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2008年4月

2008年4月29日 (火)

全国の新入社員に告ぐ シゴトに関する名言ベスト10 その2 ●干場

働く理由』の中で、特に私が共感する言葉ベスト3は、いずれも、わたしが入社前後の新入社員に言うのと、ほとんど同じ言葉。

まず、ほとんどどころか、まるっきり同じで、ちょっと自分の独創性と経営者としての自信が揺らいじゃった言葉!を(今年のわが社の新入社員諸君、読んでるかい?)。

ーー仕事の95%は繰り返しのルーティンワーク。でも、残りの5%をどうふくらませるかで仕事を面白くできるかどうかが決まる。
どこかに面白い仕事がないかと探すんじゃなく、目の前の仕事を面白くする方法を探すことのほうが重要。たのしいことをするんじゃなくて、することを楽しんでみる。
(#49 松永真理)

ーー夢をかなえるのだとなんだのと言っても、毎日はとても地味なものだ。(中略)そういう細かいことにひたすら追われるだけだ。それがつまり、夢をかなえると世間で言われていることの全貌だった。(#60 よしもとばなな)

ーー下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ。(#50 小林一三)


というわけで、11個目になってしまうが、最後は、大好きな織田信長の言葉でしめたい。

ーー仕事は探してやるものだ。自分が創り出すものだ。与えられた仕事だけやるのは雑兵だ。

働く理由が必要な時代? シゴトに関する名言ベスト10! その1 ●干場

Photo以前、就活中の方々にお勧めする本として取り上げた『働く理由』、実は、新入社員の方から中堅の方まで、幅広くご支持いただいていて、昨年の夏の発行ながら、まだ売れている。

昨年4月発売の勝間さんの「年収10倍アップ勉強法」や9月発売の小宮さんの「ビジネスマンの「発見力」養成講座」などと比べると、地味ながら、実は、累計売上げは、ほとんど同じ。

わが社のエース編集者であり編集長の(部長ではない。部長はフジタ君なので)チバ君の編集だ。

これは、著者の戸田智弘さんが、おもに、仕事や働くことの意味に立ち止まる若い人に向けて、古今東西の有名人から99の名言を引用しつつ、キャリアカウンセラーとしての自身のシゴト論を展開したもの。

まさに、
「#87 生きるために働く必要がなくなったとき、人は人生の目的を真剣に考えなければならなくなる」(ケインズ)というわけだ。
(それにしても、やっぱり「結婚」とパラレルですね。特に女性にとって、「生きるために結婚する必要がなくなったとき、女は人生の目的を真剣に考えなければならなくなる」……)

99のうち、わたしが共感している『名言』をいくつか挙げてもいいですか?

まず、「やりたいことが見つからない」と言って、モラトリアムしている方へ。

ーーそもそも、やりたいことがない、っていうのは、そんなにだめなことなんだろうか。
私はそうは思わない。やりたいことなんてなくてもいい。むしろないほうがいいとすら思っている。あんまり今の自分のやりたいことに凝り固まってしまうと、自分もまだ知らない、本当の自分のやりたいことを見逃してしまう。
(#13 玄田有史)

ーー興味があるからやるというよりは、やるから興味ができる場合がどうも多いようである(#18 寺田寅彦)
ーー一生のうちで一番大切なのは職業の選択である。ところで、それを決めるのは、偶然なのだ(#22 パスカル)

たしかに、私も今の仕事を天職のように感じているが、もっとほかの仕事でもできたような気がするし、そしたらそうしたで、やっぱり天職と感じていたと思う。高校のあのとき、大学のあのとき、社会人になってからのあのとき。いろいろな「あのとき」が積み重なっての「偶然」の結果だ。

さて、『ワーク・ライフ・バランス』という言葉はより、丹羽宇一郎さんの『ワーク・ライフ』のほうが、個人的には性に合う。
ーーすべての人生のことは「させられる」と思うからつらかったり惨めになるので、「してみよう」と思うと、何でも道楽になる。(#96 曾野綾子)

