか、いろいろ出てくる。きっと、将来のコンテンツ提供が、既存の本というパッケージ主流でなくなったとき、きっと、今のさまざまな矛盾は解決するのだろう。その代わり新しい課題がまた生まれるだろうが。

いまはただ、この提携がどういう形になって現れるのか、ようすを見るしかないか。

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コメント

干場社長さま、こんにちは。
hoshi-zoraです。ご無沙汰しております。

>将来のコンテンツ提供が、既存の本というパッケージ主流でなくなったとき、

最近、キンドルという米アマゾンで話題の電子書籍というのでしょうか。気になります。
 ⇒ http://www.amazon.com/dp/B0015TCML0
このキンドルがリーズナブルな価格になって、コンテンツも充実してくると、出版の流通は、随分、変わるかもしれないなあと思います。
今は、書籍代15ドルくらいが、キンドルでダウンロードする場合、9ドルくらいになっているものがあります。著者さんの印税は、今と同じ10%くらいのようです。

まあ、hoshi-zoraさん、ほんとうにおひさしぶりです。
電子コンテンツがらみのこと、いろいろかんがえてることありますが、もう少し整理したら、書きたいと思います。

b@xyb4jw@

http://d.hatena.ne.jp/chakichaki/20090509
http://d.hatena.ne.jp/chakichaki/20090513

http://www.ronso.co.jp/netcontents/chronicle/chronicle_11.html

「日本で最も読み手視点が出来る出版社社長」という記事に導かれ たまたま訪れてバックナンバーなど読みました

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*PROFILE*

  • 干場弓子

    ディスカヴァー・トゥエンティワン取締役社長。魚座。愛知県立旭丘高校、お茶の水女子大学文教育学部卒業。新卒時、世界文化社入社。「家庭画報」編集部等を経て、1984年、ディスカヴァー・トゥエンティワン設立に参画し、現在に至る。夫と高校生の息子との3人暮らし。好きな言葉は、「Tomorrow is Another Day」。スカーレットの言葉です。理想の男性は、レット・バトラー。もしくは、クラーク・ケント(スーパーマン)。夫は、どちらにも、似ていない。


    社長室のメンバー

    田中亜紀社長室チーフ WEB関連&新規事業担当。趣味はバレエ・お酒・銭湯めぐりなど。最近、モツ焼き屋のおひとり様デビューを果たす。

    谷口奈緒美
    社長室 営業推進、web書店管理担当。
    入社4年目、田中チーフと同期。趣味は占いと合コンと舞台鑑賞。エビちゃんと同郷なのが自慢。

    大竹朝子
    社長室 広報・採用担当。新卒入社3年目。社長室末っ子としてノビノビ育つ。好きなものは、お刺身とビール(夏は野外)。