実はわたし……女子好み? ●干場
久しぶりに、文藝春秋社のY子さまからお電話。
彼女は、高校の1年上の先輩で、そもそもわたしがこの業界をめざしたきっかけとなった方。
はい。あこがれの先輩でした。いつか書きましたが、高校は、450人中女子が90人の、女子としては何とも恵まれた環境でしたが、わたしが高2のときに、勇気を振り絞ってチョコをあげたのは、彼女!!
だって、背がすらっと高くて(条件1)、おしゃれで(条件2)、キレイで(条件3)、しかも頭がいい!(だって、東大行かれましたもの! いまのように菊川怜も高田万由子もおらず、かっこいい東大女子なんて超レアな存在でした!)
そしたら、Y子さまも、わたしのことを知っていて気に入ってくださっているというではありませんか! きゃー、ということで、彼女が東京に行き、わたしが高3の1年間、文通(! メールはないので)していました。
東京に来てからも、当時一番とんがっていたディスコ(いまでいうクラブですね)、赤坂のビブロス、六本木のええと、忘れた、ともかく、いろいろご指導(!)いただいて。彼女が、流行通信に就職したので、わたしも雑誌を目指し、その後、今に至るわけです。
考えてみたら、中学1年の時も、先の条件1,2,3の同級生にあこがれて、むりやり友だちになっていました(彼女には、すでに金魚のフンがついていたので、3人というおじゃま虫状態となり、そのときはじめて、人間関係における『3』という数のドラマを知りました)。
と思ったら、実は、先日、何十年ぶりかに、また、そのクセ(?)が!!
というのも、ここ2年くらい、たまーーに、乗り換えのホームでみかけるすてきな女性が気になっていました。お歳は60歳ちょっとかな? でも、でも! 背はすらーっと65センチ以上。顔は小さいし、姿勢はいいし、なにしろ、いつも全身シャネル。それも全然嫌みじゃない、ものすごく賢そうな、きりりとしたシャネルの着こなし。
セレブっぽいけど、朝の電車に乗るってことは、運転手付の車には乗れない、ワーキングウーマン(わたしとおなじだ…)。元モデルか? いったい、おぬし、何者?
ずーーと、気になっていて、先日、怒濤の忙しさの中で、頭のねじがゆるんでいたのか、とうとう声かけちゃいました! わざわざ同じ車両に乗りこんで。
はい、思いっきり引かれました。不信感500%って顔してました。
そりゃそうですよね、宗教の勧誘か、怪しい証券の勧誘だって、思うわよね、やっぱり。
あわてて、名刺出したけど、かえって引かれたみたい。出版社の社長って、その出版社名を知らない場合、ものすごく怪しい職業ですね、考えてみると。
でも、聞き出しました。何者かを。シャネルの本社で働いている人でした。考えてみたら、当たり前。で、わたし、顧客です、と言ったけれど、こういうときに限って、担当の人の名前とかでてこないんだな、これが。
というわけで、シャネルのすてきなお姉様、けっして怪しいものではございません。
わたしの向こう10年のモデルとさせていただきますので、よろしく!?
それにしても……わたしのこの積極性、男性に対しても発揮することができてたら、人生変わっていたかも??







































