わたしにとっても、仕事は道楽。生きることそのものも道楽。幸せです。

でも、その「幸せ」の理由は、仕事の業務そのものよりも、そこにある「居場所」から。

ーー若い人たちはよく「生き甲斐がない」と言います。しかし、それは当たり前です。孤立した人間には生き甲斐はない。生き甲斐は人間関係です。(#85 石川達三)

ーー「仕事=金儲け」という効率のよさを選んで、日本人は「仕事から派生する人間関係の幸福」を捨ててしまった。仕事の効率が悪いほうが、そこで働く人間たちは豊かな人間関係を持つことができる、そういう考え方をもう一度してみるべきだと思う。(#80 橋本治)

2008年4月26日 (土)

凹まない編集者の秘密 ●干場

Isbn9784887596283 3月の新刊の『凹まない人の秘密』、とくにプロモーションもなく、私も取り上げることもなく、ひっそりと出していたのに、アマゾン3桁! なぜ? と思ったら、smoothさんが『マインドマップ的読書感想文』で、取り上げてくださっていたんですね!! ありがとうございます!

凹んでもいい、すぐに戻れればいいんだ!というこの本の編集担当、フジタ出版部長も実は、ほんとに凹まない人。というか、正確に言えば、ひょっとしたら凹んでいるのかもしれないけれど、すぐ戻る、ほんと、柔軟性のあるタフなヤツです。

なにしろ、この私と、もう20年近くいて、東大出てるというのに、始終説教されたり、私が飽きた仕事を押しつけられたりしているのですから(?)、ほんと、凹まないヤツでなければ、やっていけませんよね(と、言われる前に言っておこう)。

というと、がっしり系のみるからにタフな男を想像するかもしれませんが、ほっそりとした(本人はおなかがメタボと言っているが)色白の、白魚のような指をした男です。あと、頭はすっきりしています。

さて、ディスカヴァーの創生期、当時私を入れて5人のスタッフのうち、3人がほぼ同時に辞めることになって、さすがの私も、「みんなのためにと思ってがんばってきたのに、みんなが続けたくないなら、わたしも、もうやめてもいい。お金に困っているわけじゃないし、自分のためだけなら、ほかにもいろいろできる自信あるし」などと言って涙ぐんでしまった(←なんせ当時は私も30そこそこ。あと、それが仕事で涙を見せた最初で最後←いまのところ)ことがあったのですが(今も会社というのは、自分だけのためというより、自分とみんなのため、という気持ちのほうが強いです)、そのとき、「ぼくは、どんな形であれ、本に触れている仕事を続けていきたい。そのために続けてほしい」と言ったのがフジタ部長。

それを聞いて、わたしは、ひとりでもそういう人がいる限り続けていこうと、決意も新たにしたのでした。本当はフジタのためではなく、自分のためだったと思いますが、でも、そのときは、誰かのためとでも思わなければ、とてもできませんでしたひとりでも自分を必要とする人がいる限り、その人のためと思うことで、エネルギーがわきました(←ということは、ディスカヴァーがいまあるのは、フジタ君のおかげですね!)。

人は、誰かのためにこそ、力が出せる

と、そのとき実感しました。今もそう思っています。自分のためだけに出せる力なんて、たかがしれています。

Photo というわけで、『凹まない人の秘密』、smoothさんのブログへの多くのかたのコメント通り、お勧めです。くわしくは、smoothさんのブログで。それと、ご購入も、そちらからか、もしくは最寄りの書店様からどうぞ!

ビジネス書を中心に、ものすごく繁盛している書店の1つ、ブックストア談浜松町さんでも、ご覧の通り、力の入った展開をしてくださっています!(看板だけでなく、平積みした本も、凹の形しているの、おわかりいただけます?) 

*PROFILE*

  • 干場弓子
    ディスカヴァー・トゥエンティワン取締役社長。魚座。愛知県立旭丘高校、お茶の水女子大学文教育学部卒業。新卒時、世界文化社入社。「家庭画報」編集部等を経て、1984年、ディスカヴァー・トゥエンティワン設立に参画し、現在に至る。夫と息子との3人暮らし。好きな言葉は、「Tomorrow is Another Day」。スカーレットの言葉です。理想の男性は、レット・バトラー。もしくは、クラーク・ケント(スーパーマン)。夫は、どちらにも、似ていない。
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